名称:久留里城(くるりじょう)
住所:千葉県君津市 久留里内山
公式・関連サイトURL:https://www.city.kimitsu.lg.jp/contents_detail.php?co=kak&frmId=679
千葉、房総半島の南側に位置する町、君津市の観光情報をご紹介します。
東京湾の沿岸に新日鐵住金君津製鉄所(しんにってつすみきんきみつせいてつじょ)があることから、工業地帯としてもよく知られていますよね。しかしそのイメージが強すぎるせいか、イマイチ観光スポットが思い浮かばないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
本記事はそんな方のために、君津の観光名所を厳選してご紹介します。今までに観たことがないような、不思議な光景と絶景が目白押し!千葉県随一の名水もあなたを待っています。あまり知られていなかった、君津の魅力にどっぷりはまってみてください!
目次
君津の観光スポットおすすめ15選|絶景だらけ!ここ本当に千葉県?
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1.久留里城
千葉県を代表する城郭「久留里城(くるりじょう)」。戦国時代に里見氏が、拠点を構えていたことでも知られています。築城の際に雨ばかりが続いたことから、「雨城(うじょう)」とも呼ばれていたんだとか。
残念ながら、明治5年に廃墟となり解体されてしまったため、現在見ることができるのは、昭和54年に本丸跡に建てられた天守閣のみ。久留里城の歴史について詳しく知りたい方は、二の丸にある君津市立久留里城址資料館を訪ねてみてくださいね。
ここでは、君津や久留里城についてはもちろんのこと、歴代城主ゆかりのものから君津市内からの出土品まで、様々な展示があります。歴史好きには特におすすめ。運が良ければ、スタッフが館内を案内してくれることもあるそうです。資料館、天守閣ともに、急勾配の坂を登った先にあるので、年配の方やお子様連れの方は充分に注意しましょうね。
2.亀山湖
約10年の歳月をかけて造られた、千葉県最大のダム湖「亀山湖」。クルージングや釣り、ボート遊びなどを楽しめる、君津を代表するレジャースポットです。観光するなら断然、秋がおすすめ!色づくのが日本一遅いといわれる、美しい紅葉を見ることができます。
せっかくなので、陸からではなく、湖側からの絶景をお楽しみくださいね。遊覧船でクルージングするも良し。レンタルボートを自ら漕ぐも良し。カヤッカー達の間で人気の亀山湖では、カヌー体験もできるんですよ。
周辺にはキャンプ場、温泉、ゴルフといった、子供から大人まで楽しめる施設が充実。ファミリーでの君津観光にもおすすめです。車がなくてちょっと不便…という方は、都心発着の高速バスツアーもあるので要チェック!
名称:亀山湖
住所:千葉県君津市川俣旧川俣
公式・関連サイトURL:http://www.kazusakameyama.com/
3.濃溝の滝
神秘的な光景に心打たれる人続出!海外でも人気急上昇中の、君津一の絶景「濃溝の滝(のうみぞのたき)」を一度見てみてください。これぞ自然が作り上げたアート作品。アーチの間を抜け渓流へと差し込む光は、時間が経つ毎に異なる美景を生み出し、訪れる観光客を楽しませてくれます。
初夏はアジサイ、夏はホタル、秋は紅葉と、四季折々の自然とのコラボも必見!ぜひとっておきの1枚をカメラに収めてみてくださいね。ただし、岩場での撮影はかなり危険です。動きやすい服と、長靴などの滑りにくい履物を着用しましょう。
また、知名度が一気に上がったことにより、当分の間は混雑が予想されます。駐車場の台数も多くなく、トイレ待ちの行列は必至。観光予定の方は、人の少ない早朝が狙い目です。
名称:濃溝の滝(のうみぞのたき)
住所:千葉県君津市笹1954-17
公式・関連サイトURL:http://www.city.kimitsu.lg.jp/contents_detail.php?frmId=10779
4.三石山観音寺
本堂を覆うように3つの大きな岩が佇んでいることから、「三石観音」の名で親しまれてきた「三石山観音寺(みついしやまかんのんじ)」。別名「ひとこと観音」と呼ばれる通り、願いごとが一つは叶うといわれています。マラソンの高橋尚子選手が祈願に訪れ、オリンピックで金メダルを獲得したことから、多くのスポーツ選手に愛されるようになったそうですよ。
君津屈指のパワースポットは、縁結びにご利益があることでも有名。奇岩の間を通り抜けて長い階段を上ると、山頂には小さな祠があり、縁結びのハンカチがたくさん供えられています。ここはお忍びで訪れる芸能人も多いんだとか。効果をぜひ試してみたいという、そこのあなた!君津へ急ぎましょう。
名称:三石山観音寺(みついしやまかんのんじ)
住所:千葉県君津市草川原1407
公式・関連サイトURL:http://maruchiba.jp/sys/data/index/page/id/7798
5.鹿野山九十九谷
標高400m弱の鹿野山(かのうざん)で望める、君津屈指の絶景があるのをご存知ですか?君津でも星がきれいなことで有名な九十九谷(くじゅうくだに)ですが、なんと、雲海も見ることができるんです!秋から冬の早朝で、いくつかの条件が揃った時にのみ現れるという雲海。誰でも簡単に見ることのできないものだからこそ、きっと価値があるんですよね。
秋には色づいた紅葉で山々が真っ赤に染まり、その姿を一目見ようとたくさんの観光客が訪れます。星空、雲海、紅葉と、自然が作り上げた、季節限定の美景を楽しめる君津市の鹿野山九十九谷。日が落ちると周辺は真っ暗になるので、観光の際は注意しましょうね。
名称:鹿野山九十九谷(かのうざんくじゅうくたに)
住所:千葉県君津市 鹿野山東天峪119-1
公式・関連サイトURL:http://www.city.kimitsu.lg.jp/contents_detail.php?frmId=657
6.七里川温泉
君津にもこんな秘湯があったのか!と驚く方も多いはず。「七里川温泉」は、君津市の山奥で本格的な硫黄泉を楽しめる温泉施設です。とろみのあるお湯は、美肌効果もバツグン。おいしい空気と、緑の香りを味わいながら浸かる露天風呂は、絶品です。
温泉を楽しんだあとは、囲炉裏をかこんで一息つきましょう。ここでは、地元・君津産の魚介類や野菜を、囲炉裏で焼いて頂くことができます。食材の持ち込みがOKというのもうれしいですね。日帰り、宿泊、素泊まりと、どんな滞在方法でも囲炉裏は利用できるので、あなたに合ったプランを見つけてみてくださいね。
名称:七里川温泉(しちりがわおんせん)
住所:千葉県君津市黄和田畑921-1
公式・関連サイトURL:http://shichirigawa-onsen.com/
7.ドリプレ・ローズガーデン
君津の森の中に突如現れる、英国風のバラ庭園。まるでおとぎの国に迷いこんだかのような「ドリプレ・ローズガーデン」は、バラに魅せられたご夫婦が君津に移り住み、自ら造り上げたという君津屈指の観光スポットです。約2000本のバラで埋め尽くされた庭園は、とにかく美しく香り豊か。緑の香りと相まって、リフレッシュ効果をより一層高めてくれます。
実はここ、猫好きの間ではちょっとした有名スポットなんですよ。というのも、ここにはオーナーが保護した捨て猫がたくさん飼育されていて、気軽にふれあうことができるんです。猫の他にも、アンティーク雑貨やハーブを使ったお料理など、オーナーのこだわりがたくさん詰まったドリプレ・ローズガーデン。君津観光中の休憩にもおすすめです。
名称:ドリプレ・ローズガーデン
住所:千葉県君津市大野台815-85
公式・関連サイトURL:http://www.dreaming-place-garden.com/
8.久留里の大井戸・自噴井戸
千葉県で唯一「名水百選」に選ばれている、君津市久留里地区の湧水。久留里の街中を歩いていると、あちらこちらで井戸を見つけることができます。昔ながらの古いものから、新たに建設されたものまで、その形は様々。見比べながら散策するだけでも充分楽しめますよ。
君津市の久留里周辺は、日本酒の醸造所があることでも有名。美味しい湧水を使ってるだけあって、日本酒の味もピカイチだそうですよ。君津観光のお土産にもぴったりですね!さらには、美味しいそば処やカフェも目白押しの久留里。君津の名水と、名水が作り上げた絶品を味わいに行きませんか?
名称:久留里の大井戸・自噴井戸
住所:千葉県君津市久留里駅周辺
公式・関連サイトURL:http://www.city.kimitsu.lg.jp/contents_detail.php?co=ser&frmId=677
9.ロマンの森共和国
君津を代表するテーマパーク「ロマンの森共和国」。大自然の中で思い切りアウトドアを楽しめると、ファミリーに人気の観光スポットです。桜まつりやホタル観賞会、いちご狩り、クリスマスディナーショーなど、季節ごとのイベントが充実!たくさんの観光客が訪れています。
宿泊施設が併設されているので、遠方からの君津観光でも安心ですよ。ホテルに滞在してのんびり過ごすも良し。キャンプ場で一日中アウトドアを楽しむも良し。お食事も、レストランからバーベキューまで幅広く揃っているので、オリジナルプランで君津の自然を満喫してくださいね。
名称:ロマンの森共和国
住所:千葉県君津市豊英659-1
公式・関連サイトURL:http://www.romannomori.co.jp/
10.きみつ秋花火
夏の風物詩といえば花火。もちろん君津市でも、毎年夏に行われる亀山湖上祭で花火を楽しむことができます。でも、今回おすすめしたいのは、「きみつ秋花火」。その名の通り、秋に行われる花火大会です。君津ののどかな田園風景を彩る花火に、思わずうっとり。心地よい秋風が、より一層リラックスムードを高めてくれます。
花火の迫力を間近で楽しみたい方には、有料観覧席がおすすめ。テーブル席、椅子席、カメラ席、シート席と、幅広く用意されているので、シーンに合わせてご利用頂けます。周辺には飲食店や宿泊施設も多いので、自分だけの穴場スポットを見つけてみてくださいね。
名称:きみつ秋花火実行委員会事務局(君津市経済部観光課)
住所:千葉県君津市久保2-13-1
公式・関連サイトURL:http://kimitsu-akihanabi.com/
11.鹿野山神野寺
かつてここで飼っていた虎がオリを突き破って脱走してしまい、大騒動を起こしたことから一躍有名となった、君津市の「鹿野山神野寺(かのうざんじんやじ)」。でも実は、1400年以上もの歴史を誇る由緒あるお寺なんです。開山は598年。聖徳太子により創建されました。なんとこの神野寺、関東で最も古いお寺なんだとか!
境内には、県指定の天然記念物でもある大桑や、近隣諸国のお宝を集めた「宝物拝観所(ほうもつはいかんじょ)」など、見どころがたくさんあります。一年に一度しか見ることができない、奥の院の本尊・烏天狗様は必見ですよ!毎年10月9日午前10時に開扉なので、ぜひ訪れてみてくださいね!
名称:鹿野山神野寺(かのうざんじんやじ)
住所:千葉県君津市鹿野山324-1
公式・関連サイトURL:http://www.geocities.jp/jinyaji_598/
12.大江戸温泉物語 君津の森
「大江戸温泉物語」が展開する温泉施設の中でも、隠れ家的存在で人気の「君津の森」。緑あふれる君津の自然の中で、温泉と新鮮な食材を使ったビュッフェを楽しめる観光スポットです。都心から約1時間というアクセスの良さがと、リーズナブルなお値段が魅力。周辺にはゴルフ場やテーマパークなど、観光名所も多いので、朝から晩まで君津観光を満喫できちゃいます。
バリアフリー仕様のお部屋があり、食事も和食中心のものが多いので、年配の方にもおすすめ。親子3代揃っての君津観光にもぴったりですよ。宿泊ができなくても、日帰り入浴やビュッフェのみ利用してみるのも良いかもしれませんね。
名称:大江戸温泉物語 君津の森
住所:千葉県君津市法木384-119
公式・関連サイトURL:http://kimitsu.ooedoonsen.jp/
13.新日鐵住金君津製鉄所
新日鐵住金君津製鉄所の工場見学に行ってきました。ここの第4高炉はやっぱり大きい(5555m3)。 pic.twitter.com/IVpExi0Qun
— LR13000 (@LTM100) August 2, 2014
君津といえば、新日鐵住金が製鉄所を構えることでも知られていますよね。この製鉄所の移転が、君津市の人口を増やすきっかけになったそうです。東京ドーム約220個分を誇る敷地内には、まるで怪物のような巨大な設備がいっぱい。その姿は圧巻です!
ここでは、事前予約をすればどなたでも工場見学ができちゃいます。個人、団体どちらでもOK。日頃あまり見ることのできない、鋼鉄の製造過程をお楽しみくださいね。ビデオ上映やパネルでの展示などもあるので、小さなお子様と一緒の君津観光にもおすすめです。
名称:新日鐡住金君津製鉄所(しんにってつすみきんせいてつじょ)
住所:千葉県君津市君津1
公式・関連サイトURL:http://www.nssmc.com/works/kimitsu/
14.道の駅ふれあいパークきみつ
近年なにかと注目を浴びている道の駅。君津でも「道の駅ふれあいパークきみつ」が人気です。中でも、君津産の新鮮な野菜や、千葉県の名産品を購入できる物産館は、終日たくさんの観光客で賑わっています。
千葉県で最も養鶏が盛んな君津だけありますね。驚くのは、販売されている卵の種類の多さ!地元でも有名なブランド卵から、殻が青いアローカナ、国産の白玉や赤玉まで幅広く揃っています。どれも新鮮でお手頃価格なので、観光土産にもぴったり。
東京湾で獲れたアサリやアジの干物も外せませんよ!君津の「食」がぎゅっと詰まった、道の駅ふれあいパークきみつ。君津観光の休憩に、立ち寄ってみてはいかがですか?
名称:道の駅ふれあいパークきみつ
住所:千葉県君津市笹字椿1766-3
公式・関連サイトURL:https://goo.gl/IiSTgS
15.いちご狩り
冬でも楽しめるフルーツ狩りといえば、いちご狩り!君津には、いちご狩りを楽しめる観光農園がたくさんあるんですよ。
◆渡邉いちご園
君津ICから約3分の好立地。緑に囲まれた大自然の中に「渡邉いちご園」はあります。土からこだわって、丁寧に育てられたいちごの甘さはピカイチ!この味を求めて、毎年欠かさず訪れるリピーターもいらっしゃるそうですよ。いちご狩りは先着順なので、オープン直後が狙い目。団体でご利用の場合は、事前予約をお忘れなく!
名称:渡邉いちご園
住所:千葉県君津市大井1
公式・関連サイトURL:http://www.watanabe-ichigo.jp/
◆ポレポレ農園
「ポレポレ農園」の最大の魅力は、なんと言っても時間無制限のいちご食べ放題!ハウス内であれば、いつまで食べていてもOKなんですよ。ただし、事前予約は必須。赤く実った食べごろのいちごの数をかぞえ、その数にあった人数しか受け入れてもらえないんだとか。子供が遊べるスペースや休憩所、おむつ交換台も完備されているので、お子様と一緒の君津観光にいかがでしょうか?
名称:ポレポレ農園
住所:千葉県君津市上湯江1128
公式・関連サイトURL:http://polepolefarm.jp/
◆安田いちご園
いちごの食べ比べを楽しめる「安田いちご農園」。農薬の使用を最少限に抑え、漢方やハーブエキスで育て上げた9種類のいちごを味わえます。このイベントは、土日限定で先着順。とても人気があるので、参加希望の方はお早めにどうぞ。いちごの他にも、キャベツ狩りやポピー摘みといった、ちょっと珍しい体験もできちゃいますよ。君津の大地の恵みを満喫したい方はぜひ!
名称:安田いちご園
住所:千葉県君津市大井500
公式・関連サイトURL:http://www.yasuda15.com/
◎まとめ
君津の観光スポット、いかがでしたか?想像を絶するほどの美景から強力なパワースポットまで、一度は行ってみたい観光名所がたくさん揃っていますよね。豊かな自然が生み出した名水や、美味しい農作物などなど。君津には、心も体もきれいになれる要素がぎゅっと詰まっているのです。
都心からの高速バスや日帰りツアーも出ているので、気軽に訪れることができるのもまた魅力。都会の喧噪から逃れて、田園風景の中でのんびり過ごしたい時は、ぜひ君津を訪れてみてくださいね。
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