ミルウォーキーの観光スポット7選!ビール好きが集まるハーレーの故郷

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ミルウォーキーの観光スポット7選!ビール好きが集まるハーレーの故郷

ミルウォーキーは、アメリカ中西部のウィスコンシン州最大の都市。大都市シカゴから電車で約1時間半というアクセスの良さから、観光地としても注目を集めています。五大湖の一つであるミシガン湖に面し、美しいウォーターフロントの景色を楽しめるのが魅力。TVアニメ『あらいぐまラスカル』の舞台としても有名です。

また、ハーレーダビッドソンの本拠地であり、札幌・ミュンヘンと並ぶ「世界三大ビール生産地」としても知られています。町中には多くのブルワリーやレストランがあり、グルメを楽しめるのも嬉しいポイント。そんな歴史・文化・自然、そしてグルメなど多様な魅力が詰まったミルウォーキーの観光スポットを、厳選して7か所ご紹介します。

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ミルウォーキーの観光スポット7選!ビール好きが集まるハーレーの故郷

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1. ハーレー・ダビッドソン博物館

ハーレー・ダビッドソン博物館(アメリカ・ミルウォーキー)

出典: By Dori - Own work, CC BY-SA 3.0 us, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=4923851 (CC BY-SA 3.0)

バイク好きはもちろん、そうでない人も楽しめるのが「ハーレー・ダビッドソン博物館」です。実は、ハーレーダビッドソンの本社がミルウォーキーにあるため、この博物館を訪れるために、世界中からミルウォーキーへ多くの人々がやって来ます。

ハーレー・ダビッドソン博物館(アメリカ・ミルウォーキー)

広大な敷地内には、450台以上ものバイクが展示されており、時代やデザインの変遷を感じることができます。「シリアルナンバー1」の現存する最古のハーレーダビッドソンを見つけられるのも、この博物館ならではの楽しみ方。実際にバイクに跨って記念撮影ができるコーナーもあり、子どもから大人まで、誰もがワクワクできる体験が待っています。

館内には、ギフトショップやアメリカンな雰囲気が楽しめるレストランもあるので、観光の休憩に立ち寄るのも良いでしょう。車椅子やベビーカーでも利用できるので安心です。

2. ミルウォーキー美術館

ミルウォーキー美術館(アメリカ・ウィスコンシン州)

「ミルウォーキー美術館」は、アート好きな方には特に外せない観光スポット。3万5000点ものコレクションが収蔵されており、アメリカ最大級の美術館の一つに数えられています。

ピカソやミロ、アンディ・ウォーホルといった巨匠たちの作品が鑑賞でき、絵画や彫刻、写真など見どころが満載。古代から現代に至るまで、アメリカやヨーロッパの幅広い時代の芸術作品が展示されています。

ミルウォーキー美術館(アメリカ・ウィスコンシン州)

この美術館のもう一つの魅力は、世界的に有名なスペイン人建築家、サンティアゴ・カラトラバが手掛けた独創的な建物です。特に目を引くのは、高さ約27メートルにもなるガラスの天井。そして、太陽光に合わせて1日に2回開閉する "羽" のようなユニークな屋根です。

開閉の様子はダイナミックで、まさに圧巻。運よくその瞬間に立ち会えたら、最高の思い出になるでしょう。

3. ノースポイント・ライトハウス(灯台博物館)

ノースポイント・ライトハウス/灯台博物館(アメリカ・ミルウォーキー)

ミルウォーキーの美しいミシガン湖畔に建つ「ノースポイント・ライトハウス」は、一見の価値がある歴史的な灯台です。レイクパークという広大な公園の中にあり、アメリカ合衆国国家歴史登録財にも登録されています。

現在、灯台の内部は博物館として公開されており、ミシガン湖を航海した船や、灯台が果たした役割について学ぶことができます。自由に見学できますが、わかりやすいと評判のガイドツアーもおすすめです。

灯台の上からはミシガン湖やミルウォーキーの町並みが見渡せるので、ぜひ上ってみてください。周囲が公園とトレイルになっているので、灯台の外観を眺めながら散歩をしたりピクニックをするのもステキです。また、クリスマスシーズンには華やかにライトアップされ、幻想的な雰囲気を楽しめます。

4. 聖ヨサパット大聖堂

聖ヨサパット大聖堂(アメリカ・ミルウォーキー)

ミルウォーキーの中心部から少し南へ足を延ばすと、ポーランド移民の歴史を今に伝える「聖ヨサパット大聖堂」が見えてきます。1901年に、解体されたシカゴの郵便局の資材を再利用して建てられたという、ユニークな歴史を持つ建築物です。

聖ヨサパット大聖堂(アメリカ・ミルウォーキー)

外観の美しさはもちろんのこと、豪華な内装も見どころ。柔らかな光が差し込むステンドグラス、精巧な彫刻、そしてドームの天井まで、細部にわたって施された美しい装飾は見る者を魅了します。

日曜日に開催される観光客向けツアーに参加すれば、大聖堂の深い歴史を知ることができ、より一層楽しめます。また、素晴らしい音響効果も評判で、コンサートが開催されることもあります。運が良ければ、感動的な音楽体験を味わえるかもしれません。

5. ミルウォーキー公立博物館

ミルウォーキー・パブリック・ミュージアム(ミルウォーキー公立博物館)

出典: By The original uploader was Sulfur at English Wikipedia. - Transferred from en.wikipedia to Commons by Xnatedawgx using CommonsHelper., CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=7750748 (CC BY-SA 3.0)

1882年に設立され、年間70万人以上が訪れる「ミルウォーキー・パブリック・ミュージアム」は、ただの博物館ではありません。15万平方フィート(約1万4000平方メートル)もの広大なスペースに、400万点を超えるコレクションが所蔵されています。

ミルウォーキー公立博物館「Streets of Old Milwaukee」

出典: By Michael Barera, CC BY-SA 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=131470619 (CC BY-SA 4.0)

特に見どころは、1階の常設展示「Streets of Old Milwaukee」。ウォークスルー型のジオラマになっており、古き良きミルウォーキーの街並みを歩きながら、歴史を体感できます。また、世界中の生き物や文化をテーマにした展示では、南米、ヨーロッパ、アジアなど様々な地域の歴史を辿ることができます。

さらに、館内にはプラネタリウムや映画館も併設されており、迫力ある3Dショーや高音質の映像を楽しめます。子どもから大人まで、誰もが知的好奇心を満たせる、ミルウォーキーを代表する観光スポットです。

6. ミルウォーキー・パブリック・マーケット

ミルウォーキー・パブリック・マーケット

「ミルウォーキー・パブリック・マーケット」は、美味しいグルメが揃う人気の観光スポット。屋内マーケットなので、天候を気にせず食事や買い物を楽しめます。

なかでも人気なのは、ミルウォーキー発祥のシーフード店「セント・ポール・フィッシュ・カンパニー」です。新鮮で美味しい魚介料理が味わえる!と観光客に大好評。その他にも、スープやホットドッグ、ソーセージなど、バラエティ豊かな食事がそろっており、購入した食べ物は、マーケット内のイートイン・スペースで食べることができます。日本食が恋しくなったら、寿司バーに立ち寄ってみるのもいいでしょう。観光の合間にカフェで一息つくのにもおすすめです。

ワインやチーズも手に入るので、ホテルに戻る前の食材調達にも便利。また、不定期で料理教室などのイベントも開催されているので、ミルウォーキーの味を知る良い機会にもなります。

7. ミルウォーキー・リバーウォーク

ミルウォーキー・リバーウォーク

「ミルウォーキー・リバーウォーク」は、街の中心部を流れるミルウォーキー川沿いに整備された、人気のウォーターフロントエリアです。周囲に建ち並ぶモダンなコンドミニアムは、ミルウォーキーの発展を象徴。おしゃれな街灯が並ぶ歩道を散策すれば、ニューヨークのハイラインを思わせるような、爽やかで心地よい気分を味わえます。

ミルウォーキー・リバーウォーク

川沿いには、たくさんのバーやレストラン、そして地元で人気のブルワリーが並んでいます。昼間の開放的な雰囲気も素晴らしいですが、夜にはライトアップが施され、日中とはまた違った幻想的な景色に。ロマンチックな夜景を眺めながら、ディナーやドリンクを楽しむのもおすすめです。

◎ミルウォーキーへのアクセス

ミルウォーキー レイクフロント(アメリカ・ウィスコンシン州)

ミルウォーキーは、アメリカ中西部、ウィスコンシン州最大の都市です。五大湖の一つ、ミシガン湖に面し、大都市シカゴからは電車で約1時間半と、日帰りでも気軽に訪れることができます。

日本からミルウォーキーへの直行便はないため、シカゴの「オヘア国際空港(ORD)」を経由するのが一般的です。オヘア国際空港からミルウォーキーへは、空路または陸路で向かいます。スケジュールや予算に合わせて、最適な移動手段を選びましょう。

① 飛行機を乗り継ぐ場合

オヘア国際空港(シカゴ)

オヘア国際空港から、ミルウォーキーの「ジェネラル・ミッチェル国際空港(MKE)」へ飛行機で乗り継ぐ場合、国内線を利用するため短時間で移動できます。

ミルウォーキーの空港からは、タクシーや配車サービス(Uber/Lyft)、シャトルバス、公共バス(MCTS)などを利用してダウンタウンまでアクセスできます。

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② シカゴから陸路で移動する場合

シカゴのブルーライン

オヘア国際空港から、電車やバスでミルウォーキーへ直接向かうこともできます。

【鉄道】
オヘア国際空港からCTA(シカゴ交通局)のブルーラインでシカゴ市内のユニオン・ステーションへ移動し、そこからミルウォーキー行きの列車(Amtrak)に乗り換えるのが一般的です。

【バス】
オヘア国際空港からミルウォーキー行きのシャトルバス(Coach USAなど)が運行しています。鉄道の乗り換えが複雑に感じる場合は、バスの利用も便利です。

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