名称:生駒山宝山寺
住所:奈良県生駒市門前超1-1
公式・関連サイトURL:http://www.hozanji.com/index.html
生駒山宝山寺は、南の信貴山や法隆寺、東の春日大社など有名な信仰の地に囲まれた深い山の上にある山岳寺院。お寺自体の歴史も古いですが、より古くは修験者・役小角(えんのおづの)や空海が修行を積んだとも言われる由緒正しい信仰の地です。
今も多くの寺院や滝行を行う場所「岩屋の滝」などが残っており、場所柄かいにしえの様相を色濃く残す魅力的な観光地です。歴史を訪ねる観光を楽しみたいならうってつけの場所。霊験あらたかとされた高僧たちの修行の様子に思いを馳せる旅はいかがですか?
山の上という立地のため、参拝しながら奈良市内を見下ろす景色も観光できるロケーションです。ケーブルカーや公園・スポーツカートなど、家族連れでも楽しめる観光スポットもありますよ。
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「生駒の聖天さん」と親しまれる宝山寺。修行僧の歴史に触れる観光の旅7選
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1.生駒山宝山寺
宝山寺は伊勢出身の湛海律師(たんかいりっし)が江戸時代に開いたお寺。「生駒の聖天さん」と皆に親しまれています。その昔、修験道の祖と言われる役小角が修行をしたと言われる場所に建っており、周囲を岩山に囲まれた厳しい自然を感じる地です。湛海は周囲の岩山を仰ぎ見つつ生涯この山で修行を続けたのだとか。いにしえより多くの高僧が修行を積んだ宝山寺、訪れるだけでパワーを頂けそうですね。
境内にある「宝山寺獅子閣」という洋風建築が目を引きます。これは明治17年建築の重要文化財。お寺も新しいものを取り入れるのが大切という考えで作られたものだとか。宝山寺を訪れた当時の人々をさぞ驚かせた事でしょう。一般公開はゴールデンウィークの頃ですが、山の奥深くで観る洋館は外観だけでも格別です。
宝山寺境内には「きんちゃく袋に交差した大根」という図柄があちこちに見られます。これは湛海が山の鎮守と仰いだ聖天さんの持っているきんちゃくと好物の大根の意匠。いくつ見つけられるか探してみては?
2.岩谷の滝
宝山寺の最奥部にある奥の院からさらに進むと観る事ができる岩谷の滝。ここには滝行ができる場所があり、宝山寺に勝るとも劣らない人気の場所です。観光ももちろんですが、一般の人でも簡易滝行を体験可能です。日ごろ悩みの尽きない方、滝行ですっきりリフレッシュされてみては?
この岩屋の滝に至るまでの路地にはお百度石があります。何か願いがある者は、古くは同じ寺社に百日間お参りし続けて願をかけたと言われます。人に見られないように行うのが良いとされ深夜に行うものだったとか。この地で深夜に独りぼっちでお百度を踏むのはかなり勇気がいりそう!お百度石の実物を目にすると、昔の人はスゴイと感心してしまいます。
もっと手前の観音堂あたりには延命水という甘い湧き水が。その付近にはトイレの神様もいらっしゃいます。ここ宝山寺でしか見られないものが多いので観光に来たら見逃さないで下さいね。
名称:岩谷の滝
住所:奈良県生駒市門前町18
公式・関連サイトURL:http://gurekomom.blog.fc2.com/blog-entry-214.html
3.近鉄生駒ケーブル
生駒駅から宝山寺を参拝したり、生駒山上遊園地へ訪れたりする人の観光の足として親しまれているケーブルカー。「鳥居前駅」から「宝山寺駅」までの路線と「宝山寺駅」から「生駒山上駅」までの路線の二つがあります。ユニークなデザインの車体が子供たちに大人気で、現在はブルという名の犬型、ミケという名の猫型車両、他6種類が運行中。どれに乗れるかはお楽しみ。
ちなみにこのケーブルカーは近鉄が経営していて、正式名称は「生駒鉱索線(いこまこうさくせん)」。なんと我が国最初のケーブルカーなんです。その歴史は大正7年開業というのだから、ずっとみんなの観光のお供として愛されてきたケーブルカー。この地を観光で訪れたなら一度は乗ってみたいものです。
初代車両「いのり」は生駒山麓公園に展示中。観光ついでにレトロな車両と記念写真はいかがですか?
名称:近鉄生駒ケーブル
公式・関連サイトURL:http://www.ikomasanjou.com/access/
4.生駒山上遊園地
山の上にありながら、ケーブルカーでも生駒スカイラインから車でもアクセスOKな遊園地。メリーゴーランドやチェーンタワーなど遊園地に来たら乗りたい楽しい乗り物がたくさんです。4Dシアターマックスやホワイトハウスという錯覚を楽しむ展示館など、乗り物以外のアトラクションもあって退屈しない遊園地になってますよ。お子さま連れの観光にぴったりですね。デートで来るならお化け屋敷もあります。
遊び疲れたら園内の「ビューレストランで」お食事しつつ一休み。ここからはお隣の大阪平野までが一望できる隠れた観光スポットです。レストラン内は遊園地ならではのポップな造りでいるだけで楽しくなっちゃいそう。メニューは和食・洋食・お子さま用のプレートにデザートのサンデーまでなんでもお任せ。休憩したらもうひと遊び、山上のキレイな空気の中で、丸一日楽しめるプレイスポットです。
名称:生駒山上遊園地
住所:奈良県生駒市菜畑2312-1
公式・関連サイトURL:http://www.ikomasanjou.com/map/
5.生駒山麓公園
遊園地や寺社の観光もいいけれど、バーベキューやキャンプを楽しみたいというならこちら。ここはフィールドアスレチックスや大型の木製遊具などもあり、テニスコートも完備。子供から大人までアクティブに楽しめる公園になっています。広い園内は池も水のある広場もあり、のんびり外の空気を楽しみたいという方もOK。大きな花時計もあり必見です。
静かに散策を楽しみたい方には「万葉のみち」がオススメ。木陰の心地よい散歩道に6つの歌碑が置かれています。歌碑に書かれた歌は万葉集にある生駒山を詠んだ歌。古くから愛された生駒山、古人に思いをはせながら文学散歩はいかがですか?
またキャンプ場もあるので、公園内のふれあいセンターにはレストランや浴場も完備。宿泊施設もあるので、観光以外にも様々な用途で利用できそうですね。
名称:生駒山麓公園
住所:奈良県生駒市俵口町2088
公式・関連サイトURL:http://ikoma36-park.jp/html/acces.html
6.信貴生駒スカイライン
信貴生駒スカイラインは、全長約20㎞。信貴山と生駒山を結んで大阪平野や大阪湾、奈良盆地など数々の眺望を楽しめる観光にぴったりの道路です。道中、生駒山上遊園地や生駒山麓公園へもアクセスOKなので、これらレジャースポットへ向かう途中にドライブしつつ景色を眺めるというのもいいですね。
ここでのオススメは何といっても夜景です。最も人気なのは「鐘の鳴る展望台」からの夜景で、何と大阪と奈良両方の夜景を同時に楽しめる場所なんです。デートなら絶対外せない観光スポットですね。
さらに上を行く「360度パノラマ夜景」が楽しみたい方は生駒山上遊園地のアトラクション「飛行塔」からの眺めをチェック。大阪・奈良はもちろん京都方面まで全方位の夜景が楽しめます。瞬きするのももったいないほど!
また、ここは初日の出の観光スポットとしても有名。「暗峠」や「鐘の鳴る展望台」からがオススメです。来年の初日の出はこんなところから見てみてはいかが?
名称:信貴生駒スカイライン
住所:奈良県生駒市信貴生駒スカイライン
公式・関連サイトURL:http://yakei.jp/scene/drive/ikoma.html
7.スポーツカート阪奈
モータースポーツ好きならこちら。見るだけの観光では物足りないあなた、自分で運転してレーサー気分を味わってみましょう。スポーツカート阪奈は初心者でも安心して体験可能。手ぶらで楽しめます。もちろん免許証不要です。
大人一人乗り、二人乗りの他、お子さま用カートもあるので家族連れでも観光気分でモータースポーツ体験ができます。遊園地のゴーカートと基本的な操作は同じなので難しくありません。オートマで簡単に楽しめますよ。
デートはもちろん、最近は女子会での利用なんかもあるそうですよ。10名以上なら貸し切りが可能、仲間同士で楽しく競い合うのも盛り上がりそうですね。トロフィーまで用意してもらえるプランがあるので、「〇〇グランプリ」と銘打って本格的にイベント開催を楽しんじゃいましょう。日ごろのストレス解消に、爽快なサーキット体験はいかがでしょうか。
名称:スポーツカート阪奈
住所:奈良県生駒市辻町480-19
公式・関連サイトURL:http://sportskart.com/
◎まとめ
万葉のいにしえから栄えた地で古きを温ねて探求するもよし、レジャー施設を利用してアクティブに楽しむもよし、ドライブついでに立ち寄るもよし。好みに合わせた観光プランがたくさん考えられる魅力的な観光地・生駒の宝山寺周辺をご紹介しました。
気になる場所はありましたか?周辺にはご紹介しきれない寺社もたくさん点在します。また生駒山にはハイキングコースもあるので観光の仕方はまだまだたくさん。ご家族で、カップルで、一人旅でも楽しめますね。日帰りでも、宿泊での観光でも。宝山寺は目的に合わせて何度も訪れたくなるような魅力的な観光地です。
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