名称:North Carolina Museum of Art
住所:2110 Blue Ridge Rd, Raleigh, NC 27607
公式・関連サイトURL:http://ncartmuseum.org/
ローリーは、アメリカ合衆国ノースカロライナ州の州都で、州内ではシャーロットに次いで2番目に大きい都市です。特に大学はローリー周辺でだけでも3つの名門校があることから、アメリカ南部の学術都市として知られ、研究都市の三角地帯「トライアングル」と呼ばれることもあり、ここではキャンパスも有名な観光地の一つとなっています。もちろん大学関係以外でも、博物館や公園、豪邸等の観光スポットもたくさんあり、ローリーにはオークの木がたくさん生えているので「オークの街」とも呼ばれています。今回はそんな都市だけでなく、自然も満喫できるローリーの観光スポットをご紹介します!
目次
ノースカロライナ州ローリーの観光スポット8選~アメリカ南部の学術都市~
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1. ノースカロライナ美術館
ノースカロライナ美術館は、ローリーで必見の美術館です。1947年以降、100万ドルの公費を使って139の美術品を買い集め、それ以外にもルネサンス時代の絵画等が寄付され、今では古代美術から現代美術まで、アメリカのみならずヨーロッパ、アフリカ、エジプト等さまざまな地域の美術品が展示されています。また、屋外の広大な敷地には、数多くの彫刻が展示されています。こちらもアメリカ有数の彫刻公園と人気の観光スポットとなっています。
2. ヒストリック・オークウッド
ヒストリック・オークウッドは、19世紀の形成されたローリーの邸宅が並ぶエリアです。ローリーのダウンタウン近くにあるヒストリックオークウッドでは100棟以上もの家が立ち並び、それぞれ色々な建築様式の家や庭があり、その美しさ故に観光スポットとなっています。
白亜の豪邸やピンク色の可愛らしい家々はドライブや歩いて眺めるだけでも十分楽しむことができます。また、ハロウィンやクリスマス時期のイルミネーションもステキです。12月には家のインテリアも見られるツアーや、数ある中で特にステキな庭を見せてくれるツアーもあります。
また、ローリーにあるビジターセンターではウォーキングマップを貰えます。運がよければヒストリックオークウッドを建設し、そこに住んでいたという人からレクチャーを受けることもできるそうです。ハリウッド映画にでも出てきそうなアメリカのおしゃれな家や、豪華なインテリアは見応えがありますよ。
名称:Historic Oakwood
住所:Franklin Street, Raleigh, NC 27601
公式・関連サイトURL:http://www.historicoakwood.org/
3. ノースカロライナ州会議事堂
ノースカロライナ州会議事堂は、ギリシャ・リバイバル様式の建物で1840年に建てられ、ローリーの歴史的ランドマークにもなっています。華やかさはないのですが、議事堂の内外にはノースカロライナの歴史が溢れているので、建物好きだけでなく歴史好きにとってたまらないスポット。
館内には地元のメーカーによって作られた1840年の家具も残っており、屋外の敷地内にならぶ記念碑や銅像も見逃さず観光してください。南北戦争やベトナム戦争時の銅像がいくつもあります。ローリー出身の第17代大統領のアンドリュー・ジョンソンやノースカロライナ出身のジェームズ・ポーク大統領の銅像もあるのでここを観光するだけでノースカロライナの歴史に詳しくなりますよ。
名称:North Carolina State Capitol
住所:1 E Edenton St, Raleigh, NC 27601-1011
公式・関連サイトURL:http://www.ncstatecapitol.org/
4. ヒストリック・イエーツ・ミル郡立公園
ローリーのダウンタウンから南西に8km程の場所に位置するヒストリック・イエーツ・ミル郡立公園は、1750年代の田園風景を見ることができます。かつてこの場所では200年もの間、水車の水力発電によってとうもろこしや小麦の製粉や木材の生産が行われていました。今でもその古い面影を残す木造の建物は情緒がたっぷりで、地元の人達もカメラを片手に撮影に訪れる場所です。
ビジターセンターだけでなく、建物の脇を流れる滝や湖、トレイルもあります。174エーカーの公園は野生生物保護区になっており、運が良ければビーバーを見ることもできますので併せて観光することをおすすめします。なお、建物は毎年3月から10月の間のみオープンしています。オープン期間でなくても、撮影をしに訪れる観光客が絶えないという、ステキな公園ですよ!
名称:Historic Yates Mill County Park
住所:4620 Lake Wheeler Rd, Raleigh, NC 27603-3912
公式・関連サイトURL:http://www.wakegov.com/parks/yatesmill/Pages/default.aspx
5. シティーマーケット
シティーマーケットではローリーの地元の食材が手に入る、ファーマーズマーケットが開かれ、花や野菜、フルーツなどその時の旬のものがずらりと並ぶので食べ物好きの観光客に人気のスポットです。ほかにも洋服や雑貨も売られており、おみやげにもおすすめです。また、カフェやダイニングもあり、ローリーのダウンタウン内にあるので観光の休憩として寄るのも便利。
特に人気のあるレストランはBig Ed's City Market Restaurantというお店で、ローリーでも最も美味しい南部料理を食べられるという朝食は大人気だそうですよ!また、夜のマーケットもライトアップされて雰囲気があり、この時間がおすすめという人もいて、ローリー滞在中に何度も立ち寄ってしまいそうになりますよ。
名称:Historic City Market
住所:306 Parham St c, Raleigh, NC 27601
公式・関連サイトURL:http://www.historiccitymarket.com/
6. ノースカロライナ・エグゼクティブ・マンション
ローリーのダウンタウン北部に位置するこのマンションは、ノースカロライナ州知事の公邸で1891年に完成しました。建物はクイーン・アン様式のビクトリア朝建築で、角度のある切妻や美しく色づけられた外壁などが美しく、建物好きの観光客にはたまりません。
管理された庭もとても美しいと評判で、知事とその家族にフレッシュな食材を供給するために、たくさんの野菜が育てられています。年中屋内のツアー観光ができるというわけではないのですが、クリスマスシーズンには開放され、映画の中でしか見たことのないようなイルミネーションやデコレーションを見ることができます。ぜひ豪華な内装や重厚な家具も見逃さないでくださいね!
名称:North Carolina Executive Mansion
住所:200 N Blount St, Raleigh, NC 27601
公式・関連サイトURL:https://www.ncdcr.gov/things-do/historic-sites/triangletriad/north-carolina-executive-mansion
7. ノースカロライナ自然科学博物館
ノースカロライナ科学博物館はノースカロライナ州で最も来場者数が多く、アメリカ東南部で1番大きい博物館です。館内には、白亜時代の巨大な恐竜の骨がたくさんあり、迫力満点。クジラの骨に触ることもできるほか、小さな子供でも楽しめる動物や昆虫を間近で見たり、触れる部屋も用意されているので子連れの観光客でもゆっくりできます。
館内では、ノースカロライナの化石や鉱物、動物やその剥製にフォーカスしたコーナーも人気で、運が良ければ科学者が作業している場面を近くで見ることもできます。また、併設されているカフェの食事やコーヒーも美味しいと評判。また、週末などはたくさんの観光客で混雑するので、平日に行かれることをおすすめします!
名称:North Carolina Museum of Natural Sciences
住所:11 W Jones St, Raleigh, NC 27601
公式・関連サイトURL:https://naturalsciences.org/
8. マーブルス・キッズ・ミュージアム
マーブルス・キッズ・ミュージアムは、子連れのファミリーにおすすめの博物館です。館内には子供が目を輝かせる様なステキな仕掛けや手を使って学ぶことができるコーナーがたくさんあります。1番のおすすめはアラウンド・ザ・タウンです。車掌になって電車を運行させたり、救急隊になりきって救急車や消防車に乗り込んだりできます。
そのほかにも、獣医やコックなど様々な職業が用意されているのでローリーで子供の才能が開花するかもしれませんよ。また、遊びながら電力や物理の法則を学べるコーナーや踏むと音楽のなる階段、水を使った遊びなど五感を刺激しながら遊べます。きっとお子さんにとってもきっとステキで貴重な経験になりますよ!
名称:Marbles Kids Museum
住所:201 East Hargett Street, Raleigh, NC
公式・関連サイトURL:http://www.marbleskidsmuseum.org/
◎まとめ
いかがでしたか。ノースカロライナ州の州都・ローリーの観光スポットを紹介しました。博物館や公園など色々なジャンルの観光スポットがあるのでどこを周るか迷ってしまうかもしれません。四季があり、気温も温暖なローリーをぜひ訪れてみてください。きっと新たなアメリカを体験できるでしょう。