中国貴州省の銅仁観光で行っておきたい観光スポット4か所！

銅仁は中国貴州省の東部にあり、近くには重慶や貴陽などの観光地もあります。銅仁は市内に自然保護区が数多くあり、野生のレッサーパンダなどが生息しています。そんな銅仁には、自然が作り出した珍しい風景や、少数民族の豊かな文化に触れることができる観光スポットが点在！なかなか日本からのアクセスは複雑ですが、それにまさる感動があるはずです。

なお、銅仁市内にある自然保護区の中には、自由に観光してはいけない場所もあります。そのため、事前に貴陽や重慶などからツアーに申し込んで訪れるのがオススメ。今回は、隠れた観光スポット銅仁の中でオススメしたい名所を3つご紹介します。

1. 梵浄山風景区

梵浄山風景区は銅仁市のほぼ中心にある観光スポットです。梵浄山風景区にある鳳凰山は海抜2,500m以上あり、8,000段以上ある階段を登らなければ、山頂へは辿りつけません。しかし、体力も時間もないという人もご安心下さい。山門からは観光客向けのバスがロープウェー乗り場までの間を運行しています。ロープウェーでラクラクと山頂まで往復できますよ！もちろん、体力に自信のある方や登山好きな方は、階段からの景色も絶景ポイント盛り沢山ですので、銅仁観光の際は挑戦してみてくださいね！

山頂には大きな岩がそびえ立ち、それらを結ぶ橋が架かっていますが、かなり高い位置にありスリル満点です！晴れた日の山頂からの景色は周囲の建造物などを一望できて美しいです。しかし、曇りの日にも頂上部分が雲海にかかり、霧の中でみる景色はとても神秘的です。銅仁市の観光スポットの中でも、定番の観光スポットなので、貴州省旅行の際は是非訪れてみてくださいね！

2, 苗王城

苗王城は銅仁の中心部から、北へおよそ車で1時間行ったところにある観光スポット。明代のミャオ族の城塞跡で、現在もミャオ族の人々が住んでいる人気の観光名所なんですよ！16世紀に銅仁に建設されたこの城塞は、明朝に対抗するために築かれましたが、その後一度大部分が破壊されたため、現在は再建された城壁や城門などが公開されています。

苗王城内では、普通にミャオ族が生活しているので、ヤギや子牛を連れて散歩をしていたり子供たちが遊んでいたりと、歴史博物館では見られない実際の生活を感じることができます。ミャオ族の歴史に興味がある方は、ぜひ銅仁の苗往城まで観光に訪れてみてくださいね！

3. 鳳凰古城

鳳凰古城は、中国一美しい街とも呼び声高い地域。少数民族のトゥチャ族とミャオ族が暮らしており、川沿いには伝統的な家屋が軒を連ねています。鳳凰古城の風景を満喫するなら、小舟に乗って、遊覧するのがオススメ。のんびりと風情のある街並みを眺めると、なんだか癒やされますよ。

鳳凰古城は夜になっても目が離せません！ライトアップされた街並みは、昼間のノスタルジックな風景を一変。あっという間に幻想的で、映画に登場しそうな景色になります。銅仁からは少し離れますが、ぜひ訪れてほしい観光スポットです。

4. 九龍洞風景区

九龍洞風景区は、銅仁にある鍾乳洞。広大な中国の中でも最大級の規模を誇ります。九龍洞へは錦江を渡って行かなければならないので、まずは手漕ぎの渡し船かモーターボートに乗ります。その後、九龍洞のメイン観光ポイントである鍾乳洞までは、少し坂道を登る必要があります。足場はあまり良くありませんので、靴は選んでいってくださいね！棚田や錦江を眺めながら坂道を登っていけば九龍洞入り口です。

九龍洞はとても涼しく、夏場の銅仁市観光には最適です。世界各地に鍾乳洞は沢山ありますが、この九龍洞は色とりどりにライトアップされているのが特徴です。ピンクや緑、オレンジ、青などさまざまな色が入り交じるライトアップと鍾乳洞という組み合わせは九龍洞ならではですよ！洞内のあちこちで、独特な形の鍾乳石を見ることができます。夏に銅仁観光をする際は、避暑ついでに訪れてみてくださいね！

◎まとめ

自然が豊富な銅仁には、ここにしかない自然保護区が多くあります。そして、銅仁市中心街には小さいですが、レストランやショップなどすべて徒歩圏内に集まっています。一日かけて観光することもできるので、ツアーで自由時間が多い場合などに訪れてみることをオススメします。また、一応市内にもバスやタクシーなどはありますが、日本語での観光ガイドを希望する場合は、なるべく出国前にガイド予約をしてから訪れた方がいいですよ。貴陽や重慶へ観光の際は、ぜひ都会とは違った中国独特の雰囲気が味わえる銅仁にも訪れてみてくださいね！

中国貴州省の銅仁観光で行っておきたい観光スポット4か所！