メキシコ南部の都市「シウダード・デル・カルメン」のおすすめ観光スポット3選

メキシコ湾に面したメキシコ南部の都市「シウダード・デル・カルメン」は、プレヒスパニック時代から、アステカ文明やマヤ文明を結ぶのに利用されてきた土地でした。現在では、風光明媚な湾岸都市として成長している観光スポットもあります。

熱帯の植物に囲まれた島で、きれいなビーチがいくつも点在し、それに伴う自然の景観はとても美しいです。島の内側は大きなラグーンに面していて多種多様な生物が生息し、メキシコ最大級の生物保護区になっています。

今回はそんなメキシコ湾岸の島に浮かぶシウダード・デル・カルメンのおすすめ観光スポットを3カ所紹介しましょう！

1.エル・サカタル橋（Puente el Zacatal ）

メキシコ湾岸沿いに西からシウダード・デル・カルメンに入るときにわたる橋がこちらです。全長およそ4㎞に及ぶこの橋はかなり低層につくられているので、レンタカーを利用して、メキシコ湾岸を旅している観光客はこの道でドライブすることを楽しみます。

まるで海の中を走っているかのような感覚！1994年に建造されたこの橋は、メキシコの2車線通行可能な橋の中で最も長い橋です。

この橋を通るおすすめの時間帯は、夕方から日没にかけて。夕日がとても美しいので行く価値ありです！　晴れた日はもちろんですが、空に雲がある時もおすすめ！夕日に染まった雲と低層橋から眺める青い海との絶妙なバランスもまた美しいのです。

夜は橋がいろいろな色のイルミネーションで飾られるのでまた見ごたえがあります。街から遊歩道も延びているので、歩いて鑑賞しに行くこともできます。ここはシウダード・デル・カルメンに来たら外せない観光スポットですね！

2．Iglesia de Nuestra Señora del Carmen

シウダード・デル・カルメンは全長およそ40㎞ほどの島で、セントロ（中心街）は島の西側、つまりエル・サカタル橋側にあります。

その橋のたもとからほど近くにイグナシオ・サラゴサ公園があり、その向かいがこの教会です！　市内の観光スポットもこの辺りに集中しています。

18世紀にこの場所にあった小さな礼拝堂が、町のカトリック教徒の礼拝の中心地として機能していましたが、1850年に火事で消滅したので、1856年に現在の教会を早急に完成させました。

大都市で見られるカテドラルに比べ小さく大変シンプルな外観ですが、中に入れば美しいステンドグラス、木に細工された精巧な彫刻、そして美しい絵画などが見られ、観光客の注目の的となるでしょう。

3．プラヤ・ノルテ

細長いシウダード・デル・カルメン島の西部の北海岸がこのビーチです。市内からほど近いので市民も良くこのビーチに出かけます。

およそ3㎞にも及ぶ美しい白浜の海岸は車で浜に乗り付けることも可能です。また美しい夕日を見るスポットとしても観光客に人気がありますよ！

夏の最盛期であれば観光客がたくさん訪れるので、ジェットスキー、バナナボード、ウィンドサーフィンなどのレンタルがあるのでアクティブに楽しめる海岸です。　もちろん、海岸沿いには美味しいシーフードが食べられるレストランが軒を連ねています。

シウダード・デル・カルメン市の中心地区のホテルから歩いて行けるのも魅力ですね。

◎まとめ

いかがでしたでしょうか。メキシコ湾岸沿いのこの美しい島が、シウダード・デル・カルメンという一つの都市を形成しています。北に湾を、南にラグーンを抱えるこの島はのんびりとした自然がいっぱいの街です。ですから観光もゆっくり楽しみたいですね。

いくつものビーチを抱えていますし、美味しいシーフードもグルメ好きには見逃せません。メキシコで一番長い橋を渡るのもシウダード・デル・カルメンでの観光ハイライトの一つです。

メキシコ湾に沈む夕日を眺めるのも海岸沿いの滞在ともなればやはり欠かせません。

メキシコ湾岸の観光に出かける際はぜひ、シウダード・デル・カルメンも立ち寄ってくださいね！

メキシコ南部の都市「シウダード・デル・カルメン」のおすすめ観光スポット3選