愛知県江南市の観光スポット6選。ゆっくり見られるスポットを紹介

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愛知県江南市の観光スポット6選。ゆっくり見られるスポットを紹介

「愛知県」と聞くと名古屋市を思い浮かべる方が多いと思います。けれども、愛知県の見どころは名古屋市だけではありません。

ここで紹介する江南市は木曽川の南方面にあり、岐阜県との県境に位置する街です。江南市には、自然を活かした施設や寺社や歴史スポット、江南市の名産品を扱うお店など盛りだくさん。

観光にぴったりで、のんびり過ごせる江南市のおすすめの観光地・スポットを6ヶ所紹介します。

目次

愛知県江南市の観光スポット6選。ゆっくり見られるスポットを紹介

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1. フラワーパーク江南

出典: ロバートさん / PIXTA

「フラワーパーク江南」は園内を彩る、色とりどりの花や植物が広がっています。

メインの花壇には一年草が育てられ、春にはチューリップ・ビオラ、秋にはコリウス・アンゲロニアといった花々が咲き誇ります。花壇の周りには水盤池があり、霧が30分毎に出るようになっています。綺麗な花々と霧が生み出す光景は思わず息を飲んでしまうほど。フラワーパーク江南は、様々なテーマの庭が園内に数多くあります。例えば、ハーブの香りが心地良い「香の庭」、果物や野菜を栽培する「果実の庭」などが人気です。

また、園内にある建物「クリスタルフラワー」では、週末を中心に紙飛行機教室やペーパークラフト教室などのワークショップも開催されています。入園料金も無料なのが嬉しいところ。雨の日でも楽しめる場所です。

フラワーパーク江南は、「木曽川」「長良川」「揖斐川」が形成する「木曽三川」沿いにある木曽三川公園にあります。季節を選べば川も楽しめますよ。

2. 曼陀羅寺

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「飛保の曼陀羅寺」とも呼ばれる曼陀羅寺(まんだらじ)は、1300年頃、後鳥羽上皇の命令により、建てられたお寺です。1300坪もの広い敷地には国の重要文化財に指定されている「正堂」や、書院、地蔵院、銅鐘など貴重な文化財が見られます。

そんな曼陀羅寺は「藤の名所」として有名です。曼陀羅寺公園が作られ、そこに約60本の藤の花が植えられています。藤の花が見頃となるのは4月中旬~5月上旬ごろ。白色や紫色の12種類の藤の花が咲き乱れます。

また、毎年4月21日~5月5日まで曼陀羅寺公園では「江南藤まつり」が開催。祭りの期間中は「藤のライトアップ」も行われます。地元の人たちだけでなく観光客にもおすすめです。

3. すいとぴあ江南

出典: 天空のジュピター / PIXTA

「すいとぴあ江南」は木曽川のほとりに建つ公共施設で、「展望タワー」と「江南市勤労会館」の2つの建物からなります。

「展望タワー」は展望室「スカイルーム」がおすすめ。6階まで上がると到着でき、東の方角を望むと、木曽川の上流まで見られます。また、愛知県にゆかりの深い織田信長が犬山城を特攻したとき、訪れたといわれる伊木山も眺めます。また、タワーの2階では木曽川の歴史が知れる展示室もあります。

隣接する「勤労会館」は宿泊施設としても利用できます。和室・洋室そしてバリアフリーのユニバーサルデザインルームと幅広い年代の方が過ごせる空間です。大浴場も備えており、大きな窓からは江南市の景色を眺めながら入浴可能。それから、日帰り入浴もできます。

4. 布袋の大仏

出典: commons.wikimedia.org

江南市の南方の小さな街、布袋町(ほていちょう)。布袋地区を訪れると大きな大仏が目に飛び込んできます。

それは「布袋の大仏」の愛称で親しまれる「御嶽薬師尊」です。住宅地の中に大仏が佇む様子は不思議な光景。奈良県にある東大寺の大仏よりも2mも大きく、のっぺりした顔が印象的です。

1954年に完成した布袋の大仏。完成の5年前の1949年に、当時鍼灸師だった男性が夢のお告げにより、大仏を自らの手で作りました、

大仏の周囲には桜の木々があり、春には満開の桜と共に大仏を拝めます。また、名鉄犬山線を走る電車と大仏を一緒に見られるスポットもあり、記念撮影におすすめです。

5. 尾張ういろ

愛知県というと、きしめん、味噌カツ、ひつまぶしなど美味しい食べ物がたくさん。お土産でも名古屋名物や愛知県名産品を購入する方が多いのではないでしょうか?

数あるお土産の中でも「尾張ういろ」は江南市に本店を構える和菓子屋です。ひとつひとつ職人の手によって手作りされています。

尾張ういろの特徴は米粉の生地を使用し、2時間かけて蒸し上げている点。その代わり、防腐剤、小麦、卵、乳製品も使用をしていないため、体に優しくアレルギーの方も安心して食べられます。

また、ういろの種類も豊富。定番の白、抹茶をたっぷり使った「濃抹茶ういろ」、大納言小豆をのせた「あずきういろ」、爽やかな風味が特徴の「ゆずういろ(秋冬限定商品)」があります。

一棹の販売だけでなく、1つ80円の小分けタイプも販売されていますので、お土産に最適ですよ。

6. 廣間家の門

廣間家は生駒家のかかりつけ医として仕えていました。廣間家は普段、医院を開いており、生駒家に呼ばれるとすぐに屋敷に向かい、治療にあたっていました。廣間家と生駒家は縁が深い関係となり、廃藩置県のときに生駒家にあった中門を貰い受けて、移築させたのが現在の「廣間家の門」となっています。

廣間家の門は欅(けやき)造りで、門の正面には漆喰などの外壁に平らな瓦を貼り付けて、かまぼこ形に盛り上げた「海鼠壁(なまこかべ)」と呼ばれています。当時の面影が未だに残る貴重な文化財です。

中門となる廣間家の門は、その先にお座敷へ通されるようになるため、当時は特別な人だけが通ることを許されていました。現在は自由に見られますが、個人所有物の市指定文化財となっています。

◎まとめ

名古屋駅から30分弱とアクセス良好の江南市。名古屋市中心部から、少し足を伸ばして楽しめる観光地が多く点在します。

歴史的観光地、景観が素晴らしい場所、思わず写真を撮りたくなるスポットを中心に、ゆったりとした観光が可能です。ぜひ、一度来てみるのをおすすめします。

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