冬の風情を堪能するなら青森へ！選りすぐりのおすすめスポット7選

青森県は本州最北端の県として多くの観光地があります。そして東北地方を楽しむのに最適な観光地や景勝地がたくさんあります。こんな青森の冬を堪能するための観光地を7つ厳選して紹介。見どころいっぱいの青森の冬は観光におすすめです。

1. 十和田湖冬物語

青森の中でも、奥入瀬川と十和田湖は、新緑や紅葉の鮮やかな名所として知られています。そんな十和田湖の観光としておすすめなのが、十和田湖冬物語です。十和田湖冬物語とは、青森県の観光の振興を図る目的で始まった冬の祭典です。期間中は澄み切った空に、雪と光でライトアップされた湖畔や、ライトアップされた「乙女の像」など見るべきスポットがたくさんあります。そして「十和田湖冬物語」の最中、毎日20時より打ち上がる「冬花火」も見ておくべき観光スポットです。

そのほかにも観光客にうれしい取り組みとして、青森県の地場産品がならぶ「ゆきあかり横丁」や氷のグラスやりんごのグラスでカクテルを味わうことができる「かまくらBAR」もあり、観光客にも人気です。神秘の湖、十和田湖は春夏秋冬美しい観光地ですが、特に冬の「十和田湖冬物語」は見ておくべきです。

2. 弘前城

青森県弘前市にある弘前城は歴史ある青森の観光名所のひとつで春には桜の花で有名です。特に弘前城は2015年夏から秋にかけて天守閣の移動工事を行ったこともあり見どころのある観光地です。そのなかで、おすすめできるのは冬の弘前城。雪の中に天守閣が白く浮かび上がり、美しい景色となっています。

特に昭和52年から毎年開かれている伝統的な祭り、弘前城雪燈籠まつりも、弘前城で開かれています幻想的に明かりで彩られたお城やその周りの木々を散策するこのお祭りは、弘前城のみどころとして観光客にも広く支持されています。

雪化粧した天守閣と老松は冬の空に浮かび上がり、幻想的な光景となっています。本丸から岩木山に向かって蓮池のまわりにローソクをともしたミニかまくらが並ぶ様子は、青森の冬を楽しむことができるとして、観光客にも人気です。

3.ストーブ列車

青森県の奥津軽を走る風物列車が津軽鉄道です。津軽鉄道の名物として、青森の長い冬の期間、12月1日から翌年3月31日にかけて運行しています。客車内では昔懐かしい風情の石炭炊きのだるまストーブを用いるストーブ列車が運行されます。外は冬まっさかり、雪景色の津軽の冬の吹雪の中、動いていくのは窓の外から見ても美しい景色です。

そのほかにも鈴虫列車や風鈴列車など、津軽鉄道は風情のある名物列車が季節によって走りますので多くの観光客に人気があります。津軽半島は、本州の北端であり美しい景色を見晴らすことができる素敵な景色やみどころがたくさんあります。

シジミラーメンやシジミおにぎりなど現地のグルメも盛りだくさん。津軽観光を行うのであれば、この名物であるストーブ列車に乗ってみることをおすすめします。冬季は1日3回の運転ですので調べていきましょう。

4. 八甲田スキー場

冬に楽しむならはやりスキーです。青森にある観光客に人気のスポットは、八甲田山の八甲田スキー場です。標高1500メートルを超える八甲田の山々では、冬には樹氷や雪の回廊など、寒い季節でないとみられない素敵な景色が見られます。

そのなかで冬のレジャー、スキーを楽しむならば、青森の八甲田スキー場です。青森の冬は長いため約半年間の長きにわたって楽しむことができます。ロープウェイが通っていますのでとても便利ですし、山の頂上にありますので、自然のままの雪を楽しめます。

八甲田スキー場では質の良いパウダースノーが特徴的。初心者から上級者までゲレンデを楽しめます。感動するような美しい景色の中でスキーを楽しむのであれば、青森の八甲田にある八甲田スキー場がおすすめです。

5. みさわクリスマスフェスティバル

冬のイベントといえばクリスマス。青森県三沢市でクリスマスに催される「みさわクリスマスフェスティバル」は三沢市の冬の名物として1か月間、多くの観光客でにぎわいます。青森県三沢市といえば、米軍基地があり、東北有数の国際色豊かな観光地として知られています。

そして、現地では三沢のおいしい海の幸をいただくことができます。そして、毎年11月25日から1か月行われ、三沢に冬の始まりを告げる「みさわクリスマスフェスティバル」は、クリスマスの代名詞である、イルミネーションに注目です。

米軍基地隣のスカイプラザミサワを中心に幻想的にライトアップされています。そのような幻想的な気分を味わうために多くの観光客や地元の人たちでにぎわっています。商店街では、クリスマスセールを実施していますので、青森県三沢市のグルメを味わいたい方にも人気になっています。

6. 奥入瀬渓谷

青森を代表する湖、十和田湖は、春夏秋冬、風光明媚な観光地としても知られています。そのなかで冬におすすめできるのは、美しい滝である「奥入瀬渓谷」です。奥入瀬渓谷は美しくダイナミックに流れ落ちる滝がたくさんあり、特に奥入瀬渓谷の銚子大滝は水量の多さで知られており、冬はそのダイナミックな滝が凍りますので必見のスポットです。

銚子大滝は、奥入瀬渓谷の本流の唯一の滝であり、幅が20メートルもあります。その美しく素晴らしい景色から青森を代表する渓谷として「ジャパニーズ・スモール・ナイアガラ」と言われています。冬は大変寒いですが、それだけ見ごたえのある美しい景色です。観光客用には星野リゾート奥入瀬渓流ホテルがあり、宿泊だけでなくカフェテラスとして開放も漁れています。青森の寒さがもたらす神秘的な景色を楽しむのにおすすめ観光スポットとなっています。

7. 乳穂ヶ滝

青森県の長い冬は滝でも凍ってしまいます。そのなかでもダイナミックな滝がみられるのが青森県西目屋村にある冬の乳穂ヶ滝です。落差33メートルというダイナミックな滝が凍ってしまう様子は、とても他では見られない冬の絶景です。ここ乳穂ヶ滝の裏側には洞窟があり、不動尊が祀られています。古くからその滝の大きさで豊凶占いをしていたことでも知られています。

最も観光客が集まるのは、毎年2月に行われる「乳穂ヶ滝氷祭」です。美しい滝が凍り付いたダイナミックな景色を見ることができるだけでなく、ステージショーなども見ることができ、青森の冬のお祭りとして観光客にも人気があります。青森県弘前市には多くの観光地がありますが、ここ乳穂ヶ滝は弘前から車で35分ほどの場所ですので、冬に来たら足を延ばしてみることをおすすめします。

◎まとめ

青森県は冬が長く、雪も多いので多くの観光スポットがあります。名物イルミネーションや雪まつりもありますが、ダイナミックな滝が凍り付く様子など、自然豊かな観光スポットや冬にしか見れられない絶景もあります。東北地方を味わうのであれば、長い冬とパウダースノーを楽しめる青森県に観光旅行に行くことをおすすめします。