愛知県瀬戸市に行ったらぜひ行きたい観光スポットランキング・ベスト7

画像出典:T-Urasima/PIXTA(ピクスタ)

愛知県瀬戸市に行ったらぜひ行きたい観光スポットランキング・ベスト7

愛知県瀬戸市は、名古屋市の中心部から北東に18kmほど離れた街です。陶磁器の「瀬戸物」という名前は、この瀬戸市が由来。そんな瀬戸市は昔から陶芸が盛んで、瀬戸焼は10世紀頃から製作が始まったといわれています。今でも瀬戸市では、市内を流れる川沿いに焼き物店がずらりと並んでいますよ。

また、瀬戸市は瀬戸物以外にも様々な魅力詰まった場所でもあります。ロケ支援もしていて、映画やCMで使われたりしているほど景観が美しい場所なんですよ。今回は、そんな瀬戸市を訪れた際にぜひ足を運んでいただきたい、おすすめの観光スポットをご紹介いたします。

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愛知県瀬戸市に行ったらぜひ行きたい観光スポットランキング・ベスト7

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1.目でも舌でも楽しめる「瀬戸蔵&瀬戸蔵ミュージアム」

瀬戸蔵は、産業観光と市民交流を支援するために作られた複合施設。2階と3階は瀬戸蔵ミュージアムになっていて、瀬戸焼について学びながら楽しむことができます。あまり瀬戸物に興味がない方でもわかりやすいよう、1000年以上に渡る瀬戸物の歴史を大パノラマで展示したり、大量生産で活気があったころの町並みをイメージし、窯や陶房を再現したりとこだわった展示が人気です。

特別展示室では、数ヶ月おきに異なるテーマの特別展を開催しているので、一度行ったことがある方でも何度も足を運びたくなりますよ。1階には組合直営ショップとレストランがあり、ショップでは瀬戸焼をお値打ち価格で購入できます。瀬戸観光のお土産に、お一ついかがですか?

2.猫好きなら行かなきゃ損「招き猫ミュージアム」

日本は猫ブームということもあり、招き猫の人気が急上昇中。また、日本らしい色使いと独特のフォルムに、外国人観光客にも定番のお土産として定着してきています。瀬戸市にある招き猫ミュージアムは、「日本招猫倶楽部」の世話役夫妻の収集品約1000点が飾られている日本最大級の招き猫博物館です。

大正時代の洋館を思わせるレトロな外観と内装で観光客に大人気。木製の棚にずらりと並ぶ招き猫の姿は圧巻です。常設展示と企画展示があり、めったにお目にかかれない珍品も見ることができますよ。館内のショップでは、オリジナルの招き猫グッズも販売しています。

また、染め付け体験もできるので、自分だけのオリジナル招き猫を作ってみるのも良いでしょう。招き猫は縁起物ですので、お土産にも喜ばれますよ!たくさんの招き猫を楽しみながら鑑賞すれば、あなたの運気も上がるかもしれませんね。

3.あなたもお告げを受けられるかも!?「深川神社&陶彦神社」

深川神社は、771年(宝亀2年)に創建された由緒ある神社です。瀬戸の産土神とされていて、瀬戸物の祖である藤四郎はこの神社のお告げにより、瀬戸焼にぴったりの良質の土を発見できたと言われています。本殿殿は諏訪の名工の手により竜や狛犬の彫刻が随所に施されていて、一見の価値がありますよ。

お告げのお礼として藤四郎が陶器でつくった重要文化財の「狛犬」は必見!すぐ隣には、藤四郎を祭神として祀っている陶彦社もあります。藤四郎はとても勤勉で、中国へ渡って6年間も焼き物を学んだり、焼き物に合う土を求めて全国を旅して回るなど人としても魅力的な人物だったのだとか。

願い事を叶えてくれる「お願い狛犬」を奉納してみるのも良いでしょう。瀬戸市では藤四郎の遺徳をしのび、毎年4月に「せと陶祖まつり」を開催。市内で様々なイベントが行われ観光客の人気となっています。

4.新しいアーティストたちの息吹を感じる「新世紀工芸館」

新世紀工芸館は、「次世代につながる陶芸とガラス工芸」をテーマに建設された施設です。展示棟は、大正時代に瀬戸物の陳列や販売などを行っていた洋館風建築物を再現。3つのギャラリーでは、企画展示を中心に新進気鋭のアーティストたちの作品を展示しています。

交流棟には陶芸や硝子工芸が飾られており、作家だけでなくこの施設の研修生の作品を購入することも可能。将来、大作家となる人物の作品も眠っているかもしれません。コミュニティールームでは、気に入った作家の器でドリンクを頂くことができます。一緒にデザートもいかがでしょうか?

交流棟には、陶芸やガラス工芸に関する最新情報が集められていて閲覧もできます。工房棟では、陶芸工房とガラス工芸工房で研修生を受け入れ、新たなアーティストの育成に力を注いているそうです。

5.自分でも陶芸を体験してみよう!「瀬戸本業窯」

せっかく瀬戸に観光へ来たのなら、陶芸にチャレンジしてみましょう!瀬戸本郷窯は、初心者でも喜んで受け入れてくれる瀬戸焼の窯元です。この本郷窯は「使った分だけ大切になる」をモットーに、日常で使えるように割れにくく堅固な瀬戸物を製造しています。

一日体験コースは、8代目から直々に指導してもらいながら2作品を製作できます。本業窯の職人が実際に使っている工房で、実際に使用されている土や材料を使用し、オリジナル作品を制作できるなんて素敵ですよね。作品が出来上がるのは約2~3か月後。観光の思い出と一生の宝物を手に入れましょう。

6.桜や紅葉が美しい景勝地「定光寺&定光寺公園」

定光寺は1336年(建武3年)に創建された臨済宗の寺院で、尾張徳川家の菩提寺としても有名な歴史ある名刹です。国の重要文化財である室町時代後期に建築された本堂無為殿や、尾張徳川藩の祖である徳川義直公の廟所など、貴重な史跡を見学することができます。

定光寺公園は名古屋の奥座敷と呼ばれている景勝地で、お花見や紅葉狩りで人気観光スポット。公園中央にある池と桜のコントラストや寺院と紅葉のコラボレーションは、まるで日本画のように美しく、訪れるすべての観光客を魅了します。

周辺の山々は愛知高原国指定公園の一画となっており、公園は東海自然歩道の山林に隣接しているため自然豊か。散策を目的に訪れる観光客も少なくありません。近くには定光寺キャンプ場や、ホタルを観察できる「定光寺ホタルの里」などもあり、こちらも観光スポットとして人気があります。

7.瀬戸物を探しながらぶらり街歩き「瀬戸川沿いの瀬戸物店」

街の中心を流れる瀬戸川。その川をはさんだ東西には、商店街が1kmほど続く風情ある街並みがあります。ここは「お気に入りの瀬戸物を見つけて帰りたい」という観光客に人気のスポットで、焼き物店が軒を連ねています。尾張瀬戸駅から一番近い商店街なので、お土産を購入するのにもぴったり。毎年9月に開催される「せともの祭」も要チェックです。

◎まとめ

貴重な瀬戸物を鑑賞したり、自分で瀬戸焼を製作したり、お気に入りの瀬戸物を探して購入できたりと、瀬戸物好きにはたまらない観光地でしたね。市街地から少し離れるとホタルの観察ができる自然豊かな森林もあるので、アウトドア好きな方にもおすすめです。瀬戸物に興味がある方もない方も、機会を見つけてぜひ瀬戸市へ足を運んでみてください。

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