石川県穴水町のオススメ観光スポットを紹介!能登湾沿いの散策を楽しもう

画像出典:yoshihiro52 / PIXTA(ピクスタ)

石川県穴水町のオススメ観光スポットを紹介!能登湾沿いの散策を楽しもう

穴水町は奥能登の入り口部分にあり、「のと里山空港」からも近く、首都圏からアクセスのよい観光地です。

荒々しいイメージの強い日本海側に位置していますが、穴水湾では穏やかな海を眺めることができます。もちろん、能登の幸も存分に満喫できます。特に冬季の穴水の牡蠣は有名です。美しい自然から生まれる山の幸、加工品も人気があり穴水の蕎麦やワインも人気がありグルメの方にオススメの観光スポットがたくさんあります。

近頃では、大相撲の人気力士・遠藤の出身地であることからも注目されましたよね。今回は、そんな魅力あふれる石川県穴水町のオススメ観光スポットを紹介します。

目次

石川県穴水町のオススメ観光スポットを紹介!能登湾沿いの散策を楽しもう

1. 出世魚のボラ漁に使われていた「ボラ待ちやぐら」

「ボラ待ちやぐら」は、穴水の海で見られる丸太で組まれたやぐらで穴水町の有名な観光スポットです。このやぐらは穴水に江戸時代から続くボラ漁の際に使われたもので、この漁は日本最古の方法だと言われています。ボラは卵巣から作られるカラスミが三大珍味のひとつとして有名ですが、穴水では新鮮なボラの刺身などを味わうことができます。ボラを新鮮な刺身で食べられることからもわかる能登の海は美しく、その海にやぐらの立っている様子は穴水町観光でぜひ見ていただきたい光景です。

ボラは出世魚でイナ、ボラ、トドと呼び名が変わっていきます。そして、ボラ待ちやぐらは穴水のパワースポットとしても知られており、ボラ待ちやぐら登り体験も行われています。こちらは事前に問い合わせ予約する必要があります。やぐらの上から能登の海を眺めることができて、穴水町観光の貴重な体験になりますよ。

じつは大相撲の人気力士遠藤は穴水出身。入門した際には、穴水町に後援会が発足されました。遠藤が関取に昇進した際に穴水の後援会が贈った化粧まわしには、穴水のボラ待ちやぐらの図案が描かれています。化粧まわしに描かれたこのやぐらで写真を撮る相撲ファンの方もいらっしゃいますよ。

2. 穴水駅近く穴水湾沿いの散策を楽しめる「潮騒の道」

潮騒の道は、のと鉄道の穴水駅から徒歩で15分ほどにあります。穴水町をゆっくり散策できる観光スポットです。穴水湾沿いにある遊歩道からは、ボラ待ちやぐらも眺められるので穴水町観光で人気散策コースとなっています。

ウォーキングのコースとしても、道が整備されているため、歩きやすく穴水町散策にオススメの観光スポットです。潮騒の道の近くには、穴水町の多くの観光スポットがあるので、散策しながら、穴水町の魅力を知ることができますよ。磯釣りの場としても人気がある潮騒の道。ぜひ、穴水町観光では、潮騒の道をゆっくりと歩いて穴水町の新しい魅力を探してみてくださいね。

3.日本遺産の熱狂的な能登「穴水町のキリコ祭り」

能登の「キリコ祭り」は日本遺産に認定されている能登の各地で開催されている30近くのお祭りです。”キリコ”とは巨大な灯篭のことを言います。その大きな灯篭を担ぎ歌や掛け声と共に練り歩く歴史あるお祭りとして有名です。

穴水町では「中井キリコ祭り」が8月の最終土曜日に毎年開催されていて、多くの観光客が訪れます。穴水町は鋳物で栄えた歴史ある街です。各家に昔から伝わる屏風がありこのキリコ祭りでは、各家がその屏風を飾ります。この時期に穴水を訪れると普段は目にすることのできない秘蔵の屏風を見ることができます。

また、穴水地域独自の歌をうたいながらキリコや山車が街中を練り歩き、夜、灯りの灯ったキリコが神社に集まる様子は幻想的でこの様子を撮影しようと多くの人たちが穴水を訪れます。22時を過ぎる頃、柱松明(はしらたいまつ)に火がつけられ、その上にある紙幣を奪いあう勇壮な祭りのクライマックスを迎えます。中井キリコ祭りの時期に合わせて、穴水町観光に訪れてみるのもいいですね。

(情報は2016年12月22日現在のもの)

4.四季折々の旬の味覚が味わえる「まいもんまつり」

穴水町では、四季の味覚を楽しめる「まいもんまつり」が開催されていて、観光客で賑わっています。

”まいもん”とは、美味いものという意味の能登弁です。春の陣、夏の陣、秋の陣、冬の陣と四季折々で楽しむことができるまつりです。春の陣は「いさざまつり」、夏の陣は「さざえまつり」、秋の陣は「牛まつり」、冬の陣は「かきまつり」と四季の穴水町のグルメを味わうことができます。野外の特別イベントを行っているので、イベントに合わせて観光に訪れるのも楽しいですよ。

春の陣、夏の陣、秋の陣の開催期間は1ヵ月程度。冬の陣は2ヵ月程度の開催です。穴水町で食べたいグルメの「まいもんまつり」にあわせて観光に訪れてみるのもいいですね。

◆雪中ジャンボかきまつり 2017

冬の陣では「雪中ジャンボかきまつり」が開催されます。2017年の開催期間は1月10日から3月31日となっています。2017年開催の特別イベントの日時は1月28日10時から16時、1月29日9時から15時です。

穴水湾のあすなろ広場に400mのジャンボ炭火コーナーが作られ、1袋1,000円で牡蠣を味わうことができます。

この冬の陣の期間は、穴水市内の11の飲食店で、牡蠣のフルコースを3,800円で味わうことができます。焼き牡蠣、牡蠣フライ、モズクかナマコの酢の物、牡蠣ご飯、吸い物、漬物をリーズナブルな価格で楽しむことができます。様々な調理法で楽しむことができるのでグルメの方、牡蠣好きの方にオススメの穴水グルメ観光イベントです。

この雪中ジャンボかきまつりでは、能登の牡蠣以外にも穴水の山の幸や海の幸が購入できる「まいもん市」が開かれます。穴水町の海の幸として人気のモズクやナマコなど、自宅用にお土産に購入できる観光スポットとしてオススメです。

(価格や掲載情報は2016年12月22日現在のもの)

◎まとめ

穴水町は、のと里山空港から一番近い能登の街です。空港から穴水までタクシーももちろん利用できますが、北鉄奥能登バスを利用することもできます。能登の海の幸や山の幸を味わえる居酒屋や、寿司店で穴水のグルメを楽しむことができます。グルメ旅にもオススメな観光地です。

鉄道ファンなら、のと鉄道を利用して穴水を訪れる旅もオススメです。穴水駅はのと鉄道の終着駅で、駅弁が有名な観光スポットにもなっています。ゆったりとしたのと鉄道の旅も人気なんですよ。

のと鉄道やバスをうまく活用して、穴水町観光を楽しんでくださいね!

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