リンチバーグのおすすめ観光スポット3選！歴史薫る7つの丘の都市

アメリカのバージニア州にあるリッチバーグは、ジョン・デンバーの『カントリー・ロード』にも登場するブルーリッジ山脈の麓の町。ジェームス川沿いの静かな都市で緑も多く「7つの丘の都市」と呼ばれています。1757年の入植に始まる歴史の古いリンチバーグには、アンティークな素晴らしい建築物がたくさんくあります。1800年代から、裕福な市民によって凝った家屋や教会が作られたからです。こちらでは、リンチバーグの観光の見どころを3選に凝縮してご紹介しましょう。

1. ポイント・オブ・オナー

アメリカの愛国者でアメリカの独立運動に大きな影響を与えたパトリック・ヘンリーの友人、ジョージ・キャベル・シニア博士の邸宅です。この邸宅はアメリカ独自の建築様式の1つ連邦様式で建てられたもの。連邦様式は大きな窓に白い壁と天井を備え、装飾的でありながら派手さは抑えられた外観を特徴としています。リンチバーグのポイント・オブ・オナーも、赤みの強い茶色い壁に、いくつもある大きな窓の窓枠やベランダの手すりは白という配色で、高級感と壮大さを感じさせます。

このリンチバーグの歴史的建造物は、観光客の見学も可能です。当時使用されていたキッチンのかまどや調理机、調理器具などがそのままに展示されています。リンチバーグには実力者たちの建てた邸宅がいくつも残っていますが、そのなかでもこのジョージ・キャベル・シニア邸は人気の観光スポットとしておすすめです。

2. リンチバーグ博物館

リンチバーグの中心にあるこぢんまりとした博物館です。この館内は7つのギャラリーに分かれていて、リンチバーグの歴史について詳しく知ることができます。実際に使われていた昔の白バイや、1920年代の貨物用ワゴンなど、時代を感じさせる資料が所狭しと並んでいますよ。地元の工芸品や芸術作品も数多く展示されていて、なかでもカラフルで大きなキルトの作品が観光客の目を楽しませています。

小さな博物館ですが、リンチバーグのことを知り、旅をより価値あるものにするにはピッタリの観光スポットです。隠れ家のような可愛らしい雰囲気の建物は、1815年に連邦様式で建てられたもので、入口へ続く堂々とした長い階段が印象的です。3階からの眺めも良く、リンチバーグの市内がよく見渡せるのはもちろん、ジェームス川の静かな流れを眺めることもできますよ。

3. アミューズメント・スクエア

楽しいイベントが盛りだくさんの、子供のためのミュージアムです。リンチバーグの地元の家族連れにも、そして観光客にも人気のスポット。こちらでは曜日や時間によってさまざなプログラムが開催され、赤ちゃんから参加することができる催しもありますよ。たとえばBaby Meet＆Greetは、3歳以下の赤ちゃんとその親が集まり、楽しみながら友達作りや情報交換するイベントです。

POP UP Make shopは、工作や制作活動を通して子供の技術的なスキルを開発することを目的とした、全年齢の子供を対象にしたイベントです。もの作りだけではなく、歴史や文化、生命科学などの学習ができるプログラムもあり、わかりやすいと人気。どのプログラムも、創造性や想像力、興味の幅を広げて知能を伸ばせる内容ばかりです。子供も大人も参加できるプラネタリウムのプログラムも、月に1度開催されています。

◎まとめ

バージニア州リンチバーグのみどころを3つご紹介しました。周囲にあまり有名な都市がないので、日本からの旅行先としてはあまりメジャーな都市ではないかもしれません。ですが、近年では市内に残るたくさんの素晴らしい伝統建築を資産として、リンチバーグでは観光業もさかんになっています。アメリカの歴史的建造物を観光するなら、ぜひリンチバーグに焦点を当ててみてください。

リンチバーグのおすすめ観光スポット3選！歴史薫る7つの丘の都市