香川県三豊市のおすすめ観光スポット9選 季節の移ろい豊かな西讃の町

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香川県三豊市のおすすめ観光スポット9選 季節の移ろい豊かな西讃の町

三豊市はあるがままの自然を楽しめる場所として人気の観光スポット。香川県の西讃地方にあり、瀬戸内海に突き出たような荘内半島を含んでいます。瀬戸内海の温暖な気候に囲まれた地域となっており、大勢の人が自然と海の幸を楽しみに出かける場所です。三豊市は浦島太郎や紫雲出山などの伝説の発祥の地とも言われています。

この地の魅力はきれいな海と、澄み切った川、そして豊かな田園地帯が広がる風景。三豊市で英気を養うためにはどんな場所を訪れたら良いのでしょうか。三豊市の観光地をご紹介します。

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香川県三豊市のおすすめ観光スポット9選 季節の移ろい豊かな西讃の町

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1. 紫雲出山

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紫雲出山は荘内半島から四国山脈まで繋がる山々。山の標高は352メートルで、山頂にある展望台からは瀬戸内の島々の絶景を楽しめます。瀬戸内海をゆっくりと行き交う船を見ながら、静かな時の流れに心が洗われるという人がたくさんいます。

春になると紫雲出山にある1000本のサクラが開花し、青い海を背景にした眺めは他では味わうことが出来ません。この風景を見るためだけに日本全国から駆け付ける人がいるほど。花を楽しめるのは春だけではなく、初夏も2000株のあじさいを見ることが出来ます。

それ以外にも、椿やサザンカそして水仙やジンチョウゲなど季節ごとに目を楽しませてくれます。

2. 漂流郵便局

瀬戸内にある栗島の真ん中に漂流郵便局はあります。2013年にアート作品として作られた郵便局で漂流郵便局留めにすると、宛先不明の誰かに届くまで手紙は漂流したままになります。そして、そこに届いている手紙はアート作品として展示されており、訪ねた人が自由に読むことができます。

いつかのどこかのだれかに手紙を出したいときには漂流郵便局へ出すのが良いでしょう。漂流郵便局を訪ねてみると、建物の中にはたくさんのアート作品が飾られています。漂流私書箱という作品は、いくつもの私書箱が空間に揺れながら飾られており、とても象徴的。

手紙に収められるメッセージというのは誰かに届かなくても、そこに浮遊しているだけでも存在価値があるのではないかと考えさせられる作品です。

3.津嶋神社

大正時代から子供を守る神がまつられている神社として慕われてきた津嶋神社。1706年に作られた津嶋神社は眺めが良く、雰囲気が良いことから情緒あふれる神社として人気があります。美しい瀬戸内海に囲まれているので神社からの眺めも良く、静かな時間を過ごせます。

岩島という小さな島の中に神社はあり、その島はねずみ島とも呼ばれていました。対岸に行くと津嶋神社の祈祷殿や社務所、さらには参集殿があります。毎年夏の時期に二日間だけ海岸から島に渡ることが出来る橋が掛けられるので、その時期には大勢の参拝客で賑わいます。

津嶋神社を背景に夕日が海に沈んでいく景色は絶景として親しまれています。

4. 粟島海洋記念館

粟島海洋記念館は明治30年に海員養成学校として設立されました。粟島は江戸時代からずっと海運業が盛んだったために、島民のほとんどが海運業に携っていました。時代と共にだんだんと船が洋式帆船になり航路が延長されていき、海技免許制度が導入されました。その時に島の発展の思いを込めてこの海員養成学校が設立されたのです。

日本初の海員養成学校がこの三豊市から始まり、長い歴史の中でたくさんの外洋船員が巣立っていきました。残念ながら昭和62年には廃港になりましたが、当時の歴史を後代に残していくためにも備品などが大切に保存されています。実はこの校舎は木造二階建てで大正9年に建てられたものです。

行き届いたメンテナンスによって今でもきれいに建物が残っており、建物の中には昔の授業で使われていた船舶機器や模型などが飾られています。
庭に出てみるとそこには年代物の碇などがおかれていて、海員養成学校として活躍していた頃のことを思い起こさせます。

5. フラワーパーク浦島

フラワーパーク浦島は三豊市の町花であるマーガレットの美しさを堪能できる場所。5月には広大な花畑にマーガレットが満開になり、美しさは言葉で言い表すことが出来ないほど。フラワーパーク浦島からは満開の花に加えて、瀬戸内海も見渡せるので写真を撮るに最高のスポットでもあります。

咲き誇る花の香りと瀬戸内海の風を楽しめる花はマーガレットだけでは無く、キンセンカやポピー、またゴテチャやコスモスなどもあります。5月には花摘みのイベントが開催され、きれいな花を摘んで持って帰れますよ。

6. 賀茂神社

賀茂神社は1084年に京都の賀茂大社の分霊を祀った神社。拝殿前には非常に大きな二つの自然石があり、詫間の鴨の越しの海の中にあったものを、わざわざここまで16年の歳月をかけてきて運ばれてきたようです。しかも地元の漁師たちが運んだと言われているので、いかにこの神社が地元の人から愛されているかが分かります。

自然石は注連石と呼ばれ、地元に人から親しまれています。そして、このスケールの大きな石を見に多くの人が足を運びます。実際に賀茂神社に足を運んだ人が本家の賀茂大社よりも、こちらの鳥居のほうが美しいと言うほど魅力的な神社です。境内はきれいに手入れがされているのでゆったりとした時間を過ごしながら、歴史に思いを馳せられます。

また賀茂神社のみどころは樹齢300年と言われる美しい松。天女が羽衣を掛けたような形をしていることから羽衣の松と呼ばれています。

7. 道の駅たからだの里さいた

「道の駅たからだの里さいた」は地元の人が利用するほど、野菜販売が充実しています。土地ならではの色々な種類の野菜を安く手に入れられるので大変、賑わっています。

道の駅では三豊市ならではの鳴門金時の焼き芋や焼き芋アイスで、人気のスイートスノーが味わえます。バニラアイスの上に焼きたてのほくほく焼き芋をのせて食べる新しい感覚のスイーツですが、やみつきになると人気です。

さらに柿のシーズンには柿アイスが発売されたり、期間限定のイチジクアイスも発売もされます。

8. 不動の滝

高さ50メートルの高さから勢いよく落ちてくる美しい滝が不動の滝。ほぼまっすぐに水が落ちてくる姿は美しく、知る人ぞ知る観光スポットとなっています。「不動の滝」の名前の由来は弘法大師が修行の際に、近くの岩に不動の像を刻んだことから来ています。春は山桜、初夏には若葉、秋は紅葉を滝と一緒に楽しめます。

あまり観光客が押し寄せる場所ではありませんので、静かに自然を堪能できます。近くには不動の滝カントリーパークもあるので、芝生で子供を遊ばせたり、パットゴルフを楽しめます。

9. 天然いやだに温泉大師の湯

観光で疲れを癒やしたいときには温泉が一番魅力的ではないでしょうか。

「天然いやだに温泉大師の湯」は露天風呂やタラピーサウナがあります。さらに薬湯などもあるので体の芯から癒やされます。館内には温水プールもあるので子供たちも楽しめます。宿泊施設もあるので一泊できるため、ゆっくりと温泉と地元の食を楽しみながら贅沢な時間を過ごせますよ。

◎まとめ

三豊市は世代を超えて愛されるアート作品や昔を思い出す展示品、野菜や温泉を思う存分味わえる場所などもあります。

観光の醍醐味は普段とは違う雰囲気の中でリフレッシュすること。三豊市には都会では感じられない、海からの風やどこまでも透き通る青空を楽しめます。普段は見られない瀬戸内海に沈む夕日などを堪能できますよ。

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