美しいサンセットが望める街・ビントゥルでおすすめの観光スポット4選

ビントゥル空港があることで有名なボルネオ島・サラワク州のビントゥルですが、観光地としてはまだあまり知られていないのが事実。しかし、実はビントゥルには、手つかずの自然が残る国立公園や美しい景色が自慢のビーチ、観光客に人気の歴史あるお寺、ショッピングエリアなど、魅力あふれる観光スポットがたくさんあるのです。

今回は、そんなビントゥルでおすすめしたい観光スポットを4ヶ所を厳選してご紹介いたします。大都市にはない、自然と融合した街の魅力に触れてみてください。

1.シミラジャウ国立公園

海岸線沿いにある自然溢れるシミラジャウ国立公園は、ビントゥル市内から北東へ30Km、車で約1時間の場所に位置している人気観光スポットです。広大な敷地を持つ公園には美しい熱帯雨林が広がっており、そのジャングルの中を歩くトレッキングを目的にたくさんの人が訪れています。公園内を流れる土色の川には、ワニが生息しているので要注意！他にも公園内には様々な野生動物が生息しており、林の中には注意を促す看板が設置されています。しっかり確認しながら先へ進みましょうね。

川の上に架けられている吊り橋を渡ると、日本ではあまり目にすることのない立派なマングローブ林が広がります。観察するための遊歩道が設置しているので、トレッキング初心者でもご安心ください。また、国立公園の隣は黄金色の美しいビーチが広がっていて、おすすめシーズンの乾季にはエメラルドグリーンの透き通る海で遊泳を楽しむこともできますよ。ビントゥルを代表する観光名所・シミラジャウ国立公園で、自然の恵みをたっぷり浴びてリフレッシュしませんか？

2.大伯公寺院

1890年代に建立されたと言われる大伯公（トゥア・ペッ・コン）寺院は、ビントゥルのランドマークとなっている中国寺院です。2009年に大規模なリノベーションが行われたため、建物はとても綺麗に保たれています。

細かいところまで手が行き届いたデザインの建物と美しい彫刻は必見ですよ。また、建物内部は赤とゴールドを基調とした造りになっており豪華絢爛！その美しさはマレーシア国内にいくつかある大伯公寺院の中でもトップクラスで、各地からたくさんの観光客が訪れています。建物の至るところにはドラゴンのモチーフの飾りが施されていますのでよく観察してみてくださいね。

3.パサールタム＆パサールウタマ

円錐形の大きなブルーの屋根が目印のパサールタム＆パサールウタマは、新鮮な食材が並ぶビントゥルで人気のマーケットです。どちらも同じような特徴ある建物なので、近くまで来ればすぐに見つけることができるでしょう。天井が高く開放感がある広いマーケットには、新鮮なお魚や色とりどりのトロピカルフルーツ、野菜など様々な種類の食材が豊富に揃っています。

日本では見ることのないちょっと珍しいものも売られていますので、見て回るだけでも充分に楽しめますよ。ローカル感を味わいながらショッピングを楽しむも良し、フードコートで小腹を満たすも良し。観光客のみならず、地元ビントゥル人たちも食事や買い物に訪れるマーケットなので、活気あるビントゥルを体感したい方にはおすすめの観光スポットです。

4.パンタイ・テマシャ・タンジュン・バツ

ビントゥルの美しいビーチを満喫したい方は、パンタイ・テマシャ・タンジュン・バツへどうぞ。ここでは、息をのむような美しい海と素敵なビーチを堪能することができます。ピクニックやキャンピング、魚釣りなども楽しめる公園になっているとあって観光客にも大人気。思いっきり泳ぎたい方のために、シャワーや更衣室などの設備も充実しているのでとても便利ですよ。

海やビーチも良いですが、もう一つの魅力はなんといってもサンセット！言葉では言い表せないほど美しいと評判で、夕暮れ時を狙って訪れる観光客も多いんだとか。バーベキューコンロも設置されているので、美しいサンセットを眺めながらバーベキューを楽しむも良いですよ。この上ない贅沢な時間を、ビントゥル観光の思い出にいかがでしょうか？

◎まとめ

美しい自然に恵まれたビントゥルの観光スポット、いかがでしたか？
ビントゥルでは、ラクサやミーゴレンなどのマレーシア料理など美味しいグルメも楽しめますので、観光を楽しみながら様々なレストランやフードコートを巡ってお気に入りのお店を見つけるのも良いでしょう。

ちなみに、ビントゥル観光のおすすめシーズンは4月～9月の乾季。美しいビーチと熱帯雨林を思いっきり満喫したい方は、ぜひこの期間に訪れてくださいね！

美しいサンセットが望める街・ビントゥルでおすすめの観光スポット4選