南シナ海に浮かぶ小さな島！マレーシア・ラブアンの観光スポット5選

南シナ海に浮かぶマレーシアの小さな島、ラブアン島。日本人にはあまり知られていないラブアンですが、実は第二次世界大戦時には「前田島」という名前に改名された歴史を持つ日本と縁深い島なのです。現在は、マリンスポーツやバカンスを楽しめるリゾートアイランドとして、近隣国からもたくさんの観光客が訪れています。のどかな雰囲気の小さな島ですが、街中へ行けば博物館や美術館、動物園など、子供から大人まで楽しめる観光スポットが目白押しですよ。それでは、ラブアンの人気スポットを5ヶ所をご紹介していきましょう！

1.ラブアン博物館

街の中心部に位置するラブアン博物館には、民族衣装や民族楽器、実際に使われいた農機具など興味深い展示物がたくさんあります。昔の街並みを再現したジオラマや生活の様子を表したコーナーなど、目で見て楽しめるよう工夫が凝らされているので、お子様と一緒の観光にもおすすめです。

他にも、この地を占領していた日本軍やイギリス軍、第二次世界大戦にちなんだ展示もあり、ラブアンの歴史を学ぶにはとっておきのスポットといえるでしょう。規模はさほど大きくありませんが、観光の出発地点としては最適です。また、博物館の隣にはインフォメーションセンターがあり、宿の手配や道案内などラブアンに関する情報提供を行っています。観光中に困った時は迷わずここを訪れると良いですよ。

2.ラブアンビーチ

島での観光といえばやはり海水浴ですよね。透明度の高い透き通った海が特徴のラブアンビーチは、海外からの観光客にも大人気。マリンスポーツを楽しんだり、のんびりと休暇を過ごす人々が世界各国から訪れます。

海に潜れば美しいサンゴ焦やカラフルな魚たちに会うことができますよ。白い砂浜で日光浴楽しむのもおすすめ。ただし、日差しが強めなので日焼け止め対策は必須です。ラブアンビーチはサンセットが美しいことでも有名なので、夕暮れ時を狙ってデートに訪れてみてはいかがでしょうか？

3.ラブアン・マリン・ミュージアム

お子様と一緒の観光を楽しむならラブアン・マリン・ミュージアムがおすすめ。ここはラブアン島周辺に住む海の生物を展示する水族館で、ヒトデやカニに触れることができるタッチプールから鯨の標本まで幅広い展示が人気です。

水族館の建物を出ると目の前に広がるのはきれいなビーチ！ボランティアによる清掃が定期的に行なわれおり、常にきれいに保たれているため、散策するととても気持ちが良いですよ。また、すぐ近くにはラブアン島で唯一の日本料理店もあるので、日本食が恋しくなった時はここを訪れてみてくださいね。

4.アンヌール・ジャメ・モスク

ラブアンのシンボルとも言うべきアンヌール・ジャメ・モスクは、ラブアンに住むイスラム教徒たちが礼拝を行う施設です。1987年に完成したばかりの比較的新しいモスクで、近未来的なドーム型の外観はとても美しく訪れる観光客を魅了します。

このモスクはお祈りの場所としてだけではなく、図書館や会議室、VIPの休憩室としても利用されているそうですよ。建築物としても見応え充分のアンヌール・ジャメク・モスクは、ラブアンに来たら一度は見ておきたいおすすめの観光スポットです。

5.バードパーク

マレーシアのみならず、世界各国の様々な鳥たちを見ることができるバードパーク。ここでは色とりどりのクジャクやオウム、フクロウなどが放し飼いにされており、間近で見たり触れあうことができます。オウムを腕に乗せて写真を撮ることもできるそうですよ。

バードパーク内には、鳥たちを眺めながら一休みできる休憩所やお土産店、遊具完備の広場もあるので、休日は特に家族連れで賑わっています。美しい海やビーチも良いですが、陸の自然を楽しめるのもまたラブアンの魅力の一つではないでしょうか？自然豊かなラブアンで、新たな発見と体験をお楽しみください。

◎まとめ

島自体の規模は小さいながらも、自然から歴史まで幅広く楽しめるスポットが揃っていますよね。もちろん、レストランやファストフード店、コンビニ、デパート、ナイトクラブなど施設も充実しているので、あまり人に会わずのんびりと休暇を楽しみたい方にはうってつけの街といえるでしょう。隣国ブルネイとあわせて訪れてみるのもおすすめです。

南シナ海に浮かぶ小さな島！マレーシア・ラブアンの観光スポット5選