中華人民共和国建国者・毛沢東の出身地、長沙のオススメ観光スポット

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中華人民共和国建国者・毛沢東の出身地、長沙のオススメ観光スポット

中国中南部にある長沙。古い歴史をもつ長沙は湖南省の省都、経済の中心都市です。日本人にはあまり馴染みがない都市ですが、中華人民共和国を建国した人物、毛沢東の出身地ということから中国では特別な都市として知られています。

現在は中南部の重要な商業都市でもあり、多くの日系企業が進出してきています。歴史的建造物がたくさんあり観光産業も栄えているので、多くの外国人観光客が訪れています。今回はそんな長沙におけるオススメ観光スポットを紹介していきます。

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中華人民共和国建国者・毛沢東の出身地、長沙のオススメ観光スポット

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1.長沙海底世界

最初に紹介するのは長沙の水族館、長沙海底世界。2階建てになっており、1階には海にいる魚がたくさん展示され、日本で見たことないような魚もいます。1階のメインは透明のトンネルで、円状になっている水槽の中を歩いて進みます。まるで海の中にいるような感覚になれますし、魚を見上げることができるので幻想的です。

2階には魚以外の生き物でペンギンやオットセイ、ホッキョクキツネがいます。ここのメインはイルカのショー。1日に数回、1回約30分で開催されているので時間を合わせてぜひ見てみてください。また、施設の隣にはプールもあるので、夏場は水族館とプールを同時に楽しむことができます。

2.都正街

都正街は昔の中国の街並みを再現し、京都の町屋街に似た作りの街です。綺麗に整備されており、お土産店やレストランも街の風景を壊さないようなレトロな作りになっているので、散策するだけでも楽しいです。夜になるとライトアップされるので、日中とは違った風景が見れます。

中国の都会というと空気が汚く、車の往来が多く、高いビルが立ち並ぶイメージがあると思います。都正街は、古い建物と静かな環境が見どころなのでぜひ立ち寄ってみてください。

3.太平街

長沙の中心にある太平街は、観光客向けのお土産店がたくさん並ぶ商店街。服や装飾品、掛け軸などの商品が揃っています。また、中国でも珍しいペットショップ(犬、猫、うさぎ、熱帯魚など)があるのも特徴。観光客で賑わっているので、お土産を探すなら太平街がオススメです。

また、太平街は都正街と同じく老街(中国の昔の街並みを再現した街)と呼ばれているので、昔の中国の街並みを散策することもできます。ぜひ足を運びましょう。

4.東塘

東塘は地元の人や観光客で賑わう繁華街です。先ほど紹介した、都正街や太平街とは違い多くのビルが立ち並びます。

中でも、巨大な敷地を誇る地下街は有名。服や雑貨用品のお店がたくさん並んでいます。安く手に入れることができるので、掘り出し物に遭遇することもありますよ。日本だと値引きができないお店が多いと思いますが、中国は値引きができるお店が多いので、ぜひ値引きに挑戦してみてください。

また、正規品かわかりませんが日本の漫画や小説もたくさんあります。中国語に変換して販売されているので、お土産のネタにいいかもしれません。

5.烈士公园

出典: ru.wikipedia.org

烈土公園は一日中楽しめる公園なので、地元の人や観光客で賑わっています。園内には、ジェットコースターやメリーゴーランドといった遊園地や大きな池があります。ボートをレンタルすることもできますよ。

列土公園には、シンボルと言われている建物があり、革命で亡くなった人が祀られています。歴史資料も見れるので興味があれば訪れてみてください。

長沙は夏場は暑く、夕方でも暑いので熱中症対策は十分にして下さい。また、園内はスリが多発しているので行く際は最低限の持ち物だけ持参しましょう。

6.岳麓山

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中国五岳の1つ岳麓山は、市街から約30分で行くことができる観光スポット。オススメの楽しみ方が2つあります。1つ目は山頂まで行って街の景色を一望する、2つ目は岳麓山周辺の建物を散策することです。

岳麓山は儒教、仏教、道教が共存しており、麓には儒教に関連する建物、山腹には仏教に関連する建物、そして山頂には道教に関連する建物があるので1つ1つ散策してみましょう。

また、麓には中国四大書院の1つ丘麓書院と大きな毛沢東の銅像があります。設立されて1000年以上経っていますが、当時の資料を見ることができる綺麗な場所なので、興味ある方はぜひ訪れてみてください。

7.橘子洲

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橘子洲は、湘江(長江の支流)にある世界最大の内陸砂州。砂州(さす)とは流水によって形成される砂の堆積構のことです。

内陸自体が観光スポットになっており、若き毛沢東の石造が建てられています。伝統文化センターや大きな公園など見どころは盛りだくさんです。また、内陸内は広いのでカートをレンタルすることができます。一日中乗り放題ですよ。

市街から地下鉄で行けるので、地元の人や観光客でいつも賑わっています。そんな橘子洲に一度足を運んでみましょう。

8.長沙生態動物園

続いて、パンダを見ることができる長沙生態動物園を紹介します。園内にはメインのパンダの他にライオンやトラ、ヒョウなどの肉食動物、ゾウやキリンなどの草食動物がたくさんいます。

また、同じ敷地内の中には遊園地もあります。1日目は動物園、2日目は遊園地といったモデルコースで観光を楽しむこともいいでしょう。

長沙生態動物園は市内から近いのですが、中国のローカルバスはエアコンが無く、運転も粗いのでお子様連れの方はタクシーで行くことをオススメします。

9.長沙世界の窓

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最後に紹介する長沙世界の窓は、遊園地とリトルワールドのような施設が融合したテーマパーク。ピラミッドやモアイ、自由の女神といった各国の有名建造物のミニチュア版が至るところにあります。

遊園地は、子供から大人まで楽しめるアトラクションがたくさんあります。特に、ジェットコースター系のアトラクションが豊富にあるので、ジェットコースターが好きな人にはたまらないでしょう。

園内は広いので、時間にゆとりのある方は2日使って遊ぶことをオススメします。夏場に行く際は、基本歩きなので水分補給と日焼け対策を忘れないで下さい。

◎まとめ

長沙には水族館や遊園地、歴史的な建物や老街などたくさんの観光スポットがあるのでアクティブに過ごせます。長沙は、中国の定番である上海や北京とは違った楽しみ方がある街なので、ぜひ立ち寄ってみてください。そして、長沙にも美味しい中華料理店や屋台があるので、訪れた際には本場の中華料理を堪能してみましょう。

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