名称:ポテンガビーチ
住所:Patenga Sea Beach Road, Chittagong City
チッタゴンはバングラディシュ最大の港町として発展してきた都市ですが、今後は観光都市としても発展していく可能性を大いに秘めています。平地のダッカとは違い、チッタゴンには山もある、海もある、すべてが観光地の原石です。
今回は、今すでに、多くの観光客を呼び込んでいるチッタゴンの観光スポットを5カ所ご紹介します。
チッタゴンの市街地には、バングラディッシュらしい光景が溢れ、市街地を少し外れると豊かな自然を目の当たりにできます。チッタゴン観光なんて考えたこともなかった方でも、これを見たらきっと行きたくなりますよ。
目次
観光発展途上都市!原石光るチッタゴンの観光スポット5選!
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1.ポテンガビーチ
出典: Russell John (CC BY-SA 2.0)
チッタゴンの市街地から南に約1時間。ポテンガビーチは夕日が美しいことで人気の観光地です。その為、夕日の時間になると観光客や地元の人達がこのビーチに集まって来ます。チッタゴンもまた、人口密度の多い都市なので、時には座る場所もないなんてことも!それがバングラディッシュです。そんな雰囲気も一緒に楽しみましょう。
ポテンガビーチには、お土産や食事を出しているお店がずらりと並んでいます。お酒を置いているお店もありますが、バングラディッシュはイスラム教徒の多い国だと言うことを心にとめて観光したいですね。
2.バヤジッド・ボスタミ聖者廟
出典: Azim Al Jabber (CC BY-SA 3.0)
チッタゴンの市街地から北に約2.5キロの場所にあるバヤジッド・ボスタミ聖者廟は、バングラディッシュの中でも最も古いモスクの1つです。バヤジッド・ボスタミは8世紀頃に活躍したイスラム教の聖人の名前。その人を祀った廟がチッタゴンの観光スポットとなっています。
実はバヤジッド・ボスタミ聖者廟内の観光スポットは、廟よりその前の大きな池にあります。そこには巨大な「すっぽん」達が悠々と泳いでいるのです!バヤジッド・ボスタミは悪霊によって亀に変えられたと言う伝説があるとか。「すっぽん」の頭をなでることでご利益があると信じられているようです。その為、参拝者や観光客は「すっぽん」達に餌をあげたり、水をかけてあげたりしています。
池は観光客でも入ることが出来るので、チッタゴンを訪れた際は立ち寄ってみて下さい。
名称:バヤジッド・ボスタミ聖者廟(Shrine of Bayazid Bostami)
住所:Bayazid Bostami Rd, Chittagong City
3.フォイズ湖
出典: Mahmudul Karim Farsad (CC BY-SA 3.0)
フォイズ湖はチッタゴン市内にある人工湖で、景観の美しさから人気の観光スポットとなっています。フォイズ湖の観光と言えば、まずアミューズメントワールド!様々なアトラクションがあり、コンサートなどが行われることも。週末にはたくさんのチッタゴン市民が、家族や恋人と遊びにやってきます。
観光客にはフォイズ湖クルーズが人気!ボートに乗ってアミューズメントワールドを離れると、あとは美しい湖と豊かな緑が見えるだけです。また、ボートではなく、湖の周りに延びる遊歩道を歩くのも気持ちがいいですよ。
フォイズ湖にはホテルもあり、チッタゴンのリゾート観光施設と言えるでしょう。
名称:フォイズ湖
住所:Khulshi, Chittagong City, Bangladesh
4.コックスバザール・ビーチ
出典: Faruque Abu Sayeed (CC BY-SA 3.0)
コックスバザールはチッタゴンから南に約150キロメートルの所にある小さな町で。そのコックスバザールにあるビーチは、世界最長のビーチとして有名な観光スポット!その長さ125キロメートルにもなるとか!しかも、ビーチの幅もかなり広く、引き潮の時にはビーチの幅に驚いてしまうでしょう。バングラディッシュで一番人気のある観光スポットと言っても過言ではありません。
チッタゴンのポテンガビーチと同じく、夕日の美しいビーチでもあり、魚介が美味しいことでも有名です。訪れた際は是非食べてみましょう。
チッタゴンを訪れた際は、もう少し足を延ばしてコックスバザールへ出かけるのもおすすめです。ビーチ以外の観光地もいろいろありますよ。
名称:Cox's Bazar Beach(コックスバザール・ビーチ)
住所:Bay of Bengal, Cox's Bazar
5、民族博物館
チッタゴンの銀行や航空会社などが多い官庁街に民族博物館はあります。ダッカの国立博物館とは違う、民族に特化した博物館としてチッタゴンの観光スポットとなっています。
なぜ民族に特化した博物館がチッタゴンにあるかと言うと、バングラディッシュはベンガル人以外にも多くの少数民族が暮らす多民族国家なのです。特にチッタゴンの東、ミャンマーとの国境近くに多く住んでいます。
博物館の中には民族衣装や生活道具、パネル説明、ジオラマなどが展示されています。ただ、この博物館がオープンしたのはバングラディッシュがパキスタンから独立する前です。長い歳月の中、展示物も劣化。そう思って展示物を見ると、民族博物館の歴史を感じませんか。そんな所も楽しんで観光したいですね。
チッタゴンを訪れた際には、是非観光に加えてみて下さい。
名称:民族博物館
住所:Sabdar Ali Road | Agrabad Commercial Area, Chittagong City
◎まとめ
いかがでしたか?チッタゴンは港町だけあって水にまつわる観光スポットが多いです。チッタゴン含めバングラディッシュは特に人口密度が高いというイメージが強くて、美しい自然があることがクローズアップされることがあまりありませんが、今回ご紹介した場所以外にも美しい山や湖、島などがあり、インフラが整っていけば、世界的にも有名な観光スポットになって行くのではないでしょうか。
まだ観光発展途上のチッタゴンの観光地ですが、今の魅力を確認しに出かけたくなりませんか。今後が楽しみな観光地、それがチッタゴンです。