「長篠の戦い」で知られる新城市の観光スポット7選!景勝地を巡る旅

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愛知県の東部にある新城市(しんしろし)は、車なら新東名高速道路「新城インターチェンジ」、電車なら豊橋駅からJR 飯田線で約30分と、東京からも大阪からも気軽に観光できるエリアです。新城という名前の由来は、長篠の戦いにさかのぼります。戦で活躍した奥平信昌が徳川家康の長女亀姫をめとり、新しい城を築いたのが「新城城」(しんしろじょう)。「しんしろ」と名付けたのは、それより前に築かれていた「新城(しんじょう)」と区別するためでした。

新城市の中央には豊川が流れ、四季折々に違った姿を見せる豊かな自然が広がっています。また、歴史の舞台となった史跡や、静かな温泉、新鮮な海の幸・山の幸を堪能できる場所でもあります。美しい自然に恵まれた景勝地を満喫するもよし、史跡めぐりをするもよし、温泉を堪能するもよしの魅力あふれた新城市の観光スポットをご紹介します。

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「長篠の戦い」で知られる新城市の観光スポット7選!景勝地を巡る旅:目次

1.新城の観光はここを見ずには語れない「四谷の千枚田 」

出典:Bong Grit

新城市へ観光に訪れたら「四谷の千枚田(よつやのせんまいだ)」は絶対に外せません。重労働に耐えながら手作業で急な鞍掛山麓の山肌を開墾し、階段状の見事な田んぼを作り上げた先人たちには頭がさがる思いがします。石垣に囲まれた棚田は高低差約200m。現在は、30戸の農家が約42枚の田を耕作しています。上からみても麓からみても絶景のひと言!その美しさは折り紙付きで、日本の棚田百選に指定されるほどです。

四季を通じて美しい日本の原風景に出会えますが、特におすすめなのは6月のイベント「灯そう千枚田」。この中の道を中心に、竹筒にいれたキャンドルが一斉に灯されます。無数のキャンドルに包まれた光景は言葉を失くすほどの美しさ。あわせて、和太鼓の演奏や打ち上げ花火も楽しめます。遊歩道も整備されているので、ゆっくりと時間をかけて見学することができますよ。四谷の千枚田は、日本の原風景に出会える新城市イチオシの観光スポットです。

2.新城の観光はここからスタート「道の駅もっくる新城」

新東名高速道路「新城IC」から車ですぐの「道の駅もっくる新城」は2015年に完成した新しい道の駅。「もっくる」という珍しい名前は「木材・来る」が語源で、奥三河の木材をふんだんに使ったアーチ型の屋根が目印です。

フードコートでは、新城産の野菜と狩猟肉を使ったビュッフェが大人気。ですが、やはり観光名物は、3人がかりで焼き上げる直径1mもある大きな五平餅と、約50cmの「もっくるロール」。オープン以来不動の人気を誇っています。地元のジビエで出汁をとって猪肉をトッピングした「ししらーめん」は売り切れ必至の看板メニュー。さらに、モーニング限定の新城産卵でつくった温泉卵かけご飯は、卵かけご飯もコーヒーもおかわりできて、トッピングまで楽しめるおすすめメニューです。

このようにグルメが大変充実している「もっくる新城」ですが、近くの湯谷温泉から引いた無料の足湯も見逃せません。もちろん観光案内所も併設されているので、新城市の観光拠点としても便利に利用できますよ。新城市の観光は、この道の駅もっくる新城からスタートしましょう。

3.神秘的な世界が広がる「乳岩峡」

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「乳岩峡(ちいわきょう)」は圧倒的な自然の美しさに触れることのできる新城市の観光名所の1つ。標高670mの乳岩山一帯の峡谷で、全長約3kmにおよびます。乳岩山にはいくつかの洞窟があり、石灰分が溶け出しています。乳房のように垂れ下がっている高さ約11m、奥行き約16mの鍾乳石が、「乳岩」という名前の由来。洞窟内にはたくさんの子安観音様がまつられて神秘的な雰囲気。頂上近くには「通天橋・極楽門」といわれる天然の石橋があり、そこからの眺望は圧巻です。

約1時間の登山コースが整備されていますが、かなり急な階段もあります。観光というよりはちょっとした探検といえるコースなので、トレッキング用の服装や靴で行って楽しみましょう。

4.流れ落ちる美しい滝を見ながら子宝を祈願「阿寺の七滝 」

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「阿寺の七滝(あてらのななたき)」は、緩やかな曲線を描きながら7段の階段状になって流れていることから名づけられました。日本の滝100選に選ばれるほどの美しい滝で、天然記念物にも指定されている新城市の代表的な観光名所。春は新緑、秋は紅葉の美しい所でもあります。

7段それぞれに滝つぼがありますが、2段目と5段目の滝つぼは珍しいポットホール(甌穴)を形成しています。ポットホールとは、流れの中で発生したうず巻きの中で回転した小石が川底の岩石を削ってできた鍋のような形の穴のこと。滝の下にある「子抱石」には子宝を授かるという言い伝えがあり、子宝祈願のために訪れる観光客もいます。また、陰陽師の安倍晴明が若いころに修行したという伝説もあるため、パワースポットとしても注目されています。

5.歴史ある名刹と美しい自然を堪能する「鳳来寺山・鳳来寺」

新城市を代表する歴史観光名所である鳳来寺は、703年(大宝3年)に利修仙人が鳳来寺山に開きました。利修仙人は文武天皇が病にかかった時、鳳凰に乗って都に行き天皇の病を治したため、この地に建立を許されたと伝わります。薬師信仰と山岳修験道の聖地として昔から信仰を集めており、江戸時代には幕府の保護をうけ21院坊、寺領1350石という規模を誇りました。

すそ野から本堂までは石段が1425段続きます。この参道には、樹齢800年ともいわれる現存するものとしては日本一の高さを誇る60mもの「傘杉」があります。傘杉という名前は、幹の上のほうで傘をさしたように枝を広げる姿からこのように名づけられました。また、鳳来寺山一帯では、初夏のころ、愛知県の県鳥「コノハズク」の声が聞かれます。鳴き声が「ブッポウソー(仏・法・僧)」と聞こえることから「声の仏法僧」とも呼ばれる霊鳥です。

石段を上るごとに姿を変える景色が素晴らしく、特に紅葉の季節は秀逸。長い参道ですが、ゆっくり歩いて観光を楽しんでください。

6.歴史に名を残す決戦の地「設楽原の決戦場」

歴史好きの人が新城に観光に来たらこの場所は外せないでしょう。新城は、日本の歴史を変えた一戦ともいえる「長篠の戦い」の舞台となった地。当時最強とうたわれた武田騎馬隊が織田・徳川連合軍と激突。武田騎馬隊に対し、織田・徳川連合軍は馬防柵と火縄銃の三段撃ちという新戦法で戦い、圧倒的な強さで勝利しました。決戦地が設楽原(したらがはら)であることから、「長篠・設楽原の戦い」ともいわれています。

新城市の長篠・設楽原エリアにはその名残が今も多く残り、戦場跡地には馬防柵が再現されています。新城市内には長篠城址史跡保存館や設楽原歴史資料館もあるので、さらに見識を深めたい方はぜひ足を運んでみてください。毎年5月5日には、戦死した武将を慰める「長篠合戦のぼりまつり」が長篠城址跡で開かれ、武将の紋が入った数千本ののぼりを献植します。

7.峡谷に囲まれた美しい温泉街「湯谷温泉」

湯谷温泉が開かれたのは今からさかのぼること1300年ほど前の奈良時代。豊川の上流、宇連川の渓流沿いに旅館が立ち並ぶ様子は美しく、渓谷美との調和が見事な温泉街としても知られています。近くには観光スポットも多く、交通の便もいいことから、新城市観光の足場としても最適な温泉街です。

宇連川の川底は板を敷き詰めた様にも見えることから、板敷川とも呼ばれています。温泉街を散策しながら板敷川の珍しい岩を眺めるのもいいですよ。ここには老舗の旅館からホテルまでさまざまな宿泊施設があります。もちろん、日帰り入浴も可能。無料の足湯があるのもうれしいですね。温泉街の入口にある温泉スタンドでは、約52度の温泉湯100リットルを100円で購入できますよ。

◎まとめ

新城市は豊かで美しい自然や景勝地、歴史ある寺社、戦国時代の面影を残す史跡、静かな温泉、おいしい食べ物など、観光にぴったりのものがぎゅっと凝縮されている場所です。特に歴史好きの方は多くの魅力を感じることでしょう。交通アクセスが便利なのもうれしいですね。観光の際にはどうしても移動時間がネックになりがちですが、あちこちのスポットを巡るにも苦労せずに済みます。ここで紹介しきれなかった観光地もあるので、ぜひ自分だけのお気に入りの観光スポットをみつけてくださいね。

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