名称:大崩海岸
住所:静岡県静岡市駿河区石部
公式・関連サイトURL:http://www.geocities.jp/books10002000/reporter/ookuzure.html
静岡県中部に位置する焼津市は、駿河湾に面した漁港の町。マグロとカツオの水揚げ高は全国1位を誇ります。新鮮な魚を使った水産加工業はもちろん、良質な水資源に恵まれており、農業も盛んです。野菜や果物をその場で食べることができる観光農園は観光客からも人気となっています。
観光客の増加もさることながら、焼津は人口も増加し続けています。それは、陸地では農作物、海では海産物という豊かな自然の恵みが焼津の土地を魅力的に見せているからでしょう。焼津を訪れたら、そうした「自然の恵み」を堪能したいものです。ここでは、魅力あふれる焼津の観光スポットを紹介します。
目次
焼津市のおすすめ観光はここ!1度行ったらリピート必須のスポット10
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1.ぜひ見ておきたい「大崩海岸」
焼津市に来たら駿河湾から眺める太平洋を見ておきたいところ。焼津の海の絶景ポイントは大崩海岸にあります。
大崩海岸は駿河湾沿いに約4キロ続く急崖の海岸。切り立った崖にぶち当たる激しい波と崖を這い上がるかのように起こる水しぶき。ギリシャ生まれで、後に日本国籍を取得したラフカディオハーンこと小泉八雲は、焼津市と深いかかわりを持つ人物で、この海をこよなく愛したといいます。
また、駿河湾を挟んで見ることができる富士山や伊豆半島が絶景。平坦な部分はほとんどないため、波打ち際は通行できませんが、県道416号からその景色を存分に楽しむことができます。
2.サッポロビール静岡工場ビオトープ園
サッポロビール静岡工場
— ゆでだんご (@yudedango) September 29, 2019
ビオトープ園の見学のみです。千葉検見川で見つかった2000年前の蓮が植えられています。#さわやかウォーキング 焼津駅コース pic.twitter.com/38qpr37T0l
焼津観光の見どころは海だけじゃありません。サッポロビール静岡工場内にあるビオトープ園では、従業員が世話をしている樹木70種類以上という自然を見ることができます。水辺にはザリガニやフナ、メダカが元気に活動し、湖面には時々ツグミが降り立ちます。
自然の生態系を目の当たりにできる、まさにオアシスのような場所がこのビオトープ園なのです。ちなみに、ビオトープとはどういった意味か知っていますか?ビオは「生き物」、トープは「場所」という意味で、この2つの言葉をくっつけた合成語です。
名称:サッポロビール静岡工場ビオトープ園
住所:静岡県焼津市浜当目708-1
公式・関連サイトURL:http://www.sapporobeer.jp/brewery/shizuoka/access/index.html
3.観光で歩き疲れた体を癒す「アクアス焼津」
観光で歩き疲れた体に、駿河湾の海洋深層水を存分に堪能できるスパはいかがですか。
アクアス焼津では深海からくみ上げた水を使用。海洋深層水は、光の届かない海の奥底にあるミネラルをたっぷり含んでいる海水のことです。駿河湾の海洋深層水は日本一深い場所のある海水ということで有名。光が届かない程深いところを流れているため、他の海水と混ざりません。そのため細菌が少なくきれいな水です。また、栄養素が豊富でリラックス効果が高いのが特徴です。
2階にはプールがあり、施設内にはサウナやトレーニングルームもあります。1階にはリラックスルームやパックを受けられる部屋も。3階には広大な海が眺められる気持ちの良いテラスがありますよ。
名称:アクアス焼津
住所:静岡県焼津市鰯ヶ島136-26
公式・関連サイトURL:http://aquas.blueearth.co.jp/facilities/
4.懐かしい気持ちが蘇る散歩道「花沢の里」
JR焼津駅からタクシーで約10分のところにある花沢の里。ここには長屋門造りの民家や水車小屋、炭焼き小屋などが並んでいます。花沢の里に観光に来た人を懐かしい気持ちにさせてくれるのが散歩道。花沢の里は、その古い町並みから「奈良時代の東海道」と呼ばれています。奈良・平安時代には焼津と静岡を結ぶ要所の役割を果たしていました。
花沢の里からは、3つのハイキングコース出ています。そのひとつからは駿河湾を望むこともできます。ここからの眺めは素晴らしく、観光の目玉ともなっています。
名称:花沢の里
住所:静岡県焼津市 花沢
公式・関連サイトURL:https://www.city.yaizu.lg.jp/kanko/info/1-2-3.html
5.様々な作品を展示「焼津小泉八雲記念館」
焼津小泉八雲記念館へ。「世紀末を生きたイギリス幻想文学作家たち」言わずと知れた英国の幻想文学作家たちを当時の時代背景や作家同士の関係性、挿絵作家たちと絡めて知ることができました。コナン・ドイルが夢中になったという心霊写真や妖精写真、展示で目にする機会は初で興奮いたしました🧚♀️ pic.twitter.com/Q7IxSqmOsM
— 🌳茶谷ムジ🪺🦉 (@chatani_muji) May 25, 2021
冒頭でも紹介したとおり、焼津市は小泉八雲に縁があります。東海道本線焼津駅、南口4番乗り場からバスで5分ほどで行ける焼津小泉八雲記念館。ここでは、彼が滞在中に使用していた遺品や焼津を舞台にした作品が展示されています。
名称:焼津小泉八雲記念館
住所:静岡県焼津市三ケ名1550
公式・関連サイトURL:http://www.city.yaizu.lg.jp/yaizu-yakumo/
6.特別なお土産ならここ「食品サンプル体験工房 葵」
焼津には食品サンプルを作る体験が出来る「葵サンプル」さんがあります。
— 三浦愛 (@ailovefish0511) July 9, 2019
私もクレープ作り体験をしましたがリアルなアイスにビビりました!
社長は釣り好きで釣ったオニカサゴを型に取って本物そっくりな魚サンプルを作ったそう。これ…やりたい。マグロで😂#葵サンプル pic.twitter.com/GK36L2Xn5O
他にはない特別な観光土産が欲しいという人は「食品サンプル体験工房 葵」に行きましょう。JR焼津駅からタクシーで約20分のところにあります。
食品サンプルは明治36年、百貨店のレストランに置くために作られたのが始まりといわれています。食品サンプル体験工房では食品サンプルだけでなくストラップの製作なども行っています。体験コースは完全予約制。手軽なコースから本格的なコースまであります。スイーツのストラップや天ぷら、ハンバーグやパスタなどの本格的な食品サンプルも作れますので、ぜひご参加ください。
名称:食品サンプル体験工房 葵
住所:静岡県焼津市祢宜島362-3
公式・関連サイトURL:http://www.aoisample.com/
7.お腹が空いたら行こう!「焼津さかなセンター」
焼津市の観光でお腹が空いたら、「焼津さかなセンター」で新鮮な魚を味わいましょう。焼津港近くの市場に併設された70店舗以上のお店では、獲れたての魚介類を存分に楽しむことができます。わざわざ遠方からその味を求めて訪れる人も少なくありません。焼津に来たなら必ず寄りたい場所です。
鮮魚に限らず、珍味や乾物、干物、佃煮もあるので、お土産購入にも最適。ちなみに一部のお店では割引クーポンが用意されていることもあるので、事前にホームページで確認してみましょう。
名称:焼津さかなセンター
住所:静岡県焼津市八楠4-13-7
公式・関連サイトURL:http://www.sakana-center.com/about/
8.満天の星と対話「ディスカバリーパーク焼津天文科学館」
【お知らせ】展示・体験室は入れ替え作業真っ只中です。展示物が設置され、だいぶ”あそび広場”らしくなってきました。冬の特別展「あつまれ!科学あそび広場」は12/17(土)スタート!どうぞお楽しみに!https://t.co/B64FgNSlBh ♯ディスカバリーパーク焼津 pic.twitter.com/c6KDwFSEHS
— ディスカバリーパーク焼津天文科学館【公式】 (@Discovery_Yaizu) December 14, 2016
焼津観光で満天の星と対話してみませんか?ディスカバリーパーク焼津天文科学館には巨大な望遠鏡をがあります。天体や宇宙に関する展示のみならず、体験型のイベントも不定期で開催。プラネタリウムでは降り注ぐ満天の星と大迫力の宇宙映像を楽しむことができます。
毎週土曜、日曜には、夜間に星を見る星空観望会が開催されます。夜空の星座を探して宇宙に思いをはせてみましょう。体験コーナーの目玉はサイエンスショー。子供たちが科学の不思議を身を持って体験できる貴重な機会です。他にもなぞなぞコーナーや工作コーナーなどがあります。
名称:ディスカバリーパーク焼津天文科学館
住所:静岡県焼津市田尻2968-1
公式・関連サイトURL:http://www.discoverypark.jp/
9.地元の歴史を学ぶ「焼津市歴史民俗資料館」
うさのすけさんのツイートにつられて、焼津市歴史民俗資料館のミニ企画展へ。
— maru (@maru_nihonkikou) December 28, 2016
こちらの展示の多くは袋井市教育委員会所蔵品です。袋井市では駿遠線の販売できるほどの出来映えな本も作成されています。確か無料頒布だった気がします。 pic.twitter.com/3Yrncxu9JC
焼津の歴史を知りたい人はここへ行きましょう。焼津駅からバスで約5分、焼津小泉八雲記念館からほど近い場所にある焼津歴史民俗資料館では、古来より漁業で栄えた焼津市の歴史を学ぶことができます。
館内の展示は漁業コーナーと民具コーナーに分かれており、漁業コーナーでは第五福竜丸の船体模型を見ることができます。かつて使われていた漁師の道具なども一見の価値ありです。民具コーナーでは江戸時代から昭和にかけて使われていたタンスやテレビ、洗濯機などを見ることができます。今では珍しい木製の冷蔵庫も置いてあり、当時の庶民の暮らしぶりを知ることができます。
名称:焼津市歴史民俗資料館
住所:静岡県焼津市三ケ名1550(焼津市文化センター内)
公式・関連サイトURL:http://www.city.yaizu.lg.jp/rekimin/
10.観光しながらご利益を授かる「大覚寺全珠院」
日本一の千手大観音が有名な大覚寺の全珠院は、850年に真言宗大覚寺が開創された後、1553年に曹洞宗全珠院に改められ今日に至っています。大仏様式でつくられた像高4.2m、仏頭1.8mにも及ぶ千手大観音の姿は圧巻です。
大覚寺全珠院の焼津千手観音。日本一大きいそうです。 pic.twitter.com/k8U54j94o7
— カメ吉 (@kamekichi28) August 27, 2016
千手大観音は、お参りをすると健康をもたらすと言われています。それは体だけでなく、心までも健康であることを意味しているそうです。見上げると7m以上もある千手大観音は、日々の生活に疲れた私たちを優しく見おろしているようにも思えます。
その他、弘法大使によって作られたと伝わる薬師如来像も見ることができます。
名称:大覚寺全珠院
住所:静岡県焼津市大覚寺1-19
公式・関連サイトURL:http://www.daikakuji-zenshuin.jp/index.html
◎まとめ
駿河湾に臨む焼津市は、焼津港から水揚げされる新鮮な魚と豊かな自然、さらには歩んできた歴史までをも堪能できる観光地です。食べて良し、見て良し、学んで良し、体験して良しの四拍子揃った焼津市を旅してみませんか?
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