名称:あじさいの小径(こみち)
住所:神奈川県足柄下郡箱根町大平台
公式・関連サイトURL:https://www.hakone.or.jp/531
関東を代表する温泉観光地、箱根。観光の足となる箱根登山鉄道のほぼ中間に位置する大平台は、どこか昭和のにおいもする素朴な街並みと、線路沿いを彩る初夏のあじさいが人気のエリアです。
派手な観光スポットはありませんが、箱根湯本や小涌谷などの人気エリアからは電車で15分ほどなので、ふらっと足を延ばして散策するのにちょうどいい距離。箱根十七湯のひとつである大平台温泉が湧き、小規模な旅館が点在しているため、にぎやかな観光地より閑静な場所でのんびりしたいという方は、大平台で宿泊するのもいいかもしれません。
それでは大平台の観光スポットをご紹介しますのでチェックしてみてください!
目次
箱根・大平台の観光スポット14選!あじさい電車で行く名水の里
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1. あじさいの小径
あじさいの小径(こみち)は、大平台駅を左側に出てすぐの脇道から始まります。線路沿いや町中に案内看板が立っているので、それらに従って進んでいくと大平台の町を散策できちゃいますよ。
2. 箱根登山鉄道
◆あじさい電車
大平台の名物といえば、箱根登山鉄道の赤い電車とその線路脇にあじさいが咲き乱れる風景。毎年6~7月のシーズンになると「あじさい電車」の名称で親しまれ、夜間には沿線6カ所でライトアップも行われています。毎年観光客に人気の「夜のあじさい号」は全席指定なので予約はお早目に。
◆スイッチバック
そして箱根登山電車といえば、箱根湯本から強羅間で3回行われるスイッチバックで有名。急斜面を登るため、車両の先頭と後ろを逆にして進行する方式です。ここ大平台駅と、塔ノ沢側にある出山信号場、宮ノ下側にある上大平台信号所ではスイッチバックが行われ、運転士と車掌が位置を交代する様子も見られます。
名称:大平台駅/出山信号場/上大平台信号所(箱根登山鉄道)
住所:神奈川県足柄下郡箱根町大平台
公式・関連サイトURL:http://www.hakone-tozan.co.jp/station/
3. 姫の水
大平台の良質な水は美肌の味方!約100年にわたって関東を治めた北条氏の娘が、この大平台の水で顔を洗いみるみる美しくなっていったことから評判に。歴代の息女たちも化粧水として使用していたことが、その名の由来だそう。大平台の名水として長く親しまれ、飲用水や豆腐などの製造にも利用されています。
現在は一般宅の敷地内にひとつ。またもう一カ所は、開放されていますがこちらも個人が管理しているもの。利用する場合は一言声を掛けるなどマナーを守りましょう。
名称:姫の水
住所:神奈川県足柄下郡箱根町大平台
公式・関連サイトURL:http://www.hakone-yeg.com/hakotakara2/himenosui.html
4. 箱根BBQガーデン 姫の台所
箱根でわいわいバーベキューをやるなら大平台の「姫の台所」へ!駅から2分とアクセスも抜群の、温泉付きバーベキュー施設です。
器材や道具は料金プランに含まれているので、手ぶらでOK。プランもいくつかあり、食材込み、温泉の入浴料込みなど好みや予定に合わせて選べるところがありがたいですね。観光ついでにふらっとバーベキュー、なんてのも楽しそう。家族やお子様連れのグループ、学校や団体でのレクレーションなどにもおすすめです。
名称:箱根BBQガーデン 姫の台所
住所:神奈川県足柄下郡箱根町大平台544
公式・関連サイトURL:http://hakone-bbq.com/
5. 大平台の日帰り温泉
箱根十七湯のひとつに数えられる大平台温泉。泉質はナトリウム-塩化物泉やアルカリ性単純温泉などで、疲労回復や神経痛、皮膚病、婦人病などに効果があります。
家庭的なおもてなしをしてくれる小さな宿が多く、観光ホテルが集まる箱根湯本や小涌園などの喧騒を離れて過ごしたい方におすすめです。日帰り入浴を受け付けている宿もいくつかありますので、観光途中にぜひ立ち寄ってみてくださいね。
◆姫之湯
本日の温泉二件目、箱根の姫之湯
— トクマコ☆ (@tokumako42) June 19, 2016
なにがいいって550円と安い上に
お湯が熱いのがたまらなく良いのだ pic.twitter.com/UXSBd6AIjW
昭和24年に温泉の掘削に成功し、箱根十七湯のひとつとして栄えてきた大平台。その時に発見されたお湯がこちらの姫之湯です。大平台の歴史の始まりでもあり、大平台を代表する温泉ともいえるでしょう。源泉が55度と結構熱めなので、苦手な人は注意。外に湧いているお湯は汲んで持って帰ることができるので、自宅でも温泉を楽しめちゃいますよ!
名称:姫之湯
住所:神奈川県足柄下郡箱根町大平台583
公式・関連サイトURL:http://www.himenoyu.net/
◆箱根大平台温泉 山水荘
こちらも全6室、大平台の温泉宿が集中するエリアの高台にある、アットホームな旅館です。お風呂は露天風呂、岩風呂、石畳風呂の3種類で、100%掛け流しの良質なお湯を楽しめます。日帰り入浴には昼食、夕食付のプランもあるので、観光スケジュールに合わせてぜひ利用してみてください。
名称:箱根大平台温泉 山水荘
住所:神奈川県足柄下郡箱根町大平台621
公式・関連サイトURL:http://www.ohiradai.com/sansui/index.html
◆箱根 対岳荘(たいがくそう)
箱根のお湯はほとんど入りましたが大平台温泉だけはまだ未経験だったので、対岳荘さんに立ち寄り湯しに行きました
— 自家焙煎珈琲工房ちろりや (@tiroriyacoffee) September 14, 2016
クセがなくお肌ツルツルお腹の中からポカポカ!温かさが持続する大変良い湯!素敵な宿なのでいつか泊まりたいな✨ #箱根 #温泉 pic.twitter.com/Bt8yWx7LyK
大平台駅から歩いて約5分ほどの所にある、私学事業団が運営する温泉旅館。大浴場の大きな窓からは箱根の山々の四季折々の表情を眺めることができます。日帰り入浴は日中のみ可能。
名称:箱根 対岳荘(たいがくそう)
住所:神奈川県足柄下郡箱根町大平台312
公式・関連サイトURL:https://goo.gl/5oiunn
◆いしゐ旅館
全6室の小さな宿。国道1号線沿いにあり、箱根駅伝応援にはもってこいの立地ですが、予約は争奪戦必至です。風呂は大浴室、家族風呂、露天風呂の3種類があり、空いていれば貸切可能。特に露天風呂は開放的な気分が味わえると口コミでも人気です。
日帰り入浴も22時までやっているので、大平台観光後にひとっ風呂浴びて帰るのもいいでしょう。冷え性やリウマチ、疲労回復の効果が期待される弱塩泉です。
名称:いしゐ旅館
住所:神奈川県足柄下郡箱根町大平台635
公式・関連サイトURL:http://www.ishiiryokan.jp/
6. Spa at Yamaguchi House(スパ アット ヤマグチハウス)
大平台駅から徒歩すぐの隠れ家的邸宅スパ。富士屋ホテル創業者の一族・山口堅吉氏の自宅だった洋館で施術を受けるという、なんとも贅沢な体験ができるスパ施設です。
メニューはインド伝統の「カイラリ・アーユルヴェーダ」と、ゲストの希望や体調を見て施術内容を決める「ハコネ・タイムリチュアル」の2種類。カイラリ・アーユルヴェーダでは、アンチエイジングや脂肪分解など目的に合わせたコースを選ぶことができます。
名称:Spa at Yamaguchi House(スパ アット ヤマグチハウス)
住所:神奈川県足柄下郡箱根町大平台338
公式・関連サイトURL:http://www.yamaguchihouse.com/index.html
7. 山神神社
大平台駅のすぐ目の前にある山神神社(さんじんじんじゃ)は1、6世紀中ごろに創建されたといわれ、大平台地区の鎮守社として人々の信仰を集めてきました。毎年4月16, 17日に開催される温泉さくら祭りや例大祭のほか、夏祭りや秋の新嘗祭などが行われ、大平台の地域住民の憩いの場として親しまれています。
名称:山神神社(さんじんじんじゃ)
住所:神奈川県足柄下郡箱根町大平台352
公式・関連サイトURL:https://goo.gl/M61kUU
8. 林泉寺
大平台駅を出て道路を挟んだ向かいにある林泉寺(りんせんじ)は、1559年に創建されたといわれており、箱根で最初にできた曹洞宗のお寺でもあります。特筆すべきは、1911年の大逆事件で幸徳秋水らとともに処刑された内山愚童が、住職をつとめていたお寺であるということ。庶民に寄り添い人権の尊さを主張した内山を偲んで、敷地内には碑が建てられています。日本の近現代史が好きな人は、観光の際にぜひ訪れてみてください。
名称:林泉寺(りんせんじ)
住所:神奈川県足柄下郡箱根町大平台337
公式・関連サイトURL:http://www.ohiradai.com/sight.html
9. 子育阿弥陀如来堂
こちらも大平台駅前にあります。大平台温泉の看板のたもとに佇む小さなお堂とお地蔵さまは、子供たちの健やかな成長を願って江戸時代に建てられたものだそう。小さなお子さんがいる方、これから出産される方は、温泉巡りや観光のついでにお参りするのもいいかもしれません。
名称:子育阿弥陀如来堂
住所:神奈川県足柄下郡箱根町大平台627
公式・関連サイトURL:https://www.hakone.or.jp/522
10. 娯楽センター七福
娯楽センター七福。スマートボールとパチンコさいこーです。で、勝ちました~。 pic.twitter.com/Yqy9bPup8b
— おとぼけボーイ (@OtobokeBoy) July 15, 2013
パチンコやスマートボール、射的などが楽しめるレトロ感たっぷりの遊技場。旅番組などの箱根特集で取り上げられることもある大平台観光のおすすめスポットです。創業から50年以上経つそうで、時が止まったような店内の雰囲気に、昭和の時代を生きた人は懐かしい気持ちになるのではないでしょうか。
名称:娯楽センター七福
住所:神奈川県足柄下郡箱根町大平台331
公式・関連サイトURL:http://www.tv-tokyo.co.jp/travel/entry/bwxZe/12098/
11. 箱根夢物語 満天の星
大平台を中心に、宿泊・飲食などの観光事業を展開するかぐや姫グループ。同社が運営する宿「満天の星」には、いくつかの飲食店が入っています。
1日20食限定のかま飯茶漬けや、重さ150gの巨大やきとりが人気の「姫のかま茶」、製粉から製麺まで自社工場で手掛けるそば処「金のそば」、ほか甘味処やワッフル専門店など、大平台観光の際のランチやティータイムにおすすめ。ただし完全予約制の店もあるため、観光の前に確認するのをお忘れなく!
名称:箱根夢物語 満天の星
住所:神奈川県足柄下郡箱根町湯本大平台386
公式・関連サイトURL:http://kaguyahime.info/kamacha/
12. 辻国豆腐店
箱根大平台の湧き水を使った「辻国豆腐店」の絹ごしと厚揚げ。地元の方のおすすめで買ってみたらとてもおいしかったです^ ^ 薄いほうの、普通の油揚げもちょっと焼くとおつまみに最高らしいので、今度はそれも食べてみようー( ^ω^ ) pic.twitter.com/mA6tDfKwQa
— ゲストハウス 箱根ねんねこや (@HakoneNennekoya) August 9, 2013
水のきれいなところに豆腐屋あり。小田原周辺でも特に評判の良い大平台の水で作る豆腐が自慢の辻国豆腐店。姫の水の源泉と同じ浅間山の伏流水を使った絹ごしと木綿の豆腐には、「姫の水」の名を冠しています。
ほかにも油揚げやひろうず、おぼろ豆腐などがあり、大平台観光のおみやげにぴったり。出来立てをその場で味わうのもおすすめですよ。
名称:辻国豆腐店
住所:神奈川県足柄下郡箱根町大平台442
公式・関連サイトURL:http://www.hakone.ne.jp/tsujikuni/
13. 角山生麩ゆば店
箱根町大平台にあるお豆腐屋さん。夕方に訪れたら閉まっていたので、次は朝行って、お豆腐と湯葉をゲットしたいです! pic.twitter.com/2knm31aSj2
— hakonekot (@hakonekot) October 28, 2014
こちらも、大平台の姫の水を使用した生麩やゆばが名物の店。高タンパク、低カロリーの生湯葉はそのまま食べるのもおすすめ。巻いたり包んだりする料理に適した中揚げゆばなど、用途に合わせて選ぶことができます。
生麩の種類も、さくらやもみじ、いちょうなどバラエティに富んでおり、お吸い物や味噌汁などに入れると見た目も華やかに。大平台観光のおみやげにおすすめです。
名称:角山生麩ゆば店
住所:神奈川県足柄下郡箱根町大平台431
公式・関連サイトURL:http://hakonekakuyama.com/index.html
14. 浅間山
標高802m、富士箱根伊豆国立公園にも指定されている浅間山(せんげんやま)。大平台駅の西側に位置し、初心者向けのハイキングコースとして人気です。大平台駅からは国道1号線を宮ノ下方面に進み、大平台バス停を越えた先の細い道から登っていきます。
山頂までは1時間前後。ほか、小涌谷駅と箱根湯本駅を発着地点にして歩くコースもポピュラーです。春には桜、夏にはあじさい、秋には紅葉、と季節の景色も楽しめますよ。
名称:浅間山(せんげんやま)
住所:神奈川県足柄下郡箱根町
公式・関連サイトURL:http://hakonehaikingu.seesaa.net/category/14464393-1.html
◎まとめ
大平台は半日もあれば見て回れるので、箱根の他エリアに宿泊する場合の日帰り観光の目的地としてもぴったりです。登山鉄道とケーブルカーが乗り降り自由になる1日乗車券や、芦ノ湖の海賊船、バスなどにも乗れる箱根フリーパスが発売されているので、これらをうまく利用して箱根観光の旅行プランに組み込んでみてはいかがでしょうか。
大平台が誇る温泉はもちろん、箱根随一のおいしい水を味わい、のどかな街並みを散歩すれば、心も体もリラックスできるでしょう。
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