世界的なコーヒー産地へ!コロンビア、ぺレイラのおすすめ観光スポット8選

画像出典:Vitaly Raduntsev/shutterstock.com

世界的なコーヒー産地へ!コロンビア、ぺレイラのおすすめ観光スポット8選

コロンビアのぺレイラは1863年に町が建設され、今では有名なコーヒーの産地として世界的に知られています。2011年にはユネスコの世界遺産に登録されて「コロンビア・コーヒーの文化的景観」の一部を担うようになりました。
またコーヒー以外にも自然環境に恵まれており農業が盛ん。山にはバナナ畑、谷にはサトウキビ畑がたくさんありますよ。

アクティブな観光をお望みなら、自然保護区や高原トレッキングがおすすめ。またペレイラからアンデスの雪山にも行くこともできます。もちろんぺレイラの街中にも素敵な観光スポットはたくさんありますよ。
そんなコーヒー産地、ぺレイラのおすすめ観光スポット8カ所を覗いてみましょう!

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世界的なコーヒー産地へ!コロンビア、ぺレイラのおすすめ観光スポット8選

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1.Don Manolo Cafe

まずはコーヒー農園の紹介。せっかくぺレイラに来たなら、ぜひ見学しましょう。
ぺレイラ市の中心地からわりと近く、観光客に人気の農園は「Don Manolo Cafe」です。小さなコーヒー農場では世界中で愛飲されるコロンビアコーヒーの収穫・焙煎・出荷までのプロセスを、実際に農場を巡り歩きながら、そして工場での作業を見ながらガイドが説明してくれます。ビデオ展示もありますので分かりやすいですよ。
また小さなコーヒー農場と言っても、ツアーは半日ほどかかりますので時間は確保しておきましょう。農場内ではトレッキングもすることになりますからそれなりの格好で行くことをお忘れなく。
もちろん試飲することもでき、焙煎の仕方でこんなにも味が変わるのかと驚く観光客の方も多いですよ。日本では体験できないことですので、間違いなく旅の思い出となるでしょう。

2.ボリバル広場

ボリバル広場はぺレイラのダウンタウンの中心にあります。市民や観光客でいつも賑わっている広場では、お土産を売っている露店や食べ物屋台があったりと、ラテンアメリカの都市の広場でいつも見る光景があります。場所がわかりやすいので、市内観光の拠点となり集合場所ともなっていますよ。
広場の真ん中には、疾走している馬をモチーフにした大きな銅像があり、なかなか見ごたえがあります!これは、1963年にペレイラ市の発足100周年を記念して建てられたものです。

広場の周りは大きなマンゴーの木、ヤシの木などで飾られ、その奥に美しい市庁舎やカテドラル(聖堂)があります。その周囲にはレストランや観光案内所、ショッピングセンターもあるのでここで情報収集して観光に出かけるのは良いでしょう。

週末には生演奏やダンスなどがあり一層にぎやかなムードです。そこで日本人観光客として踊ったら拍手喝采かも!?

3.カテドラル(聖堂)

ぺレイラのダウンタウン・ボリバル広場の向かいにあるカテドラルは、1890年に建造されペレイラのシンボルとなっています。1999年この地を襲った地震で損傷を受けたものの、すぐに修復され、現在も毎日カトリック教徒や観光客がたくさん訪れています。

ラテンアメリカの都市をたくさん観光したことのある方は、その外観や内部には地味な印象を受けるかもしれません。しかしペレイラのカテドラルの特筆すべきところは、内部の天井!!クミン材で組まれた梁、桁の複雑な構造が見て取れますよ。
派手な教会もいいですがぺレイラのカテドラルのような落ち着いた雰囲気の教会は、市内観光中に一休みをする場所としてはベターと言えるでしょう。敬虔なカトリック教徒が多くミサが頻繁に行われているので内部での写真撮影ではフラッシュを使わないようにしましょう。

4. Nevado de Santa Isabel

出典: commons.wikimedia.org

コロンビアのアンデス山系セントラル山脈の中でも重要な峰、それが「Nevado de Santa Isabel」です。標高4965mと高いですが、山頂付近にはたくさんの池や山岳植物を見ることができ、登山観光で訪れる人たちを魅了しています。
ツアー会社がぺレイラ市内にいくつもあり、ガイド付きのツアーで入山するのが一般的です。体力のある人向けの観光ですね。自分のレベルにあったトレッキングツアーを楽しんでください。
もし山頂を目指すのであれば、体調管理に十分気を付けてくださいね。防寒対策もばっちりしておきましょう。

5.オトゥン湖

出典: commons.wikimedia.org

Nevado de Santa Isabelのふもとにある池で、標高は3950mと富士山よりも高いです。高山地帯の美しい場所にあすので、トレッキング観光の際、一息つくためのナイススポットです!オトゥン湖は氷河の融雪によってできていて、その水は火山でできた地下の空洞を通ってきれいにろ過され、ぺレイラ市内まで達し、市民の水の供給源となっています。
ぺレイラ市からトレッキングツアーに参加していくのが一般的ですが、山頂のかなり手前にあるのでここを目標にする方も多いですよ。周辺ではウサギ・ワシ・ハチドリなども見ることが出来る他、日本にはいない高山植物も。そして何より美しい景色を堪能できます!

6. Parque Regional Natural Ucumari

「Parque Regional Natural Ucumari」は地域を代表する自然公園で、ここもぺレイラを代表する人気観光スポットです。標高1850-2600m地帯におよそ4000ヘクタールの敷地が自然公園として保護されています。広大な山岳の森の中に多種多様な野鳥や動物が生息し、トレッキングも可能。また滝も点在しており、見る人を魅了しますよ。そして雪山登山の入り口ともなっています。
自然公園の先には先述したオトゥン湖があり、その先はNevado de Santa Isabelとなっています。
ここへは、ツアーでなくてもぺレイラからバスで来ることもができます。ぜひ自然を満喫してくださいね。

7.Bioparque Bonita Farm 

ぺレイラ市の郊外にある施設で、様々な動物や昆虫に触れ合うことができます。バタフライガーデンでは蝶の生態を間近で見ることができますし、愛らしいハチドリたくさん見れます。実際に蝶をさなぎから飼育している研究所が敷地内にあり、タイミングが良ければふ化する様子を観察でき感動です!生命の大切さやコロンビアが蝶の多様性にいかに恵まれているかを熱弁してくれます!
またイグアナ・ヘビ・タランチュラといった触りにくい、あるいは普段決して触れない動物を触ることも出来ますよ。
かなり学生向きの教育に力を入れていて、実際、授業の一環でぺレイラの小中学生が訪れていますが、観光客としても十分楽しめますよ。



8.エル・ラゴ公園

ボリバル広場から少し西に位置するエル・ラゴ公園は20世紀初頭に作られました。それ以来何度なく名前を変えて今の名前に至っている珍しい経歴の公園です。真ん中に噴水があり、それを円形のラグーンで囲っているのが特徴です。

ぺレイラ市民に愛され、公園には常にたくさんの人がいますよ。観光客の最大の目当ては、ここでおいしいアイスクリームとぺレイラ市民の間で有名な人気のコーヒーを飲むこと。派手に塗られたジープのカフェテリアが公園の前でコーヒーを販売しています。

◎まとめ

ペレイラの観光スポット、いかがでしたか。市内の公園でくつろぐもよし、コーヒー農園の見学に行くもよし、または少し足をのばしてトレッキングに行くのも素敵な思い出となるでしょう。
コーヒーも、多種多様な野鳥や動もぺレイラの人々の誇りになっています。

ぜひ観光の際は環境に対する配慮を忘れず、しかるべきマナーを守ってぺレイラの自然を満喫してくださいね!

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