自然と都会が融合する町。カメルーンの首都ヤウンデの観光スポット6選

自然と都会が融合する町。カメルーンの首都ヤウンデの観光スポット6選

アフリカ中部の国カメルーンの首都ヤウンデ。ドゥアラに次いで同国で2番目の人口を擁する内陸の都市ヤウンデは、植民地時代から物流・交易の拠点として発展してきました。

今でもヤウンデの中心地はとても活気があり、カメルーンの歴史を伝えるミュージアムが点在しています。また、雰囲気の良い公園もあり、のんびりピクニックも楽しめますよ。

車を少し走らせれば自然豊かな森林地帯になり、そこには霊長類のサンクチュアリーが!のびのびと暮らす動物たちの姿に、癒されること間違いなしです。

そんなヤウンデの観光スポットを、厳選して6ヶ所ご紹介します。

目次

自然と都会が融合する町。カメルーンの首都ヤウンデの観光スポット6選

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1.メフー国立公園(メフー保護区)

メフー国立公園(メフー保護区)

出典: Fkamtoh (CC BY-SA 4.0)

ヤウンデの空港から市中心部に向かう途中に、メフー保護区があります。周辺はヤウンデ中心部の喧騒とは裏腹に、木々が生い茂っていてまるでジャングルのような雰囲気を漂わせています。自然豊かなサンクチュアリーとして、ヤウンデを訪れる観光客に人気のスポットです。

園内ではチンパンジーやマンドリル、ゴリラなど、主に霊長類の飼育、保護をおこなっています。観光ガイドによるツアーが人気で、ヤウンデの自然や霊長類についてのスペシャリストから興味深い話を聞くことができますよ。アフリカの自然を忠実に再現しているため、雨の後は大変ぬかるむので注意してください。

時期によっては可愛らしいチンパンジーの赤ちゃんも見ることができます。怖がらせないように遠くから優しく見守りましょう。

2.ブラッキテュード博物館

出典: Awinda (CC BY-SA 3.0)

ブラッキテュード博物館は、ヤウンデの中心部にある、カメルーンの民族史を学ぶことができるミュージアムです。2000年に設立された私設博物館で、2070点を超える膨大なコレクションを誇っています。なかには、近隣国のガボンやナイジェリアの工芸品も展示されていますよ。アフリカらしい色合いの織物やカラフルな色彩の置物、土でできた人形など、興味深い数々の品が展示されています。

観光ガイドによるツアーも人気で、作品について詳しく教えてくれます。カメルーンの公用語は英語とフランス語なので、日本人にも比較的理解しやすいでしょう。この博物館のガイドさんは、とってもフレンドリーと評判です。コンパクトなミュージアムなので、効率よくまわることができるのも観光には嬉しいですね。

3.聖アナスタシア森林公園

ヤウンデ中心部の幹線道路沿いにある聖アナスタシア森林公園は、しばしば都会のオアシスと呼ばれている静かな公園です。

ヤウンデの街中にあるにもかかわらず、風で木々が擦れる音や、ちゅんちゅんと鳥の美しいさえずりが心地よく響き渡ります。太陽が照りつける暑さの厳しいヤウンデですが、園内には小川が流れていて、とても涼しげ。さらさら流れる水音にも、耳をかたむけてみましょう。

結婚記念の撮影もよく行われる美しい園内には、ハイビスカスやスミレ、ゼラニウムなど、様々な種類の花々が咲きわたっています。観光の記念に美しい写真を残すのもいいですね。なかには、日本人の大好きなバラの展示もありますよ。

ランチをもってピクニックをするのもぴったりな聖アナスタシア森林公園。園内にはレストランもあるので、お腹も大満足です。

4. ヤウンデ国立博物館

ヤウンデ国立博物館

出典: Z. NGNOGUE — Travail personnel (CC BY-SA 3.0)

ヤウンデを観光するなら、歴史や文化を事前に知っておくと理解が深まりますね。そんなときにオススメしたいヤウンデの観光スポットが、ヤウンデ国立博物館です。ヤウンデの官庁街の一画に立地しています。

カメルーンの歴史や文化、伝統芸能などを、豊富な資料でわかりやすく展示しています。イギリスやフランス、ドイツなどさまざまな欧州列強に植民地支配されてきた歴史を持つカメルーンの展示は、とても見ごたえがありますよ。

また、入り口には芸術的なモニュメントが多数陳列されていて、一緒に写真を撮るのも観光の記念になります。アフリカならではの個性的なデザインなので、ぜひカメラに収めておきましょう。

5.ヤウンデ平和大聖堂

ヤウンデ平和大聖堂

出典: Mac9

ヤウンデ市南部にあるヤウンデ平和大聖堂は、そのモダンな外観からヤウンデの定番観光スポットのひとつになっています。

丘の上にそびえる大聖堂は三角形の大きな屋根がさらに際立っていて、真っ白に塗られた壁面と茶色の屋根のコントラストがなんともおしゃれです。

内部は広々としていて、どことなくアフリカらしい色合いが用いられいるので、温かみがあります。聖書にまつわる物語をイメージしてつくられたモニュメントもありますよ。なかなかリアルなので、ヤウンデ観光の際には注目してみてくださいね。

6. 再統一記念像

再統一記念像(カメルーン)

1974年に建てられた再統一記念像は、カメルーンの首都ヤウンデのシンボル的な存在。植民地支配や分割統治など、時代に翻弄されてきた歴史をもつカメルーンならではの建築物です。1961年に英領カメルーン(西カメルーン)と仏領カメルーン(東カメルーン)が統合した記念に建てられたモニュメントです。

なんともユニークな再統一記念像は、とくに天高くそびえるソフトクリームのようなモニュメントが印象的!くるくると渦を巻くその個性的な形は、定番の写真撮影スポットにもなっています。内部は日陰になっていて、ひんやりしていますよ。また、アフリカの歴史をイメージした彫刻も施されているので、要チェックです。

その横に立っているのは「家族の像」。ごうごうと燃える松明を掲げる青年に子供達が抱きついており、凛々しい佇まいながらも、なんともほっこりしてしまう雰囲気をまとっています。

ヤウンデを観光するなら、カメルーンの歴史を伝えるこのモニュメントにも立ち寄ってみましょう。

◎ヤウンデの観光スポットまとめ

カメルーンの首都ヤウンデの観光スポットを6ヶ所ご紹介しました。

中心地はビルが立ち並ぶ賑やかな都会ですが、少し車を走らせると、そこはもう自然豊かな森林地帯。そんな魅力たっぷりのヤウンデを、あなたも旅してみませんか。

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