名称:ポーランドとウクライナのカルパティア地方の木造教会群
住所:Carpathians, Ukrayina
公式・関連サイトURL:http://whc.unesco.org/en/list/1424
人気沸騰の予感!見所満載ウクライナの観光スポット18選
ウクライナは東ヨーロッパに位置する国であり、ロシア、ハンガリー、ポーランドなどの国に囲まれ、南は黒海に面しています。青と黄色のシンプルな国旗は青空と豊かな穀物がなる大地を表しているそう。
ウクライナは、ヨーロッパの真珠と呼ばれるほど美しい国ってご存知でしたか?紅葉や古い教会、石畳の道などロマンティックな町並みは心を奪われるほど美しいと言われています。歴史的な建造物が立ち並ぶリヴィウ、母なる町と呼ばれるキーウ、黒海沿岸のリゾートと貿易港として栄えた要素を兼ねるオデッサなどその美しさも町ごとに異なります。
そんなウクライナを旅するなら見逃せない定番スポットを厳選しご紹介します!
目次
人気沸騰の予感!見所満載ウクライナの観光スポット18選
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1.ポーランドとウクライナのカルパティア地方の木造教会群

ウクライナ西部とポーランドにまたがるカルパティア地方には、点在する木造教会(ツェルクバ)があり、そのうちの16棟(うち半分の8棟がウクライナ)が2013年ユネスコ世界遺産となりました。自然遺産ではなく文化遺産で国境を越えることは初めての登録となりました。
16〜19世紀に東方正教会とギリシャ正教会の信者のコミュニティにより建設されたツェルクバは丸太を水平に組み上げていく「水平丸太組み技法」と言われる独特の建築方式で建てられています。東方正教会の個性的な建築様式とカルパティア地方の伝統の要素が混ざり合い、信者達が信じている宇宙進化論のイメージが存分に反映されています。 ウクライナ側の教会は、ドロホブィチの聖ゲオルギオス聖堂、天使首ミハイル会衆聖堂、至聖三者聖堂が有名です。
現在は教会はもちろんのこと、博物館として使用されている教会もあります。貴重な木造建築の教会は見る価値ありの観光地ですよ!
2.恋のトンネル

ウクライナ西部の小さな町、クレーヴェンとオルツィヴを結ぶ鉄道に地元で「ザ・トンネル オブ ラブ(恋のトンネル)」と呼ばれる草木が生い茂る緑のアーチがあります。 映画『クレヴァニ 愛のトンネル』の撮影場所として地元の人達に有名になり、今では世界中からカップルが訪れるパワースポットとなりました。
一見廃線と見られがちなのですが、1日に3回ほど地元の工場へ向かうため木材運搬用の私鉄が通っています。そのため列車が通るたびに木の葉が落とされこのようなトンネル状になりました。そしてこのトンネルには伝説があり「カップルが手を繋いで歩くと永遠に結ばれる」「電車が通る時にキスをすると願いが叶う」のだとか。
季節ごとに雰囲気も変わり、秋には緑の草木が紅葉し、また違った表情が見れるこのトンネル。あまりにも幻想的なので本当に願いが叶いそうです。世界一ロマンティックなトンネルといっても過言ではないでしょう。
名称:恋のトンネル
住所:Klevan' Rivnens'ka oblast, Ukraine