アフリカ西部ブルキナファソの首都ワガドゥグーのおすすめ観光スポット4選

アフリカ西部の内陸国ブルキナファソ。そのほぼ中央に位置する同国の首都ワガドゥグーは、人口160万を超えるアフリカ内陸有数の大都市です。

ワガドゥグーは、11世紀にワガドグ王国の首都として建設された長い歴史をもつ町。他方で、アフリカ最大の映画祭の一つである「FESPACO」が2年ごとに開催されるなど、文化的な側面も持ち合わせています。

そんなワガドゥグーには観光スポットも点在しています。アフリカの民族音楽に触れられる博物館や活気のある食べ歩きスポット、中には珍スポットまであるんですよ。ワガドゥグーの観光スポットを厳選して4ヶ所ご紹介しましょう。

1.ワガドゥグー大聖堂

ワガドゥグーの中心部に建つワガドゥグー大聖堂は、1934～36年にかけて建設された西アフリカ地域でも最大級の教会の1つです。

建材として、ブルキナファソの伝統的なレンガである「アドベ」を使用しているのが大きな特徴。ロマネスク様式の直線的で素朴なデザインと赤茶色のアドベがあいまって、ヨーロッパでは見られない独特の趣を醸し出しています。

アドベには建物内の熱を吸って外に放出する性質があるので、ワガドゥグー観光で汗をかいたときなどに、涼を求めて訪ねてみると良いかもしれませんね。

2.ナーバ・クームのモニュメント

ワガドゥグー中央駅の駅前には、ナーバ・クーム庭園があります。20世紀前葉にワガドゥグーを首都とするモシ王国の王であったナーバ・クーム2世にちなんで名付けられた広場ですが、注目すべきはそこに建つ不思議なモニュメント！

水を注ぐ器を両手に持つ女性をモチーフとした像で、ワガドゥグーを訪れる人々を歓迎するためのものなんだとか。高さ6mのこのモニュメントは、ワガドゥグー中央駅を出てまず目にするはずなので、観光の手始めにしっかりチェックしておきましょう。

3.ワガドゥグー国立音楽博物館

西アフリカの文化の発信地としても発展しつつあるワガドゥグーには、民族音楽に気軽に触れられる博物館があります。ワガドゥグー中央駅から歩いても行ける音楽博物館には、さまざまな民族のさまざまな楽器が一堂に会して展示されています。

なかにはどうやって演奏するのか、どんな音色を奏でるのか想像がつきにくいものもあるでしょう。ですので、観光する際はツアーガイドに申し込むのがおすすめですよ。

4.バングル・ウェオゴ公園

ワガドゥグーの住宅街に囲まれたバングル・ウェオゴ公園。百万都市の中にあるとは思えないほど、自然豊かな環境が広がっています。

ここにはアフリカの動物たちが当たり前のように暮らしていて、大都市に居ながらにして動物や植物の見学ツアーも楽しむことができます。

周辺にはレストランや子供用のアスレチック・パークなどもあるので、ワガドゥグー市内に宿をとっていても気軽にアフリカの自然に触れることができますよ。

◎まとめ

ニジェールの首都ニアメー、マリの首都バマコと並び、西部アフリカ内陸の拠点都市となっているワガドゥグー。周辺地域を旅する際には、ぜひワガドゥグーでも観光の時間をとってみてくださいね。

アフリカ西部ブルキナファソの首都ワガドゥグーのおすすめ観光スポット4選