山梨県早川町おすすめ観光スポット!秘湯、歴史、信仰の町を満喫しよう

山梨県早川町おすすめ観光スポット!秘湯、歴史、信仰の町を満喫しよう

山梨県の南西部に位置する早川町は、南アルプスの石山山脈、櫛形山、身延山地と、東西南北を山に囲まれた森が町の面積9割以上を占める町です。中央には清流早川が南北に流れ、その川に沿って36個の集落が点在します。

近年、観光地として注目されるようになった自然あふれる早川町の観光スポットを紹介します。自然と触れ合える観光スポットや、観光の疲れを癒す温泉観光施設など、子供も大人も楽しめる観光スポット満載の早川町へぜひ訪れてみてください。

目次

山梨県早川町おすすめ観光スポット!秘湯、歴史、信仰の町を満喫しよう

1.赤沢宿

赤沢宿

東には日蓮宗総本山である久遠寺が存在する見延山、西には日蓮宗の霊山とされている七面山に囲まれている早川の赤沢宿は、江戸時代の末から昭和の初期にかけ、参拝者の宿場として大変賑わいました。

最盛期の宿泊客は千人程といわれていますが、現在旅館として営業を続けているのは、「江戸屋」一件となっています。しかし、最近では建物を改装して営業を始めているところも増えてきました。

秘境とも呼べるほどの山の中、江戸からの風情を色濃く残す、早川の景観と静寂を求めて観光客が少しずつ増えてきています。

◆宿の駅「清水屋」

宿の駅「清水屋」は、早川観光の案内所として2013年からリニューアルオープンしています。甘酒や自家焙煎のコーヒー、ソフトクリーム、夏の暑い日にはかき氷もありますよ。見晴らしのよい2階へ上がることもでき、開け放った障子の奥には七面山の姿が広がります。

近所には手打そばが美味しい「武蔵屋」、そして近隣の「大黒屋」も改修しゲストハウスとして営業を始めています。石畳の坂道である赤沢宿の観光後、一息つくことができる早川町観光の休憩スポットです。

(情報は2016年12月のもの)

◆江戸屋旅館

石垣と石畳の道に囲まれた明治初期の趣がそのまま残る「江戸屋旅館」。大正13年生まれの27代目大女将と、28代目若女将とで歴史ある宿を守っています。最盛期には、100人程の観光宿泊客が一度に出入りできるようにつくられた2面に渡る広い土間と、百畳ある大広間から当時の賑わいが偲ばれます。

宿泊料金は1泊2食7,500円、昼食1,000円から。観光の宿泊者には、おにぎりなどのお弁当(500円)も作ってくれます。

(価格は2016年12月のもの)

2.南アルプス生態邑野鳥公園 ヘルシー美里

町営南アルプス生態邑野鳥公園は、早川町の自然や暮らしを味わえる体験プログラムが充実した町営のリゾート観光施設です。キャンプ、バードウォッチング、夜の野生動物に遭遇できるナイトウォッチング、無添加味噌づくり、そば打ち体験など趣向をこらした観光メニューがたくさんあります。

キャンプサイト、キャビンやコテージ、木造校舎を改修した「ヘルシー美里」など宿泊施設も色々なタイプがあり、観光の拠点として早川町の魅力をぜひ体験して下さい。

3.秘湯 西山温泉・奈良田温泉

西山温泉 慶雲館

早川町役場から山梨県道37号南アルプス公園線を北上すること約20㎞の位置に、「西山温泉」があります。さらにそこから3㎞ほど進んだところに「奈良田温泉」があります。

奈良田より北側、北岳の登山口である広河原までは冬期間通行止め、6月から11月も環境保全のためにマイカー規制がかかり、そこから奥はバスかタクシーの交通手段しかありません。奈良田温泉はマイカーで行けるところまでの最終地点であり、秘湯の中の秘湯と呼ばれるのも頷けます。

◆西山温泉「慶雲館」

西山温泉 慶雲館

西暦705年に発見され、2011年に世界最古の宿として認定された早川の西山温泉「慶雲館」。平成9年に改修リニューアルされたため、現在は鉄筋4階建ての新しい建物になっています。

西山温泉 慶雲館

内風呂は高級感溢れる石造りと桧造り、露天風呂からは南アルプスの大自然や、露天風呂からは南アルプスの大自然や満天の星空を楽しみながら入浴できます。

湯量が豊富で客室のお湯までが源泉かけ流しと贅沢です。山菜や川魚など自然の恵みたっぷりな料理も美味しく、温泉好きの観光客に人気がある早川の宿です。

◆奈良田温泉「女帝の湯」

早川の奈良田温泉には、宿泊宿「白根館」と日帰り入浴施設「女帝の湯」の2つの温泉観光施設があります。日帰り入浴施設「女帝の湯」は奈良時代の女帝孝謙天皇が湯治に訪れたと伝えられ、源泉かけ流しの泉質の良さは温泉マニア、秘湯マニアの中でも有名です。

良い温泉の証は、体に気泡がつくこと。ぬめりのあるお湯に浸かったとたん、体全体が気泡に包まれ、動くたびに気泡がサッと水面浮かんで消えるんです。早川で登山を楽しむ観光客も、こちらの温泉で疲れを癒すのを楽しみに早川に訪れるそうです。

お食事処「こんぼうす」では、山梨県の郷土料理である「ほうとう」のほか、山女魚定食なども味わえます。
日帰り入浴料大人550円、営業時間9:00から18:00、定休日は水曜日です。

4.雨畑湖

コンクリート式アーチダムの雨畑湖は、早川の支流雨畑川に建設された民間企業のダムです。緑の山々に囲まれ、晴れた日の湖面はエメラルドグリーンに輝きます。

8月には「雨畑湖上祭」が開催され、花火大会もあります。メジャーな花火大会ではないので観客もすくないのですが、花火の迫力は満点。雨畑湖周辺には宿泊施設もあるので、早川町観光の計画を「雨畑湖上祭」の日程に合わせ、贅沢な早川の花火を満喫する観光もよいですね。

◆ヴィラ雨畑

「ヴィラ雨畑」は昔の早川の学校の跡地を再利用した宿泊施設。体育館やバーベキューハウスなどの施設も充実しています。

宿泊者は、隣接する日帰り温泉施設「すず里の湯」を無料で利用できます。地下60mから湧きだす単純硫黄冷鉱泉は、神経痛や関節痛に効果が期待されますよ。

◆雨畑硯の里「硯匠庵」(あめはたすずりのさと「けんしょうあん」)

「硯匠庵」では雨畑川上流で採掘される雨畑真石の原石から自分で硯を彫る硯制作体験ができます。「雨畑真石硯」は良質です

硯以外にも文鎮やストラップ作りもあり、早川町観光に世界で1つだけの硯を作ってみては、いかがでしょうか。

◎早川町おすすめ観光スポットまとめ

2009年「日本で最も美しい村」連合に加盟した早川町、自然や昔ながらの建物を利用した観光スポットが特徴ですね。

春には「山菜まつり」、夏の「千灯祭」「雨畑湖上祭」、秋の「紅葉とそばまつり」と、自然豊かな早川の季節を感じられるイベントも開催され、早川は一年中を通して楽しめる観光スポットです。

関東からも早川まで日帰り圏内で行くこともできるので、早川の観光スポットを巡り、都会のストレスをリセットする観光の計画もよいですね。

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