ナミビアの首都ウィントフックのおすすめ観光スポット7選!

ナミビアの首都ウィントフックのおすすめ観光スポット7選!

ナミビアの首都ウィントフックは、植民地時代の1892年にドイツ領西アフリカの首都となったことから、今日でもドイツ系住民が多く、ヨーロッパ的な街並みが残されています。他方で、タウンシップと呼ばれる昔からのスラム地域もあるなど、南部アフリカの多くの国と同様に植民地時代の影響も垣間見られます。

ナミビアといえば、何よりも目につくのはやはり広大過ぎるくらいに広大な砂漠でしょう。あまりにも広く砂と空以外ほとんど何もない世界最古の砂漠を訪れると、とても不思議な感情にとらわれます。

ウィントフックには旅行会社も多く、ここからナミブ砂漠へのツアーに出発する観光客も大勢いるので、旅の情報交換にも適したところですよ。

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ナミビアの首都ウィントフックのおすすめ観光スポット7選!

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1.クリストゥスキルヒェ

ウィントフック中心部の丘に建つクリストゥスキルヒェは、ドイツ語で「キリスト教会」の意。ナミビアがドイツの植民地だった1907~10年ごろに建設された、ドイツ様式の福音派教会です。今日ではウィントフックの街のシンボルとなっていて、雑誌やネットなどの記事でウィントフックが紹介されるときに、高確率で搭乗する代表的な歴史的建造物です

建物こそドイツ風ですが、ドイツに生えているはずのないヤシの木が植わっている光景がなんともシュールな観光スポット。教会内はとても静かで、アフリカの熱気に圧倒された観光客が、ほっと一息つくのにも良い場所ですよ。

2.カトゥトゥラ・タウンシップ

出典: leo.laempel

ウィントフック市街北部のカトゥトゥラ地区を訪れることは、一般的な観光地巡りでは決して味わうことの出来ない、ナミビアの人々のリアルな生活のにおいに触れられる絶好の機会となるでしょう。南アフリカのタウンシップと比べるとだいぶ安全ですが、それでも現地のガイドと一緒に訪れるのが安心です。

カトゥトゥラ・タウンシップの料理は美味しく、特に牛肉の串焼きはとても評判です。もちろん、お肉以外にも現地の美味しい食べ物をたくさん食べることが出来ますし、ここの屋台で食べれば直接カトゥトゥラタウンシップの人々を経済的にサポートすることにもなります。経済格差を生む現在の経済システムについて考えるきっかけになるかもしれませんし、また貧困下でも生き生きと暮らす人々の姿に感動するかもしれません。

ナミビアの観光客向けのスポットだけでなく、こうしたタウンシップにも足を運ぶのも、きっと有意義な体験となることでしょう。

3.ナミビア・クラフトセンター

ナミビアのお土産を買うのにうってつけの場所が、ここナミビアクラフトセンターです。ナミビアらしいデザインの木彫りの置物やブックカバーから宝石やアクセサリー、服やカバンや生地、ナミビアの伝統的な食べ物などなど、幅広いバリエーションのお土産が陳列されていて、見に来るだけでも十分楽しめる観光スポットですよ。また本を売っているお店もあり、ナミブ砂漠の美しい写真集や、現代ナミビアの社会について知ることのできる本など、幅広いナミビアの資料が並んでしいます。

ナミビア・クラフトセンターは、観光客が多い場所にありがちな何か買わないと帰りにくい雰囲気は希薄で、しかも多くの路上のお土産物屋と違い、商品は必ず一定以上のクオリティで値段も適正なので安心です。街で一番美味しいと評判のチーズケーキもあるので、お見逃しなく!

4.ナミビア国立植物園

出典: Paul Britton

ナミビア国立植物園は、ものすごく広い植物園というわけではありませんが、日本では見られないような珍しい植物や虫、爬虫類や鳥などが観察できる観光スポットです。とても綺麗に整備されていて雰囲気も良く、リラックスした気分で回ることができますよ。英語での説明も詳細で、有意義な時間を過ごせることでしょう。見た目にも日本の植物と大きく違うので、きっと興味深く観光できるはず。入場料が無料なのも、観光客には嬉しいポイントです。

ナミビア国立植物園が最も美しいのは雨季が終わった頃で、乾季には残念ながら少なからず植物もしおれてしまっています。昼の強烈な日差しの下でここを散策するのは少し厳しく感じる時もありますが、朝方のまだ涼しい時間帯に訪れると、とても気持ち良いですよ。

5.ナミビア国立博物館

出典: Shiraz Chakera

クリストゥスキルヒェのすぐ目の前にあるナミビア国立博物館は、ナミビアに古くから住んでいた人々の伝統的な暮らしを知ることのできる観光スポットです。ナミビアの地にもともと暮らしていた民族の家屋や家財道具といった資料が豊富に展示され、また実際の生活のようすがリアルな人形を使って分かりやすく説明されています。

向かいにはナミビアが植民地支配されてから独立するまでの歴史を紹介する独立博物館もあり、周辺はウィントフック観光の拠点となるエリアです。独立博物館の最上階にはレストランがあり、ウィントフックの街並みを360度にわたって眺められることから、こちらも貴重な観光スポットとなっていますよ。

6.オカプカランチ

出典: commons.wikimedia.org

ウィントフックから北へ約30kmの砂漠の中にあるオカプカランチは、自然を満喫できるアクティビティのほか、レストランやバー、宿泊施設もある複合観光レジャー施設です。アクティビティは一般的なゲームドライブのほか、ライオンに餌をあげるコースや乗馬コース、ナミビアの山岳地帯や夕暮れ時のドライブなど、さまざまなプランがありますよ。

野生の動物と近い距離で接することができるうえ、ウィントフックからなら半日程度の時間があればゲームドライブや砂漠の雰囲気を楽しむことができます。時間のある方はもちろん、宿泊してじっくり遊び尽くすのもオススメですよ。

7.ナミブランド自然保護区

ナミビア観光といえば、なんといっても砂漠です!ウィントフットに観光に来たなら、ナミブ砂漠のあるナミブランド自然保護区はぜひとも訪れたいスポット。世界最古の砂漠と言われる赤い砂が果てしなく広がるナミブ砂漠の凄さは、到底言葉で伝え切れるものではありません。ウィントフックからは150kmほど離れてはいますが、足を延ばすだけの価値がナミブ砂漠にはあるのです。世界で最も星空の美しい場所の一つでもあり、昼から夜までたっぷり数日かけて観光するのがオススメですよ。

ナミブランド自然保護区内にあるロッジや、旅行会社のツアーで砂漠の真ん中にテントをはって宿泊したりすれば、ナミブ砂漠の太陽や星空の下での景色の移り変わりを実感できるはずです。時おり動物の声や風の音も聞こえてきますが、それ以外は基本的に静寂に包まれています。砂漠の風景や紋様は太陽の光や風で刻一刻と変わっていくので、片時も目が離せない観光地といえるでしょう。

◎まとめ

ウィントフックの観光地7選をご紹介しました。ナミビアの語源「ナミブ」とは、サン族の言葉で「何もない」という意味ですが、北海道と同じくらいの面積のナミブ砂漠は何もなくともやはり圧巻です。

砂漠に行く以外にもウィントフックの街にはいろいろな観光スポットがあり、首都だけあってナイトライフも楽しめ、カジノもあります。ウィントフックでナミビアの人々の生活に触れるのも、きっと滞在の意義を深めてくれるでしょう。人間の営みを遥かに超えるスケールの広大な砂漠で、あなたは何を思うのでしょうか。

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