名称:往馬大社(いこまたいしゃ)
住所:奈良県生駒市壱分町1527-1
公式・関連サイトURL:http://www.ikomataisha.com/
生駒には数多くの神社仏閣が存在します。いずれも奈良時代の建立など起源が古いものが多く、歴史ロマンを感じられる場所。神が今よりももっと身近だった時代の名残が、そこかしこにあるようです。そんな生駒には有名な宝山寺がありますが、宝山寺以外にもたくさんの見どころがあるんですよ。今回は、生駒山周辺でぜひ訪れておきたい観光スポットをご紹介していきます。
目次
神奈備の山・生駒山周辺で神に触れる観光をしよう!おすすめ7選
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1.往馬大社(いこまたいしゃ)
創建次期がはっきりしないほど古い歴史を持つ往馬大社。文献で最古のものは総国風土記で、なんと458年です。この生駒の地でずっと生駒山を祀ってきた神社です。火の神と言われ、皇室が行う大嘗祭で用いられる火きり木をお納めしてきた神社でもあり、一帯きってのパワースポットとしても観光客に人気。
火の神様ということで、この神社では毎年「火祭り」が行われます。開催は例年体育の日の前日。以前はかなり荒々しいお祭りでけが人も絶えなかったようですが、現在は当時の勇壮さを残しつつ観光客も楽しめる生駒の秋の一大イベントとなっています。
大社がある生駒谷周辺を東西に分け、両方から選ばれたベンズリ(弁髄)役が神前から運び出した火を運び競うお祭りです。生駒谷の緑に抱かれ、狛犬も緑に苔むしている様子や春日造りの7棟の本殿が並ぶ様など、写真好きには撮りたいアングルばかりの場所。ぜひお気に入りのカメラをもってお出かけください。
2.長弓寺
その昔、若き日の聖武天皇とともに狩りをしていた親子・親の長弓(たけゆみ)と養子の長麿(ながまろ)が飛び立った鳥を射止めようとした時、長麿の放った矢が長弓にあたり長弓がなくなってしまった事を悼み、聖武天皇が行基に命じて建立したとされるお寺。聖武天皇もこれを機に仏教に帰依されたのだとか。
なくなった長弓の名がそのまま寺の名になっています。境内には伊弉諾(いざなぎ)神社があり、これは聖武天皇が長弓寺の鎮守した際に建てられたもの。お寺の鎮守として神社を造るというのは、現代の私たちから見ると不思議な印象ですね。伊弉諾というところが皇室との縁の深さを感じさせます。
生駒から富雄川を登ったところにある古刹で、国宝の本堂が見どころ、構造の独特の美しさが観光客に人気です。今は薬師院にて精進料理を味わう「お斎(おとき)」、悩み事相談の「こころの相談室」なども開催。生駒の地域に溶け込んだお寺としても親しまれています。
名称:長弓寺
住所:奈良県生駒市上町4442
公式・関連サイトURL:http://chokyuji-yakushiin.com/hondou/index.html
3.暗越奈良街道(くらがりごえならかいどう)
暗越奈良街道は大阪の玉造から奈良に続く道。その昔、難波と平城京を結ぶ最短ルートとして、また伊勢参りの通り道として多くの人がこの街道を歩いて往来したのだそうです。途中生駒付近で暗峠(くらがりとうげ)を通る事からこの名がつきました。今でも観光ルートとして人気です。
暗峠は「昼なお暗いうっそうとした場所」というのがその名の由来。今では一部石畳となり日本の道百選にも選ばれています。石畳といってもレンガを敷き詰めたようなきっちりした感じではなく、丸い大き目の石をざっくり敷いてある感じで見た目も楽しい。通りの街並みとともにぜひ写真に納めたい場所です。
峠から奈良市内を望む眺望は開放的で、歩き疲れた気分をリフレッシュさせてくれます。生駒付近では道沿いに万葉歌碑があり、この地ゆかりの歌が刻まれています。のんびり歩いて生駒の自然に触れながら、季節を感じる観光も良いものですね。
名称:暗越奈良街道
公式・関連サイトURL:http://kaidoaruki.com/area_kinki/kuragarigoenarakaido/
4.音の花温泉(ねのはなおんせん)
音の花温泉は生駒市内にある日帰り入浴の温泉施設。こちらの泉質はねっとりと絡みつくような柔らかさで、この独特の泉質が病みつきになるリピーターが多いのだとか。それでいて湯上り後の肌はさらりと潤うというのですから不思議ですね。
観光ついでに美容液のお風呂みたいな贅沢温泉体験はいかがでしょうか?きっと観光で歩き回って疲れた体と心も満足できるはずです。こちらは日帰り温泉とはいっても県下最大級の露天風呂もあり、女湯にはひのきの露天風呂も。観光には欠かせない温泉、日ごろの疲れも旅の疲れも洗い流しましょう。
サウナもお食事処もあるので一日のんびりくつろぐ事も出来ます。せっかくの良泉、観光を一日お休みしてお肌のケアに専念というのもいいかもしれませんね。生駒市民憩いの温泉、ぜひ堪能してみてください。
名称:音の花温泉
住所:奈良県生駒市小平尾町1008-12
公式・関連サイトURL:http://nenohana.com/index.html
5.高山竹林園
茶道で使う茶筅(ちゃせん)の一大生産地がここ・生駒市高山町。高山竹林園は生駒市が運営する茶筅や茶道に親しむ事ができる施設です。お茶室で抹茶と和菓子を楽しんだり、茶筅政策実演コーナーで茶筅造りの匠の技を間近で見たり、茶道の心得がない人でも楽しめる場所。
資料館もあり、茶筅の歴史や技法などを詳しく知る事も出来ます。観光ついでにちょっと立ち寄り茶道の世界に触れるのもいいですね。茶筅は流派毎に定められていて、なんと60種類もあるのだとか。
種類に合わせて使う竹も様々、中には萱葺屋根の屋根裏で長年いぶされてできる煤竹からでないと造れない茶筅もあるそうです。その違いを見極められるか?はさておき、茶筅の美しい造形を見るだけでも日本文化の良さを実感できますよ。
またここでは生駒の冬の風物詩とも言われる竹の天日干しも行われています。屋外に組み合わせて乾燥させている竹に雪が積もった様子などは日本庭園のような美しさ。運が良ければ見られるかも?!
名称:高山竹林園
住所:奈良県生駒市高山町3440
公式・関連サイトURL:http://takayamachasenkumiai.com/takayamatyasen.htm
6.竹あかりの夕べ
生駒の初冬の美しいイベント、「竹あかりの夕べ」。生駒市内の高山竹林園で開催されます。高山竹林園は生駒市が運営する市営の施設ですが、そこは観光都市生駒、市営だからと侮れないクオリティーのイベントです。園内に竹でできたオブジェがたくさんおかれ、ライトアップが行われます。
茶筅の里として有名なここ、生駒高山ならではのものですから生駒観光においでならぜひ観ていただきたい。夕暮れからの竹とライトの共演は幻想的で、竹のオブジェは茶筅の形や竹格子、冬の天日干しのような形のものなど実に様々です。
竹の骨組みに和紙をはった灯籠のようなものもあり、園内全体がぼうっと明るく照らし出されます。
十六夜コンサートが同時に開催される場合もあるので要チェックです。
名称:竹あかりの夕べ
住所:奈良県生駒市高山町3440
公式・関連サイトURL:https://goo.gl/FgFClA
7.おちやせん
生駒のお土産どころといったら「おちやせん」で決まり!ここは生駒観光では絶対外せない、お土産を網羅した生駒のアンテナショップです。観光の最後に絶対立ち寄りたいお買い物スポットなんです。
おちやせんのコンセプトは生駒の日常をブランドに、というもの。生駒の人々がこよなく愛するものたちを発信するためのショップなんですね。だから店頭には「生駒の今」がずらりと並んでいます。店名は名産品・茶筅をもじったもの。スイーツから伝統工芸品まで何でも揃います。
おちやせんは生駒駅から連絡通路で直結の「ベルテラス生駒」の中にあります。アクセス抜群なのもうれしいですね。このベルテラスには様々なイベントが行われるベルステージという通路兼広場兼ステージがあります。つまりとっても自由な空間。観光客だってたちまち溶け込めちゃいますよ。
名称:おちやせん
住所:奈良県生駒市北新町10-36-304 ベルテラスいこま3F
公式・関連サイトURL:http://www.ochiyasen-belleikoma.com/
◎まとめ
観光都市・生駒ならでは、小さな町の中でも歴史を感じられる場所があり、楽しみなイベントもたくさん。どの季節に訪れようか悩んでしまいますね。歴史ある土地柄でありながら現代にあった情報発信も行われていて、観光しやすい地域です。
お寺や神社を巡り古い建物と自然の調和を楽しむか、古道を歩くストイックな観光か、お買い物三昧か。どれも魅力たっぷりで捨てがたい。歩き回る観光にしてもお買い物にしても、疲れたらまったり温泉で休憩、なんてこともできますから、生駒という観光地をたっぷり楽しめそうですね。大和路・生駒の観光へ訪れてみるのは如何でしょうか?
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