ボパール観光見どころ5スポット!存在感あるアジア最大モスクを見に行こう

ボパール観光見どころ5スポット!存在感あるアジア最大モスクを見に行こう

インド中部マディアプラデーシュ州の州都ボパール。インドのちょうど重心のあたりにあります。ボパールとその周辺には、最古の仏教の聖地やアジア最大のモスク、そしてくっきりと岩絵が残っている洞窟遺跡など、見るべき観光ポイントがいくつもあります。

この記事では、ボパール観光でおすすめの見どころスポットを5ヶ所ご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

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ボパール観光見どころ5スポット!存在感あるアジア最大モスクを見に行こう

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1.サーンチーの仏教建築物群

ボパールへ観光に訪れるなら、ユネスコの世界遺産にも登録されているサーンチーの仏教建築物群に行きましょう。ボパールの北東30kmほどの郊外に位置し、最も古い仏教の聖地として知られています。小さな湖の近くにあり、3基の仏塔と修道院、宮殿、寺院などで構成されています。

紀元前3世紀にマウリア朝のアショーカ王が各地に建立した卒塔婆(ストゥーパ)の遺跡で、サーンチーにはもともと8基ありました。約2300年前の仏教文化や建築の記録として、ボパールの貴重な観光名所となっています。

そのドーム状の土壁と煉瓦で造られた仏塔は、現在のどの国の仏教寺院とも異なっていてとても興味深いですよ。塔の四方には「トーラナ」と呼ばれる門が配置されていて、そのうちの南門にはスフィンクスに通ずるとされる獅子の彫刻が施されています。ボパール観光で仏教の源流に触れてみてください。

2.ゴハール・マハル

イスラムとヒンドゥーが絶妙なバランスで融合した建築構造のゴハール・マハルは、多くの観光客を惹き付けるボパールの観光名所の1つです。さまざまなイベントやアートコレクションの展示などが行われていて、ボパール市民の日常にとっても欠かせない建物となっています。

この建物の名称は、インド初の自由貿易商人であった女性の名前をそのまま使っています。ボパールが交易で成功していたかつての栄光の証として、記念碑が建てられことに始まるとされています。ボパールの歴史を感じることができる観光スポットとして、ぜひ訪ねてみてください。



3.タージウル・マスジット

ボパール観光で、このタージウル・マスジットを見ずにはおけません!赤砂岩で建てられているタージウル・マスジットは、アジア最大級のモスクといわれ、ボパールのシンボルとなっています。ボパール藩王国の女王であったシャー・ジャハーン・ベクムによって1877年に建設が始められましたが、完成したのはなんと1971年でした。

長い年月をかけて築かれた巨大なモスクは、訪れると改めてその存在感に圧倒されるでしょう。雨が降ったあとには赤砂岩の色が色濃くなり、さらに神秘さを厳かさが感じられますよ。

左右対称のタージウル・マスジットは、昼も夜も光る材料が使われているので、日が沈んでからもその魅力がさらに引き出されます。昼夜それぞれ違った姿を2度楽しむことができる、ボパールのメイン観光スポットです。

4.ビルラー寺院

出典: hi.wikipedia.org

ボパールの景色を楽しむなら、ビルラー寺院がおすすめです。旧市街から湖を挟んだ南側の丘の上にあり、ボパールの街並みを望むパノラマが広がります。

ビルラー寺院は、インドを代表する財閥のビルラー家が建立したもので、ヒンドゥー教の神ヴィシュヌの化身ナーラーヤンとその妻ラクシュミーを祀っています。敷地内には博物館も併設されていて、さまざまな神の彫像をはじめ、ボパールやビルラー家にまつわるコレクションが展示されています。寺院の形自体もとても特徴的でユニークなので、一見の価値のある観光スポットですよ。

5.ビンベトカの岩窟群

ボパールの南東には、もう1つ世界遺産の観光スポットがあります。中央インド高原南部の山脈のふもとに位置するビンベトカの岩窟群は、約10万年前の旧石器時代から紀元後までにわたる人類の生活遺跡です。とくに洞窟の岩壁に描かれた岩絵群で知られています。

雨の当たらない場所にあるため保存状態がよく、ここを訪れる観光客は今もって色鮮やかに残る岩絵群に驚かされるでしょう。岩絵には水牛や馬などの動物、狩りや祭りのようすなどが描かれています。人類の足跡をたどる貴重な観光名所として、ぜひ足を運んでみてください。

◎まとめ

インド中部の都市ボパールの観光スポットを5ヶ所ご紹介しました。どれもボパールの歴史そのものを感じることができるものばかりです。

ボパールの長い歴史や文化に触れて、インドの観光旅行を素晴らしいものにしてください。

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