ポルトガル・リスボンの観光地はここ!穴場から定番までおすすめ20選

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ポルトガル・リスボンの観光地はここ!穴場から定番までおすすめ20選

ポルトガルの首都リスボンは、イベリア半島の西部テージョ川に面した観光都市。ヨーロッパでも有数の観光地として知られ、日本からのツアーが多くホテルもたくさんあります。街はテージョ川河口の丘に囲まれ、オレンジ色に統一された屋根がとても印象的。古城や教会、美術館など、リスボンの歴史や文化がわかる観光スポットが多いので見どころ満載。今回はそんな魅力的なリスボンのおすすめの観光地をご紹介します。

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ポルトガル・リスボンの観光地はここ!穴場から定番までおすすめ20選

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1. アルファマ地区

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リスボン旧市街の東側にあるアルファマ地区。1755年のリスボン大震災で被害を免れ、リスボンで最も古い町並みを残す地です。入り組んだ細い路地や白い壁。「リスボンの下町」と呼ばれている地域は地元の方の暮らしの雰囲気を味わえる絶好の観光スポットになっています。

歩いているだけでも楽しくなるアルファマ地区は、オシャレなショップやカフェ、レストランがあるので、ワクワクする観光が待っていますよ。歩き疲れたら一休みしながら街並みの雰囲気を感じるというのもリスボン観光の醍醐味ですね。

2. コメルシオ広場

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リスボンのテージョ川近くにある、およそ200m四方におよぶ開放感たっぷりなコメルシオ広場。かつては王宮が建っていたことから、「テレイロ・ド・パソ(宮殿広場)」とも呼ばれています。

広場の中央から見下ろすのはポルトガル王ドン・ジョゼ1世の騎馬像。アウグスタ通りとコメルシオ広場がクロスする場所には「勝利のアーチ」がそびえ建ちます。周辺には、ショップやカフェ、レストランが盛りだくさん。観光で疲れたら美しいリスボンの広場を眺めながら休憩するのもおすすめです。観光客をはじめ地元客からも親しまれるリスボンのコメルシオ広場です。

3. セニョーラ・ド・モンテ展望台

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リスボンを見渡せる展望台でおすすめなのがセニョーラ・ド・モンテ展望台。リスボン旧市街の東側に位置します。サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台に比べて観光客が少なめ。ゆっくりとリスボンを一望できるでしょう。

日中の景色と同様に夜景もイチオシです。きらびやかな夜景ではなく、暗闇に灯る柔らかい光を堪能できます。リスボンの観光で情感漂うリスボンの夜景をぜひともご覧ください!また、展望台の近くには素朴な雰囲気のセニョーラ・ド・モンテ教会がありますよ。

4. ロシオ広場

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リスボン観光の起点ともいえるロシオ広場。正式名称はペドロ4世広場ですが、「公共の広場」という意のロシオの愛称で呼ばれています。

イタリア人建築家により設計された、ネオクラシカル様式は実に壮麗!足元には特徴的な波打ったモザイクの石畳が。また、広場の中央には初代ブラジル皇帝・国王ペドロ4世の銅像が建っています。周辺にはカフェやお土産店がたくさんあり、バスやタクシー乗り場もあります。広場の北西には鉄道のロシオ駅があり、人々で賑やかな場所です。

5. ベレンの塔

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リスボンの海辺に佇む白く美しいベレンの塔。リスボン屈指の観光スポットとして有名です。青空に映える白亜の建築物は、作家・司馬遼太郎が純白のドレスをまとった貴婦人に喩えられるたほど!そんな優雅に見えるベレンの塔は、実はベレン港を見張る監視の砦として建造されました。

遠方からでも美しい塔は、近づくとさらにその美しさを感じられるんですよ!繊細な彫刻が施され、大航海時代の繁栄を象徴するマヌエル様式を見ることができます。また、ヴァスコ・ダ・ガマなど多くの航海士たちがベレンの塔で見送られたと言われています。大航海時代の遺構を訪れるというのも粋な観光になりそうですね。

6. ジェロニモス修道院

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リスボンへ観光に訪れたならここは見逃せないというスポットが、ジェロニモス修道院!約300年をかけて建造された壮麗な修道院としてリスボンの定番の観光スポットとなっています。

1502年、マヌエル1世によりエンリケ王子と航海士ヴァスコ・ダ・ガマの偉業をたたえ着工されました。至るところに繊細で緻密な彫刻が施され、ポルトガル建築の最高峰とも言われています。1983年には世界遺産に登録されました。また、修道院はヴァスコ・ダ・ガマの棺があることでも知られています。先人たちに思いを馳せながら、マヌエル様式のジェロニモス修道院を観光するのもいいですね。

7. サン・ジョルジェ城

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リスボン東部の丘に佇む歴史的な古城、サン・ジョルジェ城。古代ローマ人により建設され、民族により支配されてきました。正にポルトガル、リスボンの歴史を語っているといっても過言ではないでしょう。時代を物語るような風格ある建築物は見ごたえありますよ。

また建物自体と共に魅力なのが、敷地から望めるリスボンの街の大パノラマ!壮観な景色が楽しめます。さらにおすすめなのが夕方から夜にかけての時間帯。夕陽に染まる憂愁のリスボンはとてもロマンチックですよ。ぜひリスボン観光の際はお立ち寄りください。

8. サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台

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サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台は、グロリア線ケーブルカーの終点付近にある小さな公園の中にあります。テージョ川やリスボンのシンボルと言えるサン・ジョルジェ城まで見渡せる景色はまさに絶景。

その美しさには心躍るものがあります。実はこのリスボンを一望する展望台、日本で放映されていた消臭剤のCM撮影がされた場所ですよ。昼間の観光もいいのですがおすすめは夕暮れ時。美しい夕日と街並みのコラボレーションが見られます。

9. リスボン大聖堂

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2本の高い塔が目印のリスボン大聖堂。リスボンのシンボルともいえる教会です。ポルトガル王アフォンソ・エンリケスの命により、1147年に建設されました。教会といっても何となく堅牢な印象を受けるかもしれません。それもそのはず。この教会は砦としての役割も果たし、1755年に起きた大地震にも耐えました。

正面入り口上部はキリストと12使徒を描いた美しいバラ窓があり有名です。他にもバロック様式の回廊が見どころ。様々な建築様式を含んだ素朴なリスボン大聖堂は、趣を感じられる場所です。

10. サン・ロケ教会

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リスボンには観光スポットとして日本とゆかりがある教会があります。それがサン・ロケ教会です。リスボンの教会は1584年に日本から派遣された天正遣欧使節団が1か月も滞在したイエズス会の教会です。こちらの教会に訪れれば先人たちの歴史を感じるのに打ってつけ。観光スポットととしてイチオシです。

サン・ロケ教会は外観は白さが際立つシンプルな姿ですが、内部は金ピカ!教会内は豪華絢爛で、その美しさと壮麗さには心躍ることでしょう。昔、当時のポルトガルの王が植民地のブラジルで産出された金を惜しげもなく使ったということで、内部は実に見ごたえある美しさを放つ観光スポットとなっています。

11. 発見のモニュメント

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未知なる地への冒険へ挑んだ大航海時代。それを象徴するかのような記念碑が発見のモニュメントです。高さ52mの巨大なモニュメントは、エンリケ王子の没後500年を記念して1960年に建造されました。モニュメントがあるリスボンのテージョ川の岬は、航海者ヴァスコ・ダ・ガマが旅立った場所といわれています。

テージョ川の美しい青と広がる青空、そしてモニュメントの共演は美しく、リスボンを代表する観光スポット!モニュメントには多くの人物が彫られています。エンリケ王子や航海士ヴァスコ・ダ・ガマなど大航海時代の偉人たち。リスボン、いえ、ポルトガルの歴史には欠かせない人物たちと出会える観光スポットとなっています。

12. サンタ・ジェスタのエレベーター

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リスボンの旧市街を散策していると、突然出くわす不可思議な形の鉄塔!その鉄塔が有名なサンタ・ジェスタのエレベーターです。その珍しさがリスボンの観光スポットとなっています。

高さ45mにもなる巨大な鉄塔内部には、エレベーターが通り上部は展望台に。オレンジ色の屋根が並ぶリスボンの街並みを一望できますよ。その奇抜なデザインの作者は、フランスのエッフェル塔を設計したエッフェルの弟子たちというのが納得ですね。古き良き時代を感じさせてくれるその姿を一目みようと、多くの観光客が訪れるリスボンの必見スポットになっています。

13. リスボン海洋水族館

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リスボンには、海洋生物のことならお任せあれと言わんばかりの観光スポットがあります。リスボン旧市街から北東部にあるリスボン海洋水族館です。本当に水族館なの?と思うほどおしゃれな姿をしています。

リスボン海洋水族館は1998年、リスボン万博の会場として建設されました。ヨーロッパ最大規模といわれれる水族館は、大阪の「海遊館」を設計したPeter Chermayeff氏によるものなんですよ。巨大水槽でのびのび泳ぐ魚たちを見るたり、ペンギンやラッコなどに出会えます。年間の来場者数は100万を超える人気スポット!早めのチケット購入をおすすめします。

14. アジュダ宮殿

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19世紀はじめに建てられたアジュダ宮殿。ネオ・クラシックの建築様式で、イギリスのバッキンガム宮殿を模し建築されました。現在では王宮としての役目を終え、迎賓館、博物館として使用されています。

内部はまさに壮麗な空間!「王妃の部屋」や「青の間」など、各部屋いは素晴らし調度品や家具がずらりと並びます。19世紀のポルトガルの絵画をはじめ王宮ゆかりの美術品を目にできますよ。中でもドイツの超高級陶器マイセンの品々で彩られた「ザクセンの間」はまるで夢のような空間です。リスボン観光で美しいもので囲まれた優雅なひと時を過ごしてみては?

15. リスボン動物園

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リスボン動物園は、1884年に開園した歴史のある動物園です。まるで広大な公園のような敷地は、約360種類、およそ2000匹の動物に出会える観光スポット。リスボン動物園は極力檻や柵などがない造りになっているので、大自然の中で動物を見ている感覚になりますよ。一般的な日本の動物園とは違い、動物との距離が近く感じられるでしょう。

また、園内を一周するリフトがあって上から動物たちを眺められます。リスボン動物園を観光の際はぜひ乗車してみてくださいね。リスボン動物園では元気なサルたちやトラ、キリンなどの陸上動物に会えるのはもちろん、イルカやアザラシのショーも開催されています。

16. グルベンキアン美術館

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リスボンの中心部から少し離れたところに、おすすめのグルベンキアン美術館があります。それほど大きくないですが、リスボンのみならずヨーロッパやエジプト、中国、はては日本まで多くの国のコレクションを展示しているので見ごたえ抜群。

そのコレクションも絵画をはじめ、陶器、家具、工芸品までその展示物は多岐にわたり楽しめる観光スポットです。中でもアールヌーヴォーの芸術家であるルネ・ラリックのガラス器や装飾品などのアート作品を多く所蔵しているので、ぜひ見ておきましょう。西洋美術から東洋美術まで、多くのアート作品が多岐にわたり楽しめます。リスボンに訪れたなら一度観光してみてはいかがでしょうか?

17. サント・アントニオ教会

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リスボンに縁結びの教会として知られているおすすめ観光スポットがあります。サント・アントニオ教会は、12世紀に実在した守護聖人サント・アントニオが生まれた場所に建つ美しい教会です。

この教会では、毎年6月の時期に聖人祭が行われ盛大なパレードを開催しています。そしてこの聖人祭には、心に思っている人に気持ちを伝えるという風習があるそうです。そこから愛の成就を願う教会として知られ、良き縁を求める方が観光に訪れる人気の教会となったとか。良縁祈願を兼ねたリスボンの観光なんてとてもロマンチックで素敵ですね。

18. ドナ・マリア2世国立劇場

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リスボンのロシオ広場北側にあるリスボン・ドナ マリア2世国立劇場 。広場でも一際目立つ存在です。イタリア人建築家によって設計されたネオクラシカル様式の姿は、実に壮麗で多くの方を魅了しています。劇場正面、6つのイオニア式円柱がある優美な姿屋根付き柱廊玄関が、人々を出迎えてくれます。

日中の姿ももちろん綺麗ですが、夜にライトアップされたドナ マリア2世国立劇場もまた素敵ですよ。リスボンの記念写真を取りに夜、繰り出す!っていうのもいいですね。

19. 国立古美術館

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テージョ川を見下ろす高台に気品あるロイヤルイエローの建物があります。17世紀の宮殿を改装して利用しているリスボンの国立古美術館は、ポルトガルで最大級の規模を誇る美術館です。

特に12世紀~19世紀初めの大航海時代を垣間見るような作品が、多く収蔵されています。中でもヴァスコ・ダ・ガマがインドから持ち帰った金で作られたとう『ベレンの聖体顕示台』は絢爛豪華!まばゆいばかりの光を放っています。また、日本からポルトガルへ渡った南蛮屏風にもお目にかかれますよ!リスボン観光でポルトガルや日本の歴史に触れられる場です。

20. 国立アズレージョ博物館

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リスボンの観光でよく目にするのは伝統的な装飾タイルではないでしょうか。美しく繊細なタイルはリスボンの街並みをより美しくしているように見えます。そんな伝統的な装飾タイルについて学べるのが国立アズレージョ博物館。アズレージョとはポルトガルの伝統的な装飾タイルを意味しています。

1755年に起きた大震災前のリスボンを描いた巨大なアズレージョは必見!その他にも歴史的に価値のある貴重なアズレージョを多数所蔵していますよ。またアズレージョが飾られた素敵なカフェも併設されていています。

◎まとめ

ポルトガルの首都・リスボンには魅力あふれる観光スポットがたくさんあります。「七つの丘の街」と呼ばれるリスボンには、街を見渡せる展望スポットが満載。オシャレなショップやカフェ・レストランも多いので楽しめますよ。ぜひ周辺のホテルに宿泊して、リスボンの観光をじっくりしてみてくださいね。

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