中央アフリカの首都バンギの観光スポット3選を紹介します

中央アフリカは、その名の通りアフリカ大陸のほぼ中央にある国。バスケットボールが盛んなことで知られ、中央アフリカの代表チームは、バスケットボールアフリカ選手権で優勝したこともあるんですよ。

そんな中央アフリカの首都バンギは、コンゴ川の支流ウバンギ川のほとりに広がる人口70万人強の都市。バンギよりも上流は大型船が航行できないため、河港として重要な町でもあります。コーヒーやビール、木材、織物などの輸出港で、中央アフリカの産業の中心でもあります。では、バンギの観光スポットを3選ご紹介しましょう。

⒈バンギ大聖堂

バンギの東の山ぎわ近くにある大聖堂は、フランス植民地時代の面影を残す歴史観光スポット。赤いレンガで造られたロマネスク様式の教会は、華美さはないものの、厳粛な雰囲気に包まれていて見ごたえがあります。

内部は明るく近代的に改装されていて、今もバンギの人々が礼拝に集まります。大聖堂の前は広々とした空間となっていて、街歩きに疲れたときに一息つくのにぴったりですよ。ここからウバンギ河畔までは歩いて一本道なので、バンギ観光での散策にもちょうど良いでしょう。

2.ウバンギ川

バンギの前を流れるウバンギ川の向こうはコンゴ民主共和国。ウバンギ川は、300km以上にわたって中央アフリカとコンゴ民主共和国の国境を成しています。

中央アフリカにとってウバンギ川は重要な交通路で、川沿いにはたくさんの小舟が係留されています。そんな川べりを歩いて、アフリカらしさを体感してみるのも良いでしょう。

バンギ市街の東端付近は飛び島が点在する早瀬となっていて、川に突き出た岬にはレストランや宿泊施設があります。雄大なウバンギ川の流れを眺めながら、食事をしたり夜を過ごしたりしてみてはいかがでしょう。

3.ル・コライル

バンギの中心といえる「ゼロキロメートル・ポイント」から放射状に伸びる3本の幹線道路のうち、真ん中のバルテレミー・ボガンダ通りをまっすぐ進むと、左手にショッピングセンター「ル・コライル」が見えます。この間がお店やレストラン、カフェなどの集まるエリアで、バンギの街歩きポイントです。

ル・コライルでは、さまざまな日用品や食料品が購入できます。小腹がすいたときなどに立ち寄っても良いですし、ちょっとしたお土産を探すのにも便利ですよ。近くには広い市民公園もあるので、飲み物やスナックを買って、空の下でのんびり食べるというのもアリですね。

まとめ

中央アフリカの首都バンギの観光スポットを3か所ご紹介しました。バンギは観光のエリアがウバンギ川沿いに集まっているため、コンパクトに見て回ることができます。

バンギの特産品はコーヒー。街中のカフェでゆったりとティータイムを楽しむのも良いですね。

中央アフリカの首都バンギの観光スポット3選を紹介します