名称:鶴ヶ城
住所:福島県会津若松市追手町1-1
公式・関連サイトURL:http://www.tsurugajo.com/index.html
東北地方の玄関口となっている福島は、新幹線を使えば都心から約1時間30分と、週末に気軽な観光ができるアクセスに恵まれた場所。豊かな自然とともに、会津戦争の舞台となった鶴ヶ城や飯盛山など、有名な歴史スポットが知られています。ほかにも、江戸時代にタイムスリップできる大内宿や、お堂のなかを巡るだけで西国三十三観音をお参りできるさざえ堂、炭田の歴史や恐竜の化石にふれられる博物館など、歴史探訪をするのにはピッタリの福島県。そんな福島のおすすめ歴史スポットを6選でご紹介していきましょう。
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福島へ歴史探訪に出かけよう!福島が誇るオススメ歴史スポット6選
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1.福島が誇る難攻不落の名城「鶴ヶ城」
福島は、戊辰戦争で明治新政府軍と壮絶な戦いがくりひろげられた場所。「鶴ヶ城」とも呼ばれる「会津若松城」は、新政府軍の激しい攻めにもかかわらず1か月もの間落城しなかったことから、「難攻不落の名城」と称される福島を代表する歴史スポットです。
明治時代になって廃城となりましたが、地元の人たちの熱い思いと全国から寄せられた寄付により、1965年(昭和40年)9月に再建。見事な姿が蘇りました。赤瓦が鮮やかな天守閣は日本唯一で、歴史ファンに人気があります。春には満開の桜、冬には降り積もる雪との見事なコントラストが万人を魅了。桜、紅葉、冬の「ゆきほたる」など毎年数回開催する祭りでは、夜のライトアップやプロジェクションマッピングを実施。日中とは異なる幻想的な光景を楽しむことができます。
城の入口にある「鶴ヶ城会館」は、会津のお土産や物伝統工芸品を購入したり、レストランやフードコート、カフェなどで食事や休憩するのに最適な施設。赤べこや起き上がり小法師の絵付け体験をすることもできますよ。
2.江戸時代の宿場町「大内宿」
「大内宿」は、江戸時代の宿場町の風情が感じられる歴史スポットとして観光客に人気の場所。国重要伝統的建造物群保存地区の指定を受けた茅葺の屋根の建物が、ノスタルジックな雰囲気を漂わせる歴史スポットです。
福島ののどかな山間集落でありながら、参勤交代で江戸へと向かう大名や旅人たちが利用する宿場町として栄えた大内宿。日本の原風景が残る歴史スポットとして、大勢の観光客が訪れています。当時使用されていた道具や暮らしぶりがうかがえる写真などが展示されている「大内宿町並み展示館」にも寄ってみましょう。歴代の会津藩主の本陣を再現した展示館の建物も見どころですよ。
名称:大内宿
住所:福島県南会津郡下郷町大内山本8
公式・関連サイトURL:http://ouchi-juku.com/
3.福島の悲話、白虎隊ゆかりの歴史スポット「飯盛山」
福島と聞くと、会津若松、白虎隊と連想される方が多いのではないでしょうか。「飯盛山」は多くの若き白虎隊志士が自決した歴史的スポットとしてあまりにも有名な場所です。
白虎隊自刃の地からは、鶴ヶ城や会津若松市内を一望することができます。遠くに見える鶴ヶ城が落城したと、早合点してしまった若き隊士たちの悲劇の舞台。ここから、どのような思いで立ち上る煙や炎を見たのかと考えると、感慨深い景色として映ります。胸に込み上げてくるような複雑な思いを抱く福島の歴史スポットといえるでしょう。
山の麓にある「白虎隊記念館」には、写真や遺品などとともに会津戦争に関する数々の資料を展示。あどけない顔をして微笑む者たちの表情に、時代のせいとはいえ、熱く込み上げてくるものがあります。そのほか、新撰組や板垣退助などの資料も展示。春と秋には白虎隊志士を偲ぶ慰霊祭が行われるので、その頃に訪れてみてはいかがでしょうか。
名称:飯盛山
住所:福島県会津若松市一箕町飯盛山
公式・関連サイトURL:https://www.aizukanko.com/spot/137/
4.福島が世界に誇る偉人の生家「野口英世記念館」
野口英世といえば、子供の頃に伝記を読んだ人も多いのではないでしょうか。野口英世は、福島県猪苗代町出身の歴史に残る数々の偉業を成し遂げた偉人。「野口英世記念館」は、そんな英世の足跡にふれることができるミュージアムです。
施設は、遺品などを展示したエリアと、生家エリアに分かれています。身の回り品や書籍などの遺品が展示されているとともに、生涯を研究に捧げた象徴として研究室を再現。その入口には野口英世の姿をしたロボットが身振り手振りをしながら来館者を迎えてくれます。ゲーム感覚で細菌を学習できる「体験!バクテリウム」は、千円札に印刷された肖像画ぐらいしか知らない子供でも興味を持てる人気コーナーです。
生家の中には、英世の生涯を左右することにもなった火傷の原因の「いろり」を再現。床柱に刻んだ「志を得ざれば再び此地を踏まず」という決意文が保存されています。野口英世記念館は、今も変わることなく福島を優しく見守るように佇む会津磐梯山を望める福島の歴史スポットです。
名称:野口英世記念館
住所:福島県耶麻郡猪苗代町大字三ツ和字前田81
公式・関連サイトURL:http://www.noguchihideyo.or.jp/
5.炭田の歴史・恐竜の化石に触れられる「いわき市石炭・化石館ほるる」
「いわき市石炭・化石館ほるる」は、常盤炭鉱の採掘の歴史を知ることができる福島の歴史スポットであるとともに、いわき市内で発掘された化石を展示している博物館。炭鉱と化石の時代変遷を一緒に楽しむことができるおすすめの歴史スポットです。
炭鉱の様子が再現された模擬坑道では、炭鉱の中の雰囲気と石炭の掘り方などを体感できるようになっています。大ヒット映画『フラガール』の炭鉱シーンは、ここで撮影されました。
またこの施設のもう1つの特徴が、恐竜の古生物に実際に手でふれることができるということ。施設入口には、いわき市で発掘された古生物フタバサウルススズキイが迎えてくれ、太古の時代にタイムスリップさせてくれます。化石展示室には今にも動きそうな巨大な恐竜の全身骨格標本が展示されており、恐竜ファンならずともその迫力に圧倒されることでしょう。化石の種類も多種多様で、一部を除いて実際に触ることができる露出展示となっていることも福島を訪れる多くの観光客に人気の理由となっています。
名称:いわき市石炭化石館ほるる
住所:福島県いわき市常磐湯本町向田3-1
公式・関連サイトURL:http://www.sekitankasekikan.or.jp/
6.福島の摩訶不思議な歴史スポット「さざえ堂」
飯盛山の中腹にある「円通三匝堂(えんつうさんそうどう)」は、貝の「さざえ」のような不思議な外観から「さざえ堂」と呼ばれています。外から眺めるだけでなく実際に内部に入ることができるので、入場してみましょう。
外観は二層のように見えるのに、内部は三層造り。建物内部は二重らせん構造のスロープになっていて、西国三十三観音像が安置されています。往復別々の階段、通路が設けてあって、見学を終えた観光客と一度も交差することがない不思議な設計。外観は今にも崩れ落ちそうな木造の古い建物でありながら、立体的でとても見事な龍の彫刻が施してあるなど、200年も前に福島の地で建造した職人たちの技術の高さには驚かされるばかりです。
重要文化財に指定されたさざえ堂は、巡るだけで西国三十三観音をお参りできるとされる有り難いお堂。観光客に人気があるこの摩訶不思議な福島の歴史スポットへ、ぜひ足を運んでみてくださいね。
名称:会津さざえ堂(円通三匝堂)
住所:群馬県太田市東今泉町165
公式・関連サイトURL:http://www.geocities.jp/aizu_sazaedo/
◎まとめ
福島はシンボルである会津磐梯山などの豊かな自然とともに、多くの歴史スポットにも恵まれています。世界的に有名な偉人の生家や難攻不落の名城、太古の時代にタイムスリップできるスポットなど魅力的な歴史スポットが満載。歴史探訪を楽しむにはうってつけの場所、福島へ訪れ、歴史と触れあいましょう。
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