幸せの国ブータンの玄関口!歴史ある町パロの観光スポット5選

画像出典:Christopher Fynn (CC BY-SA 3.0)

幸せの国ブータンの玄関口!歴史ある町パロの観光スポット5選

南アジアに位置するブータンのパロをご存知でしょうか。

幸福度の高い国として知られるブータン。パロは、ブータンで唯一の国際空港であるパロ空港がある町で、外国人観光客にとってはブータンの玄関口として知られています。

あまり観光先としては日本人にとって馴染みのないブータンですが、ブータンは高い教育水準を誇る国で、公用語のゾンカ語以外にも英語をペラペラしゃべれるバイリンガルが多いため、比較的観光しやすい国といえます。

のどかなパロの街並みを一望できるスポットから、スリリングな吊り橋、チベット仏教の神秘的な寺院など見所満載のパロ。

そんなパロのオススメスポットを厳選して5ヶ所ご紹介いたします!

目次

幸せの国ブータンの玄関口!歴史ある町パロの観光スポット5選

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1.タクツァン僧院

タクツァン僧院は、パロ最大の聖地とも呼び声の高い観光スポットです。

標高2700mに位置するタクツァン僧院までの道のりは、長く階段がつづきます。なかなか辛い道ですが、徒歩以外にも、途中まではポニーにゆられてのんびりと登ることができます。急な階段をせっせとのぼるポニーにはちょっぴり重労働を強いてしまうものの、体力に自信のない方はぜひポニーに乗ることをおすすめします。徒歩でも全行程は2時間程度です。

標高が高いため、息が切れやすく、とても疲れやすいので、休みながら自分のペースでゆっくりのぼることをオススメします。

階段を登りきるとそこはパロでNo.1といわれる絶景が広がります。すっきり晴れた日は気分爽快間違いなし!雨の日でも登れるので、雨天決行で観光を楽しんでみてはいかがでしょうか。快晴のときとはまた異なった幻想的な雰囲気を感じることができるかもしれません。

近づくにつれて少しずつ見えかたが変わってくるタクツァン僧院は、パロに訪れるなら必見ですよ!

2.国立博物館

出典: Arian Zwegers (CC BY 2.0)

パロの国立博物館はちょっとした高台にあるので、眺めが良いことで評判です。パロの素朴な街並みを一望することができます。

本来の建物がパロで起こった地震により損傷してしまったので、現在は仮の建物で営業しています。ガイドによる観光ツアーも人気で、物知りな観光ガイドが展示物について詳しく説明してくれます。

ブータン伝統の仮面や、動物の剥製、仏像や仏画など、さまざまなブータンの歴史的価値のある展示が魅力です。ブータンの民族衣装は独特の色彩を用いており、必見です。ブータンの伝統のお祭りのビデオも上映されているので興味深いですね。なかなかコンパクトにまとまっており、ブータンついての知識を効率良く学ぶことができますよ。ブータンの公用語であるゾンカでの説明が主ですが、一部には英語の解説もあります。

パロを観光する際は、事前に歴史や文化を知っておいた方が楽しめるので、まずこの国立博物館に足を運ぶことをおすすめします。

3.タチョガンラカン

パロにあるスリリングな観光スポットといえば、タチョガンラカンです。パロ空港からティンプーへ向かう道にあります。

タチョガンラカンは、無数のチェーンを連ねたロープの吊り橋です。吊り橋といえば、歩くところに木があり、安定しているものですが、タチョガンラカンにはないので歩くたびにゆらゆら揺れます。ロープに金網を乗せただけというなんともシンプルな構造になっています。

タチョガンラカンの真下には川がごうごう音を立てて流れており、高所恐怖症の方は下を見るとちょっとコワイ...と思ってしまうかもしれません。ですが安全性は保証されているので大丈夫ですよ。どきどきですが、観光の記念にぜひトライしてみましょう!

すぐ上流にはなぜか近代的な橋がかかっており、どうしても怖いという方は、そちらを利用して渡ることもできます。

4.キチュ・ラカン

キチュ・ラカンは、パロにあるブータン最古の歴史を持つ寺院です。7世紀に立てられたと言われています。チベットのソンチェン・ガンポ王が魔女を封印するために建てたという伝説が残されている寺院です。

赤やオレンジなどの鮮やかな色合いを多く用いたブータンらしい色使いの寺院で、いたるところに装飾が施されており、見ごたえは抜群です。観光客だけではなく多くの地元の人たちも祈りを捧げに訪れます。

周辺はパロののどかな田園風景がひろがっています。寺院の周りにはチベット仏教には欠かせないマニ車が連なっています。

また、一見何の変哲もない、中庭にあるみかんの木はなぜか一年中実をつけているということでも知られています。なんだかちょっぴりミステリアスですよね。パロの地元の人たちは聖なる力が働いているため寒い時期でも一年中実をつけていると信じています。

5.ドゥゲ・ゾン

出典: Chuck Moravec (CC BY 2.0)

廃墟マニアにはたまらない!そんなパロの観光スポットがドゥゲ・ゾンです。

ドゥゲ・ゾンは、1649年に建てられた要塞・仏教僧院です。「ドゥック派の勝利」という意味を持つドゥゲ・ゾンは、ブータンとチベットの戦争にブータンが勝利した記念として建てられました。しかし、不運なことに1951年パロで起こった火災によって廃墟となり、その後修復されてません。さらに地震により一部が崩壊してしまいました。

ドゥゲ・ゾンは赤土のレンガで建てられたとてもあたたかみのある建物です。火事で焼け落ちてもなお、孤高の美しさを保っておりとても見応えがあります。ちょっと物悲しい佇まいが廃墟マニアの心をくすぐること間違いなし!歴史的に貴重な建物であり、パロの観光では外せないスポットといえるでしょう。

高台に位置している観光スポットなので、パロののどかな街並みを望むことができます。山々を見渡すことのできる自然豊かなスポットです。

◎まとめ

いかがでしたか。幸せの国ブータンの玄関口、パロのおすすめ観光スポットを5ヶ所ご紹介いたしました。

パロの長閑な街並みが一望できる僧院から、廃墟マニアにはたまらない観光スポットまで、見所満載のパロ。ひとたび観光に訪れてみれば、ゆったりとした時間が流れるパロの虜になることまちがいなし!のんびりとした雰囲気と人出会いたい!と思ったら、ぜひあなたもパロを旅してみてはいかがでしょうか。

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