名称:甲秀楼
住所:135 Cuiwei Alley, Nanming Qu, Guiyang Shi, Guizhou Sheng, 中華人民共和国 550000
公式・関連サイトURL:http://www.kishu-kanko.com/city.html
東京から約3300km離れた場所に位置し、中国貴州省の省都である貴陽。トン族、スイ族、ミャオ族など様々な少数民族の文化が入り交じった貴陽は、建物や民族衣装など観光ポイントが盛りだくさんですよ。
周囲を山に囲まれ標高1100mにある貴陽は、夏は日陰が多いため気温が30度以上になる期間は少なく、冬も平均最低気温は2~3度程度と一年を通して観光旅行をしやすい地域です。
あまり貴陽という地名を聞いたことがない人も多いと思いますが、シェラトンホテルがあったり、バスターミナルなどの公共交通機関も充実していたりと、程よく開発されているため観光するには便利ですよ。今回はそんな貴陽の観光の見所、7か所をご紹介します!
1.甲秀楼
貴陽を横断するように流れている南明河の途中、巨大な岩の上に建てられている甲秀楼。貴陽市のシンボルとして市民に愛されている観光スポットです。
建造当初は川岸に造られていましたが、何度も戦火などにあい破壊されたため、現在のような川の真ん中に移動されました。
高さ約20mで3階建ての甲秀楼は、中に入ることもできます。内部には、甲秀楼の模型や資料、書道作品、工芸品、調度品などが展示されているので、ぜひ覗いて行ってくださいね!特に三階は、貴陽の川辺を見下ろすことができる絶好の観光ポイントです。
また、甲秀楼へ行くことができる橋を渡った南岸には翠微園という庭園があるので、こちらも併せてチェックしたいですね!
2.青岩古鎮
貴陽市の南側に位置する観光地、青岩古鎮。貴陽市南部の軍事拠点として造られたため、石で造られた町の城壁があり、その岩の色がやや青色っぽいということから青岩古鎮と呼ばれるようになりました。
青岩古鎮の中は約3平方キロメートルの町になっていて、寺院や楼閣などさまざまな観光スポットが凝縮されています。また、キリスト教の教会などもあったりと散策するだけでも十分に楽しめます。
メイン通りに行けば飲食店もあり観光客がたくさんいて活気が溢れていますし、少し道を外れると古びた石壁やポツンと佇む露天商など、思わず写真に収めたくなるようなポイントが盛りだくさんです。短期滞在だけれど貴陽市を満喫したいという人は、グルメも楼閣などの建造物も貴陽の雰囲気も存分に味わえる観光スポット青岩古鎮に、ぜひ訪れてみてくださいね!
名称:青岩古鎮
住所:114 County Rd, Huaxi Qu, Guiyang Shi, Guizhou Sheng, 中華人民共和国
公式・関連サイトURL:http://www.qingyanguzhen.com/qingyan
3.貴州省博物館
貴州の歴史を知りたい方におすすめなのがこの貴州省博物館です。
墓から出土した青銅器や銅鼓が展示されてあるほか、明清時代の書画も多数保存されています。写真や模型、映像などさまざまな手段で貴州の歴史が解説されているのが特徴です。
貴州省博物館で歴史を学べば、貴陽観光がさらに楽しくなりますよ!
名称:貴州省博物館
住所:168 Beijing Rd, Yunyan Qu, Guiyang Shi, Guizhou Sheng, 中華人民共和国 550001
公式・関連サイトURL:http://www.gzmuseum.com/
4.黔霊山公園
黔霊山公園は、原生林が残る自然公園として知られている国内でも屈指の観光スポットです。4ヶ所の門がある広大な公園の入り口までは、貴陽の中心地からバスで行くことができます。
池や寺、動物園などさまざまな観光ポイントがあり、ロープウェーもあるのでぜひ山頂を目指してみましょう。もちろん体力に自信がある人は、階段を登って景色を楽しみながら弘福寺まで行くこともできます。黔霊山公園といえば、サルがたくさんいることが有名です。野生のサルなので、食事をとるときは注意してくださいね。
ロープウェーに乗ってお寺参りをしても良し、湖を見ながらゆったりと過ごしても良し、動物園へ行って動物たちを見ても良し。大人も子供も楽しめる貴陽の観光スポット、ぜひ一度は行ってみてくださいね!
名称:黔霊山公園
住所:187 Zaoshan Rd, Yunyan Qu, Guiyang Shi, Guizhou Sheng, 中華人民共和国 550000
公式・関連サイトURL:http://www.kishu-kanko.com/city.html
5.花渓公園
貴陽市の有名な観光名所、花渓公園は1937年に造られました。公園内では花渓河が流れていて、川辺を散策しながら冬と春の間には梅の花、夏にはハスの花、秋には金木犀の花など季節の花々を眺めることができます。
また、公園内には花渓河を渡ることができる橋も設置されていて、花渓河と季節の花々を一度に楽しむことができるビュースポットになっています!広い公園内は観光開発されていて風景に溶け込んだ東屋などもありますので、散策に疲れたら休憩することができますよ。
観光客向けのホテルもあり、貴陽観光の際はぜひ旅行プランに入れていただきたい景勝地です。また、公園からは青岩古鎮や天河潭風景区へのバスも出ているので、効率よく観光をして回りたい人にもオススメの観光ポイントですよ!
名称:花渓公園
住所:Minzhu Rd, Huaxi Qu, Guiyang Shi, Guizhou Sheng, 中華人民共和国 550025
公式・関連サイトURL:http://www.kishu-kanko.com/city.html
6.天河潭風景区
花渓公園の西側に位置する観光スポット天河潭風景区。貴陽市ならではのカルスト地形が広がる天河潭風景区には、滝や鍾乳洞などもありさまざまな景色を堪能することができます。
ボートに乗って鍾乳洞の地下水流まで行けるほか、ボートを降りてからは約2kmに及ぶ薄暗い鍾乳洞探検もできますよ!自然が多い貴陽市の中でも若者向けのアクティビティがある観光名所として人気です。
鍾乳洞内には鍾乳石がライトアップされている箇所もあり、幻想的な風景が広がっています。貴州郊外にも風景区は存在していますが、貴陽からのアクセスが良好な天河潭風景区は特にオススメの観光スポットです。
名称:天河潭風景区
住所:中華人民共和国 貴州省 貴陽市 花渓区
7.紅楓湖
貴陽中心地から南西にかなり離れて安順市の近くにある紅楓湖は、貴陽だけでなく中国全土の中でも有数の景勝地です。貴陽市最大の人工湖で、山と湖と洞窟のコントラストが美しい観光スポットです。
湖畔にはミャオ族やイ族などが実際に生活をしていて様々な建物も建っているので、少数民族の生活の様子を実際に見ることができるかもしれませんよ。また、鳥類もたくさん生息していますが、湖がかなり広いのでバードウォッチングがしたい人は双眼鏡を用意することをオススメします。
春には花が咲き乱れたりと、季節ごとに違った様子を見せてくれる紅楓湖。貴陽観光では外せない観光スポットですね。
名称:紅楓湖
住所:中華人民共和国 貴州省 安順市 平ハ
公式・関連サイトURL:http://www.kishu-kanko.com/city.html
◎まとめ
いかがでしたでしょうか。貴陽市を知らない人も、知っている人も、訪れたくなる魅力満載の観光地です。観光名所が南部に密集しているため、広い中国の中でもあまり移動時間をとらずに効率的に観光ができるのも、貴陽の魅力の一つです。また、今回ご紹介した観光名所のほとんどはバスで訪れることができますので、タクシーよりも交通費を抑えられますよ。
長い歴史がありながらも、近代化も進んでいる貴陽市。ぜひ実際に貴陽に行ってみてくださいね!