猪苗代湖を満喫!猪苗代湖を巡るおすすめ観光スポットを紹介します

猪苗代湖を満喫!猪苗代湖を巡るおすすめ観光スポットを紹介します

福島県の磐梯朝日国立公園に属する「猪苗代湖」は、日本百景にも選定されている日本で4番目に大きな湖です。四季折々の花々や紅葉が美しく、マリンスポーツやキャンプ場などのレジャー施設が充実しています。湖から少し離れた場所にはスキー場や温泉もあり、幅広い楽しみ方ができます。

猪苗代へは、東京から新幹線や車で約2時間、仙台からは車で約1時間半ほどで到着できるため、日帰り旅行にも最適です。手軽に雄大な自然を感じられる観光名所で、レジャー、グルメ、温泉など、さまざまな楽しみが詰まった猪苗代湖周辺の観光スポットをご紹介します!

目次

猪苗代湖を満喫!猪苗代湖を巡るおすすめ観光スポットを紹介します

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1.猪苗代観光船に乗って、のんびり猪苗代の景色を楽しもう!

猪苗代観光船 遊覧船「はくちょう丸」

福島県の中央に位置する猪苗代湖は、郡山市・会津若松市・耶麻郡猪苗代町にまたがる日本有数の湖です。湖面には福島県のシンボルである磐梯山が雄大な姿を映し出し、青空と周囲の自然が美しく調和します。その美景から、「天鏡湖」という別名でも親しまれています。

そんな猪苗代湖を湖上から楽しめるのが「猪苗代観光船」。冬季(12月~3月)の遊覧観光コースは、長浜港から出港し、猪苗代湖西北部に位置する無人島・翁島を巡る約35分のクルージングです。

美しいフォルムを持つ「はくちょう丸」は定員155名で、その名の通り猪苗代湖に飛来する白鳥を彷彿とさせます。窓際の座席に座り、周辺の自然を眺めたり写真撮影を楽しむ観光客が多く見られます。

猪苗代観光船 遊覧船「かめ丸」

親子ガメを連想させる可愛らしいデザインが人気の「かめ丸」は、Caf’e・乗船待合所として営業していますで人気を集めています。

2.「アンブレラスカイ」が幻想的な猪苗代ハーブ園

猪苗代ハーブ園 アンブレラスカイ

四季折々の美しいハーブを楽しめる「猪苗代ハーブ園」は、福島県猪苗代町にある観光施設。広大な敷地内にさまざまな種類のハーブが植えられており、訪れる人々は香り高い花々や植物を楽しみながら散策できます。特に夏のシーズンには色とりどりの花が咲き誇り、多くの観光客が訪れます。

特に注目されているのが「アンブレラスカイ」です。このイベントは、園内に色とりどりの傘を空中に飾り、まるで空を覆うような美しい景観が好評。特に晴れた日には、色鮮やかな傘が光を反射して、幻想的な雰囲気をを楽しめます。

園内では、ハーブ製品を販売するショップや、ハーブティーを提供するカフェもあり、リラックスしたひとときを過ごすことができます。

3.ダイナミックな滝を見に行こう!達沢不動滝

紅葉が美しい達沢不動滝(福島猪苗代)

猪苗代磐梯高原ICや猪苗代駅から車で約30分。駐車場から自然遊歩道を10分ほど歩くと、「男滝」と呼ばれる「達沢不動滝」が現れます。いなわしろ新八景・第二番や「ふくしまの水30選」に選ばれたこの滝は、落差10m・幅16mの壮大な姿が特徴で、轟く水音と美しい景観で訪れる人々を魅了します。

「男滝」は黒い一枚岩をすだれのように流れ落ちる迫力ある滝で、間近まで近寄れる遊歩道が整備されています。少し西側に流れ落ちる華奢で優美な「女滝」との対比を楽しめて、写真愛好家にも人気があるスポットです。

滝周辺は普段、豊かな緑に囲まれた神秘的な雰囲気ですが、四季折々の自然を楽しむことができます。特に紅葉の季節には、滝にかかる真っ赤なもみじが彩りを添え、多くの観光客が訪れます。

4.キャンプ・ボート・湖水浴などレジャーを満喫!猪苗代湖畔

志田浜から猪苗代湖越しに見る磐梯山

猪苗代湖畔には綺麗な浜が約9つに渡って続き、夏には湖水浴をはじめとしたマリンスポーツを楽しむことができます。国内でも湖水浴ができる湖はとても珍しいですよ。毎年、観光客だけではなく地元の方も多く訪れている場所です。マリンアクティビティやアウトドアが大好きな方におすすめしたいのがキャンプです。

猪苗代湖周辺には初めての方や小さなお子様連れでも安心のしっかりと設備の整ったキャンプ場から、ツーリング途中に気軽に寄れるキャンプ場まで様々あります。湖水浴やボートを楽しんだ後は、猪苗代の満点の星空の下でのキャンプはいかがですか?日帰りの観光だけではなく、アウトドアも楽しめる福島県猪苗代湖。日頃の疲れを癒せる、猪苗代の自然の中でのキャンプはおすすめです。

◆天神浜オートキャンプ場

「天神浜オートキャンプ場」には、ロッジやコインシャワーなどの設備があるので初めての方も安心して宿泊することができます。テントサイトは猪苗代湖畔の木々に囲まれているので、アウトドアの雰囲気をたっぷり味わいたい方におすすめです。

◆RV Resort 猪苗代湖モビレージ

一方、会津若松市側にある「RV Resort 猪苗代湖モビレージ」はテント泊とキャンピングカーのサイトがある大型キャンプ場です。コインシャワーや水洗トイレが完備されている他、貸し切り露天風呂という嬉しい設備もあります。家族でゆっくり過ごすことができますよ。

◆崎川浜キャンプ場

猪苗代湖周辺には無料キャンプ場もあります。会津若松市の「崎川浜キャンプ場」は、湖水浴場でのテント泊が可能です。湖と木々に挟まれた絶好のロケーションで、静かに過ごすことができますよ。

5.猪苗代厳寒の芸術!猪苗代湖に出現する「しぶき氷」とは?

猪苗代湖「しぶき氷」

真冬の猪苗代湖では、天然の「しぶき氷」と呼ばれる氷のアートが見られます。強い西風が湖水を木々に吹き付け、そのまま凍り付いたもので、1月から2月に見頃を迎えます。この珍しい光景は、磐梯山とのコントラストも美しく、観光客や写真愛好家に人気です。

「しぶき氷」は猪苗代湖の東湖畔、天神浜駐車場から1km周辺で観察できます。案内表示が整備されているため、初めて訪れる方でもすぐにわかります。道中は木々に囲まれた雪道が続き、スノーハイキングも満喫できます。

また、この季節には天然記念物である白鳥も飛来し、湖畔で美しい姿を見せてくれます。訪れる際は十分な防寒対策を忘れずに。滑りにくい靴や手袋、ネックウォーマーなどを準備して冬の猪苗代湖を存分に楽しんでください。

6.猪苗代のゲレンデで、ウィンタースポーツを楽しもう!

冬の磐梯山と猪苗代湖

福島県のシンボルともいえる磐梯山は、標高約1816mの大きな山です。猪苗代湖からもその雄姿がくっきりと見える磐梯山は「会津富士」とも呼ばれており、日本百名山にも選定されています。一年を通して観光スポットがいっぱいの猪苗代ですが、冬の猪苗代観光といえばやはりウィンタースポーツ。思いっきりウィンタースポーツを楽しめるゲレンデを紹介します!

福島県のシンボル、磐梯山は標高約1816mを誇る日本百名山の一つ。「会津富士」とも呼ばれ、猪苗代湖からもその雄姿を望むことができます。

四季折々の美しい景観で多くの観光客を魅了するエリアですが、冬の猪苗代といえば、やはりウィンタースポーツ。広大なゲレンデでスキーやスノーボードを思い切り楽しめるスポットが充実しています。冬ならではの猪苗代の魅力を存分に満喫してみてはいかがでしょうか?

◆猪苗代スキー場

猪苗代スキー場

磐梯高原エリアに位置する猪苗代スキー場は、福島県内でも歴史ある観光地の一つです。クワッド3本を含む10本のリフトと、18本の多彩なコースを備えたゲレンデが魅力。初心者向けの林間コースから、上級者向けの大回転コースまで、レベルに応じて滑走できるスキー場です。

◆リステルスキーファンタジア

「リステルスキーファンタジア」は、福島県猪苗代町にある「ホテルリステル猪苗代」に併設されたスキーリゾートです。7種類のコースがあり、初心者から上級者まで楽しめます。磐梯山を望みながら猪苗代湖へ滑り降りる爽快感が魅力。雪遊びエリアもあり、家族連れにも最適です。

7.イベント情報!猪苗代湖周辺のお祭り

郡山市、会津若松市、耶麻郡猪苗代町にまたがる猪苗代湖。その周辺の地域では、一年を通して様々なお祭り・イベントが開催されています。もちろん観光で訪れる人だけではなく福島県内から参加する人も大勢です。猪苗代湖に行くなら覗いてみたい観光スポット。雪見桜まつりや木舟引き祭りなど、福島県・猪苗代湖には魅力的なお祭りがたくさんあります。お祭りを目的に福島猪苗代観光に訪れるのもおすすめです。

◆磐梯まつり

磐梯まつりは、磐梯山の噴火で亡くなった方々への追悼の意を込めて始まり、現在も継承されている火の祭典。地域の結束を深めるこの祭りは、福島県内外から多くの観光客を魅了しています。

祭りでは、会津磐梯山総踊りや「磐梯山太鼓」といった伝統的なパフォーマンスが披露される他、花火大会や夜店が楽しめ、地元の食文化や風物を味わうことができます。

◆湖まつり

猪苗代湖の花火

「湖まつり」は、毎年7月下旬に福島県猪苗代湖で開催される夏のイベントです。猪苗代湖南や郡山市館浜を中心に行われ、タライ舟体験やヤマメつかみ大会、水中綱引き大会など、親子で楽しめるイベントが盛りだくさん。祭りのクライマックスには、猪苗代湖の夜空を彩る花火大会が開催され、幻想的な光景が広がります。

8.福島県猪苗代町出身・偉人の生涯を学ぶ「野口英世記念館」

野口英世記念館(福島県猪苗代町)

野口英世記念館は、世界的に有名な医学者である野口英世博士の業績を称えるために設立された福島県猪苗代町にある施設です。野口英世は、黄熱病の研究などで国際的に高い評価を受けた人物で、その業績は多大な影響を与えました。

記念館には、野口英世の生涯や研究に関する資料が展示されており、彼の貴重な遺品や写真、手紙などが公開されています。また、館内には、野口英世が育った家の復元や、彼が使用した医学器具なども展示されており、訪れる人々に彼の足跡を振り返る機会を提供しています。

さらに、記念館の周囲は自然に囲まれ、静かな環境の中で学びながら過ごすことができます。記念館の近くには、野口英世の故郷を感じさせる場所も多く、彼の業績に対する深い理解を深めることができる観光地です。

9.猪苗代町の蕎麦は本州一の生産量!会津のご当地グルメを堪能しよう

猪苗代、磐梯山周辺の蕎麦畑

猪苗代町は磐梯山と猪苗代湖に挟まれた高原の町。四季折々の豊かな自然と美味しい水、寒暖差のある気候に恵まれた土地では古くから蕎麦の栽培が盛んで、その歴史はなんと平安時代にまでさかのぼるそうです。福島県一の作付け面積を持つ猪苗代町の蕎麦は、全国でも有数の生産量を誇ります。猪苗代町自慢の蕎麦、福島観光には欠かせないですよね。

また、福島県会津のご当地グルメといえば「ソースかつ丼」です。歴史も古く、大正時代から福島県民に親しまれている伝統的な郷土料理です。炊き立てのご飯の上に千切りキャベツ、さらにその上に自家製ソースが染み込んだ揚げ立てのトンカツが乗るというボリュームたっぷりの一品。福島県民のみならず、福島を訪れる観光客にも大人気です。ソースかつ丼を提供する飲食店の前には長い行列ができるほど。

猪苗代町自慢の蕎麦、会津の郷土料理であるソースかつ丼。猪苗代湖周辺の主な蕎麦屋ではこの2品を食べられるところがたくさんあります。ここからは1つずつ紹介していきます。

◆ラ・ネージュ

観光客に人気のお店「ラ・ネージュ」は、手打ち十割蕎麦とソースかつ丼をセットで食べられるお店。洋風の喫茶店ですが、来客者のお目当ては蕎麦とソースかつ丼がほとんどです。

◆美蕎旬菜 三城

越後街道沿いにある「美蕎旬菜 三城」は、蕎麦とソースかつ丼の他に天ぷらも人気のお店です。細切りの手打ち蕎麦とさくさくの天ぷらの組み合わせは、福島県内外の観光客に好評。ボリューム満点のソースかつ丼も人気メニューとなっています。

◆三四郎

まさに猪苗代湖畔にあるお蕎麦屋さんといえば、上戸浜湖水浴場のそばにある「三四郎」です。メニューにはソースかつ丼はありませんが、蕎麦の風味が強く、蕎麦好きの方におすすめ。ランチのみ、蕎麦がなくなり次第閉店という穴場的なお店です。

10.猪苗代はスイーツもおすすめ!洋菓子から和菓子まで勢揃い

猪苗代町は知る人ぞ知るスイーツ王国です。福島名産の蕎麦屋をはじめとした飲食店が多い猪苗代ですが、実は湖畔のカフェや観光客に人気のスイーツ店なども数多くあります。

◆せんべや

猪苗代町の代表的なお菓子といえば「せんべや」のあげまんじゅうが有名です。

これは餡の入った普通のおまんじゅうを揚げたものですが、砂糖がまぶしてある外側はカリカリで中身はしっとり。福島県民はもちろん観光客からも人気があり、観光シーズンになると「せんべや」には行列ができ、すぐに品切れになってしまうほど人気です!

◆元祖清水屋

天ぷらまんじゅう

「天ぷらまんじゅう」は、福島県会津地方の伝統的な郷土料理で、日持ちがするお供え物のおまんじゅうを天ぷらにして食べる習慣から生まれたものです。現在では、福島県を代表するお土産として観光客にも人気のスイーツとなっています。

特に「元祖清水屋」は、明治から続く老舗蕎麦屋で、天ぷらまんじゅうの歴史は100年以上にもなります。観光の際には、ぜひ試してみてください。

◆TARO CAFE

猪苗代湖畔にある「TARO CAFE」は、美味しいケーキやドリンクを楽しみながら、湖の美しい景色を眺められるカフェです。併設されたリフレクソロジーサロンも話題で、オリジナルブレンドのコーヒーやラテ、スイーツが人気です。

夏にはオープンテラスから猪苗代湖を一望でき、観光客や地元の人々に愛されるスポットとなっています。

◎猪苗代湖周辺のおすすめ観光スポットまとめ

磐梯山から望む猪苗代湖

猪苗代湖は、絶景スポットなど観光はもちろん、レジャーやアクティビティを満喫し、歴史を学べる観光施設が豊富です。また、良質な温泉や美味しい食べ物も楽しめるため、毎年多くの観光客が訪れます。アクティブに過ごしたい方はマリンアクティビティやスキー、キャンプ、静かな観光を楽しみたい方は遊覧船や温泉巡りなど、目的に応じて様々な楽しみ方ができます。

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