山岳美と天下第一の桜の世界へ!伊那市で外せない観光スポット5選

山岳美と天下第一の桜の世界へ!伊那市で外せない観光スポット5選

中央・南アルプスの美しい山脈に囲まれている長野県南東部にある伊那市。美しい山と川の清流は伊那市を訪れる観光客を魅了します。マトンの肉・野菜・蒸した麺で作られる伊那市名物の「ローメン」は、ご当地アイドル「オトメ☆コーポレーション」の『おいし伊那☆ローメン』で聞き覚えがある方は多いのではないでしょうか。明るい曲調と覚えやすい歌詞は親しみやすく一度聞けば口ずさんでしまいますね!

東京で行われたイベントB1グランプリにも伊那市名物ローメンが紹介され、子育て世代にぴったりな田舎部門2年連続全国1位に輝くなど、自然共生都市を目指す伊那市は脚光を浴びています。そんな伊那市で評判の観光スポットをご紹介します。

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山岳美と天下第一の桜の世界へ!伊那市で外せない観光スポット5選

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1.かんてんぱぱ ガーデン

出典: Opqr (CC BY-SA 4.0)

寒天は美容やダイエットに効果的な食材。ここ伊那市では、観光中に信州特産の寒天を味わえます。伊那市に拠点を置く伊那食品工業株式会社では、「寒天を美味しく楽しく味わって欲しい」という思いから社員の手で「かんてんぱぱ ガーデン」が整備されました。寒天を使った料理やスイーツなどの豊富なメニューが用意され、そのバリエーションの豊かさから寒天の魅力に目覚め心踊らせる観光客は少なくありません。

施設内の健康パビリオンでは血管年齢をはじめとした運動能力測定ができるなど、寒天と健康について楽しく学習。ギャラリーでは常設展示された美しい山岳写真やボタニカルアート鑑賞ができます。繊細なタッチで描かれる絵画を眺めていると心が満たされると観光客に好評で、伊那市観光の記念にと絵はがきをお土産にされる方も。

かんてんぱぱガーデン カタクリの花

山野草園では旬を彩る山野草が育てられ、新緑や紅葉観賞など伊那市を訪れる観光客を年中癒してくれます。地下からくみ上げられた天然水を自由に飲むこともできるのもうれしいですね。創作寒天料理や上伊那産のそば粉が原料の信州そば等、伊那市ならではのグルメ料理が味わえるのも魅力です。JR伊那市駅から車で15分程の距離なので、伊那市に来られたらぜひ立ち寄っていただきたい施設。入館料は無料です。

2.みはらしファーム

果物狩り・そば打ち・おやき作り・木工製品作り・草木染めなど、幅広くさまざまな体験ができるのが「みはらしファーム」。そば打ちやおやき作りは信州伊那の郷土文化に慣れ親しむ絶好の機会なので、伊那市観光の思い出づくりにぜひチャレンジしましょう!とれたて広場には伊那周辺で収穫された地場野菜・切花販売や地場野菜を用いたお食事処があります。

伊那市名物のローメンもあるので食してみたいですね。ふれあい体験コーナーではドッグランで愛犬を遊ばせたり、ダチョウに会えます。ダチョウの人懐っこさと数量限定の卵は伊那市を訪れる観光客に好評ですよ。子供用に設置されたアスレチック広場ではお弁当を広げてくつろげます。観光中に不安の種が付きまといがちなペットを受け入れてくれる観光スポットはそう多くないので貴重ですね。

さらに南アルプスや伊那市街が一望できる日帰り温泉もあります。まさに至れり尽くせりの誰でも楽しめる観光スポットです。宿泊施設がある点も見逃せません。伊那市観光で行き先が定まらない方は、観光候補に加えておけば何かと心強いでしょう。入園は無料ですが、施設によっては料金が発生します。詳しくは公式HPでご確認ください。

3.高遠城址公園

高遠城址公園

高遠城址公園は、伊那市高遠町(たかとおまち)にある高遠城に隣接し、桜の名所として知られる公園。1500本もの桜の迫りくる迫力と、背後にそびえる真っ青な日本アルプスのコントラストの美しさは伊那市ならでは。春の伊那市を訪れた観光客の心を惹きつけ、花見目的の観光客で毎年大混雑するほどです。

伊那市高遠城の桜は「タカトオコヒガンザクラ」という伊那市特有の品種で、長野県の天然記念物にも選ばれています。ソメイヨシノの薄紅色よりも赤みが強くかわいらしくて可憐な雰囲気が特徴です。桜色に染まった公園内は花見目的の観光客でにぎわいますが、紅葉の季節もおすすめですよ。桜シーズンほどの混雑はないので比較的ゆっくりと自然の情景を味わうことができます。

その他周辺には高遠藩時代に建設された進徳館校舎や映画「大奥」で知られる絵島囲み屋敷(えじまかこみやしき)、高遠町歴史博物館など、数々の伊那市観光要所がありこちらも見逃せません。公園施設案内図に所在地が分かりやすく記されているので参考にどうぞ。伊那市滞在中にぜひお立ち寄りください。入園は無料ですが、桜の時季のみ有料です。

4.美和ダム(美和湖)

美和湖

高遠市街から国道152号線を車で10分ほどの場所にある美和ダムは、天竜川水系三峰川に建設された利水・治水・発電を目的にした横長の重力式コンクリートダム。ダム建設時に造られた人工湖は美和湖(みわこ)と呼ばれ、ダム湖百選に選ばれています。

美和湖の澄んだ水は名前の通り美しく一見の価値があると観光客に好評。景色だけでなく公園として整備され、遊歩道、桜並木、湖上での水上バイク、カヌー、釣り施設など、レジャーを楽しむ観光客も多い場所です。ここには伊那市の桜観光・伊那谷の分杭峠(ぶんぐいとうげ)・諏訪大社参拝などさまざまな目的で観光客が訪れますが、ダム観光と観光記念カード入手目的に訪れるダム愛好家の方の姿も見られます。

観光客といっても十人十色で目的も違いますが、澄んだ湖を見ていると心身リフレッシュできるということは共通で、皆満足そうにこの地を後にします。近隣にある道の駅南アルプスむら長谷で、伊那市観光情報と評判の美味しいクロワッサンを手に入れ美和湖を眺めながら観光プランを練るのも旅の醍醐味ですね。

5.信州高遠美術館

信州高遠美術館

信州高遠美術館は、伊那市高遠町出身の原田政雄が長年かけて集めた近現代日本美術作品を所蔵、伊那市に縁を持つ芸術家の日本画・油絵を中心に展示しています。

作品は夏目漱石「吾輩は猫である」の挿絵画家で知られる中村不折(なかむらふせつ)や、繊細なタッチと色づかいが特徴の花鳥山水画の名手・池上秀畝(いけがみしゅうほ)など芸術界で名高い画家だけでなく、伊那市近隣で活躍するアーティストや町内の保育園児から高校生のものまでと幅広く、その見応えと充実ぶりは伊那市を訪れるアート通の観光客に高い評価を得ており、伊那市観光の目的地に選ぶ観光客も少なくありません。

桜の時期は観光客でにぎやかな高遠城から足を延ばし、静かな信州高遠美術館でゆったりした時間を過ごすのも魅力的。ここで思いのまま美の世界に浸りましょう。館内の喫茶店で休息すれば、そこからは高遠湖と三峰川の眺めを見ることができます。風景なのに絵を見ているようだと観光客に評判で、隠れた穴場スポットにもなっています。

中央・南アルプスに囲まれた伊那市ならではの自然美と人間の創造美の結晶が詰まったこの館は、伊那市観光で外せないでしょう。伊那市発祥の芸術文化に触れる絶好の場所なのでぜひ訪れてみてください。

◎まとめ

伊那市は平成18年に旧伊那市・旧高遠町(たかとおまち)・旧長谷村(はせむら)の3つの自治体が合併し、今に至ります。桜・楓・雷鳥が新伊那市のシンボルで、春には桜を目当てに毎年多くの観光客が伊那市を訪れます。美しい村連合に加盟する伊那市高遠町は、人々が守り育ててきたタカトオコヒガンザクラと、優れた石工技術者を輩出した実績と今も残る精巧な石造物が評価されています。

江戸城大奥権力者であった絵島が歌舞伎役者との間柄を咎められ幽閉された江島囲み屋敷や、伊那市長谷の平家の落人伝説など、歴史好きな観光客の探究心をくすぐる観光スポットもあります。伊那市観光では伊那名物ローメンを食べて、自然と芸術美に浸り伊那市観光を満喫してくださいね。

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