カリブ海のカーニバルの街へ行ってみよう!バランキヤの観光スポット6選

画像出典:Steelplug (CC BY-SA 3.0)

カリブ海のカーニバルの街へ行ってみよう!バランキヤの観光スポット6選

コロンビアのカリブ海に面する湾岸都市バランキヤはカーニバルで有名な都市です。毎年行われるカーニバルは、リオデジャネイロに続き世界で第2位の規模。コロンビアや南米からだけではなく、世界中からたくさんの観光客がやって来ますよ。また、2003年には無形世界遺産として登録されました。
カーニバルで毎年のように踊っていた少女、シャキーラはここから羽ばたいて世界中をとりこにするアーティストになったのです。

その他の特徴としては、バランキヤはコロンビア第4の都市であり多くの民族が暮らしていることが挙げられます。カラフルな街並みや街に流れる陽気な音楽も町を特徴づける1つで、観光していて楽しい都市ですよ。
今回はそんなバランキヤのおすすめ観光スポットを6カ所覗いてみましょう。
カリブ海沿岸のゴキゲンな街へようこそ!!

目次

カリブ海のカーニバルの街へ行ってみよう!バランキヤの観光スポット6選

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1.カリブ博物館

バランキヤは湾岸都市ということもあり、カリブ地域の自然や文化と密接な関係があります。

そんなバランキヤの中心地区にあるカリブ海文化公園は、カリブ海特有の文化が垣間見られます。公園の一角にあるカリブ海博物館は、コロンビアで最初の地域の博物館。 カリブ海の歴史、文化、自然を展示を通して訪れる観光客に紹介しています。展示は全てスペイン語なので、必要であれば辞書を持って行きましょう。
館内のスタッフはとても陽気で、まさにカリブ。
カリブの文化にいかに踊りと音楽が欠かせないかを実感できる観光スポットです!

2.Castillo de Salgar

Castillo de Salgarは、バランキヤの中心地区から車で西におよそ20分、海沿いに建てられた城です。スペイン語でCastilloとはお城なのですが、実際、1848年にスペイン人によって要塞として建設されました。時代の移り変わりと共に刑務所としても機能していた歴史的建物は、現在では観光名所となっています。海岸沿いの好立地、素敵な写真が撮れるでしょう。

ちなみに周りには何もありませんが、何もないのがいいんです。夕刻になると多くの観光客が、雅やかな夕日を鑑賞しに訪れますよ。また、館内には美味しいシーフードがいただけるレストランもございます。
結婚式が開催されているときもございますので、運が良ければコロンビアの美しい花嫁が見えるかもしれませんよ。

3.カテドラル

カテドラルとはキリスト教における聖堂のことで、バランキヤのカテドラルは美術館のような外観をしています。
実際、1955年に完成したカテドラルはモダンな建築様式で建てられたもので、コロンビアを代表する現代建築物となっています。館内には約4000人も収容できる大きなホールがあります。
祭壇の上に掲げられているキリスト像や、大きなステンドグラスの窓、モザイク画などもあり、陽気な街並みとは対象的に神秘的な雰囲気が味わえますよ。
ラテンアメリカでは珍しいモダンなカテドラルですので一見の価値ありです。

4.Bocas de Cenizas

バランキヤ市内を流れているマグダレナ川の河口、カリブ海と出会うところを総じて「Bocas de Cenizas」と呼んでいます。河口付近は整備された運河となっていて、そこを流れる川の色が灰(Cenizas)の色であることからこの名前が付けられています。

ここは世界的にも珍しい光景を目にすることができます。かつて河口沿いに沖まで延びていた鉄道が廃止されたため、そこを観光地化。海に延びる散策道になっているのです!
枕木は腐り、ところどころ用心して前に進まなければいけないところもありますが、冒険好きな観光客にとってはここは外せないバランキヤの観光スポットです!

レールの幅より少し広い人工岬をどんどん進んでいくと、そのうちレールもなくなり岩だらけの細い道へ。気づいたらカリブ海に囲まれているでしょう。

5.バランキヤ動物園

バランキヤ動物園ではアフリカ・アジア・アメリカ大陸の動物たち約500頭を見ることができます。マナティー・メガネグマ・カワウソ・フラミンゴ・ワシなど、絶滅の危機にある在来種の保護と繁栄の目的もあり中々見られない動物も多いですよ。また動物たちとの距離が近いのもバランキヤ動物園の特色で、ふれあいコーナーではなんとチンパンジーと触れ合うこともできます。家族連れの観光客にはとてもいい機会ですね。
施設内では、動物園だけでなく植物園もあります。どこを観光すべきか迷っているならば、ぶらりと出かけてみるのも良いでしょう。バランキヤでのリラックスした観光を楽しめるはずです。

6.サン・ニコラス・デ・トレンティーノ教会

上述したカテドラルとは違い、こちらのサン・ニコラス・デ・トレンティーノ教会は歴史的建造物です。17世紀に建てられたネオゴシック様式の教会は、その外観の美しさからも多くの観光客に愛されるスポットとなっています。バランキヤの歴史地区にある大きな建物ですので、迷うこともないでしょう。
観光の際は、マナーを守りつつ、内部のステンドグラス、華麗な装飾などを静かに鑑賞しましょう。地元の方々も多く訪れますので、くれぐれも礼拝の邪魔にならないように注意してくださいね。

◎まとめ

カリブ海に面するコロンビアの美しい都市バランキヤの観光スポットを6選にわたり紹介してきましたが、いかがでしたか。世界的なカーニバルの他にも美しい建物や動物園など、素敵なものがたくさんありましたね。街の人々は陽気で、街中には踊りたくなような音楽が流れているので、観光していても楽しくなるところです。またマグダレナ川の河口での冒険的なミニトレッキングもこの町の観光の魅力でしたね。カリブの風に吹かれながらラテンの文化を感じ、観光を楽しんでくださいね。以上でバランキヤの紹介はおしまいです。

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