絶景を巡る旅なら四国へ行こう!四国に行ったら見たい絶景21選

絶景を巡る旅なら四国へ行こう!四国に行ったら見たい絶景21選

高知、香川、徳島、愛媛の四つからなる四国。一つ一つが広く車が主な交通手段となりますが、その分自然が多く、水質日本一の「仁淀川」や領域が日本トップクラスの「吉野川」「四万十川」もあります。他にも、よさこい祭りや阿波踊りなどの文化があったり、海鮮料理が美味しかったり、魅力がたくさんの四国は、坂本龍馬が育った高知もあり、歴史ファンにもオススメの場所です。

今回は、数多くある四国のスポットの中から、厳選して「絶景」を紹介していきたいと思います。

目次

絶景を巡る旅なら四国へ行こう!四国に行ったら見たい絶景21選

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1.足摺岬(高知県)

まず最初に紹介するのは四国最南端の位置にある「足摺岬」。

高知駅を抜け、カーブが激しい道路を上り下りしながら三時間半ほど運転するとたどり着く足摺岬は、岩肌に打ち付ける波や広大な大海原と空を一望できる素晴らしい絶景スポットです。

また、「足摺岬展望台」と「足摺岬灯台」があり、展望台から見える白亜の灯台は「日本の灯台50選」にも選出されています。その周辺には、八十八カ所巡礼の第38番礼所の金剛福寺、県の天然記念物の白山洞門などがあり観光にはもってこいのスポットです。

バスの場合は、高知駅より土佐くろしお鉄道特急(約1時間50分)にて中村駅へ行き、中村駅から高知西南交通バス(約1時間40分)にて足摺岬バスセンターまで行く方法があります。しかし、夕焼け色をした足摺岬はとても絶景なので、終バス等が不安な方はレンタカーなどを借りた方がいいかもしれません。

2.ヴィラ・サントリーニ(高知県)

ギリシャにあるサントリーニ島をモチーフにした建物が高知県にあります。「ヴィラ・サントリーニ」といわれ、高知駅から車で1時間弱とアクセスも悪くありません。

このヴィラ・サントリーニはリゾートホテルとして運営されていて、中にはプールがあったり、街並みも綺麗で、かつギリシャのグッズも売っています。ここに宿泊をしたら高知県にいることなんて忘れてしまいそうな絶景と雰囲気を味わうことができます。

白い壁と青いドームからなるヴィラ・サントリーニではウェディングもすることができます。異国に行かなくても異国情緒な雰囲気の中で、式を挙げることもできるのです。

また、宿泊しなくても景観は楽しむことができるので、ぜひ異国な雰囲気を味わって見てはいかがでしょうか?

3.四万十川(高知県)

中土佐町、四万十町、四万十市を流れる四国最長の大河「四万十川」。その長さは、196kmに及び、人の手はほぼ加えられておらず、自然そのものが残った最後の清流です。

川幅が広くとても穏やかに流れる川はまるで昔話に出てきそうな世界が広がっています。四万十川では、ラフティングをすることもできます。ラフティングをといえば、急流を下りながらそのスリルを味わうように思うかもしれませんが、四万十川のラフティングは違います。

流れがものすごくゆったりなので、自然を目に焼き尽くすことができますし、川幅いっぱいの四万十川を優雅に泳ぐこともできます。緑色した藻は水が綺麗な証拠であり、魚もたくさん泳いでいます。

高知県に来たなら必ず寄っていただきたい絶景スポットです!

4.沈下橋(高知県)

上記で述べた四万十川に架かる橋がこの「沈下橋」。四万十川に数本設置されているこの橋の特徴は、名前の通り増水した時には川に沈下します。

水面からの高さはあまりなく、川に飛び込んで遊ぶ地元民もいるくらいの高さです。車で通ることもできますが、橋の横に柵がなく足を踏み外したらすぐ川に落ちてしまうのも特徴の一つなので、脱輪しないように気をつけてくださいね。

沈下橋は「岩間沈下橋」「一斗俵沈下橋」「高瀬沈下橋」「勝間沈下橋」「佐田沈下橋」の5種類あり、オススメは「岩間沈下橋」です。ここは、「四万十・川の駅 カヌー館」が近くにあり、ラフティングを予約すると岩間沈下橋の下で遊ぶこともできます。もちろん、家族連れの方も多数います。
是非、四万十川の沈下橋で楽しい思い出を作ってください!

5.仁淀川(高知県)

出典: やまおやじ

先ほどは、日本三大清流の一つである「四万十川」を紹介しましたが、次に紹介する川は、平成24年から三年連続で水質ランク1位を獲得している日本屈指の綺麗な絶景「仁淀川」です。水質ランキング1位なだけあって、その透き通った水は川とは思えないほどです。特に8月になると、「仁淀ブルー」は顕著に現れ、川が青く見えます。

仁淀川は、四万十川よりも高知駅側にあるので、ものすごく遠いわけではありませんので行きやすいと思います。川は汚くて泳ぎたくないなぁなんて思ってる方もいるかも知れませんが、この仁淀ブルーを見てしまえば泳ぎたくなること間違いなし!

子供の頃の遊びを思い出して全力で川遊びしちゃいましょう。

6.にこ淵(高知県)

出典: Yoshinori Okada / PIXTA(ピクスタ)

先ほど紹介した仁淀川の上流に位置するのが「にこ淵」。仁淀川の綺麗な水から流れ落ちる滝二よってできた滝つぼは、そこだけ仁淀ブルー全開のプールと、滝の絶景が広がっています。

滝つぼなので底は深く足がつかないので気をつけてください。ものを落とすと潜っても取れませんので常に首にかけるなどして守ってください。

この「にこ淵」は車のナビで設定してもあまり出て来ませんが、ナビに従って走っていると「にこ淵」と手書きで書かれた看板が見えて来ますのでそれに従って進んでください。つくと駐車場はなく、ガードレールに沿って駐車になります。大概他の車が止まっているのでそれに合わせて止めれば問題なしです。

車を止めたら、にこ淵に降りるのですが、その歩道が整備されてないので、汚れてもいいスニーカーなどがいいかと思います。たどり着くまでに大変なにこ淵は、その分人も少なく自由に楽しめるスポットです。景観も非常にあっけにとられるので是非見ていただきたいスポットです。

7.柏島(高知県)

出典: すぎゃ / PIXTA(ピクスタ)

高知駅から約3時間半車を走らせるとたどり着く島が「柏島」です。よく絶景の写真を見る人なら海外の間違いでは?と目を疑う人もいるかも知れませんが、この柏島の海は沖縄にも負けないくらい、むしろ勝ってるのではないかと思うくらいの透明度です。

船を見て見ると水に浮いているのにも関わらず影が海底に移り、その風景は、まるで宙に浮いているかのような絶景です。海に入るときは必ずゴーグルを持って行きましょう。ここの絶景は、陸だけでなく水中に入った時も絶景なのです。よくプールとかに持って行くようなゴーグルで十分です。もし忘れた場合は近くの商店で買うこともできますので試して見てください。

離島ですが、四国本土から近く橋を渡って行くことができるので車をお勧めします。最近話題の宙に浮くボートは高知でも見ることができるので一目見る価値ありです!

8.桂浜(高知県)

高知の中でも有名なスポットであり、月の名所としても知られているのがこの「桂浜」。坂本龍馬ともゆかりがあり、坂本龍馬像が桂浜を見るように建設されています。ここから見る夕焼けはとても素晴らしく、上竜頭岬と下竜頭岬に挟まれた桂浜からみる夕焼けはどこか昔の時代を感じているような気分になります。

岬の方に登って見ると、湾状になった桂浜を上から見下ろすことができるので、時間があったら是非、そちらにも足を運んで見て下さい。

高知駅からも車で40分ほどとアクセスもいいので、高知駅周辺に来たらたちよってみてはいかがでしょうか?

9.龍馬脱藩の道(高知〜愛媛県)

出典: M・O / PIXTA(ピクスタ)

高知から下道で愛媛県の方に向かうと合流できる龍馬脱藩の道。通称「維新の道」と呼ばれ、歴史あふれるこの道は日本の道100選にも選ばれています。

基本、この道は大自然に覆われており対向車が来ないことを願うばかりですが、日本の偉人である坂本龍馬が脱藩の時に使用したルートだと考えると、感慨深いですね。

龍馬脱藩の道には、絶景の棚田で有名な「千枚田」や四万十川の幸があるため絶景旅でも使えます。また次に紹介する絶景「四国カルスト」もこの道を通って行くので、この龍馬脱藩の道はお勧めです。

10.四国カルスト(高知〜愛媛県)

高知から龍馬脱藩の道をひたすら進むと急に現れる広大な「四国カルスト」は日本三大カルストの一つとして旅行客のドライブコースになっています。急に現れた時の絶景は、言葉では言い表せないほどで、写真でももちろん良いですが直接見ないとわからない凄さがここにはあります。

この四国カルストは、まるでアルプスの少女ハイジの世界に入り込んだのではないかと勘違いしてしまうほどの風景で、車を走らせていると牛がいたり牧場があったりして異国情緒な雰囲気を味わうことができます。

牧場が近くにあるので、牛乳やソフトクリームを販売している店もちらほら。どれも美味しいので、食べて見てはいかがでしょうか?ちなみに私のオススメは「もみの木」というお店で、牛乳やソフトクリームはもちろん、可愛い雑貨も売っているのでついでに寄って見てください!

11.下灘駅(愛媛県)

松山駅から予讃線で45分ほど走らせると着く秘境駅が「下灘駅」。電車のすぐ隣下を車が通り、その奥は一面の大海原が広がっています。その景色を一目見ようと、カメラを持った旅行客が多く訪れます。電車好きにもたまりませんが、絶景好きには必ず行って欲しい場所です。お昼の青空も素敵ですし、一番オススメする時間は夕方の夕焼けと海のコントラストは絶句します。

そして、予讃線が停まる下灘駅は、一日4便だけ「伊予灘ものがたり」という茜色のボディと黄金色のラインが特徴の列車が到着します。こちらに予約して乗るのもいいですし、時間に合わせて見るだけでも楽しむことができます。帰りは、電車に乗って伊予灘の景色を見るのもいいですし、車で夕焼け小焼けラインを疾走するのもいいですね。

12.道後温泉(愛媛県)

次に紹介するのは、伊予灘ものがたりの終盤に差し掛かった位置にある、日本三古湯のひとつ「道後温泉」です。

そこにある「道後温泉本館」は、温浴施設で唯一の重要文化財に指定されているほどで、その景観はまさに日本の絶景と言えるでしょう。入浴する時間帯は、朝早くから夜までやっています。オススメは夕方で、古き良き風景がライトアップに包まれます。それもあり、本館の偉大さと真っ赤に燃える夕焼けのマッチングは息を飲みます。

駐車場は、近くのパーキングを使いましょう。また、道後温泉本館は、宿泊施設ではなく温浴施設なので、宿泊する場合はその周りのホテル等を予約するのが懸命です。近くには商店街や、駅もあるのでお散歩することをお勧めいたします。また、この辺りでは「鯛茶漬け」が美味しいので食べて見てはいかがでしょう。

13.瀬戸大橋(香川県)

出典: zero one / PIXTA(ピクスタ)

未だ明石海峡大橋が開通される前、唯一四国と本州をつないでいた大橋がこの「瀬戸大橋」。誰もが耳にしたことがあるのではないでしょうか?この瀬戸大橋、一つの橋ではなく、複数の橋を総称して瀬戸大橋と言うのです。

今回、瀬戸大橋を一望できる2つのビューポイント「瀬戸大橋記念公園」と「与島パーキングエリア」を紹介します。

一つ目の「瀬戸大橋記念公園」は、名の通り開通した記念に作られた公園で、ベンチや広場があったり、資料館があったりします。もちろん、瀬戸大橋の絶景を見ることもできます。絶景を見る場合は、公園内に瀬戸大橋タワーがありますので、そこからご覧下さい。人間が作ったと思うと嘘なんじゃないかと疑ってしまうほどの立派な橋は感動します。

「与島パーキングエリア」は、高速道路で瀬戸大橋の途中にあるパーキングで、瀬戸大橋のパノラマビューを見ることができる場所なのです。パーキングエリアなので、休憩がてらお土産を見たり軽食を食べることも可能なので、本州に戻る際は是非寄って見てください!

14.小豆島エンジェルロード(香川県)

出典: keichigo / PIXTA(ピクスタ)

次は、最近全国的にも有名になり賑わい始めた「小豆島」にあるエンジェルロードです。1日2回、干潮時にしか現れない砂浜の道は、非常に幻想的です。
以前まではそこまで知名度は高くありませんでしたが、大切な人と手を繋いでその道を歩くと願いが叶うという説が広がってから知名度が増し、現在では恋人の聖地に任命されるほどになりました。

観光ガイドのホームページでその日の干潮時間を見ることができます。オススメは、干潮になる瞬間ですね。写真にこだわりたい場合は、エンジェルロードが現れてまだ誰も歩いた足跡がないときに撮るととても絶景度が増しますので、是非お試しあれ。

15.寒霞渓(香川県)

出典: Kentaro Ohno

続いても、小豆島にある絶景「寒霞渓」。実はこの渓谷、日本三大渓谷美の一つに選ばれていて、自然と、その間から見える岩肌の迫力はとても壮大です。

新緑の夏を楽しむのもいいですし、秋に一面に広がった紅葉を見に行くのもいいですね。また、ロープウェイがあるので子供連れでも心配はありません。ロープウェイから見下ろす紅葉と、岩の折り合いは初めて目にする絶景といっても過言ではありません。

そして四望頂展望台へのハイキングもすることができ、山頂まで登ると海と自然と透き通った空を見ることができ、ロープウェイの時とは一味違った絶景を目にすることもできます。そして、ここの国定公園のトイレが総工費1億円で、高級というわけではなく使いやすさにかけた非常に快適なトイレがあることでも有名ですので行ったときは立ち寄って見てください。

16.祖谷渓(徳島県)

出典: Hiroaki Sakuma

日本三大秘境の一つでありながら、とくしま88景にも選出されているのがこの「祖谷渓」。ここのマスコットキャラクターでもあるしょんべん小僧から見る景色はまさに大秘境!

下を見下ろすと青い色した祖谷川が流れており水も綺麗です。なので、秋になると紅葉と緑の葉と青い川の三色の色合いがとても美しく見ると思わず「おぉ」と言うことまちがいないでしょう。

高さが200メートルありだいぶ高いので圧巻です。度胸試しをして落ちないように気をつけてくださいね。

17.かずら橋(徳島県)

徳島県の三好市西祖谷山村善徳に位置する「かずら橋」は、重要有形民族文化財に指定されていて、シラクチカズラ(サルナシ)で造られた日本3奇橋とも言われています。

先ほど紹介した祖谷渓から車で20分ほど南下するとあります。祖谷川の綺麗な水の上を木で作られた橋を渡るのは相当勇気がいりますが、5分くらいで渡ることができます。

夜になるとかずら橋のライトアップがあります。闇世の中でライトアップされるかずら橋も非常に幻想的で、時が止まったかのような感覚になります。ただ、夜の帰路は暗いので気をつけてください。

19.大鳴門橋(徳島県〜兵庫県)

さて、ここから紹介する場所は四国ではありませんが車で四国からすぐに行ける絶景を少し消化します。まず初めは徳島県と淡路島を結ぶこの立派な橋「大鳴門橋」です。こちらの大橋ですが、瀬戸内海の鳴門海峡の景観にふさわしいとして、日本の道100選にも選ばれました。

また、世界三大潮流の「渦潮」としても有名で、各国からその潮流を一目見ようと客が絶えません。この渦潮を見るためには、「渦の道」に行き橋の下の歩道から見るか、遊覧船に乗って渦潮の目の前まで行くか、大鳴門橋記念館に行って見るか等のパターンがいくつかあります。

世界有数の「渦潮」ですが、見られる時間帯が日や季節によって異なるので、行く前にチェックしましょう!いつも渦を巻いているわけではないので注意です。

神戸側には、「道の駅うずしお」、「大鳴門橋記念館」があり、徳島側には、「鳴門公園」や「千畳敷展望台」があります。

千畳敷展望台は、大鳴門橋と渦潮のマッチングを見ることができるのでオススメ展望台です。
そんな観光スポット満載の大鳴門橋に是非訪れて見てはいかがでしょうか。

20.スターバックスコーヒー淡路島SA(下り線)店(兵庫県)

次に紹介するのは、みなさんもご存知なスターバックスコーヒーです。ただのスタバではなく、絶景が楽しめるスタバは「スターバックス・コーヒー 淡路SA(下り線)店」

明石海峡大橋と瀬戸内海を一望できるこの立地でおしゃれにコーヒーを飲んで見ませんか?テラス席も充実していて観覧車もあるのでカップルや子供連れの方も楽しむことができます!

ただ、下り線にしかないので注意してくださいね。景色日本一のスターバックスに足を運んで写真やおしゃれを楽しんでくださいね。

21.明石海峡大橋(徳島県〜兵庫県)

出典: commons.wikimedia.org

最後に紹介するのは、兵庫県神戸市と淡路市を結ぶ明石海峡を結んだ世界最長の吊り橋「明石海峡大橋」です。世界最長の吊り橋なだけあってその迫力は素晴らしいです。通ってもその大きさに感動すれば、先ほど紹介したスタバがある淡路島SAから見てもその大きさにあっけを取られます。

明石海峡大橋についてのツアーもあり、お子様連れの方も楽しむことができるコンテンツがあり、橋の柱となっているところをエレベーターで上がったり、この大橋が建てられた歴史を学んだりすることもできます。大橋の上から見る景色はとても絶景で、晴れていれば小豆島やあべのハルカスも見えますので、行った際には予約してツアーに参加するのも良いかもしれません。

◎最後に

四国の素晴らしい絶景とすぐ近くの絶景を21箇所紹介しました。四国に行った際は絶景旅をして見てはいかがでしょう。絶景に行くためには、バスか車ですが、融通を効かせたいのであれば車で行くことをお勧めします。ただ、道が整備されてなかったり、くねくね曲がっていたり、坂道が多かったりするので、事故には気をつけて安全運転でいきましょう。

四国の絶景旅楽しんでくださいね!

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