スイス・ベルンで見たい!おすすめの観光スポット27選!

スイス・ベルンで見たい!おすすめの観光スポット27選!

スイスの首都ベルンは、湾曲するアーレ川や中世の美しい街並みが特徴で、美術館や博物館が数多く点在する都市です。ベルンの旧市街は世界遺産にも登録されており、多くの訪問者を魅了しています。

ここでは、ベルンで見逃せないおすすめの観光スポットを27か所ご紹介します!

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スイス・ベルンで見たい!おすすめの観光スポット27選!

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【ユネスコ世界遺産の旧市街】

1983年にベルンの旧市街は、中世時代の雰囲気を今に伝える場所としてユネスコの世界遺産に指定されました。その歴史ある街並みの中に、さまざまな貴重な建造物が点在しています。ツィットグロッゲ(時計塔)を筆頭に刑務所タワー、ルネッサンスの噴水、大聖堂、アインシュタインの家など見どころが満載です。ぜひチェックしてみてくださいね。

 1. ツェーリンガーの噴水

ツェーリンガーの噴水(ベルン)

旧市街を散策すると、まず目に入るのは建物の色や形。屋根は赤茶けた色の瓦で統一され、中世の面影が色濃く残る建物が立ち並び、まるで昔にタイムスリップしたような気分にさせてくれます。

市内には100か所以上の"泉"と呼ばれる水飲み場があり、特に16世紀に作られた11の古い泉が旧市街の主な通りに点在しています。

甲冑を着た熊がツェーリンゲン家の旗を掲げる「ツェーリンガーの噴水」、旧約聖書のサムソンをモチーフにした力強い「サムソンの噴水」、全財産を寄付して病院を建てた女性を称えた「アンナ・ザイラーの噴水」、子供に危険を警告する「子供喰いの噴水」など、いずれも見ごたえのあるものばかりです。

これらの象徴的な彫像は、金色を使用しながらカラフルに彩色されており、街の中世的な雰囲気をさらに引き立てています。

 2. 時計塔

時計塔(ベルン)

「時計塔」は旧市街のほぼ中心に位置し、街のランドマーク的な存在。地元の言葉では「Zytglogge(ツィットグロッゲ)」と呼ばれています。

この時計塔の一番の見どころは1527〜1530年にかけて、カスパー・ブルンナー(Casper Brunner)によって制作された仕掛け時計。熊の兵隊のパレードや王などの人形仕掛けが鐘の音とともに毎時動き出します。

時計の盤面の中心には地球がおかれており、当時信じられていた天動説をテーマにしたアストロラーベ(天文板)になっています。私たちが空をみるような設定になっていて、地球の周りを天体の太陽や月、12星座が回るのを見ることができますよ。

 3. 連邦議事堂

連邦議事堂(ベルン)

スイスの連邦議事堂(ブンデスハウス)は、東西に分かれた講堂と中央ドームで構成された重厚な建築物です。ドームの周囲には、スイス26州の紋章が並んでいます。

この議事堂は建築家ハンス・アウアー(Hans Auer)の設計に基づき、1902年に完成しました。それ以来、スイス連邦内閣(連邦参事会)、国民議会、全州議会などが行われる政治の中枢として利用されています。

内部は美しく装飾されていて、美術館のように華やか。ガイドツアーが実施されており、参加すればより詳しい解説を聞くことができます。議事堂前の広場では季節ごとにイベントが開催されるため、観光のタイミングを合わせて訪れるのもおすすめです。

◆連邦議事堂前広場

連邦議事堂前広場(ベルン)

連邦議事堂前の広場は、市民の憩いの場。定期的に、文化イベントやスポーツイベントが開催されています。

広場の地下には噴水を出す仕掛けがあり、夏場は涼しげな雰囲気。冬場は連邦議事堂にイルミネーションを映し出したり、広場にキャンドルをしきつめたりして、観光スポットとしても注目されています。また、冬季は期間限定でアイススケートの会場となり、沢山の市民や観光客が利用しています。入場料が無料なのも嬉しいポイント!

連邦議事堂前広場では、季節に関係なく毎週火曜と土曜の午前中に、伝統のマーケット(市)も開催されています。

 4. ベルン大聖堂

ベルン大聖堂

1421年に建築が始まり、後期ゴシック建築の傑作と称される「ベルン大聖堂」。正面扉に刻まれた『最後の審判』のレリーフは圧倒的な迫力を誇り、見逃せない作品です。

聖堂内の見ごとなステンドグラスは必見。また、パイプオルガンは5,040本ものパイプを持ち、素晴らしい音色を奏でます。定期的に演奏会が開かれているので、ぜひその時間に合わせて訪れてみてください。

ベルン大聖堂はスイスで最も高い約100mの塔を持つ教会で、塔からはベルン旧市街の壮大なパノラマビューを楽しむことができます。

 5. 旧市街のアーケード「ラウベン」

旧市街のアーケード「ラウベン」(スイス・ベルン)

中世の雰囲気を今に伝える重厚な石造りの建物には、特徴的なアーケード「ラウベン」が約6kmにわたって続いています。ラウベンは、世界遺産に指定された旧市街の象徴の一つであり、ヨーロッパ最長のショッピング・プロムナードとしても知られています。

建物の外観は昔ながらの姿を残しつつ、内装は現代風にアレンジされて店舗として活用されています。ブティックやアーティストショップ、ギャラリー、アンティークショップ、ハンドメイドショップなど、さまざまな業種の店が軒を連ねています。お土産探しやウィンドウショッピングを楽しむのも良いでしょう。雨の日でも濡れることなくショッピングを満喫できるのが魅力です。

 6. ベーレンパルク(熊公園)

ベーレンパルク(熊公園)

ベルンの街の紋章の中央に描かれている「熊」。そう、この街の名前「ベルン」は「熊」を意味しています。昔、この周辺一帯は熊が多く生息する森でした。そのことから、1513年に正式に「ベルン=熊」という街の名前が定められたと言われています。

現在、ベルンはスイスの首都として都市化しており、野生の熊に遭遇することはありませんが、街のシンボルとして「熊公園」がニーデッガー橋のふもとに設けられています。ここでは熊が飼育されており、アーレ川の土手に広がる開放的な空間でヒグマたちがのびのびと生活しています。

ベーレンパルク(熊公園)

また、湾曲した美しいアーレ川と中世の旧市街を一望できる絶好の場所でもあります。2015年には熊たちの水浴プールがある土手まで結ぶケーブルカーが完成し、観光がより便利になりました。街の人気者に会いに、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

 7. ローゼンガルテン(バラ公園)

ローゼンガルテン/ バラ公園(ベルン)

「ローゼンガルテン」は、約200種類、18,000本のバラが咲き誇る広大なバラ公園です。高台に位置しており、旧市街から遠くアルプスまで見渡せる絶景スポットとしても人気が高く、バラが咲いていない季節でも多くの観光客が訪れる有名な場所です。

また、地元の人々にはピクニックや結婚式の撮影スポットとして親しまれています。バラのほかにも、アジサイやシャクナゲが栽培されており、日本から寄贈された桜も見どころの一つです。特にユリが咲く池の風景は素晴らしく、写真に収めるのにぴったりです。園内のレストランで一息つくのもおすすめですよ。

 8. アインシュタイン・ハウス

アインシュタイン・ハウス(ベルン)

ベルン市街のクラム通り(Kramgasse)にある「アインシュタイン・ハウス」は、あの世界的に有名な物理学者アインシュタインが相対性理論を発見した場所です。

1903年から1905年の約3年間、アインシュタイン夫妻はこのアパートの2階に住んでいました。当時、アインシュタインはベルンの特許庁に勤務しており、このアパートで『光量子説にもとづく光電効果の理論』、『ブラウン運動の理論』、『特殊相対性理論』などを発表しました。

このアパートは現在、当時の暮らしを再現した記念館として一般公開されています。家具や衣類などがそのまま残されており、アインシュタインの生活を垣間見ることができますよ。ベルンを訪れる際には、ぜひ立ち寄りたい観光スポットのひとつです。

 9. 牢獄塔

牢獄塔(ベルン)

「牢獄塔」という少し怖い名前のこの塔は、1250年に建造され、時計塔および外敵の侵入を防ぐ門として100年間使用されました。その後、1897年まで牢獄として利用されていたため、現在でもこの名前で呼ばれています。

1999年以降、塔はスイス連邦の政治に関する約50種の資料が閲覧できるフォーラムとして活用され、展示会やさまざまな政治問題に関するイベントが「プリズンタワー連盟」の名のもとで開催されています。塔の下をトラムが通り抜けているので、車窓から観光するのもおすすめです。

 10. ベーレン広場

ベーレン広場(ベルン)

出典: By Maksym Kozlenko, CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=50974283 (CC BY-SA 3.0)

ベルン中央駅から連邦議会議事堂へ向かう途中に位置する「ベーレン広場」。オープンカフェやマーケットが並び、市民の憩いの場として賑わっています。パラソルが立ち並び、観光の途中で一息つける水飲み場もあります。

広場では、地面に盤面を描いてチェスを楽しむ人や、カフェでリラックスする人々の姿が見られます。次の観光地やお土産をどこで買うかなど、次の計画を立てるに最適。旧市街観光の途中で休憩するのにもぴったりのスポットです。

 11. トラム・バス

トラム・バス(ベルン)

トラムやバスは、観光地間の移動に便利な交通手段です。市内の公共交通機関は、5路線のトラムと、BERNMOBIL社の16路線のバス(トロリーバスを含む)があります。

料金はゾーン+時間制で、チケットは停留所の券売機や中央駅のチケット窓口で購入できます。観光で疲れた時や、市内から少し離れた場所に行く際に便利。特に、街をゆっくり巡れるトラム観光はおすすめです。

さらに、公共交通機関が乗り放題の「ベルンチケット」を使えば、より快適に観光できます。このシステムは2014年に導入され、ベルン市内に滞在する宿泊客には無料で提供されるという太っ腹なサービスです。チケットは各宿泊施設で入手可能で、ベルンへ滞在中は無制限に利用できます。これはぜひ活用したいですね。

 12. トゥーン城

トゥーン城(ベルン)

旧市街を見下ろす丘の上に建つ「トゥーン城」は、12世紀に建てられた中世の趣を感じられる城。現在はトゥーン城博物館として一般公開されており、常設展示では城の建設方法などが紹介されています。

館内の観光とともに、城の展望ポイントから世界遺産に登録されたベルン旧市街の絶景をご堪能ください。中世の街並みがパノラマで広がり、まるでタイムスリップしたかのような気分を味わえますよ。

【ベルンの美術館・博物館】

スイスは、人口に対して美術館や博物館の数が多い国です。1970年代以降、街や州単位で公的な芸術振興の取り組みに力を入れた結果、大きな4つの美術館すべてが民間美術館になりました。世界で活躍する美術商やアーティストが集結し、素晴らしい作品が多く収蔵されています。

 13. パウル・クレー・センター

パウルクレー・センター(ベルン)

パウル・クレーは1879年、ベルン郊外のミュンヘンブーフゼーで教師と音楽家の両親の間に誕生しました。20世紀の前衛画家に大きな影響を与えた人物として有名です。彼の作品は独特で、視覚的にはキュビズムの影響が色濃く感じられます。

1940年にクレーが亡くなった後、彼の作品は2か所に分かれて保管されていましたが、2005年6月にオープンした「パウル・クレー・センター」に集約され、現在では膨大なクレー作品を鑑賞することができます。

センターの設計は、著名なイタリア人建築家レンゾ・ピアノが担当。緑豊かな郊外の丘陵地に特徴的な波型屋根が連なる外観が特徴です。美術館としてだけでなく、イベントホールとしても利用されています。

 14. ベルン美術館

ベルン美術館(スイス)

出典: Von Sailko - Eigenes Werk, CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=33888224 (CC BY-SA 3.0)

スイスの著名な作家の作品が多く展示されてい「ベルン美術館」は、1879年に創設されたスイスでもっとも古い美術館。19世紀〜20世紀を中心に活躍した作家の名画を見ることができます。

コレクションの種類が豊富で、さまざまなジャンルも充実。中世からの絵画や彫刻作品が約3,000点、素描・写真・印刷物・ビデオなど約48,000点収蔵されています。

スイスの作家であるホドラーやアンカーの作品も含まれており、素晴らしい芸術作品との出会いがあるに違いありません。

 15. コミュニケーション・ミュージアム/通信博物館

コミュニケーションミュージアム/通信博物館(ベルン)

出典: By Museum für Kommunikation, Bern - Own work, CC BY-SA 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=83032066 (CC BY-SA 4.0)

「コミュニケーション・ミュージアム」は、昔からの通信手段から最新の通信メディアまでを網羅して展示している通信博物館です。通信技術の歴史や発展を紹介するコーナー、通信機器や資料など、見どころが満載です。人類がこれまで発展させてきたあらゆるコミュニケーション手段をテーマごとに展示しています。

コンピューターをテーマにしたコーナーでは、インターネットやゲームなど最新技術についても紹介。また、世界中から収集した古い手紙50万点や珍しい切手なども多数展示されているので、切手収集家にも人気があります。興味のある方はぜひ訪れてみてください。

 16. スイス・アルプス博物館

スイス・アルプス博物館(ベルン)

「スイス・アルプス博物館」は、新スイス山岳会(スイス・アルパイン・クラブ)のベルン支部として運営されています。

常設展では、山岳の天候、地質・地形学、氷河、動植物、山岳観光、登山の歴史、山での生活などを、マルチビジョンやスライドを使って分かりやすく展示。絵画や写真などの展示も幅広く行われているため、山に興味がない方でも十分楽しめます。

この博物館は、スイス・アルプスの自然や歴史、文化を理解してもらう場として設立されており、企画展ではアルプスに関連したさまざまなイベントやビバーク体験なども実施されています。ミュージアム内のレストランでは山の料理も楽しめるので、山好きの方も、そうでない方もぜひ訪れて体験してみてはいかがでしょうか。

 17. ベルン自然史博物館

ベルン自然史博物館(ベルン)

1832年に開館した「ベルン自然史博物館」は、アジアやアフリカなど世界各地に生息していた動物や鳥類の剥製を220体以上、生きていた時のように展示していることで有名です。

また、アルプス山脈から発見された約2,300点の化石や鉱石、水晶の数々も展示されています。2011年からは、スイスアルプスのプランゲンシュトックで発見されたクリスタルコレクションも見ることができるようになりました。特に注目なのが、大迫力のスモーキークォーツ(煙水晶)です。大自然がつくりあげた芸術作品をぜひご覧ください。

 18. ベルン歴史博物館

ベルン自然史博物館(スイス)

スイスの歴史、考古学、民族史に関するコレクションを収蔵している「ベルン歴史博物館」。古代のコイン、中世初期の鎧や1400年代の教会に関する遺品、民族衣装などが展示されており、ヨーロッパにおける石器時代からの民族や衣食住について理解が深まります。

貴重な資料との出会いによって、新たな発見があるかもしれません。日本ではなかなか見ることのできない資料が揃っているので、興味のある方はぜひ立ち寄ってみてください。

 19. アインシュタイン博物館

アインシュタイン博物館(ベルン)

出典: ZachT - 投稿者自身による著作物, パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=3772980による

ベルン歴史博物館内にある「アインシュタイン博物館」は、アインシュタインの物理学者としての生活や仕事の様子を中心に展示している博物館。 約550のオリジナルオブジェクトとレプリカ、70枚のフィルム、アニメーションで、天才アインシュタインの伝記と彼の画期的な発見をがわかりやすく紹介しています。

また、展示テーマの中には、1920年代のホロコーストの恐怖と広島の原爆投下に関する資料なども含まれています。日本語のオーディオガイドがあるので、訪れた際はぜひ利用してみてください。

 20. ベルン現代美術館(クンストハレ・ベルン)

ベルン現代美術館(クンストハレ・ベルン)

出典: By Krol:k - Own work, CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=16298011 (CC BY-SA 3.0)

1918年にオープンした「ベルン現代美術館(クンストハレ・ベルン)」は、現代アートやアートに興味のある若い人々や学生向けに展示、学習できるような美術館として運営しています。

クレー、ジャコメッティ、ムーア、ジョンズ、ルウィット、ナウマンとビューレンなどのアーティストの個展を開催することで世界的に有名になりました。現代アーティストの表現の場としてやキュレーターの育成にも力を入れているそう。

また、企画展やガイドツアー、イベントを多く行っているので、ホームページなどでスケジュールをチェックして参加するのもいいですね。日本ではなかなかお目にかかれないアートに出会えるかも。

 21. コーンハウス

コーンハウス(ベルン)

コーンハウス広場に面したこのビルは、約300年前に穀物倉庫として建てられました。1998年10月にリノベーションされ、「コーンハウス」としてオープン。1階と2階は展示室とギャラリーのある文化センター、地下はレストランになっています。

観光で訪れた際には、イベント情報をチェックしてみてください。地下はカフェギャラリーも兼ねたモダンなレストランで、地中海料理や地元料理を楽しむことができます。ワインの種類も豊富で、お料理に合わせたワインを提供しています。

 22. ベルン植物園

ベルン植物園(スイス)

出典: By Max Burger - Own work, Public Domain, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=3912158

ベルン大学の植物園は1860年に誕生しました。世界中から集められた約5,500種類の植物が栽培されており、観光で訪れる人々を驚かせています。スイス国内だけでなく、アジアや北米の高山植物も豊富に揃っており、見応えがあります。

また、スイスの絶滅危惧種の植物も保護のために育成されており、園内は3つのカテゴリーに分かれて展示されています。ビニールハウスでは、熱帯雨林の湿潤な環境でバナナ、パイナップル、サトウキビ、コーヒーなどの熱帯作物が育てられているほか、乾燥地帯の植物も栽培。多種多様な植物が育てられているため、市民にとっても憩いの場として親しまれています。

 23. デールヘールツリ・ベルン動物園

デールヘールツリ・ベルン動物園

アーレ川沿いに位置する「デールヘールツリ・ベルン動物園」は、檻が少なく、約半分のエリアで屋外展示を行っているのが特徴です。

園内には、こども動物園、オオヤマネコ公園、野牛の森、ライチョウやフラミンゴのエリアなどがあります。クマやヒョウ、オオカミ、エルク、アザラシ、ジャコウウシなどの大型動物や肉食動物も飼育されており、見どころ満載。また、餌やり体験、馬車体験、ポニー乗馬、バーベキューエリアなどのアトラクションも充実しています。

さらに、日本でも人気のあるチンアナゴや熱帯魚などを展示する水族館も併設されています。旧市街の散策の際には、この動物園にもぜひ立ち寄ってみてください。動物たちの姿に癒される素敵な観光をお楽しみいただけますよ。

【ベルンのイベント&お祭り】

ベルンには、伝統的な有名なお祭りや、季節ごとに開催されるイベントが豊富にあります。たとえば、たまねぎ市場で行われる伝統的な民族祭り、ナショナルホリデー、クリスマスマーケットなどがあり、開催時期に合わせて訪れることで、ベルンの魅力をより一層感じることができるでしょう。タイミングを合わせて、ぜひ観光に訪れてみてください。

 24. クリスマス・マーケット

クリスマスマーケット(ベルン)

クリスマスシーズンになると、ベルンの街はモミの木にクリスマスの飾りが施され、木製の小屋や屋台が立ち並び、クリスマスならではの雰囲気を楽しめます。クリスマス用品のほかにも、さまざまな贈り物に適した商品が販売されています。家族への素敵なクリスマスプレゼントをここで見つけてみてはいかがでしょうか。

心温まる手作りのお土産を購入するのも良いですね。屋台では、冷えた体を温めるホットワインや軽食でお腹を満たすのもおすすめです。イルミネーションで飾られた世界遺産の街並みもぜひカメラに収めておきましょう。旅のお土産と一緒に、写真を添えてプレゼントするのも素敵です。

 25. ベルン・ファスナハト

ベルン・ファスナハト(スイスのカーニバル)

出典: By Sandstein - Own work, CC BY 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=9544328 (CC BY 3.0)

「ベルン・ファスナハト」は、灰の水曜日(復活祭前の46日目の水曜日)後の木曜日から土曜日に毎年開催されるカーニバル。スイスで3番目に大きなお祭りです。

この祭りは、牢獄塔に囚われたベルンのシンボルである熊を、“イーヒュブレッテ(Ychüblete)”という太鼓の音で冬眠から目覚めさせる場面からスタート。街には楽隊と華やかな仮面をつけた人々が列を作り、練り歩きます。

大人も子供も参加し、例年約5万人の観光客が訪れます。お祭りは深夜遅くまで続き、各所でコンサートやパフォーマンスも繰り広げられ、冬の寒さも吹き飛ばすほどの盛り上がりを見せるイベントです。

 26. タマネギ市(ツィーベレメリット)

タマネギ市(ツィーベレメリット)

「タマネギ市(ツィーベレメリット)」は、11月第4月曜日に開催される初冬の風物詩。多くの観光客がこのお祭りを楽しみにベルンを訪れています。

周辺地域の農家が販売する玉ねぎは、リースやオーナメントのように連ねて装飾され、とてもキュート。市場の屋台ではパンや野菜、記念品が販売され、レストランからはチーズやオニオンスープなどの美味しそうな香りが漂っています。路上はカーニバルのように紙吹雪が舞い、一日中にぎやかな雰囲気が続きます。

 27. ゼラニウム・マーケット

ゼラニウム・マーケット(ベルン)

「ゼラニウム・マーケット」は、1937年から毎年5月に開催されるベルンの恒例行事です。バルコニーにゼラニウムを飾り、花の美しさを競うコンテスト「ベルン・イン・ブルーメン(花のベルン)」も同時に行われます。

このゼラニウム・マーケットはスイスを代表するイベントで、特に世界遺産の旧市街に残る歴史的な石造りの建物や装飾的な泉(井戸)にも飾られるため、観光で訪れる人々を魅了します。

伝統的に開催される「ゼラニウム・マーケット(ゼラニウム市)」では、園芸家たちが腕を振るい、日々の創意工夫や改良されたオリジナル品種が披露されます。一番人気は、鮮やかな赤色が印象的な品種。その他にも約30種、9,000株のゼラニウムを含む、約14,000株の美しい花々が早朝から連邦議事堂前の広場に並びます。

◎ベルンのおすすめ観光スポットまとめ

ベルン(スイス)

世界遺産の街ベルンでは、中世時代へタイムスリップしたかのような街並みと川が織りなす美しい景色が心に残る観光を楽しめます。

ミュージアムは中世時代の資料を大切に保存展示している施設が多く、映像やパネルも使った演出方法でわかりやすく紹介しています。伝統的なお祭りでは、中世の魅力をさらに感じることができるでしょう。一度訪れれば、きっと再訪したくなる魅力あふれる街「ベルン」。ぜひ観光しに訪れてみてくださいね!

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