スマトラ島の交通の起点となる町、メダンのおすすめしたい観光地6選!

画像出典: Laskin Nikita

スマトラ島の交通の起点となる町、メダンのおすすめしたい観光地6選!

メダンはインドネシア・スマトラ島北部に位置し、人口200万人以上が暮らす比較的大きな都市です。観光地としてはあまり知られていませんが、スマトラ島において流通、そして観光の拠点として知られている都市。しかし、メダンの町には王宮をはじめとした美しく豪華な観光スポットが点在し、実は観光スポットの穴場なんですよ。オランダ統治時代に建設されたコロニアル様式で建てられた建築物が多く、オシャレな街並みになっているのも魅力のひとつです。さらにメダンの中心部には屋台も多く、東南アジアの雰囲気もたっぷりと味わうことができます。西洋と東洋が調和したインドネシア・メダンをもう少し詳しく紹介していきましょう。

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スマトラ島の交通の起点となる町、メダンのおすすめしたい観光地6選!

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1. マイムーン王宮

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マイムーン王宮は19世紀にメダン周辺を統治していたスルタン王、マクムン・アルラシッが1888年に建設したもの。宮殿の庭は緑豊かで美しく、まるで映画などに出てくるお城のようです。さらにこの宮殿、実は現在でもスルタン王の子孫の方が住んでいるんだとか。

宮殿の一部は観光客にも公開され、中を見学することができます。内部も細かい装飾がほどこされており、扉や壁の装飾ひとつひとつが芸術的に作りこまれているのには驚かされるでしょう。スルタン王の使った豪華な玉座や寝具、高価な芸術品、メダンの歴史を物語る品など、興味深い見学ができます。さらに、当時の衣装を着ての記念撮影もできるので、ぜひメダンに訪れた際は足を延ばして欲しい観光スポットのひとつです。

2. マスジット・ラヤ

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マスジット・ラヤは1906年に建てられた100年以上の歴史があるイスラム教のモスクです。このモスクもマイムーン王宮と同様、スルタン王によって建設されました。そんなマスジット・ラヤは、メダンに住むイスラム教徒たちの信仰の中心であると同時に、メダン観光のランドマーク的な存在です。

モスクの中へは、イスラム教徒以外の観光客でも入ることが可能です。見学の歳には短パンやミニスカートでの入場はできないので、腰に巻くサロンを借りましょう。また、女性はスカーフを借りて頭を覆う必要があります。

モスクにはステンドグラスが嵌め込まれており、日差しが差し込むとモスクの床に芸術的な模様を描き出します。ぜひ内部までじっくり見て欲しい観光スポットです。さらにモスクの周りには屋台が多くあるので、疲れたら美味しいメダングルメを堪能しましょう!

3. グラハ・マリア・アンナイ・ベランカニ教会

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一見ヒンドゥー教の寺院にも見えるこちらの建物は、グラハ・マリア・アンナイ・ベランカニ教会というカトリックの教会です。インドネシアでは国民の約87%がイスラム教徒ですが、キリスト教徒や仏教徒も一定数います。こちらの教会は2005年に建てられた比較的新しい教会ですが、インド寺院をモデルに作られたその珍しい作りは、メダンの観光スポットとして多くの観光客が訪れます。

グラハ・マリア・アンナイ・ベランカニ教会はインドのムガール建築で建てられ、教会を囲む壁には様々な人種の彫刻が施されています。これらは信仰や文化は関係なく、誰でも受け入れるという意味を持っているんですよ。中に入ればなるほど、ここが教会だと分かる白を基調とした礼拝堂があります。あちこちに施されている装飾や彫刻は見ごたえがあり、メダン観光でぜひ訪れたいスポットです。

4. 北スマトラ博物館

観光でその土地をよく知るのであれば、博物館に行くのがおすすめです。メダンにも見ごたえのある北スマトラ博物館があり、こちらでは北スマトラの歴史や文化についての展示を見学できます。

インドネシアも他民族国家であり、スマトラ島の北部に住む人々もまた他とは違った文化を持っています。観光におすすめの北スマトラ博物館では、先史時代の農具などの出土品や原始人の化石のレプリカやジオラマなど、メダンをさらにより深く知ることがでるでしょう。さらにイスラム信仰が始まる前の仏教やヒンドゥーの遺構など、メダンを観光するならぜひ知っておきたいことばかり。ぜひ観光のプランに入れてくださいね。

5. シボラギット

出典: Ronald Tagra

メダンから車で1時間ほどのところに、シボラギットという滝のある自然公園があります。シボラギットの入口から2時間ほど森の中を進んでいくと見えるのが2つの滝。この滝は地元の人から「2色の滝」とよばれていて、ひとつは青色、もうひとつは白色をしています。2色の滝の滝壺では観光客や地元の若者たちが飛び込んだり滝に打たれたり、賑わっている観光スポット。

少し歩かないと辿り着けない場所ですが、見るだけの価値のある観光スポットなので、体力に自信のある方はぜひともチャレンジしてみてくださいね。また、シボラギットの中はキャンプ場になっていて、メダンの大自然を思う存分楽しむ事ができます。メダンの大自然を観光するなら特におすすめなので、アウトドア派の方は足を運んでみてください。

6. グヌンレウセル国立公園

出典: Dennis Keller

メダンから約80kmほどの場所にグヌンレウセル国立公園があります。グヌンレウセル国立公園はスマトラ島の手付かずの自然が残っている場所で、インドネシアの世界自然遺産にも含まれています。オランウータンの生息地として有名で、他にもスマトラトラやスマトラゾウなどの絶滅危惧種を保護している国立公園です。

この観光スポットでは大自然の中のトレッキングやキャンプ、カヌー、ラフティング、ガイド付きの野生動物観察などが楽しめます。近くには水着用の温泉や宿泊施設もあるので、何日か余裕を持ってアクティブな観光をするのがおすすめです。

◎まとめ

インドネシアのスマトラ島にあるメダンの観光スポットを紹介しました。行ってみたい観光スポットはありましたか?メダンはメジャーな観光ガイドには小さくしか掲載されない都市で、わざわざメダンに訪れる人はまだまだ少ないかもしれません。しかし今回紹介したように、メダンは見どころのある都市。もし来る機会があるのであれば、ぜひともこの記事を参考にして、メダンの町を楽しんで欲しいと思います。今までのインドネシアの旅では気づかなかった意外な発見があるかもしれませんよ!

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