タイの古都スコータイで世界遺産を訪れよう!観光スポット5選

画像出典:Golden House Studio/Shutterstock

タイの古都スコータイで世界遺産を訪れよう!観光スポット5選

タイの首都バンコクから北におよそ440km、タイ北部の南端に位置する古都スコータイ。1238年にこの地でタイ族による最初の王朝が開かれ、現在のタイの基礎を築き上げました。スコータイの遺跡群は世界遺産に登録されており、東南アジアで最も価値のある遺跡とも言われるほど、荘厳な雰囲気を今に残し、仏像はどこか優雅で芸術感を漂わせています。今回はそんな歴史ある魅力的な古都スコータイの観光スポットをご紹介します。

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タイの古都スコータイで世界遺産を訪れよう!観光スポット5選

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1.ワット・マハータート

出典: Andrea Schaffer

バンコク近郊のアユタヤにも同じ名前の遺跡がありますが、スコータイのワット・マハータートは、仏像が破壊されることなく、保存状態の良いものが見られることで知られています。ワット・マハータートの周りは4つの池に囲まれていて、8つのお堂と10の礼拝堂で構成されています。台座に残る柱から、当時の栄華を想像することができますね。遺跡の台座の上には観光客も入ることができるので、大きなブッダの坐像にお参りをしたら、記念撮影をしてくださいね!

2.ワット・トラパン・ングン

出典: ronan crowley

ワット・マハータートから少し歩くと、「銀の池」と呼ばれる、綺麗な長方形をした人口の池があります。この池に浮かぶ小さな遺跡が、ワット・トラパン・ングンです。大きな仏像に、その後ろにある塔の上部にも小さな仏像があります。また、仏塔の前には遊行仏の浮き彫りがありますが、手や足に独特の優雅な動きがあって、「微笑みの国・タイ」を感じることができるでしょう。

3.ワット・サパーンヒン

出典: ronan crowley

ワット・サパーンヒンはスコータイ遺跡群の少し外れの丘の上にある遺跡です。ワット・サパーンヒンは、高さ200mの小高い丘の上にあり、頂上では巨大なブッダの立像などを見ることができます。足場の悪い石畳の道を300mの上るのは、少し体力を使いますが、頂上からはスコータイ遺跡群を見下ろすことができ、絶景を楽しめますよ。

4.ワット・シー・チュム

出典: Cédric Liénart

ワット・シー・チュムは、スコータイ歴史公園の城壁から西北に位置する寺院です。天井部分のないモンドップの中に入ると、高さ約15mのアチャナ大仏があります。アチャナにはバリ語で「動かぬもの、変わらぬもの」という意味があり、今でもスコータイの町を見守っています。スコータイの象徴ともいわれるアチャナ仏は、スコータイ様式による最も優れた仏像と評価されています。

5.サンカローク陶器博物館

サンカローク陶器博物館は、スコータイ出身の夫婦が50年以上の歳月をかけて国内外から集めた、サンカローク焼きをはじめとし、東南アジアの陶器およそ2000点のコレクションが展示されています。入口では、日本語のパンフレットを借りられるので、館内を回る際はより理解を深められますね。

館内には、スコータイ王国に伝わる陶磁器の歴史が分かる展示品のたくさん並べられ、スコータイ遺跡から出土した青銅器や、古くから交易があった中国の品も展示されています。スコータイ王国の歴史を学ぶことで、より観光も楽しめそうですね。

◎まとめ

タイの古都スコータイの観光スポットをご紹介しましたが、いかがでしたか。今回はスコータイ遺跡群を中心に紹介しましたが、スコータイには新市街をはじめ、見どころも増えているので、目が離せませんね。ぜひ、今回ご紹介したスポットを参考にスコータイのプランを立ててみてくださいね。スコータイ旅行は、バンコクやプーケットなどとは、また違った楽しみが待っていますよ!

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