名称:Rusizi National Park
公式・関連サイトURL:https://goo.gl/4AX8o4
タンザニアとコンゴ民主共和国、そしてルワンダに囲まれたアフリカ中部の内陸国ブルンジ。多数派のフツ族と少数派のツチ族の間で、2005年まで内戦が続いたことで知られています。その首都ブジュンブラは、水深世界2位のタンガニーカ湖の湖畔の町です。
まだまだ凄惨な内線からの復興の途上にありますが、観光客向けのスポットや施設も増えてきています。また、標高が2000mほどあるため、赤道に近いにも関わらず比較的涼しくて過ごしやすいんですよ。
単独での外出には注意が必要ですが、ブジュンブラ周辺の観光スポットをご紹介しましょう。
目次
ブルンジ共和国の首都ブジュンブラ周辺の観光スポット3選
1.ルシジ国立公園
ルシジ国立公園は、ブジュンブラの西を流れるルシジ川沿いに、河口のデルタ地帯まで広がる自然観光スポットです。園内には大きな池もあり、自然そのままの動物たちの姿を見ることができますよ。とくに野鳥が多いことで知られ、バードウォッチングの名所でもあります。
また、カバを保護しているのも特徴。野生のカバの生息域は近年急速に減少しているため、ルシジ国立公園はブジュンブラ近郊に暮らすカバたちの貴重な楽園となっています。たくさんのカバたちがのんびり池で泳いでいる姿は、なんとも涼しげ。時期によっては子カバと親カバのふれあいも眺めることができるので、ブジュンブラ観光に癒やしを求めることもできますよ。
2.リビングストン-スタンリー記念碑
リビングストン-スタンリー記念はブジュンブラの南方12kmほどのところにある観光スポット。1870年11月10日、アフリカ探検の途上で消息を絶ったデイヴィッド・リヴィングストン博士と、捜索に当たったヘンリー・モートン・スタンリーが再会を果たしたことを記念して建てられた石碑です。
ですが、実際に2人が対面したのは、ブジュンブラではなく隣国タンザニアの同じくタンガニーカ湖畔にあるウジジというところでした。ここが誤って再会の場とされたのは、2人がこの地の部落に歓待されて2晩を過ごしたという記録が残っているのを勘違いしたためといわれています。
とはいえ、2人の高名な探検家にまつわる場所であることには変わりなく、ブジュンブラの歴史の一端を語る観光地といえるでしょう。記念碑とともに写真撮影としゃれこんで、冒険家気分を味わってみませんか。
名称:Livingstone-Stanley Monument
住所:Mugere, Bujumbura
3.爬虫類園
爬虫類園は、ブジュンブラの中心部にある観光スポット。ワニやヘビなどの爬虫類を中心に飼育されている動物園です。のそのそと動くアリゲーターは、一見地面や池と同化して見えるので、よく目を凝らしてさがしてみましょう。
爬虫類と触れ合えるコーナーもあり、観光客に人気です。どう猛なイメージのある蛇に触ってみることもできますよ。しっとりとした独特のうろこの質感はもしかしたらやみつきになってしまうかもしれませんよ。
また、ブジュンブラのローカルダンサーたちのダンスショーも行われています。迫力も見応えもあるので、ゆっくり時間をとって観光してみてくださいね。
名称:Reptile Park
住所:Rue de la Victoire, Bujumbura
◎まとめ
ブジュンブラの目の間に広がるタンガニーカ湖は、世界でもとくに固有種が多く生息していることで有名な古代湖です。そんな貴重で雄大な湖を眺めながら、ブジュンブラでアフリカの自然や歴史に思いを馳せてみる旅はいかがでしょうか。