ぶどう狩りとワイナリーへ行こう！柏原市の観光スポット4選

柏原市は大阪平野の南東部、奈良県との県境に位置しており、緑いっぱいの山や美しい渓谷、川など豊かな自然に恵まれています。ぶどう作りに適した土壌や気候により、山麓にはぶどう畑が広がっており、ぶどう狩りができる観光農園や柏原ワインなどを求めて訪れる観光客もたくさんいます。そんな柏原市で一押しの観光名所をご紹介します。

1.大阪随一のぶどう狩りが楽しめる「柏原市観光ぶどうセンター」

柏原市は大阪の中でもぶどうの名産地として有名なところ。夏から秋にかけてぶどう狩りを楽しめる「柏原市観光ぶどうセンター」がおすすめです。申し込みをすると、車の場合は各ぶどう農園へ車で先導してくれ、電車の場合はJR大和路線「柏原駅」改札前の案内所からぶどう農園へ送迎してくれます。

ぶどう農園では、様々な品種のぶどうを自分の手でもぎとってすきなだけ食べられます。ビニールハウス内での収穫となるので、天候に左右される心配もありません。弁当などの飲食物の持ち込みもできるので、ぶどうに囲まれてランチも楽しめます。柏原はぶどうだけでなくワインでも有名なので、観光土産として買い求めるのもいいでしょう。

2.柏原の自然や歴史に触れながら遊べる「玉手山公園ふれあいパーク」

「玉手山公園ふれあいパーク」は、遊具だけでなく展望台や歴史スポットも備わった柏原市を代表するテーマパーク。入場無料で利用できる観光公園で、「メイン広場」や「コミュニティ広場」など5つのゾーンに分かれています。

「ミニSL」やおもしろ自転車などに乗ることができる「のりもの広場」は子供たちに大人気。ソリ遊びができるちびっ子ゲレンデや、アスレチックができる大型遊具が揃った「冒険広場」は大人も一緒になって汗を流すことができます。最も人気が高いローラートレインなど木製遊具なども無料。子供たちが何度も繰り返し遊んでいます。

四季折々の自然が楽しめる木もたくさん植栽されていて、なかでも2月初旬から見頃となる紅白の梅の花は見応えがあり、柏原を訪れる多くの観光客を魅了しています。敷地内には大坂夏の陣の供養塔や古墳、句碑など歴史・文学に触れられるものなど、観光スポットが点在。森林浴や野鳥観察ができる「いこいの森」でリフレッシュしてみませんか。

3.柏原特産のぶどうでワイン作り「カタシモワイナリー」

「カタシモワイナリー」は、柏原市で100年の長い歴史を誇る老舗ワイナリーとして多くの観光客が訪れる人気のスポット。減農薬や有機肥料にこだわった自社農園でつくられたぶどうを材料としてワインを製造しており、柏原を訪れる観光客に農園や工場を公開し、見学ができるようにしています。

目の前に広がるぶどう園の光景は、まるでヨーロッパのワイナリーに来たような気分。工場ではワインができるまでの工程とともに珍しいワイン醸造器具なども見ることができます。

見学が終わったらお楽しみの試飲タイム。テイスティングルームで様々な種類のワインを試すことができるので、自分の好みにあった1本を探してみましょう。材料となるぶどうの栽培の様子、こだわりの製造工程などを自分の目で確認してから購入できるので安心ですね。ぶどうの産地、柏原の王道の観光コースとしてオススメです。

4.柏原が全国に誇る歴史的遺産「史跡高井田横穴公園」

「史跡高井田横穴公園」は、柏原の観光で自然散策と歴史探訪が同時にできるおすすめのスポット。JR高井田駅から北側へすぐとアクセスも良好。36000平方メートルという広大な敷地面積に葉歴史資料館やバラ園などの施設が充実しています。

なかでも人物や船、自然などの壁画が描かれた横穴は、6世紀中頃につくられた古代の墓として観光客が最も興味を持つスポット。普段は鍵がかかっていて内部を見ることはできませんが、年に2回、横穴のなかに入り壁画を見ることができるチャンスがあります。歴史好きな方は事前にチェックしてから訪れることをおすすめします。

園内には歴史資料が紹介されている資料館のほか、四季折々の自然が楽しめる園地や遊歩道があります。柏原の自然を満喫しながらゆっくりと散策を楽しめますよ。家族連れの観光にもピッタリで、天気のいい日にお弁当とシートを持参してゆっくりとくつろぐのもいいでしょう。

◎まとめ

豊かな自然と古い歴史が観光資源として生かされている柏原市。特産のぶどうは観光農園でのぶどう狩りやワイナリー見学などでも観光客に人気。自然を生かした広大なテーマパークも無料で利用でき、柏原を訪れる観光客に喜ばれています。ぜひ、一度柏原市の観光へでかけ、その良さを実感してくださいね。

ぶどう狩りとワイナリーへ行こう！柏原市の観光スポット4選