歴史的な建造物からビールまで!ミュンヘンのおすすめ観光スポット28選

歴史的な建造物からビールまで!ミュンヘンのおすすめ観光スポット28選

バイエルン州の州都にしてドイツで3番目に人口の多いミュンヘンには、観光客を満足させるおすすめのスポットが数多く存在します。歴史的な建造物や施設を見学したり、世界的な美術館で芸術作品を堪能したり、日本でも有名なドイツビールを満喫できるなど、さまざまな観光の楽しみが詰まった街です。そんな観光都市ミュンヘンの中でも、代表的な名所からあまり知られていないユニークなスポットまで、おすすめの観光スポット28選をご紹介します。

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歴史的な建造物からビールまで!ミュンヘンのおすすめ観光スポット28選

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1.ニンフェンブルク宮殿

出典: pcalapre / PIXTA(ピクスタ)

バイエルン王の夏の宮殿として建設されたニンフェンブルク宮殿は、ミュンヘン旧市街から北西に約6㎞の場所に位置する定番観光スポットです。この宮殿のみどころは、美しい花々が咲く広大な庭園!もともとはイタリア式庭園だったのですが、後にフランス式に改造され、さらにイギリス庭園の要素も追加されました。

この庭園は入場券がなくても自由に出入りでるので、気軽にその美しい自然や雰囲気を満喫することができるのも魅力です。観光客だけでなく、地元のミュンヘンの人たちが散歩やジョギングなどをしている姿も見られますよ。

なお庭園の敷地内には、ニンフェンブルク宮殿とは別に4つの小さな宮殿と2つの湖もあるので、ぜひじっくり時間をかけて見学してくださいね。ニンフェンブルク宮殿内にも、豪華なフレスコ天井画やロココ様式の大広間である「石のホール」など、たくさんの観光のみどころがあります。余すことなく見学したいという方は、ツアーに参加するのがおすすめです。

2.ヴィクトアーリエン・マルクト

ミュンヘン旧市街の中心マリエン広場の南東にあるヴィクトアーリエン・マルクトは、ミュンヘンのグルメや食材などを楽しむことができる市場。ただし、普通の朝市とは一味違いますよ。なんと夕方になると、ビアガーデンが開店します。ドイツといえばビール!地元の新鮮な食材をおつまみにして飲めるこのビアガーデンはおすすめです。

また、この市場のシンボルとされるマイバウム(5月の木)も観光のみどころ。その名の通り5月になると立てられるこのツリーは、バイエルンの色である青と白のストライプに塗られ、市場の店々を表す看板で飾られます。また市場内にある6つの噴水には、それぞれ歌手やコメディアンなどの銅像が乗っているので、こちらもチェックしてみてくださいね。

3.マリエン広場

ミュンヘンの主要な観光スポットへのアクセスがとても良く、ミュンヘン観光の心臓部ともいえるマリエン広場。新市庁舎や旧市庁舎、レジデンツにオペラハウスなどの名所へ、それぞれ徒歩で行ける距離にあります。

さらに、マリエン広場自体も人気の観光スポット。なかでも、この広場で開催されるクリスマスマーケットは世界的に有名です。また、マリエン広場の由来であるマリア像や、待ち合わせ場所として人気の魚の噴水も観光の見どころとなっています。

マリエン広場では大道芸人によるストリートパフォーマンスなども多く、常に人で賑わい華やかです。そんな活気あるマリエン広場を拠点として、ミュンヘン観光を大いに楽しんでくださいね。

4.ダッハウ強制収容所跡

出典: jeafish / PIXTA(ピクスタ)

第二次世界大戦の直前に建設されたダッハウ強制収容所は、後に世界中に建設された収容所のモデルになったことで有名です。そのような過ちを忘れないために、収容所跡地には博物館が建てられています。

最初に注目してもらいたいのは、「働けば自由になる」と書かれた入口の鉄の門です。収容所跡地には、約3万人以上の犠牲者の遺体を焼却していた焼却炉が残されています。実際の死体の写真も展示されているので、覚悟をもって見学するようにしましょう。

ダッハウ強制収容所のあるダッハウは、ミュウヘン郊外の小さな町です。ミュンヘン市街から鉄道かバスで簡単にアクセスできます。

5.バイエルン国立歌劇場

出典: commons.wikimedia.org

ミラノのスカラ座、ウィーン歌劇場と並んでヨーロッパ三大歌劇場とされるバイエルン国立歌劇場は、座席数が2101席もあるドイツで最大級のオペラハウス!せっかくミュンヘンを観光するなら、バイエルン国立歌劇場での観劇をおすすめします。

演目はオペラだけでなく、バレエやコンサートなども開催されているので、興味のある公演を選択しましょう。年間で約400回公演があるので、毎日なにかしらの演目が上演されています。また、場内ツアーも毎日開催されているので、こちらにも参加してみるとよいでしょう。

公演スケジュールの確認やチケットの購入などは劇場の公式ホームページからできるので、ミュンヘン観光の前に手続きしておくと便利ですよ。

6.ミュンヘン・レジデンツ

出典: Noppasin / PIXTA(ピクスタ)

旧バイエルン王国の王家であるヴィッテルスバッハ家の本宮殿として使用されていたミュンヘン・レジデンツは、ミュンヘンの旧市街観光では外せないスポットです。内部は4つの博物館と劇場から成り立っていて、なかでもレジデンツ博物館とレジデンツ宝物館は特に人気ですよ。

また、奥行きが69mもある大ホール「アンティクヴァリウム」も観光客を魅了しています。天井には美しいフレスコ画が、側面には古代の銅像が並んでいるので、見逃さないようにしましょう。ただし見学できない時間帯もあるので、事前にホームページなどで確認することをおすすめします。

ほかにも、貝殻による装飾や噴水などがある中庭、ミュンヘン・フィラデルフィア管弦楽団がクラシック音楽を演奏するチャペルなど、観光の見どころが満載です。

7.ドイツ博物館

出典: de.wikipedia.org

ミュンヘン市内を流れるイザール川の中州にあるドイツ博物館は、世界最大の科学技術博物館として有名です。東京ドームとほぼ同じ大きさで、コレクションは約10万点にものぼります。

なかでも貴重なのが、ライト兄弟が作った世界初の有人動力飛行機。実際にライト兄弟が乗って空を飛んだ本物なんですよ!そのほか、ドイツ初の軍用潜水艦「Uボート」や、世界初のプログラム制御式コンピュータなど、その時代を代表する革新的な展示物が目白押しです。

また、眺めるだけでなく体験型の展示もあるので、大人も子供も楽しめる観光スポット。日本語のパンフレットもあるので、安心して観光してみてくださいね。

8.アルテ・ピナコテーク

出典: commons.wikimedia.org

バイエルン王国を治めていたヴィッテルスバッハ家の財力や権力を象徴するミュンヘンのアルテ・ピナコテークは、世界六大美術館にも数えられるほど。貴重な作品を鑑賞できる美術館として世界的に有名な観光スポットです。

アルテ・ピナコテークの見所は、ドイツ絵画です。なかでもドイツ美術史上最高傑作ともいわれるアルブレヒト・デューラーの絵画は必見ですよ!ほかにもフランドル絵画の巨匠ルーベンスやレンブラント、レオナルド・ダ・ヴィンチといった有名画家の作品を鑑賞することができます。

また、館内での写真撮影ができるのも、この美術館の魅力の一つ。アルテ・ピナコテークはとても広く、収蔵数も多いため、時間にゆとりをもって訪れることをおすすめします。

9.ノイエ・ピナコテーク

出典: commons.wikimedia.org

ノイエ・ピナコテークは、18世紀半ばから20世紀にかけての芸術品を約5000点そろえているミュンヘンの観光スポットです。「ノイエ」とは「新しい」という意味。向かいにある「古い」という意味の「アルテ」・ピナコテークに対して、ノイエ・ピナコテークではゴッホやモネ、ゴーギャンやルノワールなどの近世印象派の傑作から、ドイツの近代絵画などを鑑賞することができますよ。

特にゴッホの『ひまわり』は、誰もが一度は目にしたことがあるでしょう。ほかにもモネの『アルジャントゥイユの橋』や、ゴーギャンの『テ・タマリ・ノ・アトゥア』など数々の名画を鑑賞できますよ。印象派以外にも、地元ミュンヘンを代表する画家の作品なども展示されています。

ピナコテーク周辺にはミュンヘンの美術館や博物館が密集しているので、芸術に興味のある方はじっくり立ち寄ってみてくださいね。

10.ピナコテーク・デア・モデルネ

出典: commons.wikimedia.org

「アルテ(古)」「ノイエ(新)」ときて、「今」を扱うミュンヘンの現代美術館が、「ピナコテーク・デア・モデルネ」です。

ミュンヘンだけでなくドイツ全体でも最大といわれる現代美術館のピナコテーク・デア・モデルネは、2002年にオープンした新しいミュンヘンの観光スポットです。総展示面積がなんと約15000平方メートルもある館内は、テーマによって4つのエリアに分けられていて、訪れる観光客を飽きさせません。

「現代美術セクション」では、ピカソやダリなどモダンアートの巨匠たちの作品を展示していて、「建築セクション」ではオリジナル模型や有名建築家のスケッチなどを見ることができますよ。他にも数十万点もの版画や絵画を誇る「グラフィックセクション」、現代家具などを展示する「デザインセクション」があります。

この美術館はアルテ・ピナコテークのすぐ隣にあるので、ミュンヘンに観光の際にはぜひこちらにも足を運んでみてください。なお、3つの美術館を全てをじっくち見て回るとなると、丸1日は必要でしょう。

11.ノイハウザー通り

出典: Shiryu / PIXTA(ピクスタ)

ミュンヘン旧市街の西のメインストリートであるノイハウザー通り。デパートやレストランなどが軒を連ね、ショッピングや休憩などにもってこいです。1972年からは歩行者専用道路となっていて、歩行者天国をぶらぶらしながら屋台や大道芸人によるストリートパフォーマンスが楽しめます。

ノイハウザー通りの最大の見所は、西側の入口にある「噴水小僧(Burunnenbuberl)」です。子供に向かって水を吐き出している男のモニュメントがユニークな噴水なので、思わず写真に撮りたくなることでしょう。

活気あふれるノイハウザー通りは、「ノイ(新)」とつくものの、実はミュンヘン最古のストリートだといわれています。通り沿いには、ミヒャエル教会やドイツ狩猟漁猟博物館などの観光スポットもありますよ。

12.ミヒャエル教会

ミヒャエル教会は、ルネッサンス式教会の中ではアルプス以北で最も荘厳なものの1つされている観光スポットです。世界で2番目に巨大な独立型のアーチ天井や、内部に自然光を差し込ませるエントランスの大きく美しい窓が観光の見どころとなっています。

また、この教会にはバイエルン王国を治めていたヴィッテルスバッハ家歴代の王や、ノイシュバンシュタイン城を建てたルートヴィヒ2世が眠っているんですよ。ミヒャエル教会では合唱団やオーケストラによるコンサートも開催されているので、興味のある方は観光前にホームページなどでスケジュールを確認しておきましょう。

ミヒャエル教会はミュンヘンのメインストリートであるノイハウザー通りに面していますので、観光前後にショッピングや食事をすることができるのも魅力の一つですね。なおこの教会へはミュンヘン市街地から鉄道で向かうことをおすすめします。

13.英国庭園

世界最大級の都市公園の一つである英国庭園。長さ約4㎞・幅約1㎞という、広大な敷地を有するイギリス式庭園として有名な観光スポットです。ミュンヘン旧市街の北に隣接していてアクセスも容易なことから、観光客だけでなくミュンヘン市民の憩いの場としても人気の場所。

ミュンヘンのオアシスといえる英国庭園には様々なみどころがあります。いかだ下りや水泳を楽しめるイーザル川や、ボートをレンタルできるクラインヘッセローアー湖、日本式茶室や「中国の塔」、ギリシャ風の建築物など、楽しみ方はいろいろですよ。

またドイツらしく庭園内でビアガーデンも開催されるので、緑よりお酒という人も、訪ねて損はありませんよ。

14.BMW博物館

出典: キリンセンパイ / PIXTA(ピクスタ)

ベンツやアウディ、ポルシェなど、高級車のイメージが強いドイツ。そのブランドの一角をなすBMWは、正式には「バイエルン発動機製造株式会社(Bayerische Motoren Werke AG)」といい、ミュンヘンに本社があります。そして本社の隣に併設されているのがBMW博物館です。

螺旋状の通路になっている館内には、貴重なBMW初のモーターサイクルや航空機エンジンなど、さまざまな展示物が並んでいます。観光客にとくに人気なのは、BMWの歴代モデルを見学できるコーナーです。デザインや構造がどのように変遷してきたかを、実際に車を見ながら学ぶことができますよ。

ミュンヘン市街の郊外にあるので、観光の際は地下鉄かバスの利用をお勧めします。

15.オリンピック公園

1972年のミュンヘン・オリンピックの会場跡地に建設されたオリンピック公園は、大規模なレジャー施設がいくつもある観光スポットです。約7万人を収容できるオリンピックスタジアムやコンサート会場にもなるオリンピックホールに加え、プールやアイススタジアムなどが揃っています。公園内ではスポーツや散歩に興じる地元ミュンヘン市民も多く、ゆっくりと時間を過ごすのにもってこいの観光スポットですよ。

なかでもおすすめなのは、オリンピックスタジアム周辺のルーフクライミングです。高い屋根の上からはミュンヘンの街並みや景色を堪能することができますよ。また夏になると、野外映画の上映やコンサート、花火大会なども開催されるので、観光の時期が合うようであればぜひ立ち寄ってみてくださいね。

16.オリンピックタワー

オリンピック公園内にそびえ立つオリンピックタワーは、高さ291.1mの通信放送塔です。もちろん観光スポットというからには上ることができ、展望台からはミュンヘンの街並みを一望できます。屋外にも展望エリアがあるので、興味と勇気のある人はチャレンジしてみてください。

また、「世界で一番高い場所にある」ロック博物館も、このタワー見所の一つ。ローリングストーンズやクイーンなどのロックバンドに関する資料されています。回転する展望レストランでは、ミュンヘンの街を360度眺めながら食事をすることもできますよ。

17.ホフブロイハウス

世界で最も有名なビアホールといわれるホフブロイハウスは、ドイツの定番ビールを味わうだけでなく、地元のミュンヘンの音楽やダンス、グルメを楽しむことができる観光スポットです。

ホフブロイハウス内は1階がビアホール、2階がレストラン、3階が有料のショーフロアになっています。特に約1300名を収容できるビアホールはドイツらしい雰囲気でいっぱい!音楽の生演奏も満喫できますよ。

観光客だけでなく、ミュンヘン市民もあふれているホフブロイハウスは常に陽気です。ダンスや民俗芸能ショーなどが開催されるホールや、天気が良ければ屋外でもビールを楽しむことができますよ。観光客と地元の方が同じテーブルで飲食することもありますので、お酒の力を借りて異文化交流をしてみるのも面白いかもしれませんね。

なお、ホフブロイハウスは朝から開店しているので、人混みが苦手な方は午前中に行くという方法もありますよ。

18.レーベンブロイケラー

出典: www.flickr.com

日本でも有名な銘柄レーベンブロイの醸造所直営ビアホールであるレーベンブロイケラーは、内部の装飾も見どころの観光スポットです。モザイクで装飾された外観は中世のような雰囲気を醸し出していますが、内部は外観とは対照的にアーチ型の天井などモダンな雰囲気となっていますよ。こんな雰囲気でビールを飲むと、いつもと違った楽しさが湧いてきますね!

レーベンブロイケラーでは、ミュンヘンが世界に誇る一大イベント「オクトーバーフェスト」でのみ提供される、特別なビールを味わうことができます。オクトーバーフェストの時期にミュンヘンを訪れるのが難しいビール好きの方には、絶対に外せないスポットといえますね。

ミュンヘンの中心部からでも徒歩で約10分と近場の観光スポットですが、路面電車ならレーベンブロイケラーのすぐ近くに停車するので便利ですよ。

19.シーライフ水族館

出典: commons.wikimedia.org

ミュンヘン郊外のオリンピック公園内にあるシーライフ水族館は、4500匹以上の海洋生物を展示し、子供から大人まで楽しめる観光スポットです。この水族館は自然保護プロジェクトに参加していて、特にタツノオトシゴの保護に注力しているのが特徴。9種類のタツノオトシゴが飼育されていて、とっても心癒されますよ。

また、ヒトデやイソギンチャクと触れ合える体験型アトラクションは、ファミリーの観光客に人気です。あまり触れる機会のない海洋生物を実際に手で触ってみて、説明を聞くことで楽しく学ぶことができます。他にもカメの餌やり見学や、20種類以上のサメが泳ぐ水槽など、見所は満載です。水族館の裏方を見学できる観光ツアーも開催されているので、興味のある方はぜひ参加してみてくださいね。

20.フラウエン教会

「聖母教会」という意味のフラウエン教会は、ミュンヘンのシンボル的な存在として人気の観光スポットです。2本の緑の塔は、高さが約100mもあり、下から見上げたら塔の頂上部分が見えないほどですよ。

この2つの塔のうち、南側の塔はエレベーターをで登ることができ、ミュンヘンの美しい街並みを一望できますよ!さらにこの観光スポットの周辺には高い建造物がないので、遮るものなく景色を楽しめるのも魅力です。

また、教会内の床のタイルにある足跡もフラウエン教会の見どころの1つ。悪魔の足跡と呼ばれているもので、悪魔が教会を壊そうとした、あるいは建設を手伝ったなどいくつかの言い伝えが残されているスポットなんですよ。

21.聖ペーター教会

出典: commons.wikimedia.org

ミュンヘン最古の教会とされる聖ペーター教会は、豪華な装飾やゴシック様式の外観などが印象的な観光スポットです。特に尖塔は高さが92mもあり、よく見ると8つの時計と8つの鐘が付属しています。この塔は上まで登ることができ、最上階から見渡すミュンヘンの街はまさに絶景ですよ!ただし、最上階まではおよそ300段もの階段を上り下りしなければならないので、自分の体力と相談してくださいね。

また、教会内にも観光客を魅了する見どころあります。その中の一つが天井のフレスコ画。内装は白を基調としたロココ様式になっているので、天井画がより美しく映えて見えますよ。聖ペーター教会はマリエン広場の南にあります。

22.ホーフガルテン

別名「王宮庭園」と呼ばれるホーフガルテンは、ミュンヘン定番の観光スポットであるレジデンツに付属する庭園です。今では観光客だけでなく、ミュンヘン市民が気軽に立ち寄って散歩をしたり、日光浴をしたりしている憩いの場となっています。

花々がきれいに咲きほこり、噴水やカフェもあるホーフガルテンは、観光の合間の休憩などにぴったり!園内ではストリートミュージシャンの演奏や、大道芸人によるストリートパフォーマンスなどを楽しむこともできますよ。

レジデンツ観光の後は、このホーフガルテンにも足を伸ばしてみましょう。落ち着いた雰囲気の庭園で、ゆっくりと優雅な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

23.アザム教会

アザム教会は、ミュンヘン旧市街の南西部にある小さな教会で、豪華な装飾が特徴の観光スポットとなっています。もともと、芸術家のアザム兄弟が自分たちのために自宅のすぐ隣に作ったのですが、世間のプレッシャーによって一般開放に至ったという珍しい経緯をもっています。

教会の最大の魅力は、なんといってもバロック様式の内部装飾です。数多くの彫刻や壁画などを鑑賞することができますよ。内部は3つの階層に分かれていて、それぞれのフロアで色合いや装飾、照明が違っているので、意識して見学してみてくださいね。天井のフレスコ画も素晴らしいので、見逃さないようにしましょう。

アザム教会はミュンヘンの中でもおしゃれなショッピングエリアである、センドリンガー通りに面しています。観光の合間やショッピングの前後に気軽に立ち寄ることができますよ。ぜひミュンヘン観光の際には、珍しい経緯で一般開放に至った、小さいけれど豪華なアザム教会に訪れてみてくださいね。

24.オデオン広場

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ミュンヘン旧市街の北辺にあるオデオン広場は、レジデンツやテアティーナー教会などに囲まれた観光スポットです。バイエルン王国を治めていたヴィッテルスバッハ家によって造られた広場で、ナチスがクーデターを企てたミュンヘン一揆の舞台としても有名です。

この広場の見どころは、19世紀に造られた、3つのアーチが印象的なバイエルン軍隊の記念碑です。記念碑の正面にあるライオン像も必見ですよ。さらに広場の西側にあるテアティーナー教会もおすすめ!バロック様式で銅製のドームが特徴のこの教会は、外観を見ているだけでも楽しめます。

毎年9月から10月に開催されるオクトーバーフェストの際には、このオデオン広場でもパレードが行われます。観光の時期が合う方は、見学してみてはいかがでしょう。

25.アリアンツ・アレーナ

ドイツのブンデス・リーガで最強といわれているFCバイエルン・ミュンヘンの本拠地アリアンツ・アレーナ。世界的にも有名なサッカースタジアムで、収容人数は約7万人を誇り、歓声などは地鳴りのように聞こえますよ!

本場のブンデス・リーガを観戦するのも立派なミュンヘン観光ですが、試合前のスタジアムツアーに参加するのもおすすめです。普段見ることのできない通路やロッカールームの見学などは、試合観戦とはまた違う思い出になりますよ。

スタジアムの内外には、バイエルン・ミュンヘンのオリジナルグッズが販売されているショップもあります。スケールの大きなスタジアムで、ヨーロッパの生サッカーを楽しんでみてはいかがでしょう。

26.ババリア・フィルムシュタット

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ミュンヘン市街からイザール川を遡ったところにあるババリア・フィルムシュタットは、ミュンヘンだけでなくヨーロッパで最大級の映画スタジオとして人気の観光スポット。映画『ネバーエンディング・ストーリー』や『U・ボート』などの名作のセットを見学することができ、映画好きにはたまらない観光スポットとなっています。

ババリア・フィルムシュタットでは、実際にファルコンに乗って撮影したり、観光客が参加して短編映画を製作したりと、見学だけでなく体験もできるのが大きな魅力!大人はもちろんのこと、映画を知らないお子様でも楽しむことができますよ。

また、小さい列車に乗って撮影所を巡る観光ツアーもあるので、参加してみてください。ミュンヘン市街からは、鉄道を利用すれば入口の前まで行けますよ。

27.レンバッハハウス美術館

出典: commons.wikimedia.org

ミュンヘンの市立美術館であるレンバッハハウス美術館は、レンバッハ侯爵の邸宅を改装して公開したものです。もっとも有名なのは、ミュンヘンの表現主義を代表する「青騎士」派の画家たちによるコレクション。特に抽象絵画の父として有名なカンディンスキーのコレクションは、多くの観光客を魅了しています。

ほかにも「ビスマルク像」など、この邸宅を所有していたレンバッハ侯爵自身の作品も鑑賞することができますよ。3つのピナコテーク美術館からも近い場所にあるので、ミュンヘンの芸術観光の一環として訪ねてみると良いでしょう。

28.ミュンヘン空港

南ドイツの玄関口としてフランクフルト空港と並ぶ規模を誇るミュンヘン空港。多くの観光客が利用する国際空港ですが、世界で唯一空港内にビール製造所があることから、空港自体が観光ポットとして知られています。ミュンヘン観光の前後に空港でもドイツビールを満喫できるのは、とても嬉しいですね!

また、冬になるとクリスマスマーケットも開かれるんですよ。ミュンヘン観光でミュンヘン空港を利用する際には、少し時間に余裕を見て、ビアホールやクリスマスマーケットを楽しんでみてください。

◎まとめ

ミュンヘンのおすすめの観光スポットを28箇所ご紹介しました。ミュンヘンには歴史や芸術、スポーツ、自然、ビールなど様々なジャンルの観光スポットがあります。お好みで観光プランを立てたり、オプショナルツアーを活用するのもいいですね。また、オクトーバーフェストやクリスマスマーケットなど、季節毎にビッグイベントが楽しめるのも観光の魅力!ドイツ観光で人気のロマンチック街道も近いので、観光の拠点としても便利です。

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