長野県の絶景に癒される！息を飲むほど美しいおすすめの絶景スポット6選

長野県は都道府県の幸福度ランキングで上位にランクインされるとても魅力的な所です。平均寿命ランキングでも常に上位であることから、長野県の住みやすさ、快適さが見てとれます。そして、長野県の魅力は何と言っても大自然。有名な日本アルプスをはじめ、豊かな大自然が息づいています。

長野県へ行くならぜひ見たい絶景スポットへご案内します。

1.四季折々の美しい景色「千畳敷カール」

長野の紅葉名所としてもメジャーな「千畳敷カール」は、南アルプスを一望できる絶景スポットです。紅葉の季節には山肌一面が鮮やかに染まり、駒ヶ岳ロープウェイから見渡す景色はみごとです。カール内の遊歩道は歩くと40分ほどで、散策にはちょうどいい長さ。遊歩道での散策なら、登山をするほど体力に自信のない方も、ほどよく体を動かしながら千畳敷カールの綺麗な景色を満喫できますね。

冬は雪山と化し、雪景色の美しさに息を飲みます。4～5月にはTバーリフトが設置され、スキー場がオープン。美しい景色の中で滑る春スキーは好評で、たくさんのスキー客でにぎわいます。

夏は多種の高山植物が咲き乱れます。千畳敷は高山植物の宝庫で、お花畑の絶景には時を忘れるほど。大自然豊かな長野県の中でも特に、珍しい高山植物をカメラに収めたい写真家たちに人気があるんですよ。

四季折々の美しさを魅せてくれる千畳敷カール。長野に足を運んだら、ぜひ立ち寄ってみたい絶景スポットです。

2.水の流れに心が洗われる「白糸の滝」

「白糸の滝」は、軽井沢の白糸ハイランドウェイ沿いで最大の絶景スポット。それだけでなく、長野県内の観光スポットの中でも人気の高い観光地です。

日本各地に同名の滝がありますが、長野の「白糸の滝」の魅力は何といってもその幅の広さ。落差は3mあまりでそんなに高くはないですが、幅はなんと70mほどもあり、ぐるりと取り囲むように流れる滝はどこかナイアガラを思わせます。目をつぶって水の音に耳を澄ませましょう。この場所の綺麗な景色を見たら、しばし日常から解き放たれます。

もう一つこの場所の特徴は、源流が地下水だということ。川から流れおちる滝ではないので、雨の後でも濁らず、水量が変化することもありません。常に一定量の清水が、サラサラと流れる「白糸の滝」は、日ごろ疲れた心も洗われるよう。長野に来たらひと目だけでも見ておきたい絶景です。

3.広大な湖に沈む夕日に黄昏る「諏訪湖」

「諏訪湖」は湖周が約16kmある長野県最大の湖。太陽の傾斜に合わせて湖面の色合いが変化する、長野県屈指の観光ポイントです。湖の周りは整備され、ジョギングロードで囲まれています。ジョギングロードは膝に負担がかからないクッション性の地面になっているので、走っても歩いても疲れにくい設計。諏訪湖の絶景を満喫しながら散策するのもいいですね。湖畔には公園もあるので、ピクニックや軽い運動にも向いています。休日はここでしばし時を忘れ、のんびりと過ごしましょう。

諏訪湖では遊覧船、水陸両用観光バス、わかさぎ釣りをはじめ、レイクスポーツなどが楽しめるイベントも盛りだくさん。遊覧船はカップルに人気のデートスポットにもなっています。秋にはイチョウが紅葉。四季折々の美しい景色が楽しめる諏訪湖は、どの時期にもおすすめの観光スポットです。

4.多種多様な小動物や草花を鑑賞できる「車山高原」

車山は長野県諏訪市と茅野（ちの）市の間に位置する山で、霧ヶ峰の最高峰。標高は1925m。その車山一帯を「車山高原」といい、絶景が楽しめるレジャースポットになっています。

特徴は、多種多様な小動物や高山植物を見ることができること。特に、7月ごろに咲くニッコウキスゲと、秋の紅葉がみごとです。ハイキングコースも整備されているので、お天気の良い日にのんびりと散策するのもいいですね。絶景を見渡しながら、解放感あふれる休日を過ごしましょう。

車山高原には公園や博物館、レストラン、グラウンドなどが整備されており、快適に観光が楽しめるようになっています。冬の時期はスキー場に変身。長野県近郊からたくさんのスキー客が集まります。スキー場のリフトは夏場も稼働しているので、山頂付近までリフトで登ることも可能。リフトからの絶景もみごとです。

5.楽しめるレジャー施設がたくさんある「志賀高原」

長野の「志賀高原」は、上信越高原国立公園の中心部に位置し、そのあたり一帯の広い範囲を占めています。ここには「志賀高原スキー場」が開設されており、長野でも有名な絶景が望めるスキー場です。10月中旬頃から雪が降り始め、11月に入ると本格的なウィンターシーズンを迎えます。

そんな志賀高原は、長野県でも最大規模のスキー場。ゴンドラやリフトの設備も大変整っています。そして、はるか向こうに見えるゲレンデまでスキーで滑れる爽快さと、ダイヤモンドダストがきらめく絶景の雪景色を見ながらの滑走は最高！「志賀高原スキー場」にはそれぞれの特徴をもった13個のゲレンデがあり、1日では回り切れないほど広大で、スキー好きな方には特におすすめです。

また、志賀高原には湖や沼、滝、池、湿原などがあり、見どころが詰まっています。長野観光の際にはコースを組んでそれぞれの景色を堪能しましょう。標高が1000mを超える高原のため、真夏でも気温が30度を超えることはほとんどありません。志賀高原には約500種類もの高山植物が自生しており、夏には高山植物が咲き乱れます。

標高2000mにある「東館山高山植物園」に立ち寄るのもおすすめ。自然いっぱいで美しい景色が見られ、夏は避暑地として、初冬から春にかけてはスキーを満喫できる志賀高原は、長野県でおすすめの絶景スポットです。

6.日ごろの疲れが癒される「上高地」

標高3000m前後の山々が連なる長野県北アルプス連峰。奥穂高岳と前穂高岳の南側、梓川沿いの長さ約10km、幅1kmほどの平野が上高地。上高地といえば長野の有名な絶景スポットであるだけでなく、国外からも有数の絶景スポットとして認められているほど美しく、自然に満ちあふれた場所。

ここは中部山岳国立公園の一部であり、国の文化財として指定され、マイカーの規制がされています。ちなみに「河童橋」は上高地のシンボル的な橋。有名な写真撮影スポットなので、訪れた際にはカメラに収めておきましょう。

上高地の標高は約1500m。これほど標高の高い場所に、広く開けた場所があるのはかなり稀なこと。またこの場所には湖や池など、絶景ポイントも詰め込まれています。時間的なゆとりがあるなら宿泊して、長野が誇る上高地を満喫したいものです。ここの美しい景色に癒された夜は温泉に浸かって、美味しい食事を食べてゆっくりと時を過ごすのもおすすめです。

◎まとめ

長野県は大部分を山岳地が占めているため、大自然の宝庫ともいえます。休日に絶景を見て癒されたいなら、旅行先は長野県がおすすめ。その中でも特に絶景がみごとなおすすめスポットをご紹介しました。丸1日過ごせる絶景スポットから、ちょこっと立ち寄れる絶景ポイントなど、複数の観光地をプランに組み込めば、充実した長野旅行になることでしょう。