世界的な名所が目白押し!北京のおすすめ観光スポット37選

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世界的な名所が目白押し!北京のおすすめ観光スポット37選

世界有数の国際都市であり、中国の首都である北京には様々な観光スポットがあります。
世界遺産の万里の長城や天安門広場などが定番でありすぐに思いつくかもしれませんが、それ以外にも世界的に有名な名所が数多く存在するのです。

中国の歴史を学ぶことができるスポットや、日本と中国の関係性を語るうえで欠かすことのできないスポット、また中国独自の芸術文化を堪能できるスポットなど、多様なジャンルの観光スポットが北京には揃っていますよ。
そんな北京に観光に訪れたら、行ってほしいオススメの観光スポット37選をご紹介します!
ぜひ今度の旅行の参考にしてくださいね。

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世界的な名所が目白押し!北京のおすすめ観光スポット37選

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1.天安門広場

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北京中心部にあり世界遺産にも登録されている故宮(紫禁城)の正門であった門が天安門です。門の中央部にある毛沢東の肖像画や赤い城壁、オレンジの屋根が特徴のこの門は世界でも有数の観光スポットとなっており、その南側に位置する巨大な天安門広場も常に観光客でにぎわっています。

天安門広場での一番の見所は国旗掲揚台です。ここの国旗は毎朝日の出とともに掲揚され、日没にあわせて降納されます。そしてその掲揚と降納の時には、儀式が行われますので、北京観光の際にはぜひ見学してみてくださいね。

また他にも天安門広場中央にある人民英雄記念碑や、夜になるとライトアップされる天安門など見所が満載ですよ!

北京の中でも定番の観光スポットである天安門広場。ここへ足を運び、中国の歴史を感じてみてはいかがでしょうか?
さらに、天安門広場の隣には故宮(紫禁城)がありますので、あわせて観光するのがオススメです。

2.故宮(紫禁城)

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世界遺産にも登録されている故宮は、その昔紫禁城と呼ばれていた世界最大の宮殿として北京の代表的な観光スポットの一つです。何百年もの間皇帝とその家族しか入ることを許されなかった故宮では、その荘厳な外観と美しい庭園を楽しむことができます。

現在は博物館として内部に入ることができますので、観光の際には足を運んでみてください。故宮は広大なので、音声ガイドをレンタルするかガイドツアーに参加することをおすすめします。

もし自分のペースで周る場合は、必ずチケット売り場で地図を入手するようにしてくださいね。最大の見所は、現存する中で中国最大の木造建築である太和殿ですので、見逃さないように注意してください。あと、中国の歴史や伝統、風水について調べておくと、より観光を楽しめるでしょう。

故宮は北京の中心部にあり、徒歩でも訪れることができるアクセスの良さも観光客にとっては嬉しいポイントですよね。ぜひ北京に訪れた際は故宮を訪れ、世界最大の宮殿を見学してみてはいかがでしょうか?

3.天壇

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北京市街の南部に位置し、故宮よりも広大な敷地を誇る天壇には、歴史的な建造物が建ち並ぶ観光スポットであり、もちろん世界遺産にも登録されています。
天壇は歴代皇帝が五穀豊穣を願って祭祀を行った神聖な場所であり、その中でも圜丘壇(えんきゅうだん)は実際に皇帝が儀式を行った場所として人気の観光名所となっています。

独特の円形で珍しい外観の祈年殿も見所の一つです。祈年殿では内部に入ることもできますので、皇帝の玉座や豪華な装飾などを楽しめますよ!

北京に訪れた際は、北京の代表的な観光スポットの一つであり世界遺産にも登録されている天壇へ行って、中国の悠久の歴史を繋ぐ舞台を堪能してくださいね。

なお、天壇では日本語の音声ガイド機器を借りることができます。敷地が広いので、利用されると、便利ですよ。

4.頤和園

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北京の西北にある頤和園は、総面積290haの広大な敷地のうち約75%を湖が占める北京最大の皇族庭園です。
世界遺産にも登録されており、万里の長城や故宮などと並んで北京の代表的な観光スポットの一つとされています。頤和園は清の時代に皇族の避暑地に使用され、かの西太后が過ごした地としても有名です。

頤和園の一番の特徴は、なんといっても東京ドーム約62個分という広さです。また頤和園の象徴とされるのが、園内にある万寿山の中腹に建っている仏香閣です。
3階建てのこの塔の内部には金色の千手千眼観音菩薩像がありますので、ぜひ見学してみてください。

さらに園内の約75%を占める、昆明湖の北部に沿って伸びる回廊は長廊と呼ばれ、なんと728mもの長さに14,000枚もの絵が描かれていますので、こちらも一見の価値ありです。

なお北京の定番の観光スポットである頤和園では自然を満喫することもできますので、その中でのピクニックもおすすめですよ!

5.北京自然博物館

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北京自然博物館では、恐竜の模型や古代爬虫類の骨格標本など20万点を超える収蔵品を鑑賞することができるとして、北京でも人気の観光スポット。ここでは様々なジャンルの展示物が揃っていますので子供から大人まで楽しめますよ。

恐竜コーナーでは、恐竜とどちらが速いか自転車で競争するアトラクションがあり、特に子どもたちから大人気です!

その他にも、古代象を見れる「古代哺乳類展」、植物の起源について学べる「植物の世界展」、動物の剥製が展示されている「動物の秘密展」などがありますので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?

北京自然博物館は観光客だけでなく地元の方にも人気の観光スポットとなっています。
説明は全て中国語ですが、説明を見ずとも楽しめる展示物ばかりですので、ぜひ見学してみてくださいね。

6.北京正陽門(前門)

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北京の街の中央に位置する北京正陽門(前門)は、かつて北京市内に敷かれていた城壁の一部であり、有名な観光スポットです。

その威風堂々とした構えは、今も昔も変わりません。高くそびえる迫力には誰もが圧倒されることでしょう。また北京正陽門では屋上にのぼることもできるので、屋上で景色を楽しむことができるのも魅力の一つです。

北京正陽門の周辺にある建物はあまり高くないため、ここから北京市街地を臨むこともできます。さらに、夜になると北京正陽門と箭楼(せんろう)はライトアップされますので、日中とはまた違った雰囲気を楽しんでみてはいかがでしょうか?

北京正陽門は天安門広場の南側にあり故宮へ徒歩ですぐ行ける距離に位置なので、他の観光スポットとあわせて訪れることをおすすめします。

7.北海公園

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北京にある北海公園は、1000年以上も前に造られた世界で一番古い皇室庭園として有名な観光スポットです。湖に囲まれた広大なこの庭園では、夏になるとボート、冬になるとスケートなどを楽しむことができる観光スポットで、観光客だけでなく地元の北京の方も家族連れで訪れることが多い場所となっています。

北海公園で一番の見所は瓊華島にある白い塔です。チベット式の仏塔となっていますので是非見学してみてはいかがでしょうか?この白い塔からは北京市街や、故宮などの観光スポットを見ることもできますよ!
また、瓊華島の南側にあるチベット仏教寺院の永安寺もおすすめの見所となっていますので、あわせて足を運んでみてくださいね。

北海公園ではガイドツアーも開催されていますので、より詳細に説明などを聞きたい方にはおすすめですよ!また広大な敷地内を周るために自転車をレンタルすことができますので、あわせてご利用ください。

8.雍和宮

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北京市街地にある雍和宮(ようわきゅう)は、北京最大のチベット仏教寺院として常に人で賑わっている観光スポットです。約66,000㎡もある広大な敷地面積に建設された雍和宮は、漢、満州、モンゴル、チベットなどの様々な建築様式が一体となっていますので、その独特な雰囲気漂う珍しい外観をじっくり見学しましょう。

また雍和宮には「三大絶品」と呼ばれる観光名所がありますので、観光の際にはその3か所を見逃さないように注意しましょう。
一つ目はダライ・ラマ7世が献上したとされている万福閣の弥勒像、二つ目が法輪殿にある五百羅漢山、三つ目がクスノキを彫って作られた仏龕(ぶつがん)です。

それ以外にも雍和宮ではフレスコ画や美しい中華装飾などを楽しむこともできますので、北京観光の際には足を運んでみてください。
雍和宮は今も寺院として神聖な空間なので、写真撮影やあまりうるさくしないなどのマナーを守るよう注意してくださいね。

9.盧溝橋

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盧溝橋とは華北地方を山頂から海にかけて流れる永定河にかけられた橋。かつて北京を訪れたマルコ・ポーロが世界で最も美しい橋と褒め称えたとされる観光スポットです。このことから別名「マルコ・ポーロの橋」とも呼ばれています。

全長266mもあるこの橋の特徴は、橋の欄干に並んでいる獅子の石像です。一体一体形が異なる石像は夜になると動き出すといわれているほど精巧、かつ恐ろしい雰囲気を持っていますので、一体ずつよく観察して、橋を渡ってください。

この橋は日中戦争発生のきっかけとなった、日本軍と中国軍の衝突が起こった場所。盧溝橋事件という名から、盧溝橋は知っているという方も多いのではないでしょうか。ぜひ盧溝橋に訪れて、日中友好の思いを新たにするのもいいかもしれません。

そして、盧溝橋は橋からの景色が美しいことでも有名な観光スポット。のどかに広がる自然も楽しんでくださいね。盧溝橋は北京の天安門広場から約16㎞ですので、バスなどの公共交通機関で訪れることをおすすめします。

10.円明園

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円明園は348haもの広大な敷地に池や橋、島、回廊など様々な景観を楽しめる北京で人気の観光スポット。この円明園の最大の特徴は、破壊された建物の残骸です。第二次アヘン戦争の際にイギリス軍とフランス軍の標的になったこの庭園は数々の美術品が奪われ、「東洋のヴェルサイユ宮殿」と謳われた美しい建物も破壊されたのです。

現在の破壊された状態を残して歴史を後世に伝え続けるのか、美しい庭園を復元するのか議論されていますので、興味のある方は今のうちに見学してみてくださいさらに、かつての円明園の姿を見たければ、再現した模型が展示されている円明園展がおすすめですよ!

円明園は北京の中心地からは10㎞も離れていない場所に位置しますので、バスや電車等で気軽に立ち寄れることも魅力ですね。
北京観光の際には、激動の歴史を感じることができる円明園に訪れて見てください。

11.景山公園

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かつて宮廷庭園だった景山公園は、故宮の北側にある山を整備することでつくられました。この景山公園は望む景色が壮大で美しいことで有名です。景山公園から延々と続く故宮の屋根や北海公園の白い塔、また北京市街地の絶景を見渡すことができます。特に夕暮れ時は夕日が故宮を美しく染めるので、おすすめですよ!

また、景山公園は観光客だけでなく北京の地元の方も多くにぎわっています。太極拳にいそしむ人を見たり、200種類以上の牡丹などが植えられている自然を満喫しながら散歩するなど、ゆっくりとした時間を過ごしたい方にもおすすめの観光スポットとなっています。

さらに、景山公園には歴代の皇帝の像を納めた寿皇殿や、皇帝と皇后の棺を安置した観徳殿など歴史的な見所もたくさん。のんびりと散歩するもよし、歴史を堪能するもよし、景山公園は誰もが楽しめる観光スポットといえるでしょう。景山公園は故宮の真北であり、北海公園のすぐ隣に位置しますので、北京観光の合間に立ち寄ることもできますよ!

12.北京798芸術区

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北京798芸術区は、元々共産党の工場であった場所に芸術家のアトリエやギャラリーが集中したことで、現在ではとてもホットな観光スポットになりました。北京のみならず中国全土でも最大級の芸術区であり、現代中国アートの中心地として世界中の芸術を愛する人が訪れています。

ここでは野外に展示された彫像や絵画アートを楽しんだり、定期的に内容が変わる展示場で絵画やショーなどの様々な芸術を堪能することができますよ。北京798芸術区は美術館のような雰囲気もなく、案内所やガイドマップも用意されていませんので、芸術に詳しくない方でも気軽に立ち寄ることができるのが魅力ですね。

ここでは芸術に関連したギフトショップやレストラン、バーなどが揃っており、お土産の購入や休憩などもできますので安心してくださいね。
北京観光の際には美術館とは違った雰囲気で芸術を楽しむことができる北京798芸術区で、最先端の中国芸術をより身近に感じてみては?

13.中国国家博物館

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北京にある中国国家博物館は、床面積がなんと約20万㎡にものぼる世界最大級の総合博物館として人気の観光スポットです。常設展では新石器時代からの中国5000年の歴史を学ぶことができますよ!

この博物館では時期によって作品の内容が変わる有料の特別展示場や、世界中から集められた作品を鑑賞することができる美術館など様々なジャンルを楽しむことができます。そのため、誰でもいつでも楽しめる博物館です。

この観光スポットの最大の特徴はやはりその規模です。展示されている作品の数は100万点を超えるといわれており、1日で館内全ての作品を見て周ることはかなり困難となっています。

したがって、どのようなジャンルの作品を重点的に見たいかを選択し、優先順位を立てて周ることをオススメします。

14.王府井大街

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全長約1,600mの長さを誇る王府井大街(ワンフーチンダージエ)は、北京一の繁華街といわれている歩行者天国です。最新ファッションから北京ならではのグルメやお土産など、なんでも揃う観光スポットとして人気を博しています。
王府井大街あらゆる世界のあらゆるジャンルの商品が揃っていますので、観光客だけでなく地元北京の方にも非常に人気です。

このエリアの特徴は、北京だけでなく中国の伝統的な食事を提供する軽食屋台が軒を連ねていることです。日本でも食べれる中華料理を本場で食べるのもよし、日本ではあまり見ることがない昆虫や蛇などの食事に挑戦するものよしです。

王府井大街の魅力それだけではありません。王府井大街には王府井天主堂があり、こちらの見学もオススメですよ!特に夜になると美しくライトアップされるので、覗いてみてください。
王府井大街は故宮の東に位置しアクセスの便利さも魅力の一つとなっていますので、観光の合間や後などに一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

15.中央広播電視塔

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世界で6番目である高さ405mにものぼる中央電視塔は、20世紀の十大建築の一つといわれており、北京を象徴する観光スポットの一つです。中でも一番の魅力が中央広播電視塔にある展望台。

この展望台は回転式で屋外のバルコニーが備え付けられておりますので、他では経験できないようなスリルを味わうことができますよ!またこの展望台からは北京市街地だけでなく、望遠鏡を使用すれば故宮や頤和園など北京の主要な観光スポットも望むことができます。

さらに、中央電視塔は展望台だけでなく、この塔の歴史を学ぶことができるカルチャーセンターや約80分かけて360度周る回転式レストラン、水族館などが併設されています。一度で何度も美味しい観光堪能できるのも魅力ですね。

北京観光の際には、世界的な観光スポットを世界で6番目の高さを誇るタワーから見渡してみませんか?

16.北京国家水泳センター(水立方)

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通称「ウォーターキューブ(水立方)」と呼ばれる北京国家水泳センターは、観光客および富裕層向けのウォーターパークです。この北京国家水泳センターの一番の特徴はファンタジーのようなかわいらしい世界観です。屋根や天井、壁など細かいところにもこだわりがあり、まるで水中にいるような雰囲気を感じますよ!

装飾だけでなく、ウォータースライダーや遊具などもかわいらしい雰囲気で、子どもや女性に大人気です。さらに、この北京国家水泳センターには見学スペースもありますので、プールに入らず気軽に観光することもできます。

そして、北京国家水泳センターは2008年北京オリンピックの水泳競技で使用されたプールでもあります。北島康介選手が金メダルを取った舞台ということもあり日本から来た観光客も多いですよ。

ぜひ北京観光の際には、ファンタジーでかわいらしい雰囲気を堪能することができる北京国家水泳センターに訪れてみてはいかがでしょうか?

17.古北水鎮

北京の定番の観光スポットである万里の長城の中の一つ、司馬台長城のふもとに開発されたテーマパーク。それが古北水鎮。3年半もの年月をかけて昔ながらの村々を復元した観光スポットです。
東京ドーム約9個分という広大な敷地では、昔ダムであったという地形を利用して運河を作るなどの工夫がされています。

古北水鎮の最大の特徴は、季節によって変わる自然を楽しめること。春は新緑や花々を、夏は手漕ぎの遊覧船で古北水鎮内巡りを、冬は一面雪に覆われた銀世界を堪能することができます。また、古北水鎮は夜景が美しいことでも有名。中国のこの地域は空気もキレイなので、古い町並みが幻想的に照らし出される景色に巡り会いますよ。さらに、万里の長城の名所である司馬台長城にもロープウェイで簡単にアクセスできることも嬉しいポイントですね。

ロープウェイから眺める万里の長城は、地上で見るのとはまた違う雰囲気を感じることができますのでおすすめ!北京観光で外せない万里の長城にもアクセスが良く自然や昔ながらの村の雰囲気を楽しめる古北水鎮に訪れてみてください

18.北京大学

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北京大学とは中国において最高峰のレベルである国立大学ですが、なんと観光スポットとしても人気となっているのです。その理由は学内にある湖でしょう。ただでさえ広大な敷地を有する北京大学ですが、その敷地内には未名湖と呼ばれる湖があるのです!

周りは緑で囲まれていますので、自然を満喫したい方は北京大学の未名湖を訪れてみてはいかがでしょうか?
さらに冬になると未名湖が凍るので、スケートリンクに変身するのも魅力ですね!北京大学にはこの未名湖を見ようと学生だけでなく、観光客や地元の方にも人気なんです。

そして、北京大学にはアジアの大学の中で最大規模の図書館や博雅塔という立派な塔など、日本の大学とは違うスケールの大きさや雰囲気、生活感を感じることができますので、特に日本の大学に通っている学生にはおすすめですよ!

19.北京動物園

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中国といえばパンダというイメージがありますよね?そんな大人気のパンダを満喫できるのが、中国最古であり、最大規模を誇る北京動物園です。北京動物園では約600種類もの動物たちが飼育されており、世界中の動物を見ることができますよ。

中でもパンダが一番人気で、常に観光客を魅了しています。この動物園にはパンダ館というパンダだけを集めた建物があります。

主に大人のパンダを見れる屋外展示場と、子どものパンダを見れる屋内展示場に分かれていますのでご注意ください。ガラス張りの展示室の中にいるパンダを間近で見ることができますので、観光の際にはカメラを忘れずに持参してくださいね。ちなみに、パンダを見学するには動きが活発になる午前中がおすすめですよ!

北京動物園で楽しめるのは、色々な動植物だけではありません。かつての貴族の邸宅、建築物を見ることができますのです。時間に余裕があるときは、じっくりと見学するといいでしょう。

20.北京海洋館

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北京動物園内に併設されている北京海洋館は、内陸部の水族館としては世界最大級の大きさと生物収蔵量を誇るとして人気の観光スポット。海底生物に関しては1,000種類以上、飼育魚類は3万匹以上といわれており、そのスケールの大きさには圧倒されますよ。

北京海洋館では6つのテーマに分かれており、その中でも一番の人気が海洋生物のショーを楽しめる「海洋劇院」です。アシカやアザラシ、イルカ、クジラなどが行うショーは迫力のあるものから笑いが起こるものまであり、最高のエンターテインメントを提供してくれますよ。特にイルカのショーは人気があるので、時間が合う方はぜひ見学してみてくださいね。

北京海洋館は北京動物園に隣接するレジャー施設です。パンダやその他の世界中の動物を見た後は、北京海洋館にも足を運んで、海の生物も楽しんでみてはいかがでしょうか?

21.明の十三陵

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明の十三陵は、明の時代の十三人の皇帝とその皇后が眠る場所であり、世界遺産にも登録されている北京でも定番の観光スポット。北京市の郊外に位置し、中国に現存する中で最大の規模を誇る皇帝陵墓群です。そんな明の十三陵のうち、現在一般公開されているのは長陵、定陵、昭陵の3つです。

この観光スポットの見どころは「神道」と呼ばれる参道です。神道は明の十三陵への入り口となっており、それぞれの陵墓へ向かうための道となっています。この長い「神道」の両側には象や龍などの石像が建ち並んでいますので、是非見学してみてくださいね。
また一般公開されている陵墓のうち、定陵は昔多くの財宝があったとされている地下宮殿がありますので、見学にはおすすめですよ!

十三陵は広大なので、目的地を決めてから観光に訪れた方が効率的に回れますよ。ぜひ北京観光の際には世界遺産にも登録された明の皇帝の陵墓を訪れてみてくださいね。

22.北京歓楽谷

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北京の南東の四環路四方橋にある北京歓楽谷は、中国でも最大級の規模を誇るテーマパークです。そのため、観光客だけでなく地元の方にも大人気のスポットとなっています。

そんな北京歓楽谷の中では、テーマによって6つのエリアに分かれており、テーマパーク全体でいうと約120個もの体験型プロジェクトが用意されています。スリル満点の絶叫系アトラクションから小さい子ども連れの観光客でも安心して遊べるアトラクションなど幅広く楽しめますよ!

さらに、アトラクションだけでなく水上ショーなども開催していますので、タイミングが良ければ見物してみるもいいですね。

北京歓楽谷内にはレストランもありますので食事や休憩などもとることができますよ。そんな日本とはスケールがまるで違う規模の北京歓楽谷に観光に訪れ、一日中遊びつくすのもアリですよ。

23.北京植物園

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1956年に造園された北京植物園は、約400haの敷地には様々な種類な種類の植物が栽培され、のどかな雰囲気を楽しめる観光スポットです。

北京植物園内は、「植物展覧区」「名所旧跡展覧区」「自然保護区」の3つのエリアに分かれていますので、自分の好きなエリアから周るようにしましょう。この中で一番の見所は「植物展覧区」です。このエリアの中でもさらに種類ごとにエリアが分かれており、さらに2000年に公開されたアジアで最大級の規模を誇る温室植物園は観光客を魅了していますよ。

北京植物園はその広大な敷地と緑豊かな環境から、お弁当を持参してピクニックをするにももってこいの観光スポットとなっています。北京の意外な一面を楽しむのに、北京植物園はオススメですよ。

24.什刹海

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什刹海(じゅうさつかい、シーチャーハイ)は北京の定番の観光スポットである故宮の北に位置する3つの湖(前海・後海・西海)の総称です。古くからの北京の街並みを楽しむことができるとして、人気の観光名所となっています。

2000年に「歴史文化保護区」に指定されるほど文化財が多く残り、その風情ある景色は非常に美しいですよ!湖では、夏はボートに乗って地上とは違う雰囲気から古くからの北京の街並みを楽しむことができます。そして冬になると、湖が凍り、アイススケートを楽しめます。湖の周りにはおしゃれなカフェやバーが建ち並んでいますので、食事や休憩を取りたい場合でも安心ですよ。

せっかく北京に観光に訪れたのなら現代の北京だけでなく、北京発祥の地と呼ばれ、古き良き北京を満喫することができる什刹海を満喫しましょう。

25.北京オリンピック公園

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2008年開催のオリンピックの会場となった北京オリンピック公園は、今も多くの観光客で賑わう観光名所です。特に一番の目玉は、「鳥の巣」と呼ばれた開会式が行われた北京国家スタジアムです。

その独特な外観を見るだけでも楽しいのですが、ライトアップされた夜は特におすすめ!内部が赤く燃え上がるような美しいライトアップで、観光客を魅了していますよ。北京の中でも有数の夜景スポットとなっていますので、夜に訪れるのがイチオシですよ!

その他にも水泳競技を行った水立方や三角錐を重ねたデザインのオリンピックタワーなども夜になるとライトアップされますので立ち寄ってみてください。各施設には中に入ることもできるので、あわせて見学してくださいね。

是非北京に観光に訪れた際は、北京オリンピック公園で2008年の感動や興奮を思い出しながら、夜のライトアップで幻想的な夜景を楽しんでみてはいかがでしょうか?

26.北京城東南角楼

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北京駅のすぐ南側にある北京城東南角楼は、現在も残る明の時代の城壁を見ることができる観光スポット。この城壁はもともと紫禁城を守るために建築されたもので、以前は北京を取り囲んでいました。しかし現在は、そのほとんどが取り壊されているので、北京城東南角楼および城壁は非常に貴重な建築物となります。

城壁の上に建てられた角楼の内部には歴史資料館となっていますので、忘れずに見学してくださいね。城壁の南側では約60年前まで使用していた線路の跡や信号を見つけることができますので、かつての北京を感じられる観光スポットです。現在は明城墻遺址公園として整備されていますので、観光の際には散策してみてください。

27.周口店の北京原人遺跡

北京から南西に約5kmほど離れた周口店にある北京原人遺跡は、1920年代に約70万年前から20万年前のものとされる頭蓋骨が発見されたことによって一躍有名になった観光スポットです。その頭蓋骨は北京原人と名付けられ、他にもここで北京原人が火を使ったり集団生活を営んだり、道具を使っていたなどの事実が徐々に判明した重要な遺跡なのです。

この北京原人遺跡には周口店遺址博物館があり、館内には発掘現場や洞窟などを見学してみてください。北京原人の存在が判明するきっかけとなった頭蓋骨のレプリカ等が展示されていますよ。

人類の進化の謎を解決する鍵となるこの遺跡は、世界遺産にも登録されている観光スポット。ちなみに、北京中心部からこの遺跡に向かうには観光ツアーに参加するかバスが便利ですよ。

28.万里の長城

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北京の観光スポットで一番定番とされているのは万里の長城ではないでしょうか?万里の長城の長さはなんと総延長2kmを超える世界で最長の建造物であり、1987年には中国で初めて世界遺産にも登録されました。

万里の長城は、すでにもととなる土壁や土塁を修繕・つなぎ合わせることによって異民族からの侵入を防ぐ目的で建築されたといわれており、それを進めたのが秦の始皇帝といわれています。その後領土拡大とともに必然と万里の長城もその全長が伸びていったという歴史があります。ちなみに、現在の長城は、明の時代に建てられたものです。

万里の長城はそのあまりの長さから、観光の際に全ての道を歩くことはできません。そのため、観光客のほとんどが主な長城や関周辺を歩いています。

せっかく北京に観光に訪れたのなら、北京のみならず中国全土の観光スポットの中でも一番有名な万里の長城に足を運びましょう。中国4000年の歴史を体感するのに持ってこいの観光スポットですよ。

29.八達嶺長城

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万里の長城の中でも最も有名で、常に観光客でにぎわっているのが八達嶺長城です。保存状態が良く、北京から近いというアクセスの良さが観光客に人気の理由となっています。

八達嶺長城の見どころは、急斜面で知られる男坂。傾斜の緩い女坂に対して男坂の方が、眺望が良いところが魅力です。ただし急勾配の登り坂が続きますので、自分の体力と相談してどちらの坂にするか決めてくださいね。

八達嶺長城ではロープウェーを利用することもできますので、坂道を長時間登ることに不安がある方もご安心ください。さらに、八達嶺長城の麓には万里の長城で発見された発掘物や資料を見ることができる博物館などがありますのであわせて見学してみてくださいね。

北京観光の際には、北京からも近くて万里の長城の雰囲気を感じることができる八達嶺長城に訪れ、その「龍の背中」と呼ばれる長い道を歩いてみませんか?

30.慕田峪長城

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万里の長城の中でも特に保存状態の良い慕田峪長城(ぼでんよくちょうじょう)は、八達嶺長城と同様に北京から近いというアクセスの良さが魅力の観光スポットです。ここでは東西で進むルートを選択することができることが魅力の一つですよ。

東側のルートだと急な坂道を登りますがその分景色もよく、人気のコースとなっています。さらに東側のルートでは坂道の昇り降りが大変な観光客向けに、なんとロープウェーとスライダーが用意されていますよ。登りはロープウェーで、下りはスライダーで下山すれば体力を使うことなく絶景を楽しむことができますのでおすすめです!それに対し、西側のルートは比較的勾配が急でなく、歩きやすいコースになります。

また、八達嶺長城と比べて慕田峪長城は観光客の数が多くありませんので、ゆっくり景色などを楽しみたい方にはおすすめです。北京からの日帰り観光ツアーなども開催されていますので、北京観光の際には気軽に訪れてみてはどうでしょう。

31.黄花城長城

北京中心部から約6km離れた場所に位置する黄花城長城。「水長城」とも呼ばれ、水に沈んだような長城として有名な観光スポットです。もともと水に沈んでいたわけではなく、ダムができたことによって分断されたため、現在のような景観となりました。この景観から黄花城は別名「水長城」とも呼ばれます。

黄花城長城の特徴は、八達嶺や慕田峪のように手が加えられていないこと。黄華城長城は当時の様子をそのまま残す観光スポットです。さらには見張り台や関所も昔のままの状態を見ることができますよ!

さらに、黄花城長城では明代の栗園もオススメの景色なので、要チェックですよ。観光整備化されていないため穴場であり、北京でも珍しく山と水が繋がる黄花城長城に訪れば、北京観光で一番の思い出になります。

32.居庸関長城

万里の長城の中でも北京からほど近い場所に位置する居庸関長城は、観光客が多い八達嶺の途中にある観光スポットです。春秋戦国時代に建てられたとされる居庸関長城は、明の時代に改修され、北京を守るための最後の防衛線でした。そのため、難攻不落の要塞といわれ、その堅固さは広く知られていました。

望楼が備わっている門をくぐると、「雲台」という白い大理石のラマ塔遺跡があります。もともとはここに複数の仏塔が建っていたのですが、現在は台座だけしか残っていません。そして、登り坂の先には素晴らしい景色が広がっています。周辺にある居住区や寺院なども見学できますので、興味のある方は一度覗いてみてください。

居庸関長城へ観光する際は、北京市街地から車かバスでアクセスすることができますよ!北京観光の際には、難攻不落の要塞といわれた居庸関長城へ行きましょう。

33.潘家園旧貨市場

出典: Ben Tilley (CC BY-SA 3.0)

潘家園骨董市場は北京のみならず中国でもトップクラスの規模を誇る骨董品市場で、北京の有名な観光スポットです。敷地面積は約5万㎡、店舗数は4,000を超えるとされ、観光客や地元の北京の方で常に活気があふれています。

潘家園骨董市場は元々近隣の市民が不用品を持ち寄った蚤の市でしたが、今ではここまで大きな規模に発展しました。ここでは地元の工芸品や珍しい少数民族の民芸品などを購入することができますので、コレクターにとっては外すことのできない観光スポットとなっていますよ!

潘家園骨董市場では、様々な店で変わった骨董品が売っているので、珍しい北京のお土産を買うのにピッタリ観光スポット。帰国する前には、潘家園骨董市場に足を運んでみてくださいね。
この市場は一年中営業していますので、好きなタイミングで訪れることができるのも魅力の一つですね。

34.毛主席紀念堂

中国建設の父である毛沢東が逝去した翌年1977年に、後継者である華国鋒が北京に建設を指示した廟が毛主席紀念堂です。毛沢東を祀る毛主席紀念堂は、敷地面積が約57,000万㎡、高さ33.6mもある巨大な建築物で、北京の中でも有名な観光スポットです。

毛主席紀念堂の最大の特徴は厳重なセキュリティと、わずかしか取れない見学時間です。財布とパスポート以外は荷物を預けなければならず、二度のセキュリティチェックを受けなければ入ることができないほど徹底されています。そうまでして中に入っても、見学のために立ち止まったり歩みを緩めることは禁止されていますのでご注意ください。

ただし、観光客だけでなく地元北京の方だけではなく中国全土からも見物客が集まっていますので、毛主席紀念堂は常に長蛇の列となっていますよ。可能ならば時間に余裕をもって午前中に観光に訪れるのがオススメです。

35.秀水街

出典: 螺钉 (CC BY-SA 3.0)

北京だけでなく中国全土でも有名なマーケットである秀水街はファッションから宝石、アクセサリーなどを販売する店舗が400軒以上軒を連ねている観光スポットです。

秀水街は常に観光客でにぎわっているので、簡単な日本語や英語でもコミュニケーションをとることができるのが嬉しいところ。また、ここでは美術品や民芸品なども販売しているので、北京のお土産を買うにもピッタリですよ。さらに、露店とは違って大きなデパートのような建物の中に広がっているので、雨の時でも快適に観光を楽しめますよ。

秀水街から徒歩で行ける距離に北京市内文物史跡である五壇の一つ、日壇公園がありますのでぜひ立ち寄ってみてください。ここでは美しい景観だけでなく、子ども向けのアトラクションなどの娯楽施設もありますので、家族連れでも楽しめますよ!

秀水街は年中無休で営業していますので、観光の合間などに気軽に立ち寄ることができますよ。北京観光の思い出に秀水街まで足を運び、お土産を探しましょう!

36.大観園

出典: 刻意 (CC BY-SA 3.0)

北京にある大観園は、中国の古典小説で四大小説とも言われる『紅楼夢』という作品に登場する架空の中国庭園を再現して造園された庭園で、『紅楼夢』が好きな方に非常に人気を博している観光スポットです。さらに大観園は『紅楼夢』に関するドラマや映画の撮影にも使用されたこともあり、今も変わらず特に注目を集めています。

なによりも大観園の一番の特徴は、『紅楼夢』に書かれている建物の構造や特徴、家具や装飾品、植物の配置まで全て細かく再現していることです。また小説の主人公の邸宅である怡紅院はその豪華な飾りが再現されており、特に人気の見どころとなっていますよ。

ちなみに大観園は、新北京十六景、首都八十年代十大建築にも選ばれています。ぜひ観光に訪れてみてはいかがでしょうか?北京観光の前に紅楼夢を読んでおくと、大観園を何倍の楽しめるでしょう。

37.首都博物館

出典: PENG Yanan (CC BY-SA 3.0)

2006年に開館された北京の首都博物館は、建築面積が約20万㎡という広さに青銅器や陶器、絵画石刻など25万点以上の文物が展示されている大型の博物館で、北京の中でも人気の観光スポットとなっています。

首都博物館はその広さと展示物の多さが最大の特徴で、展示を見て周るだけで半日以上の時間を費やしてしまうほどです。特に老北京や民間工芸関係の展示物の質や数は北京でもトップクラス。4000年の歴史を誇る中国の文化の結晶を見学してみてくださいね。また最上階には京劇の舞台などもありますよ!

その他にも不定期に開催される特別展もありますので、観光前にホームページなどでスケジュールを確認しておくことをおすすめします。また、混雑による入場制限を設けることがあるので、事前に予約しておくとスムーズに観光を楽しめますよ。

◎まとめ

中国の首都・北京の観光スポット、どれも魅力的なものばかりでしたね!歴史・芸術・自然など、さまざまなジャンルを満喫することができる観光スポットが北京には揃っていますよね。

やはり、北京の観光スポットはスケールが大きく、訪れれば、その迫力に圧倒させること間違いなしでしょう。
そんな北京へ今後旅行される際には、ぜひこれらの観光スポットを参考にして、自分に合ったスケジュールを立てて楽しんできてくださいね!

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