アメリカ・ルイビルの観光スポット6選！モハメド・アリと歴史的建築の町

ケンタッキー州ルイビルは、2016年に亡くなった世界的に有名なボクサー、モハメド・アリのゆかりの地であり、彼のお墓がある街として有名です。世界中から多くのファンが訪れ、彼の冥福を祈り、またアリの博物館で彼の功績を称えます。その他、広大な自然を満喫したり、歴史的な建造物を間近に見て、その時の流れと昔の人々の仕事に思いを馳せたりできますよ。さまざまな観光を楽しめる魅力ある街がルイビルなのです。今回はそんなルイビルを思う存分楽しめる、おすすめの観光スポット6選をたっぷりとご紹介します！

1.ケーブ・ヒル墓地

ルイビスに訪れる観光客の多くが足を運ぶスポットといえば、このケーブ・ヒル墓地です。ここはルイビルの中でも特に大きい墓地で、ルイビルにゆかりのある数多くの著名人の他、戦没者などが静かに埋葬されています。

そして2016年3月に逝去した、世界的なボクシング・ヘビー級チャンピオンのモハメド・アリが眠る墓地でもあることから、世界中からたくさんのファンが追悼のために訪れます。アリが亡くなった際にはこの墓地で追悼式が行なわれ、式にはウィル・スミスやマイク・タイソンをはじめ、多くのファンやルイビルの地元民が集まり、アリの死を悼みました。

その他、ケンタッキーフライドチキンの創業者、カーネル・サンダースもこの墓地に眠っていることから、以前より観光客が訪れるスポットとして有名でした。きれいな芝生が敷き詰められた広大な敷地に、さまざまなデザインの墓石が並んでいる様子は荘厳な迫力を感じさせます。

場所はルイビルのダウンタウンから車で5分程の便利な立地。ルイビル観光に訪れた際には、モハメド・アリやカーネル・サンダース等の冥福を祈るために足を運んでみてはいかがでしょうか。

2.モハメド・アリセンター

モハメド・アリやボクシングファンの観光客が多く押し寄せる、ルイビルの人気観光スポットがこちら、モハメド・アリセンターです。ここは、ケンタッキー州出身のモハメド・アリの幼少期から生い立ち、数々の功績について知ることのできる博物館です。

館内にはアリの写真がところせましと大胆に展示されているほか、実際の試合の様子が映し出された映像を観ることも出来ます。他にも、アリが実際に使用していたボクシンググローブやボクサーパンツ、試合時に羽織っていたガウン等も展示されています。

館内だけでなく、建物の外観自体にアリのさまざまな表情を切り取った写真や、ボクシング時のステップがシルエットとして浮かび上がります。いたるところにアリの面影を感じることができる、ファンにとってはたまらない観光スポットです。

また、実際にボクシングを体感できるトレーニングスペースも用意されているため、大人だけでなく体を思いっきり動かしたい子供にとっても楽しい観光スポットですよ。観光客だけでなく、地元ルイビルの人々も多く訪れています。

アリが生前に闘っていたのはリングの上だけではなく、社会の中でも人種差別や様々な問題に立ち向かい続けていました。そのため、このセンターにはアリやボクシングに関することだけでなく、人種差別等の社会問題や、ベトナム戦争等についても学ぶスペースが用意されており、社会問題や人類の歴史についても学ぶことができる、おすすめ観光スポット。

ルイビル観光に行くなら、ぜひ訪れたいスポットのひとつです。

3.コンラッド - コールドウェルハウス博物館

ルイビルの歴史をじっくりと学びたいなら、このコンラッド - コールドウェルハウス博物館(Conrad's Castle)を観光するのがおすすめです。ここはルイビルの歴史博物館で、さまざまな歴史を知ることができる他、この建物自体がヴィクトリア朝の歴史あるロマネスク様式の建物のため、建築に興味のある観光客にも人気の観光スポットなのです。

外観はまるで外国のおとぎ話に出てきそうな、優雅で重厚な趣のあるお城で、内装も装飾や調度品が素晴らしく、この建物やインテリア目当てで訪れる観光客も多いようです。

この素晴らしい建物を味わうために、単なる博物館だけではなく、結婚式の会場として使われることもあり、さらには時折、クラシックのミニコンサートや、紅茶を楽しむ茶会が開かれていたりします。

ルイビルの歴史と、建物についての解説などもしてくれるツアーもあるため、事前に予約して訪れるのがおすすめです。

4.チャーチル・ダウンズ

チャーチル・ダウンズは、アメリカクラシック三冠のうちの1つ、ケンタッキーダービーが開催されることで有名な競馬場です。ルイビルに訪れた観光客や競馬ファンはもちろんのこと、純粋にレースや鍛え抜かれた馬の美しさを楽しむために、全米から多くの人々が訪れます。

特に大きなレースの際には、華やかなスーツやジャケット、カラフルなワンピースや優雅な帽子等でドレスアップした人々が溢れます。一般席だけでなく、指定席でゆったりと食事やお酒を楽しみながらレースを観ることができるため、観光客だけでなく、地元ルイビルの人々のデートや家族連れにも人気です。

およそ1時間ほどの所要時間の見学コースも用意されており、一般の方が立ち入ることの出来ないジョッキー室等、特別な場所を目にする体験ができますよ。ツアーに参加したい場合は事前に予約して訪れましょう。

他にも、併設されているカフェで軽い食事をとることもできたり、お土産グッズも充実しているため、ルイビル観光のコースにぜひ加えてみてはいかがでしょうか。

5.ザ・ビッグフォーブリッジ

オハイオ川に架かる、全長770mの歩行者＆自転車専用の橋、ザ・ビッグフォーブリッジも、ルイビルで人気の観光スポットです。この橋は1969年までは鉄橋として活躍していたため、かなり重厚な造りとなっています。

ここから眺めるルイビルの街並みは絶景で、昼間は天気が良いと遠くまで見渡すことができますよ。眼前に広がる広大なオハイオ川の自然と、涼し気な川のせせらぎに癒されること間違いなし！川には時折、さまざまな船が行き交い、ルイビルのゆるやかな風情を感じさせます。

夕暮れにはオレンジ色の街並みを見渡せ、感動的なサンセットを体験できるでしょう。暗くなってくると橋そのものがライトアップされるため、夜に観光するなら、遠くから暗闇に浮かび上がる橋を眺めるのがおすすめですよ。

車や公共交通機関で行くこともできますが、ケンタッキーからレンタル自転車で足を運び、きれいな景色を眺めながらのサイクリングも楽しむことができます。ルイビル観光できれいな景色を楽しみたいならおすすめの観光スポットです。

6.ルイビル・スラガー・フィールド

ルイビル観光の中で、本場ベースボールを観戦したいならルイビル・スラガー・フィールドに訪れるのがおすすめです。ここは、トリプルAマイナーリーグの地元チーム、ルイビル・バッツの本拠地として知られるオープンスタジアムなのです。

オープンエアののんびりとした球場で、本場アメリカのマイナーリーグを間近で観戦でき、野球ファンの観光客はもちろん、地元ルイビルの人々もたくさん訪れるスポットです。

座席にはカップホルダーが備え付けられているため、飲んだり食べたりしながら気軽に野球観戦を楽しむことができますよ。周囲には広大な駐車場も用意されているので、子連れでの観戦もおすすめです。

スタジアムのエントランスには、1900年代半ばに活躍したケンタッキー州出身のプロ野球選手、Pee Wee Reeseの彫像が建てられています。ピッチングをする瞬間のフォームを切り取ったその像の前では、訪れた観光客が記念撮影をする光景がよく見られますよ。

◎まとめ

ルイビルのおすすめ観光スポット6選をご紹介しました。歴史建築物を観光したり、競馬や野球をのんびりと優雅に楽しめたり…。ルイビルは、他の街にはない魅力が詰まっています。モハメド・アリやボクシングファンなら、まずはアリが眠る墓地で彼の冥福を祈り、その後、彼の功績と活動を改めて感じる博物館を観光するコースがおすすめ。ルイビル観光に行く際には、ぜひこの観光ガイドを参考にしてみてくださいね。

アメリカ・ルイビルの観光スポット6選！モハメド・アリと歴史的建築の町