名称:Hôtel des Mille Collines
住所:2 KN 6 Ave, Kigali
公式・関連サイトURL:http://www.millecollines.rw/
ホテルルワンダでも知られている、ルワンダの首都キガリ。アフリカでも人口密度の高い都市と言われ、100万人以上の人が暮らします。近年では、アフリカの中でも上位の経済大国都市としても大きく成長し、また観光開発も進んでいます。
アフリカの春を感じられる千の丘の街とも呼ばれ、一年を通し、観光に最適な都市でもあります。キガリは、とても綺麗な街並みも魅力の観光都市です。アフリカ最古の原生林もあり、綺麗な湖や自然にも富み、大変豊かな自然環境で私たちをもてなしてくれます。キガリはルワンダジェノサイド(大量虐殺)という悲しい過去を背負いつつも見事に復活を遂げ多くの観光客が訪れる街でもあります。キガリに訪れた際には、ルワンダジェノサイド(大量虐殺)にまつわる観光スポットと、世界で絶滅危惧種の野生のマウンテンゴリラは必見です。
そんなキガリのおすすめ観光スポット8選を紹介します。キガリに足を運ぶ際はぜひ参考にしてみてくださいね!
目次
紛争から復興したルワンダの首都!キガリのおすすめ観光スポット7選
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1. オテル・デ・ミル・コリン
オテル・デ・ミル・コリンは、映画『ホテル・ルワンダ』のまさに舞台となったホテルです。実在のマネージャーが、1994年に起こったルワンダ・ジェノサイド(大量虐殺)を救ったという逸話に基づいています。ここで救われた命は1000人に上るとも。今では、キガリ観光の必訪スポットとなっています。
キガリの四つ星ホテルとして、今も宿泊が可能です。ルワンダの別称である「千の丘(ミル・コリン)」に相応しい、丘の上の素敵なホテルですよ。宿泊できないとしても、前を通るだけでも、キガリ観光の良い思い出となるでしょう。
2.キガリ虐殺記念館
キガリ観光で外すことのできない観光スポットが、キガリ虐殺記念館です。1994年に起きたフツ人によるツチ人に対するジェノサイド(虐殺)の被害者は80万人にものぼります。決して他訪れて楽しいという観光地ではありませんが、繰り返してはならない人類の記憶について学ぶことのできる施設です。キガリ虐殺記念館では、より詳しく学ぶためのラーニングツアーも開催されています。
深い傷跡の残るルワンダですが、悲しい過去を背負いつつも、キガリの人々はそれを乗り越えて復興を果たしています。キガリ虐殺記念館の観光は、私たち一人一人が再度平和について考える重要なきっかけを与えてくれるでしょう。
名称:Kigali Genocide Memorial
住所:KG 14 Ave, Kigali
公式・関連サイトURL:http://www.kgm.rw/
3.火山国立公園
キガリからちょっと足を伸ばせば、絶滅危惧種である野生のマウンテンゴリラに出会える観光スポット、火山国立公園があります。世界中から多くの観光客が、マウンテンゴリラを一目見るためにキガリを訪れています。
この公園のヴィルンガ山地には、なんと世界中に生息するマウンテンゴリラの半数以上が暮らしているといわれています。野生のマウンテンゴリラが見れる観光スポットは、世界でもほんの数か所のみ!キガリからは北西へ60kmほどのところにあり、観光のアクセスも比較的容易です。
名称:Volcanoes National Park
公式・関連サイトURL:http://www.volcanoesnationalparkrwanda.com/
4.カント・ハウス自然史博物館
キガリ市街西部のニャルゲンゲの丘に建つカント・ハウス自然史博物館。19世紀初頭にドイツ人の地理学者で民族学者のリヒャルト・カントの邸宅として建設されたものを、2008年にキガリやルワンダの自然を学ぶ博物館となりました。
館内では、生き物の進化の歴史や、生物と環境相互の関わりなどについての展示が行われています。ルワンダに生息する美しい色とりどりの鳥類や、ちょっと恐ろしげな爬虫類などの実物を目にすることもできますよ。
説明は基本的にドイツ語ですが、館内の展示物を眺めているだけでもしっかり楽しむことができるでしょう。
名称:Natural History Museum of Rwanda
住所:KN 90 St, Kigali
公式・関連サイトURL:https://goo.gl/RyCA3Y
5.イネマ・アーツセンター
キガリ観光で、鮮やかなアフリカンアートに触れるなら、イネマ・アーツセンターの観光をお勧めします。キガリは、実は芸術の盛んな町でもあります。ルワンダにはクリエイティブなアーティストがたくさんいるので、キガリを訪れた際はぜひ彼らの作品を見に行きましょう。
1920年設立のイネマ・アーツセンターには長い歴史があり、現代アートからアフリカの伝統芸術まで、キガリでもっとも多くのアフリカンアートに触れられるギャラリーです。ギャラリー内では絵画や彫刻、現代のアフリカ芸術に限らず、ミックスメディア、音楽、工芸、ダンスなど多岐にわたり、観光客を楽しませてくれます。
ワークショップやトレーニングなどもあり、観光客はもちろんのこと、地元住人も数多く参加しています。年間の来場者は5000人を超え、キガリではたいへん大きな数字です。キガリ一の芸術観光スポットにも足を運んでみてください。
名称:Inema Arts Centre
住所:KG 563 St, Kigali
公式・関連サイトURL:http://inemaartcenter.com/
6.大統領官邸博物館
大統領官邸博物館は、1994年に何者かによる飛行機撃墜によって、突如不慮の死を遂げたジュベナール・ハビャリマナ元大統領が実際に住んでいた家です。ハビャリマナ・ハウスという名称でも知られているキガリの観光スポットです。
大統領殺害という大事件は、ルワンダ・ジェノサイド(大量虐殺)の大きなきっかけとなったとも言われています。実際に飛行機の墜落した場所も、ここの近くでした。事件後は、博物館として開放されて以降、多くのキガリ観光客が訪れるようになっています。キガリの歴史を語る上で欠かせない観光スポットといえるでしょう。
名称:Presidential Palace Museum
住所:KK 106 St, Kigali
公式・関連サイトURL:https://goo.gl/Adzk5A
7.アマホロ・スタジアム
アマホロ・スタジアムは、多くの祭典が執り行われるキガリでもっとも大きな国立競技場です。このスタジアムの名称であるアマホロは、ルワンダの言葉で平和を意味します。多目的スタジアムとしても広く知られています。
サッカーの試合やコンサートなど、多くのイベントがここで開催されています。中でも、アマホロ・スタジアムで行われるルワンダ・ジェノサイド(大量虐殺)の追悼式典には、多くの国民が出席します。実際に、ジェノサイド(大量虐殺)で多くの人が命を落とした現場でもあります。
一見すると何の変哲もないスタジアムですが、キガリの悲しい歴史における重要な舞台とすれば、観光に訪れる価値のあるスポットといえるでしょう。
名称:Amahoro Studium
住所:KG 17 Ave, Kigali
◎まとめ
キガリおすすめ観光スポット7選をご紹介しました。ジェノサイドの悲しい過去を背負いつつも、見事な復活を遂げているルワンダの首都キガリは、どの観光スポットも見ものです。
アフリカ最古の原生林、絶滅危惧種のマウンテンゴリラ、そしてアートの街でもあるキガリは、魅力的な観光スポットに溢れています。もちろん、今回紹介したスポット以外にも、キガリには訪れる価値のある観光地や美しい風景がたくさんありますよ。年中過ごしやすくアフリカの春の地ともキガリを、ぜひ訪れてみてください。