夕闇に光が浮かぶ寺院!?ウボンラーチャターニーのおすすめ観光スポット

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夕闇に光が浮かぶ寺院!?ウボンラーチャターニーのおすすめ観光スポット

ウボンラーチャターニーはタイのイーサーン地方の中でも最も東部に位置し、ラオスとカンボジアに隣接する町です。日本ではまだあまりなじみがないですが、壮麗な造りの仏教寺院などの見どころが多く、先史時代の壁画が見れる観光スポットもあるんですよ。国境沿いにある町のため言葉や文化などが入り混じり、タイの中でも独特の雰囲気を持ちます。辛いイメージのタイ料理も、実はイーサーン地方発祥のものが多いのは意外と知られていないもの。そんな知る人ぞ知るウボンラーチャターニーのおすすめ観光スポットをご紹介しましょう。ウボンラーチャターニーに訪れる機会があれば、ぜひ参考にしてくださいね。

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夕闇に光が浮かぶ寺院!?ウボンラーチャターニーのおすすめ観光スポット

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1. ワット・シーウボンラット(ワット・シーウボンラタナラム)

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ワット・シーウボンラットまたはワット・シーラタナラムと呼ばれるこちらの寺院は、バンコクにあるワット・ベンチャマボピットを模して建てられました。150年ほどの歴史を持ち、ウボンラーチャターニーの人々に大切にされています。

このワット・シーウボンラットには、バンコクにあるタイの最高寺院ワット・プラケオに納められているエメラルド仏と同じ様式のトパーズ仏があります。エメラルド仏と同じくかつてラオスからもたらされたと云われ、タイの旧正月のソンクラーンにあたる4月13日にはこのトパーズ仏を伴った行列が町を練り歩きます。規模は大きくなくとも洗練された美しい寺院は、ぜひウボンラーチャターニーで立ち寄ってほしい観光スポットでもありますよ。

2. ワット・ノーンブア

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ワット・ノーンブアは高さが56メートルもの仏塔があるインド式の寺院で、ブッダの入滅2500年を記念に造られました。インドのブッダガヤにある大菩提寺を模して建てられ、仏塔に施された精巧な彫刻は本家ブッダガヤよりも素晴らしいという人がいるほどなんですよ。

白地に金で美しく装飾された美しい外観は見ごたえがありますが、中に入るとさらに豪華絢爛な仏像や内装を見ることができます。日本とはまるで違う仏教文化をウボンラーチャーターニーで見学できる、興味深い観光スポット。ウボンラーチャターニーでは56メートルの仏塔は目立つので、簡単にたどり着くことができるでしょう。さらにワット・ノーンブアにはウボンラーチャターニーで有名なロウソク祭りで使われる、ロウの山車のレプリカがあります。さらに祭り間近になると実際に本物を制作している様子が見られるので、ロウソク祭りの期間に合わせて観光に訪れるのもおすすめです。

3. ワット・シリントーンワララーム

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ラオスとの国境にほど近い場所に位置するワット・シリントーンワララームは、夕闇の中で幻想的に輝く姿が美しい寺院です。あまり知られていない観光スポットでしたが、SNSなどの写真投稿などで人気急上昇中の寺院なんですよ。

ウボンラーチャターニーにあるワット・シリントーンワララームは小高い丘の上にあり、メコン川に沈む美しい夕日も評判。夕暮れ時になると寺院の裏に施されている彫刻のガラパプルックの木と、地面に描かれている模様が輝きだし、その光景はとても神秘的です。これらはライトアップではなく蛍光塗料によるものなので、時間が経つと消えてしまいます。その美しい光景は、ウボンラーチャターニーに訪れたら見逃す手はありませんよ。

4. チョーン・メック

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チョーン・メックはラオスとの国境にある町です。ウボンラーチャターニーのチョーン・メックは陸路でラオスへと渡ることができる数少ない場所のひとつで、バックパッカーや観光客などで賑わう場所なんですよ。徒歩や車、バスなどでラオスへ入国が可能で、入国審査こそありますが日本人はビザなしでラオスへ行くことができます。観光のついでにラオスを覗いてみようなんて人がいるほど。

町には市場があり、ラオス側にもショッピングセンターがあるので、ここでお土産を買うのもいいかもしれませんね。ウボンラーチャターニーに観光で訪れた観光客にとっては、2つの異国が交じり合う混沌とした雰囲気が新鮮です。ぜひ国境の雰囲気を体験してみてはどうでしょうか?

気軽に国境越えができるとはいえ、入国手続きなどで時間がかかることもしばしばあります。必ず余裕をもったスケジュールで行動することをおすすめします。

5. パー・テーム国立公園

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こちらもラオスとの国境沿いにあり、340平方キロメートルもの敷地を有する国立公園です。ウボンラーチャターニーのこの周辺はかつて海面下にあり、キノコのような奇岩や張り付いた貝などからその片鱗を見ることができます。岩が立ち並ぶ荒野のような場所から美しい滝が流れる熱帯雨林まで、さまざまな表情を見せる大地の神秘を感じられるのがパー・テーム国立公園の特徴です。

さらに見ておきたいのが、先史時代に描かれた壁画です。3000~4000年前に描かれた壁画は300以上もあり、魚や馬、人などが見られます。頭部が三角形の人型は、当時の人の姿だったのか?それとも別の何かだったのか?ロマンがあふれる壁画ではないでしょうか。1日かけても回り切れないほどの広さを誇る国立公園なので、ぜひ何日かウボンラーチャターニーに滞在してみるのもいいですね。

◎まとめ

ウボンラーチャターニーの町には他にも見ごたえのある寺院、郊外にはカンボジアの世界遺産を望むカオ・プラ・ウィハーン国立公園など、紹介しきれなかった観光スポットがまだまだあります。ウボンラーチャターニー空港へはバンコクから飛行機で約1時間と、比較的アクセスもしやすい町。まだ知られざる穴場観光スポットへぜひ訪れてみませんか?

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