世界最高峰エベレストのふもとに広がるネパールの世界遺産!

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世界最高峰エベレストのふもとに広がるネパールの世界遺産!

インドと中国チベット自治区に隣接する国ネパール。世界最高峰のエベレストがあり、ヒマラヤ登山の玄関口としても栄えています。そんなネパールには、ユネスコに登録された世界遺産が4つあります。文化遺産のカトマンズ盆地と仏陀の生誕地ルンビニ、自然遺産のサガルマータ国立公園とチトワン国立公園の魅力溢れる世界遺産ばかり。さらにネパールの世界遺産はどれも比較的アクセスしやすい場所にあり、旅行にもオススメなんですよ。今回は、ネパールにあるそれぞれの世界遺産の魅力をたっぷりとお伝えします!

目次

世界最高峰エベレストのふもとに広がるネパールの世界遺産!

1. サガルマータ国立公園

出典: commons.wikimedia.org

ネパールで最も有名な世界遺産といえば、世界屈指の高峰が連なるヒマラヤ山脈のふもとに広がるサガルマータ国立公園でしょう。世界遺産への登録は1979年、もちろん一番の見どころは地球上最高峰のエベレスト(ネパール語でサガルマータ)です。サガルマータ国立公園内の標高3848メートルに建つ、世界で最もエベレストに近いホテルも見逃せません。窓から見える絶景はネパール1の雄大さですよ。

世界遺産サガルマータ国立公園では、この場所でしか棲息しない植物や珍しい動物たちに出逢うことができます。エベレストと聞くと簡単に行けないイメージがありますが、アクセスの良いサガルマータ国立公園なら気軽に世界遺産観光ができるのでオススメです。

2. 仏陀の生誕地ルンビニ

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ネパールを代表する世界遺産が仏陀の生誕地ルンビニ。ネパール南部に位置するタライ平原の小さな村です。ガウタマ・シッダールター、つまり仏教におけるお釈迦様の生誕の地として知られています。ルンビニで最大のマーヤー・デーヴィー寺院の周りには、お釈迦様にまつわる様々なエピソードが残った名所があり、世界中から仏教徒が訪れる世界遺産です。

ルンビニはネパールとインドの国境からも程近く、比較的アクセスしやすい世界遺産で常に観光客で賑わっています。周囲の村にもホテルはありますが、実は寺院にも宿泊施設が完備されており、観光客であってもルールさえ守れば安価で滞在することが可能です。ぜひ世界遺産の村で一夜を過ごす貴重な体験をしてみませんか?

3. カトマンズ盆地

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標高1300メートル、かの有名なヒマラヤ山脈の中腹に位置するカトマンズ盆地。ネパールの首都カトマンズとパタン、バクタプルの3つの都市から成り立っており、1979年にネパールの世界遺産として登録されました。標高は高くても緯度は沖縄とほぼ同じで、1年を通して温暖な気候は自然や作物に恵まれた豊かな土地です。

世界遺産に選ばれた理由は、ネパールの中でも独特の発展を遂げたのが理由のひとつ。特に珍しいのはクマリの文化です。クマリとは様々な厳しい条件をクリアした少女が神として選ばれ、初潮を迎えるまで人々の信仰の対象となります。クマリの館に住み、もし顔を出している時に出会えればとても運がいいんですよ。

世界遺産であるそれぞれの町には、寺院や王宮など多くの歴史的建造物が残されており、見どころも満載です。

4. チトワン国立公園

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チトワン国立公園はネパールで最初に世界遺産に登録された国立公園。ネパールの大部分を占めるヒマラヤ山脈のふもとに位置し、その広大な敷地はアジアで最も原生林が残る公園としても有名です。絶滅危惧種のインドサイやロイヤルベンガルトラなど40種類以上の哺乳類、さらに500種以上にも及ぶ野鳥たちの保護区にもなっている世界遺産なんですよ。

朝方には1年を通して朝霧が立ち込め、昼間の世界遺産とは少し違う幻想的な景色を見ることができますよ。さらにアクティビティも豊富で、ゾウ乗りやラフティングなど、世界遺産での体験はネパールに訪れた何よりの思い出になりますね。

◎まとめ

いかがでしたか?今回はネパールにある4つの世界遺産についてご紹介しました。世界最高峰のヒマラヤ山脈のふもとに広がる数々の世界遺産は、どれも独特でネパールならでは。長い歴史を持ちながら、今もなお今日も人々を魅了して止みません。ネパールだからこそ出逢える絶滅危惧種の動物たちやネパール文化など、たっぷりとネパールの魅力を満喫できる世界遺産ばかりです。ぜひ、想像を超える感動を味わいに訪れてくださいね。

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