ワシントン州ヤキマのおすすめ観光スポット4選　リンゴとワインが有名な町

ヤキマはアメリカ合衆国ワシントン州の都市で、レーニア山国立公園の南東に位置しています。タコマからは約26kmで、ヤキマ川河岸にある都市です。 1884年にノーザン・パシフィック鉄道がここを建設基地として選び、町が造られ発展しました。ヤキマがあるヤキマバレーは世界でも有数のリンゴ生産地の一つで、またワインの製造も盛んに行われています。

ヤキマの冬は厳しく、最も寒い12月～1月にかけては50cm以上の降雪があります。夏は30度以上の気温になることも多いのですが、朝夕と日中の寒暖差が大きくなります。そんなヤキマの観光スポットをご紹介します。

1. ヤキモー・エリア・アーボリータム

ヤキモー・エリア・アーボリータムはヤキマリバー沿いにある植物園。1967年に設立され、非営利団体によって運営されている人気の観光スポット。東京ドーム約3個分の広さを持つ植物園で、100種類以上の植物が育っています。

ここはハナミズキやモクレン、ハシバミ、ホーソーンなど多くの木々が植えられているヤキマ市民の憩いの場。春にはアヤメや水仙、ハリモミ、ナツツバキなど色鮮やかな花々が咲き、観光客も多く訪れます。秋の紅葉も美しく、またクリスマスシーズンにはツリーも飾られ、ムード満点。ぜひ観光で訪れてみてくださいね。

2. ヤキマ・スポーツマン州立公園

ヤキマ・スポーツマン・パークは、1947年に自然保護の目的で造られた公園。広大な園内にはキャンプ場があり、週末にはヤキマや周辺に住む人たちが多く訪れる人気観光スポット。ヤキマリバーの河川敷は整備されて花々が植えられているほか、ここには約140種の鳥が生息していてバードウォッチングもおすすめ。

実はここ、ヤキマの人気釣り場で、休日には子供から年配の人までたくさんの人が釣りを楽しんでいるんですよ。なお魚釣りにはライセンスが必要なので、公園の事務所にお問い合わせください。ヤキマに来たらぜひ観光に訪れてみてくださいね。

3. Bonair Winery

ヤキマには多くのワイナリーがあるのですが、その中でもBonair Wineryは観光客に人気のワイナリー。ワシントンのワイナリーはカリフォニアとは異なり、商業エリアの中にあるのでブドウ園と離れていることが多いです。ヤキマのこのワイナリーは、ブドウ園がすぐそばにあってワイナリーの雰囲気を十分に味わうことができますよ。

観光用のツアーはブドウ園と醸造所の見学と2コースあり、それぞれ1時間～1時間半くらい。もちろん、見学の後にはワインの試飲もできますよ！試飲はツアーに参加しなくてもできるので、時間のない方にはおすすめ。道中のヤキマバレーの風景も素晴らしいので、ぜひ訪れてみてくださいね。

4. マウントレーニア国立公園

マウントレーニア国立公園は、ワシントン州の南東部に位置する国立公園で、ヤキマの観光スポットの一つ。約950平方kmの面積を持ち、公園内には標高4,392mの活火山・マウントレーニアがあります。山の周囲には谷や滝、高山植物の草原などがあり、ヤキマの風光明媚な観光地として知られています。

なんとここには、20以上の氷河が残っているんですよ。登山用のトレイルがあるのですが、途中雪原や氷河もあり難易度が高く、山頂までは2～3日かかると言われています。その一方で、ハイキングやトレッキング用のトレイルは一般の人でも楽しむことができ、多くの観光客が訪れます。ヤキマに来たらぜひ、ハイキングも楽しんでください。

◎まとめ

ワシントン州ヤキマの観光スポットをご紹介しました。ヤキマは自然に囲まれた豊かな場所にあり、マウントレーニア国立公園やヤキマ・スポーツマン州立公園などでハイキングやトレッキング、バードウォッチングなどを楽しむことができます。また、ワイナリーもたくさんあるので、ぜひ試飲をしてお気に入りのワインを見つけてくださいね。冬の寒さが厳しいので、観光は春から秋がおすすめ。ぜひ観光を楽しんでくださいね。

ワシントン州ヤキマのおすすめ観光スポット4選　リンゴとワインが有名な町