カリブ海の美しさを独り占め！アグアディラおすすめ観光スポット4選

カリブ海に浮かぶ小さな島、プエルトリコ島の北西部に位置する街アグアディラ。大西洋に面した美しい港町です。

アグアディラの魅力といえば数多くあるビーチ！その透明度はどれも最高レベル、マリンスポーツを目的に訪れる観光客が後を絶ちません。現在のようにアメリカの一部になるまではスペインの植民地だったこともあり、建造物や言語にもスペインの影響が色濃く残る、歴史深い街です。1年を通して温暖な気候で、住民たちのおおらかで温かい人柄も、観光客に人気のポイント。今回は、そんなプエルトリコ島アグアディラのおすすめ観光スポットをご紹介します。

1.アグアディラ灯台跡

アグアディラの北西、海を見下ろす丘の上にアグアディラ灯台はあります。1889年スペイン人により、レンガを用いて建てられた灯台は、そこで暮らす人々の生活を明るく照らし続けました。しかし29年後の1918年、大地震がアグアディラを襲い、灯台は修復不可能な状態まで崩壊、その後違う場所に再建されたため、現在もその状態のまま保存されています。長年の間雨風にさらされ風化してきたものの、かつての美しさは未だ健在。レンガ造りの灯台をフレームに、静かな海をバックに写真を撮りにやってくる観光客が後を絶ちません。

灯台に残された窓から海を見渡せば、当時の人々が愛したのと同じ景色が見られるはずですよ。日没には水平線に夕陽が沈み、アグアディラでも有名な素晴らしいサンセットが見られます。その美しさは観光客だけでなく地元の人たちも大人気。アグアディラを訪れたなら、必ず立ち寄ってほしい観光スポットです。

2.クラッシュボートビーチ

ここアグアディラに、世界でも珍しいビーチがあります。かつて空軍基地で使用されていた軍港をそのまま使用したクラッシュボートビーチは、広い砂浜と透明度の高い水が観光客に大人気。ビーチには船着き場として使われていた桟橋がそのまま残されており、いつの頃からか飛び込み台に。地元の子どもたちに混じって観光客まで大はしゃぎで遊んでいます。

水は透明度が非常に高く、アグアディラのダイビングポイント。目を見張るような色とりどりの魚たちに出会えます。ダイビングには抵抗のある方も、シュノーケリングで充分楽しめますのでぜひ挑戦してくださいね。運が良ければ、砂浜にペリカンたちも遊びに来ます。ゆっくりと近づいてエサをあげてみましょう！

観光客の間ではあまり知られていませんが、実はクラッシュボートビーチは、魚釣りの名所でもあるんです。アグアディラでしか見られない珍しい魚が釣れるかもしれません。釣りに自信のある方はぜひ！

3.ラスカスカダスウォーターパーク

アグアディラに来たら必ず訪れるべき！とみんなが口を揃えて言うのがここ、ラスカスカダスウォーターパーク。カリブ地域では最大の規模で、流れるプールや波の出るプール、ウォータースライダー、ちびっこ専用プールなど内容もとっても充実しており、必ず観光スポットとして名前が挙がるのにも頷けます。この広さでなんと管轄はアグアディラ市！驚くほどの規模の市営プールですが、もちろん観光客も気軽に利用できますよ。

施設自体、新しくはありませんが、更衣室やお手洗いもしっかりと手入れが行き届いていて、初めて訪れた観光客も安心して利用できるのが嬉しいですよね。アグアディラの海はとっても美しいですが、海で泳ぐと後がちょっと…という方には、気軽にシャワーも浴びられるこちらがおすすめです。遊び疲れてお腹が空けば、プールサイドで軽食や飲み物も販売されていますので、ぜひご利用くださいね。

4.エルパルテール遺跡

天然水が湧き出ていることで有名なエルパルテール遺跡。スペイン植民地時代、長旅を経てアグアディラへやってきた侵入者たちは、この地に辿り着いた際、このエルパルテール遺跡の湧水を飲んで疲れを癒したといわれ、そのことから、歴史に名を残す公園となりました。遺跡は150年以上の歳月を感じさせないほど保存状態がよく、石造りの壁と青々とした自然の調和が美しいと観光客にも大人気。1986年に歴史文化財にも登録されています。

夏の間はサマーナイトと題して音楽イベントが行われています。アグアディラ市民と観光客が一緒になって夜中まで盛り上がっていますよ。昼間はアグアディラ市民の憩いの場。読書や井戸端会議をする人たちもちらほら。鳥のさえずりの中、のんびりと歴史に思いを馳せるのも、旅の贅沢ですよね。アグアディラの市街地やビーチからも近く、観光のついでに立ち寄ることができるのも魅力です。

◎まとめ

今回は、カリブ海にぽっかりと浮かぶ島、プエルトリコのアグアディラ地方についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか？

1年を通して気候の変化が少ないアグアディラは、1年中観光シーズン！カリブ海と聞くと遠く感じますが、日本からはアメリカ本土を経由して1～2回の乗り継ぎで同日に到着することができます。アグアディラにはここではご紹介しきれなかった魅力がまだまだたくさんありますので、ぜひ遊びに来てくださいね！

カリブ海の美しさを独り占め！アグアディラおすすめ観光スポット4選